第156回 参議院 法務委員会 第16号
○福島瑞穂君 社民党の福島瑞穂です。 まず、冒頭に一つだけちょっと質問をいたします。人権擁護法案におけるメディア規制と関係があるかもしれないので、出てくるかもしれませんので質問させていただきます。 五月二十九日付けで法務省入国管理局長が読売新聞東京本社編集局長あて抗議申入れ書を出しました。北元工作員、難民認定へと題する記事が、事実に反し、かつ読者に誤った印象を与える憶測記事が掲載されており、極めて遺憾である、よって、速やかに同記事の訂正…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○福島瑞穂君 社民党の福島瑞穂です。 まず、冒頭に一つだけちょっと質問をいたします。人権擁護法案におけるメディア規制と関係があるかもしれないので、出てくるかもしれませんので質問させていただきます。 五月二十九日付けで法務省入国管理局長が読売新聞東京本社編集局長あて抗議申入れ書を出しました。北元工作員、難民認定へと題する記事が、事実に反し、かつ読者に誤った印象を与える憶測記事が掲載されており、極めて遺憾である、よって、速やかに同記事の訂正…
○福島瑞穂君 ありがとうございます。 聖域を設けないと、刑務所の改革という中に人権救済機関の在り方も入り得るという御答弁でした。 この法務委員会で、参考人として菊田幸一さんに来ていただきました。やはり人権救済機関の在り方、法務省の外局ではなくきちっとした人権救済機関を作ってほしいというのを彼は言いましたし、また行刑改革会議の中でそのことをきちっと取り上げたい、あるいは取り上げるべきだということも言っていました。 もう一つ、菊田参考人は、…
○福島瑞穂君 日本弁護士連合会も先日総会をやりまして、やはり同じようなことの趣旨の提言をやっております。私からも本当にお願いで、行刑改革会議は百年来の刑務所の改革になると。それと、今後を見据えたときにあるべき人権救済機関をどう作るかということが、刑務所問題と本当に実は、同義語ではありませんが、直結をするというふうに考えます。ですから、行刑改革会議が大臣の本当に決意の下に開かれて期待を大変しているところですので、行刑改革会議が提言をするま…
○菊田参考人 ただいま御紹介いただきました菊田でございます。 たまたま、きのう、参議院の法務委員会でも参考人として意見を述べさせていただく機会がございました。多少重複することもございますので、御勘弁願いたいと思います。 最初に、私は、たまたまと申しますか、行刑改革会議というところの委員に任命されましたので、その関係でこの参考人としてお招きもいただいたんじゃないかというふうに思っております。したがいまして、まず、改革会議のあり方といいます…
○石原(健)委員 ちょっと陳情めいて恐縮なんですけれども、日本は法治国家と言われながら、法務省の予算は全予算の一%にも満たないという状況にあります。それで、司法制度改革等に伴って、法務省の予算は恐らく伸びざるを得ないと思うのですけれども、総理の御理解もよろしくお願いしたいと思います。 次に、現在提案されている人権擁護法案に盛られている委員会は法務省に付随する形となっております。人権の侵害は公務員等行政側によるものが間々ありますので、より…
○参考人(菊田幸一君) 菊田でございます。 極めて簡単なレジュメを配付さしていただきました。それと、私はたまたま、本当にたまたま行刑改革会議の委員の一人に選ばれました、その関係で今日、参考人としてお呼びいただいた面も大きいと思いますので、あるいは御趣旨とは若干外れる危険性があることを承知しながら、こういうことを申し述べさしていただきたいというふうに思っております。 と申しますのは、皆さんの御努力で、名古屋刑務所を始めとする不祥事、今回の…
○平野貞夫君 今、菊田先生のお話を聞いていると、やっぱりある時期から日本人全体の心が病に陥ったといいますか、これは我々も含めてですよ、法務省だけ悪く言うわけにもいきませんが。特に高度経済成長で人間の価値観をお金に、経済的価値に唯一に持ち過ぎたと。昔で言ういい意味の儒教なんかの精神が全く廃れてきたと。私もそういうところに、この問題はある意味でここ二、三十年の最近の問題じゃないかという気がしております。大変、今参考になる話を聞きましてありが…
○参考人(菊田幸一君) いや、私はこの人権擁護法案の進行がどういうことになっているかということを具体的には、人の話で聞いただけで知りませんけれども、つい六月とか七月の近いうちに何らかの具体的に出てくるんじゃないかと、こういうふうに聞いておりますので、この行刑改革委員会というのは、とにかく年末とはいえ、何らかの中立機関で第三者委員会をということを柱の一つで出ていますけれども、結局、先ほど申し上げたように、そういうことを提案しても、人権擁護…
○福島瑞穂君 社民党の福島瑞穂です。 私は、今日、三点申し上げたいと思います。 この共生社会に関する調査会で障害者の問題を取り組むことで、私自身も非常にたくさんの視点を獲得することができて非常に感謝をしています。 私は、障害者の人は例えば十普通やれるところを五しかできないので、その五の部分をどうやって補助していくかというふうに実は思っていたのですが、参考人の方たちやいろんな意見を聞く中で、いや、そうではないのだと。先ほどユニバーサルデザ…
