第213回 参議院 内閣委員会 第8号
○窪田哲也君 ありがとうございます。 次には、大臣に伺いたいと思っております。 経済安全保障、情報といったものに対しての国民の意識について伺いたいと思っていますけれども、G7に比べて我が国はこうした法制化が遅れたというふうに私は捉えております。その理由としては、やはりプライバシーをしっかり尊重していかなきゃならないというのはもちろんですけれども、こうした経済安全保障あるいは情報というものに対しての国民、企業のやっぱり意識が育ってこなかっ…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○窪田哲也君 ありがとうございます。 次には、大臣に伺いたいと思っております。 経済安全保障、情報といったものに対しての国民の意識について伺いたいと思っていますけれども、G7に比べて我が国はこうした法制化が遅れたというふうに私は捉えております。その理由としては、やはりプライバシーをしっかり尊重していかなきゃならないというのはもちろんですけれども、こうした経済安全保障あるいは情報というものに対しての国民、企業のやっぱり意識が育ってこなかっ…
○国務大臣(高市早苗君) セキュリティークリアランス制度に限らず、経済安全保障政策においては官民での協働、連携が重要になります。窪田委員おっしゃっていただいたとおり、幅広く国民の皆様の御理解を得るということが重要でございます。 最近は、今お触れになりましたが、企業の中で経済安全保障担当の部署を置かれるようなところも出てきて、随分意識も変わってきたなと、これは危機感の裏返しでもあるかもしれませんが、そういったことを感じさせていただいており…
○政府参考人(品川高浩君) お答えいたします。 経済活動の担い手は、やはり民間事業者の方になってまいります。経済安全保障、政府との協働、連携が重要となるこの経済安全保障の分野の特色を踏まえますと、重要な情報を政府内で秘匿するのみならず、情報保全に関し信頼できる民間事業者の方、その方々にこの情報を共有して活用することが重要になってまいります。 このような考え方に基づきまして、本法案におきましては、各行政機関の長が、安全保障の確保に資する活…
○宮崎勝君 公明党の宮崎勝でございます。 今、窪田委員からは全般的な質疑が行われましたけれども、私からは個別の論点につきまして質疑をさせていただければと思っております。 最初に、経済安全保障分野におけるセキュリティークリアランスの必要性ということについてお伺いしたいと思います。 本法律案を含めまして、広い意味での経済安全保障分野におきましては、これまでも、特定秘密保護法であるとか重要土地等調査法、経済安全保障推進法などの立法が行われてま…
○国務大臣(高市早苗君) 経済安全保障推進法につきましては、サプライチェーンの強靱化や先端重要技術の開発支援について取組を着実に進めてきております。基幹インフラ制度と特許出願の非公開制度についても、今年の五月、もう来月になりますが、運用開始に向けた準備を進めております。さらに、今般は、この経済安保二法案提出させていただいて、御審議をお願いいたしております。 経済安全保障上の課題というのは多岐にわたります。先ほど来、医療DXに関する御指摘…
○宮崎勝君 ありがとうございます。 次に、また企業からの、企業といいますか、経済界からの御要望ということについてのお伺いしたいと思うんですけれども、今回の法律案で対象とされる経済安保分野の情報は、秘密のレベルではコンフィデンシャルが対象とされております。 経団連の提言、経済安全保障分野におけるセキュリティークリアランス制度に関する提言では、国際共同開発等でトップシークレット、シークレット並みのセキュリティークリアランスが求められた場合、…
○政府参考人(岡素彦君) お答えいたします。 特定秘密保護法と御審議いただいている新法案は、いずれも我が国の安全保障に関する政府の秘密情報を適確に保護ないし活用する制度でございます。このため、我が国の事業者と外国の事業者又は外国の政府との共同プロジェクトが我が国の政府の関与しないものである場合には、特定秘密保護法によっても新法によっても、企業ニーズを満たすことのみを目的としてそれに携わる事業者の方々の適性評価を我が国の政府が行うこととい…
○政府参考人(品川高浩君) お答えいたします。 ただいま御指摘ございましたCUIにつきまして、コントロールド・アンクラシファイド・インフォメーションの略かと思われますが、米国の制度におきましては、この秘密指定に至らないものの適切な管理を要する機微情報として今CUIというものがございまして、主に民間企業が保有するこうした機微度の情報の取扱いにつきましては、有識者会議でも様々な御意見をいただいたところでございます。 その結果、有識者会議の最…
○政府参考人(品川高浩君) お答えいたします。 独立行政法人のうちでございますが、委員御指摘の情報処理推進機構ですとか情報通信研究機構も含まれるものでございますけれども、特に国立研究開発法人が行っております研究の中には、委員御指摘の点も含めまして、経済安全保障上も重要なものがあるのは承知しております。情報管理のための取組が必要であることは十分に認識しているところでございます。 また、独立行政法人の役員及び職員について、その公的性格から、…
