第102回 参議院 商工委員会 第16号
○国務大臣(村田敬次郎君) ヨーロッパ産業、アメリカ産業、日本産業、サミットでも感じたことですし、それから四極大臣会合でも感じるんです が、EC全体を合わせれば非常に大きな面積、それから人口、それから生産規模を持っているんですね。ところが、四極会合ということで、アメリカと対応し、ヨーロッパと対応してみると、活力という点では、EC全体の活力がやはりアメリカに比べればずっと低いという感じがいたします。したがって、今木本委員の御指摘になりまし…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○国務大臣(村田敬次郎君) ヨーロッパ産業、アメリカ産業、日本産業、サミットでも感じたことですし、それから四極大臣会合でも感じるんです が、EC全体を合わせれば非常に大きな面積、それから人口、それから生産規模を持っているんですね。ところが、四極会合ということで、アメリカと対応し、ヨーロッパと対応してみると、活力という点では、EC全体の活力がやはりアメリカに比べればずっと低いという感じがいたします。したがって、今木本委員の御指摘になりまし…
○政府委員(木下博生君) 今先生御質問にありましたように、日本の半導体はどちらかと言えばMOS型で、しかも記憶素子の分野に強いということでございますが、もう一つの型であるバイポーラというのは比較的計算スピードが速いということで、その速いスピードを使っていろいろの計算をやるのはそのバイポーラ型でやった方がいいというようなこともあって、従来そういう考え方というものが行われてきておったわけですが、最近はMOS型においても計算スピードを速く上げ…
○木本平八郎君 私も知識不足で、ちょっと非常に質問でフォローできないんで申しわけないんですけれども、私の言わんとするところは、この半導体の業界も、私は先ほども言いましたように、できるだけ早い時期に自主規制のようなものをもう考えておかなきゃいけないんじゃないかという気がするわけですね。例えば、今値段をお聞きしたんですけれども、三十二キロビット以下はもう日本じゃつくらない、必ずそれは輸入するんだと。これはまあ需要がそういうもので間に合うとか…
○政府委員(木下博生君) 集積度が低くなれば、その集積度が低くなる以上にコストが安いということであれば、そういうことが起こるのかもしれませんが、半導体の場合には、むしろ過去十数年来集積度を上げる形で競争をし、しかも集積度を上げることによってコストを大幅に下げてきたという歴史の連続でございます。 したがいまして、十年前には一キロビットぐらいのものが千円もしていたものが、今や二百五十六キロビットでやはり千円以下というようなことになってきてい…
○木本平八郎君 確かにこの半導体というのは、何ですか、エクスペリエンスカーブの典型的な例としてしょっちゅう挙げられるわけですね。累積生産量が倍になるとコストが二〇%ほど低下するとか、そういう例に挙げられる商品ですから、確かに今局長のおっしゃったように、集積度の高いものができればどんどん古いのは駆逐されていくということは確かにそうだと思うんですけれどもね。 そこで問題は、今アメリカとの問題、まあ少々ヨーロッパの問題もありますけれども、今後…
○政府委員(木下博生君) 最近の特にアジア地域における韓国、台湾を初めとする発展途上国の工業化の勢いというのは非常に強いものがございまして、いろいろな分野において日本の産業が追い上げを食っているということはあるわけでございます。したがいまして、この半導体の分野についても将来はそういうことは出てくるだろうと思いますが、まあ私ども考えますのは、むしろそういうものがあって輸入品があれば、安くていいものがあれば、それはどんどん買っていったらいい…
○政府委員(木下博生君) 確かにそういう国から日本品を模倣したものあるいはそれに類するものの輸入というのがいろいろな分野であるわけでございます。そういうこともありまして、この法律はまさにそういう点をも防止するということを一つの目的としておるわけでございまして、半導体集積回路の利用、回路配置の利用権というのは、製造、販売、輸入ということで言っておりますので、輸入について、日本で日本の企業が開発した、日本で権利を持っている半導体集積回路につ…
○政府委員(木下博生君) ジュネーブに世界知的所有権機関というのがございまして、WIPOというんですが、そこで従来から半導体のチップの保護の問題についても検討がなされておりまして、この秋からも具体的にどのような保護をやっていったらいいかという検討を進めることになると思います。ただ、当然のことでございますけれども、こういう種類の国際機関で一つの国際条約をまとめ上げるためには、相当の年月を要するんではないかと考えられます。
