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株式会社日本総合研究所理事長衆議院参議院
総発言数
2,815
直近の所属会派
直近の役職
株式会社日本総合研究所理事長
直近の発言日
2001/02/08

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 国民生活・経済に関する調査会25 件・25%
  • 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会15 件・15%
  • 財政金融委員会15 件・15%
  • 憲法調査会12 件・12%
  • 内閣委員会11 件・11%
  • 法務委員会10 件・10%

※ 全 2,815 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

2,815 20 を表示
東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 少なくともEUの歴史を見ている限り、ローマ等は余り大きな影響力は持っていなかったのではないかなというふうに思っております。それよりも、やはりEUというのは政治的、人為的につくっていくのであるという意識が非常に強くありましたので、従来、歴史的に存在したヨーロッパあるいは文化的に存在したヨーロッパよりは、これから違った意味での新しい政治空間としてのヨーロッパあるいは経済空間としてのヨーロッパをつくっていくという意識が非常に強く…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 確かに先生おっしゃるとおりで、ヨーロッパの方がサイズからいえば似通った国があり、それである程度の均一性を持っていますので、そのようなリージョンづくりというのはより容易であったという点は間違いないと思います。 ですが、東アジアの方へ行きますと、中国というものがやはりより大きな形で考えられ過ぎているんじゃないのか、それは一体なぜなんだろうというのが一つずっとありまして、それは昔からの、中国は独自の朝貢システムをつくっておりまし…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 イギリスというより、この場合UKと言った方がいいのですが、UKの場合には、御存じのとおり、サッカー等々でもそれこそスコットランド、ウェールズ、イングランド等々で出てきますので、その問題につきましてはちょっと、どれほど強いUK意識があるのかという点をもし質問されますと、これは非常に難しい問題があるというふうにまずは指摘させていただきます。 それよりもむしろドイツのケースを言わせていただきますと、ドイツの場合は明らかに考え方が…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 正直言いまして二様あると思います。一つは、現状の、EUをヨーロッパとして抱くヨーロッパに対するアイデンティティーがあるんですが、もう一つ、ドイツの場合は、ロシアまで含めてヨーロッパとしてとらえ、これを全体ヨーロッパという言い方をしているんですが、その全体ヨーロッパに対してヨーロッパのアイデンティティーを抱くという形で、その点に関してはちょっと人によって違うというところがあるのではないかなというふうに私は思います。 ですので…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 ドイツの州、ラントという言い方をしているんですが、基本的には神聖ローマ帝国ぐらいのときに基本的な原型がつくられていって、それが徐々に発展していったということがあるのではないかなと思っています。 その前提につきましては、なぜあそこまで固まっていったのかということについては幾つかあるんですが、一つは、やはりそのラントの境界を越えてどこかへ行く、あるいは移住するという流れがそう強くなかったということが一つありますし、それからもう…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 実は、歴史的にEUには日本的にいいますと国土軸みたいなものがありまして、これを僕らはマンチェスター—ポーラインという言い方をしているのですが、イギリスのマンチェスターから始まって、ライン川沿いにずっとおりてきて、スイスを経由して北イタリアへ行く地域、ここはヨーロッパで一番栄えてきた地域であり、かつまた都市国家の地域なんですね。ですので、ここの伝統を持っている限りは、今先生おっしゃったように、非常に分権性が高く、そのようなと…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 私自身は、確かにEUというのは、最初は石炭、鉄鋼ですから、経済面から始まっていったんですが、実は、動かしたものは明らかに政治的な意思でなかったのかと思っています。ですので、つぶれてしまったんですが、それと並行裏にヨーロッパ防衛共同体構想というのがありまして、そこで安全保障面をどうするかということがずっと話し合われてき、それが、フランス下院が批准に失敗してついえてしまったんですが、そこではやはりヨーロッパ各国軍の合同体のヨー…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 これが前から、マーストリヒトの段階から言い始めてきました共通の外交・安全保障政策というものをEUで打ち出していまして、それと先ほどの問題とどうリンクするかはまだちょっと難しいところがあるんですが、そのところも踏まえて、だんだん共通軍的なものを強めていくのではないのか。