○平岡委員 そのようなことを避ける意味でも、やはり個人の情報についての取り扱いをする組織というのは、きちっとした組織が単独でやるということが必要であるということを指摘しておきたいというふうに思います。 それともう一つ、昨年の十二月の官房長官の答弁の中には、新たな第三者機関を設けると、地方を含む大規模な行政組織が必要になり、行革の流れに反するというふうに答弁しておられます。先ほど片山総務大臣もこれと似たような趣旨のことを言っておられました…
○福田国務大臣 これも今細田大臣が申されたとおりでございますけれども、人権擁護委員会というふうにおっしゃったので、そのことで申し上げれば、人権擁護法案の人権委員会は主として個別事案に係る救済を目的としているのに対しまして、本法案は個人の権利利益の侵害の未然防止を図ることを目的といたしておりまして、主務大臣としての権限、これはその実効性を確保するための担保措置であって、この両者の性質というのは、これは異なるものでございます。
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾と申します。 プライバシー権、環境権、国民の知る権利など、我が国憲法上、明文の規定のないいわゆる新しい人権を憲法に明記すべきかどうかとの議論がございます。本日は、機会を与えていただきましたので、いわゆる新しい人権に係る問題について意見表明をさせていただきます。 特に、私は、我が国憲法上に新しい人権規定を設けるべきか否かを議論する場合、まず憲法上の人権規定を保障するシステムとして、我が国の立法、司法、行政…
○福島啓史郎君 私は、憲法で定めております基本的人権の保障につきましては、憲法レベルで明記すると同時に、法律レベルで制定する必要があると思うわけでございます。 憲法レベルでは、現在の日本国憲法上、第三章の「国民の権利及び義務」、この第十条から四十条にかけて定めております。新しい憲法上の権利として、これまでプライバシー権、あるいは児童保護、家族の尊重、障害者の人権等、憲法上の位置付けにつきまして検討されているわけでございますが、こうした検…
○参考人(瀧澤仁唱君) こんにちは。桃山学院大学法学部の瀧澤でございます。 本日は、障害者の自立と社会参加につきまして意見を陳述いたします。 お手元に十二ページにわたります資料が渡っていると思いますので、それを御参考にお願いいたします。 私は、人権擁護法案の障害者差別禁止に関する内容を全面否定するものではありませんが、法の実効性に疑問を持っておりまして、いわゆる障害者差別禁止法案、その積極面を評価しつつも、更に充足すべき点があることを述…
○参考人(野村茂樹君) ただいま紹介にあずかりました野村茂樹です。 私は、三十年前に目を患いまして、右がゼロで左が〇・〇三です。テレビ式の拡大読書器という機械を用いまして文字を二十倍に拡大して読み書きをしております。 それまで日本では、裁判官とか検察官とか弁護士になられた方が途中で目が悪くなられた方はおられたわけですが、視覚に障害がある者として司法試験に合格した者は、私ともう一人の弱視者が初めてであります。 その後、全盲の点字受験者も合…
○参考人(金政玉君) 本日は、大変貴重な場を提供していただき、感謝しております。 私の所属しています障害者インターナショナルは、古い話にもうなってしまいますが、一九八一年、国連が提唱した国際障害者年の年に、障害を持つ当事者の国際的なリーダーの方たちが中心となって、国際的な障害者のNGOとしての連帯組織として結成をされております。 今現在、百三十五の国において障害者団体が加盟をしておりまして、昨年十月に障害者インターナショナルの世界会議が…
○参考人(金政玉君) はい、分かりました。 人権擁護法案で手当てをしているというふうに政府答弁では述べられておるのですが、私たちも、先ほども両参考人から人権擁護法案の問題点が言われております。一つだけ言わせていただきますと、やはり差別の定義のところで非常に問題が残っておりまして、これでは障害者への差別なり人権侵害に人権擁護法案では対応できないのではないかという懸念、強い懸念を持っております。 特に、特別救済のところで言われている差別、虐…
○山本孝史君 立派にやっておられる方がおられるのは私も存じ上げておりますが、生活保護の受給率、あるいはそのお年等を考えますと大変に厳しい状況だと思います。 今おっしゃいました御家族を含めてどう考えるのか、あるいは御本人のことをどう考えるのか、それはいろいろと制度の仕組み方があろうというふうに思いますけれども、同じように国としてお金を使うのであれば、やはり私は心のこもったお金の使い方というものを考えていくべきじゃないだろうかというふうにも…
○井上哲士君 五月事件、九月事件というのがこの名古屋の刑務所の中で連続して起こっているというのは、単にその事件の個別的対処をどうすればいいのかという問題ではなかったということが今明らかになっているわけですね。刑務所内における様々な人権が一体どうなっているかという法務行政全体を揺るがすような問題になっているわけであります。 やっぱり、人権擁護局として、現地に入って名古屋法務局と共同して調査をされたそうでありますが、こういう二つの事件の根本…
○黒岩宇洋君 今聞いていて、もうおっしゃっている意味、御自分で分かりますか、本当に。プランに入れないのは法定で義務付けているから、入れちゃうと義務が何かしていないようにと言って、私、今言ったでしょう、法定なんという言葉を使うのが恥ずかしいぐらい骨抜きにされている法律なんですよ、現実には。そうじゃありませんか。 しかも、公表基準については局長通達で、また出てきたんですよ局長通達で、もう実雇用率の平均を達成しているとか、また幾つか出てきて、…