第147回 参議院 経済・産業委員会 第10号
○水野誠一君 参議院クラブの水野でございます。 今回の産業技術力強化法案では、その制定目的として、米国などに比べた産業技術力の低下懸念、それ以外に次のようなことが説明されているわけです。「国際競争力の激化と産業構造の変化の中で、これまで我が国が得意としてきたコスト低下、品質改善を進める技術革新(プロセス・イノベーション)だけではもはや対応できず、新事業・新市場を創出するための技術革新(プロダクト・イノベーション)を可能とするような技術開…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○水野誠一君 参議院クラブの水野でございます。 今回の産業技術力強化法案では、その制定目的として、米国などに比べた産業技術力の低下懸念、それ以外に次のようなことが説明されているわけです。「国際競争力の激化と産業構造の変化の中で、これまで我が国が得意としてきたコスト低下、品質改善を進める技術革新(プロセス・イノベーション)だけではもはや対応できず、新事業・新市場を創出するための技術革新(プロダクト・イノベーション)を可能とするような技術開…
○水野誠一君 次に、今回最も話題となっております国立大学などの教官の兼業規制緩和について幾つか確認をしたいと思います。 これはもう既に皆さん御指摘のように、昨年十一月の閣議了解で国立大学教官等が民間企業の役員を兼務することについて道を開く旨が盛り込まれてようやく法案の姿になったと解釈をしているわけですが、そのときのきっかけが一橋大学の中谷巌先生の問題だった。しかし、考えてみると、あの中谷問題が出てこないとこういった法案の改正ということに…
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、産業技術力強化法案に対する反対討論を行います。 反対理由の第一は、本法案が、大学等の教育研究を営利を目的とした特定企業に奉仕させ、事業化が可能な産業技術に係る部分に集中的に特典を与えるため、大学の自治と学術研究の自由で健全な発展をゆがめることになるからです。 今、国立大学等の人員削減、研究施設や設備の貧困が大学本来の教育研究機関としての存立そのものを危うくすると社会問題となっています。とりわけ…
○委員長(成瀬守重君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。 これより採決に入ります。 産業技術力強化法案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(成瀬守重君) 産業技術力強化法案を議題といたします。 政府から趣旨説明を聴取いたします。深谷通商産業大臣。
○国務大臣(深谷隆司君) 産業技術力強化法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 経済活動が世界規模で展開され、国際競争がますます激化する中で、我が国産業の国際競争力の低下が懸念されております。特に、我が国の技術水準は革新的な分野を中心として米国に著しくおくれているとの評価が浸透しているなど、我が国の研究開発を行う能力やその成果の企業化を行う能力、すなわち産業技術力についてその低下が懸念されるところであります。このた…
○議長(斎藤十朗君) これより会議を開きます。 この際、日程に追加して、 中小企業指導法の一部を改正する法律案及び産業技術力強化法案について、提出者の趣旨説明を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国務大臣(深谷隆司君) 中小企業指導法の一部を改正する法律案及び産業技術力強化法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、中小企業指導法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 今日、景気は緩やかな改善を続けているとはいえ、なお厳しい状況を脱していない中にあって、経済の活力の源泉である中小企業の活性化を図ることは、我が国経済の新生を実現するため、非常に重要な政策課題となっております。多様な中小企業に…
○木俣佳丈君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました産業技術力強化法案並びに中小企業指導法の一部を改正する法律案について関係大臣に質問をいたします。 昨年の産業競争力強化、そしてまた本日の産業技術力強化と、強化という言葉が並びますが、キョウカはキョウカでも花を供える供花と聞こえるのは私だけでしょうか。 世界における日本の競争力の低下は著しく、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われても、今を生きる子供たちは何のことだかわ…
○国務大臣(深谷隆司君) 木俣議員の御質問にお答えいたします。 まず、大学における学問の実用性が重要であるとの御指摘でございます。 近年、技術革新が短期間の間に新しい産業を生み出すような状況の中で、技術革新の起点及び研究・技術人材の育成の場としての大学というのは、産業界を初めとする多くの期待が寄せられている場所であることは言うまでもないことであります。 こうした中で、大学や大学の教官が社会の要請を十分に受けとめながら産業界と密接な連携を…
○委員長(西田吉宏君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。 まず、本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に関する件を議題といたします。 本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、衆議院から送付されました中小企業指導法の一部を改正する法律案及び産業技術力強化法案につき、本日の本会議においてその趣旨説明を聴取するとともに、民主党・新緑風会一人十五分の質疑を行うことに意見が一致をいたしました。 理事会申し合わせのとお…
○事務総長(堀川久士君) 御説明申し上げます。 本日の議事は、最初に、中小企業指導法の一部を改正する法律案及び産業技術力強化法案の趣旨説明でございます。まず、日程に追加して提出者の趣旨説明を求めることを異議の有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、深谷通商産業大臣から趣旨説明があり、これに対し、木俣佳丈君が質疑を行います。 次に、日程第一及び第二を一括して議題とした後、外交・防衛委員長が報告されます。採決は、両件を一括して…
○議長(伊藤宗一郎君) これより会議を開きます。 ————◇————— 日程第一 中小企業指導法の一部を改正する法律案(内閣提出) 日程第二 産業技術力強化法案(内閣提出)
○議長(伊藤宗一郎君) 日程第一、中小企業指導法の一部を改正する法律案、日程第二、産業技術力強化法案、右両案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。商工委員長中山成彬君。 ————————————— 中小企業指導法の一部を改正する法律案及び同報告書 産業技術力強化法案及び同報告書 〔本号末尾に掲載〕 ————————————— 〔中山成彬君登壇〕
○中山成彬君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、商工委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、中小企業指導法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、昨年秋の臨時国会における中小企業基本法の抜本改正等を踏まえ、我が国経済の活力の源泉である多様な中小企業者がそれぞれのニーズに応じて経営資源を確保することを支援するため、 第一に、従来の、国、都道府県等が中小企業を上から指導するという考え方を、中小…
○谷事務総長 まず最初に、日程第一及び第二につき、中山商工委員長の報告がございます。採決は二回になります。一回目は日程第一で、共産党が反対でございます。二回目は日程第二で、共産党及び社会民主党が反対でございます。 次に、日程第三につき、仲村運輸委員長の報告がございまして、共産党が反対でございます。 次に、日程第四につき、大口建設委員長の報告がございまして、全会一致であります。 次に、預金保険法等の一部改正案及び保険業法及び金融機関更生手…
○政府参考人(林洋和君) お答え申し上げます。 昨年十月の施行以来、本年の三月二十二日時点で同法に基づく事業再構築計画は二十四件の認定でございます。中身を見ますと、経営資源を将来の成長分野に振り向けていくための分社化あるいは増資、営業譲渡、こういったものが中心となっております。 また、国が民間企業等に委託をして行う研究開発の成果から生じた特許権等を受託企業等に帰属させることができるといたしましたいわゆる日本版バイ・ドール条項でございます…