第59回 衆議院 決算委員会 第5号
○田中(武)委員 それでは、ちょっと長くなりますが、新聞を読みましょう。「エレクトロニクスの世界に革命をもたらすだろうといわれる新しい半導体製造技術が、早大理工学部の伊藤糾次教授、理化学研究所主任研究員の難波進大阪大教授によって研究され、ほとんど工業化を待つばかりとなっている。この技術が開発されると、これまでアメリカに押えられっ放しの半導体技術に、新しい突破口ができるとみて、政府機関の特殊法人・新技術開発事業団(鈴江康平理事長)が六億円…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○田中(武)委員 それでは、ちょっと長くなりますが、新聞を読みましょう。「エレクトロニクスの世界に革命をもたらすだろうといわれる新しい半導体製造技術が、早大理工学部の伊藤糾次教授、理化学研究所主任研究員の難波進大阪大教授によって研究され、ほとんど工業化を待つばかりとなっている。この技術が開発されると、これまでアメリカに押えられっ放しの半導体技術に、新しい突破口ができるとみて、政府機関の特殊法人・新技術開発事業団(鈴江康平理事長)が六億円…
○朝永参考人 この問題につきまして、学術会議としてどういうことをあれしたか、御承知でございますが、研究費の問題と、もう一つは、研究費ではなくて、国際会議を開くときのいろいろな費用を軍のほうに援助を求めたという二つの問題がございますので、これは分けて申し上げたほうがよろしいかと思います。 この問題が起こりました発端は国際会議のほうでございまして、一九六六年の九月に半導体国際会議というのが日本で開かれまして、この費用が十分でございませんので…
○朝永参考人 ただいまの外国の軍から金をもらったという点につきまして、まず学術会議として一番直接な関係がございますのは、学術分譲は国際会議を主催するという仕事をやっておるわけでございます。主催のほかに、主催者がほかにあるのを後援するという形をとることもございます。この学術会議が後援して行なわれた国際会議、これは半導体の会議というものでございます。ここにアメリカの軍からの金が出たということ、これはいろいろ調査いたしました結果、幸いにして学…
○今村(曻)政府委員 まず一三九に該当する品目の名前を申し上げますと、RF信号発生器、ミリ波ドライカロリメーター、マイクロ波デジタル周波数計、レーザー用出力計、マイクロ波発生器、ミリ波信号発生器、サーモフィルム電力計、雑音指数測定器、電界強度測定器、これらの品目は、いずれも二二九に該当する品目でございます。 次に、一七二に該当する品目は二つでございまして、水晶式膜厚監視装置、それからTC、1A型半導体試験器、この二品目が一七二に該当いた…
○剱木国務大臣 そのもらいました金の中で、たとえば問題になりました半導体の国際会議に対しまする分の援助がございます。それから、このリストの中に載ってあるのでも、国際会議に出ます場合に、国際会議のほうから招聘を受けましたが、それは正規の旅費がないというので、その旅費の援助を受けたというのがございます。研究を委嘱するということでなしに、その金の中から旅費だけを支給を受けた、援助を受けたというような場合がございますが、これらの問題までも全部ス…
○説明員(米沢滋君) ただいま新らしい技術のお話がございましたが、まず技術的な問題といたしまして、電子交換機の導入ということを考えております。これは世界的な傾向でありまして、アメリカあたりでも現に商用試験をやっておりますが、われわれ電電公社といたしましては、通信研究所を中心にいたしまして、電子交換方式をどのようにして導入するかということを中心にいろいろ研究しております。 それから、その次は情報革新とのいいますか、今後産業経済の効率化をは…
○剱木国務大臣 これは御承知のように、半導体の国際会議に際しまして、その開催費の一部にアメリカの陸軍極東研究開発局ですか、から援助資金が出ておったことは事実でございますが、学会の開催につきまして文部省のほうでタッチをいたしますのは、その経費について、寄付金の免税措置について文部省がお世話をいたしておりますけれども、その他は全部主催者側が自主的にこれを運んでまいっておるのでございます。やはりその援助を受けましたときに、アメリカから参ります…
○国務大臣(剱木亨弘君) お答えいたします。一昨日の御質問にあたりまして、五月五日の朝日新聞の記事についての御質疑がございました。その点につきまして二点あると思うのでございますが、一つは、半導体の国際会議に対しまする米国陸軍極東研究開発局、これから金が出ておるという問題についてのお尋ねと、もう一つは、小柳委員からの御質疑の中で資料の要求がありました、各大学への寄付金の状況についてであると思うのであります。 国際会議のあり方につきましては…
○岡田宗司君 私は、まず沖縄の問題からいろいろ政府の態度をお伺いしたいと思ったのでございますが、昨日の朝の朝日新聞に、アメリカの陸軍が日本物理学会主催の半導体の国際会議に資金を出して援助をしておる、こういうことが明らかにされた。これは昨年の国際会議のことでございます。ところが、朝日の調査によりますならば、単にこの国際会議一つに資金を出しただけではなくて、東大の医学部をはじめ、京大付属の花山天文台、その他非常に多くの研究機関にもそういう金…