○片山大介君 そこを是非しっかりと運用基準策定にはやっていただきたいと思いますし、本来だったら、やっぱりその法案のときにある程度それが見えてくるものになると、我々としての法案審議も更に進んだのかなというふうには思っています。だから、今回、その運用基準がどうしてもその先になってしまうというところでちょっと不安を感じているというのがあります。 あともう一つ、大臣が言われたように、経済安全保障分野における技術開発などの動きはとても速いと。だか…
○国務大臣(高市早苗君) 済みません。 今回の法案をお認めいただいた後でございますけれども、この経済安全保障に関わるものが現在の情報監視審査会で監督をいただくことになるのかどうかについては、そうなると恐らく国会法で情報監視審査会の任務を増やさなきゃいけないんじゃないかなと思いますので、国会でお決めいただくことに、これから国会でお決めいただくことになるんだろうと認識をしております。 いずれにしましても、この修正後の第十九条に従いまして、重…
○国務大臣(高市早苗君) 特定秘密保護法は、漏えい時に安全保障に著しい支障を与える情報を保護するものでありまして、経済安全保障分野においても、こうした機微度の高い情報はこの特定秘密保護法の対象として保護されております。 一方、今回提出させていただいた法案は、特定秘密保護法では対象とされていない機微度ではあるものの、漏えい時には安全保障に支障を与える情報を保護することが必要だという考え方の下で、官民での協働、連携が重要となる経済安全保障と…
○国務大臣(高市早苗君) 衆議院で答弁した内容なんですけれども、委員がおっしゃったとおりでございます。 要は、重要経済安保情報であって特定秘密保護法における別表に該当しないもの、つまり、安全保障に著しい支障を与えると、トップシークレット、シークレットで、重要経済基盤情報であって特定秘密保護法における別表に該当しないものについては、理論的には存在すると申し上げておりました。 ただ、ただですね、各省協力をしていただいてしっかりと調べさせてい…
○片山大介君 それこそ衆議院のときの審議です。先ほども言いましたけど、そのさっき大臣が言われたように、経済安全保障分野の技術開発は本当に動きが速いとかって話をしていたわけですよね。そうしたら、その概念上あるけど、今のところ現状はないとかといっても、将来的には出てくる可能性もあるんじゃないかと思う。そうした場合はどういう対応をするのか。そこはどういうふうにお考えなのか、教えていただけますか。
○片山大介君 先ほど議員からもお話があったように、やっぱり特定秘密保護法って十年前だったんですよね。それで、その十年前のときに、やっぱり経済安全保障って概念はやっぱりなかったんですよね。 それで、これ欧米では、安全保障は経済と一体という考え方が通常なんですけど、日本はこれあえて切り離してきたというのか、余りそう考えなかったのかという感じだったと思います。それがだんだん、ここ最近、経済安保に対する重要性、概念というのが出てきた。だけど、や…
○国務大臣(高市早苗君) 特定秘密保護法は内調の方の所管でございましたけれども、これ今後、シームレスということで運用基準の見直しということ、これもチェックをしなきゃいけないということについても総理から御指示をいただいております。 経済安全保障をめぐる情勢というのが一層変化していく中で、我が国政府において、関連の重要情報を入手したり生成したりする機会は増すものと思っております。その際、そのような重要情報が特定秘密保護法により保護されるべき…
○竹詰仁君 国民民主党・新緑風会の竹詰仁です。よろしくお願いいたします。 ちょっと今までの議論と重複するような内容も含まれますけれども、御了承いただきまして、ただ、少しずつ聞く角度が違うというか、ちょっとポイントも少しずつは違うと思いますので、御了承をいただいて、質問をさせていただきたいと思います。 まず、ちょっと資料はお配りしていないんですけど、今日は、内閣官房の皆様が作ってくださっている、このポンチ絵と言ったらいいんでしょうかね、こ…
○国務大臣(高市早苗君) 今お示ししている法律案はまだ成立しておりませんので、現在、日本にある唯一のセキュリティークリアランス制度は特定秘密保護法に基づくものでございます。 その上で、特定秘密保護法というのは、防衛、外交、そして特定有害活動及びテロリズムの防止というこの四分野を対象にしたものでございます。しかしながら、昨今は、安全保障の裾野というものが、その防衛や外交といった伝統的な分野から経済又は技術、こういった分野にまで広がっており…
○竹詰仁君 そのマスコミが悪かったとは言いませんので、今、そういうふうに思わない方がいいよというのは、そういった答弁だったと思いますので、そういう認識をしていきたいと思います。 そして、今までの議論にもあったんですけれども、高市大臣が、先ほど御答弁にもありました、二〇二三年の二月に経済安全保障推進会議が開催されて、そのときに岸田総理からの指示があって、経済安全保障分野におけるセキュリティークリアランス制度のニーズや論点等を専門的な見地か…
○国務大臣(高市早苗君) やはり、経済安全保障分野におきましても厳しい安全保障環境を踏まえた情報漏えいのリスクが高まっております。これに万全を期す必要性があるということ、情報保全の更なる強化というのは日本にとって差し迫った課題だというのが認識でございます。 僅か一年でという御指摘でございますが、確かに去年のバレンタインデー、二月十四日に総理から、今後一年程度を目途に可能な限り速やかに検討作業を進めることという御指示をいただいたのですが、…