○木本平八郎君 最後に、この業界十社、私全然メーカーの意向も聞いていないんですけれども、彼らが、これに対しては非常に待ちわびていると思うんです。今後こういうものができたときに、日本のメーカーとしてどういうふうに一致協力してお互いの利益を守りながら、日本全体として、あるいは世界全体の半導体産業をどういうふうに取り組んでいこうと考えているのか。 それで、まあ大臣としてはその辺、どういうふうに行政指導というんですか、指導なさる御方針なのか。そ…
○国務大臣(村田敬次郎君) ずっといろいろ御質疑いただきましたように、まさにこの半導体チップの分野は新しい産業分野である。そしてまた非常に伸びる産業分野である。いろいろな意味で考えていかなければならない点がたくさんあるわけでございます。まあ委員は、第二の自動車産業になりはしないかというような危惧も示されましたが、これからの半導体分野の発展というものにとってこういう規制の仕方というものは非常に私はプラスだと思うんです。それによって権利保護…
○市川正一君 私は、日本共産党を代表し、半導体集積回路の回路配置に関する法律案に対し、反対の討論を行います。 もとより我が党は、かねてから、知的所有権保護の重要性を強調するとともに、知的活動の成果が、人類の財産として活用され、技術や産業の振興、ひいては国民生活向上に資するものとなることを主張してきたところであります。 しかし、本法案で提示された半導体回路配置の保護には、以下のような重大な問題点を指摘しなければなりません。 第一に、国民的…
○委員長(降矢敬義君) 御異議ないと認めます。 それでは、これより採決に入ります。 半導体集積回路の回路配置に関する法律案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました半導体集積回路の回路配置に関する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 半導体集積回路の回路配置に関する法律案に対する附帯決議(案) 半導体集積回路が果たしている役割の重要性にかんがみ、政府は本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、回路配…
○大山参考人 お答えいたします。 私も先生と同じような考え方を持っておりまして、今先生の御重言の中からちょっと思いついたわけでございますが、確かに経済財、つまりソフト権法ですね、通産省が出されたあれは、経済法、経済権といいますか経済財という形で強調されて、文化財という文化庁と通産省の大きな衝突の焦点だったわけでございます。私も、先ほどの文化法案というか、そこまでいかなくても現行の法律で考えてみますと、確かにそういうものの立法は必要だと思…
○木島委員 私が午前中から言っておりますのも、文化というものの幅、範囲をどう考えるかということが一つの大きなポイントだと思うのです。例えば、今衆議院を通って参議院に回っている半導体集積回路の回路配置に関する法律、あれはチップ法案と言っているのです。あれはアメリカでは著作権法の中に含まれた一つの章になっているでしょう。これは日本ではなぜ著作権の中に入れないで商工委員会でもってなされておるのか。もしこれを著作権の別の軍とするならば、当然ここ…
○加戸政府委員 アメリカにおきまして半導体チップの保護が図られたわけでございますが、先生おっしゃるとおり、アメリカの著作権法の中に一軍起こしまして、半導体チップに関する著作権を規定いたしております。ところが、アメリカにおきます。そういった審議の状況あるいは提案理由等を拝見いたしますと、著作権法の枠の中といいますか、著作権法という中におさめてございますけれども、本来的な伝統的な意味の著作権ではなくて、工業所有権的な著作権というような説明が…
○江田委員 半導体チップスの法的保護の法律が今衆議院は通って参議院の方へ回っておりますが、これと、コンピューターソフトを著作権法で保護するということとの間にそごが生ずるようなことはありませんか。
○加戸政府委員 ただいま商工委員会の方で御審議になっております半導体集積回路の回路配置に関する法律案でございますが、そこでは、いわゆる半導体チップの回路といいますか、回路配置というその仕組みを保護するわけでございます。したがって、その保護の対象となりますものが例えばROMでございますれば、ROMの中に入っておりますコンピュータープログラムは当然にプログラムの著作物でございますので、回路配置権とは全く別個独立の著作権法によって保護されるも…
○梶原敬義君 繰り返してまた質問をいたしますが、今、局長が公平にやるということでありまして、その公平なやり方というのは、結局基盤技術に関する試験研究に必要な資金の出資及び貸付融資に対してどういうような基準、どういうような形でやるのか、これが結局問題になってくるだろうと思います。そこの辺はこれから小さく決めていかれることだろうと思うんですが、この点については繰り返して申し上げますが、やっぱりハンディのある中小企業の皆さんが利用しやすいよう…