○浜田参考人 電子に関する技術、すなわちエレクトロニクスの振興は、もろもろの科学技術の振興の中でも最も中核的な、重要なものだと私は思うのであります。いま小委員長が御指摘になりましたように、日本のエレクトロニクスの技術レベルあるいはその開発の度合いは、必ずしも楽観を許さないのであります。これにつきましてはいろいろな方策が考えられますけれども、エレクトロニクスの分野の中で最も重大だと思われますのは、私の考えでは、電子計算機並びに電子計算機に…
○政府委員(梅澤邦臣君) 無機材質の問題としましては、先生のおっしゃるとおり、たくさんの物質がございます。その中で一番日本の工業に広くまず役立つものは何かということを考えまして、そこからいきますと、やはり炭化珪素が非常に高純度になりますと、非常に高い温度に耐える、高熱工業に役立つということが一つでございます。そうしますと、MHD発電等の材料に非常にいいのではないか。それから一方、これは電気的特性を持っておりまして、電子技術の高温半導体、…
○上原国務大臣 無機材質と申しますのは、無機物、いろいろありますけれども、実は炭素を含んだ無機材質がおもなんです。つまり炭化珪素、これがあらゆる面で研究がおくれまして、非常に高い熱に耐えて、非常に丈夫で金属以上の耐酸、耐熱、耐久力があるというふうなことが、これからの科学技術には、宇宙開発はもちろんのこと、半導体、ああいうものにも必要らしいのでして、各方面から長い間この研究所をつくれという御要望があったのですけれども、御承知のように、新役…
○梅澤政府委員 お答え申し上げます。いままで金属材料とか、ああいうもので大体六百度から八百度くらいのものに耐えるものが出ております。しかし、最近二千度から二千度以上に耐えるものといいますと、どうしても無機材質に入ってまいります。無機材質の問題は、いままでほったらかされておりました。というのは、機械の関係、電気の関係、化学の関係という各専門分野が集まりませんと、研究が進みません。一つの専門分野で進んでも、これは超高圧装置を使いますとか、い…
○梅澤政府委員 実は、いますぐ用途を何に使うかということは、ちょっと申し上げにくいと思います。ただ炭化珪素でいった場合には、非常に硬度の強い、膨張係数の少ないものになります。したがいまして、そういう高熱工業の関係ではまず使われるのではないか。それから酸化ベリリウム、これも対象になっておりますが、これは原子炉の材料、こういうところに使われるという傾向が見られております。しかし、用途の問題につきましては、まだまだ用途別の研究をしなければいけ…
○梅澤政府委員 炭化珪素をとりました場合、われわれはいま二千度以上と申し上げましたが、実際にMHD発電というような問題があって、あれの超高温の問題、そういうところには当然三千度以上のところを出さなければならない。そういう高熱のところには非常に役立つのではないか。それができないと、MHDの材料にもどうしても利用できない。それからもう一つは、これの特殊な半導体という考え方、半導体というものはいまトランジスターがゲルマニウムからシリコンに変わ…
○政府委員(國井眞君) 段階と申しましても、いろいろ実用面への応用その他を考慮に入れて考えなければなりませんが、実はメーザーにつきまして、光メーザー、こう言われておるものでございますが、昨年の秋に簡単な実験をいたしております。これは三宿と目黒の剛でございますが、四回線ほどの通信連絡の実験をいたしました。新聞等にも発表になったと思うのでございますが、そういった程度の段階でございます。 なお、今後どういうふうな研究をするかということでござい…
○政府委員(森崎久壽君) 御質問の点につきまして、ちょうど資料を用意してまいりましたので、配付いたしました資料につきまして御説明申し上げます。 最初に、軽機械の輸出の振興に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、法律の制定の経緯、現況というようなことについて説明を申し上げます。 軽機械輸出振興法の対象となっておりますミシン、双眼鏡の輸出は、昭和三十年ごろから急速な伸びを示しておりまして、わが国の外貨獲得の重要な一翼をになうに至った…
○参考人(溝上銈君) 本日、野村会長が病気発熱のため出席できませんので、私から御説明申し上げることをお許し願いたいと存じます。 ただいま議題となっております日本放送協会の昭和三十四年度収支予算、事業計画及び資金計画につきましてその大綱を御説明いたしたいと存じますが、それに先だちまして、本委員会におきまして、協会の現状と当面している諸問題につきまして申し述べる機会をお与え下さいました御配慮に対し、協会を代表いたしまして厚く御礼申し上げます…
○渡邊参考人 私、現在電子工学というものの講義を担当いたしており、かつ自分みずから電子工学の研究に携わっておるものであります。わが国の電子工業を画期的に発展させることの必要なことをかねがね痛感しておりますけれども、わが衆議院におきましても、皆様方が非常なる御関心をお持ちであるということを承わりまして、電子工学に携わっておる一員として、まことに慶賀にたえないと存じておるのであります。ただいま小林参考人から、工場の立場としてのいろいろの御意…
○濱田政府委員 今、渡邊参考人から、日本のエレクトロニクスの画期的振興についての方策いかんにつきましてのお話がございました。私も全く同感でございます。その中で、エレクトロニクスの分野における技術者の養成が非常に大事であるということの力説がございました。全くその通りでありましてエレクトロニクスを振興させるために最も大事なものは、まず人間であります。そういう意味におきまして、大半に電子工学科を置き、あるいはこれに関連する他の分野の施設を増す…