ただ、各国軍はそれとは別に残ると思います。ですから、二段構え的なものであって、共通軍がどちらかというとタスクフォース的な軍になって、それと同時に、ちょっと違っ…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 リージョナリズムとグローバライゼーションの関係は先生御指摘くださったわけですが、実はちょっとこれは難しい問題をいろいろ抱えていまして、EUの場合は説明しやすいところなんですが、EUの場合には、まずEUがあって、それでだんだんやってくるうちにグローバリゼーションの波をかぶって、それだったら自分たちのところはリージョナリズムととらえてみようかと再定義を行ってきたような側面があると思うんです。 それと比較しまして、東アジアの場合…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 リージョナリズムといいますものの基本設計が実は一つではありませんで、EUの場合には、どちらかというと独仏等が基本になってお互いが大体水平的に一致になって進めていったというところがあるのではないかなと思います。ですが、もう一つのやり方といいますか基本設計は、これはアメリカが、その当時は地域主義とは言わなかったのですが、ずっと行ってきたことで、スポーク・アンド・ハブのやり方でもこれはいくのではないのかなというところがありまして…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 どういう形でお話しさせていただければよいのかわからないんですが、日本の場合には、グローバル化という言葉は使われるんですが、少なくとも、研究者的なサイドから見ますと、本当にグローバル化がどれほど日本の政治や経済や社会に影響を与えたのかなということに関する分析に関しては、私はヨーロッパと比較して極めて少ないと思っています。 ですので、ヨーロッパ各国、特にイギリス、フランスはグローバリゼーションに関する研究所みたいなものをつくり…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 私、印象論になって申しわけないんですが、人の移動、あるいは経済、貿易等の交流といいますか、相互の行き来等々から考えますと、今まで東アジアで起きていないことが起きているんじゃないかなという印象を持っているんです。確かに、ヨーロッパに比べれば、パーセンテージ的に言うと低いことは間違いないんですが、その前の歴史的な状態をずっと勘案させていただきますと、やはりそれなり、体制の違いがあれ、いろいろなことがありながらもここまでいろいろ…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 今先生は東アジアという言葉を使われたんですが、東アジアという言葉を使いますと、アメリカはどうなるというところなんですね。アメリカを入れているの、入れていないのという問題が一つ実は残っていまして、恐らくASEANプラス3とかASEMにアメリカが加わってくるということは将来的に余り考えられませんので、アメリカとの関係のリージョナリズム的なものというとAPECになってこざるを得ないと思うんですね。 そうしますと、このことはよく誤…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 実は、ちょっとこれは直訳に近い形でつくってありますのでなかなか御理解いただけない側面も残しているのかというふうに思っております。 ハイパーグローバリストの言いますグローバル資本主義というのは、資本主義が世界じゅうすべてグローバル資本主義という一つの資本主義で一本化される、そういう意味でグローバル資本主義ということがずっと主張されております。 懐疑派の方になりますと、各国は各国の経済をきちんと持っており、そことそことの関係と…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 「主要な動機」の「マクドナルド」というのは、もう先生方御存じのマクドナルドのことを言っておるわけでございまして、つまり世界じゅう、現実は大分違っているという説もあるんですが、世界各国同じような食べ物がずっと出ていきますし、それがまた可能であるということをハイパーグローバリストの人たちは考えているんではないのか。ですから、世界じゅうどこへ行っても同じことが可能なんですから、世界じゅう、出ていけば出ていくほど利潤という面であれ…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 先生の御質問を幾つかに分けてお答えさせていただきたいと思うんですが、一つ、経済がどこまで密接に結びつき合っているのかという点になりますと、私どもの見解では、EUと例えば東アジアというものを比較して何かを言うこともできるのですが、むしろそれよりも、東アジア各国の中の歴史的、通時的なデータを見て、それがどこまで密接にかかわり合ってきたかということを見た方が評価しやすいのではないかという立場が一つございます。といいますのは、EU…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 最後の方からお答えさせていただきます。 EU加盟国に住んでいる人たちは少なくともEU市民権ということがありますので、自治体レベルでの選挙云々という形にはほぼ間違いなく大丈夫になっているのですが、問題は、EU域外から来た人たちがどれほどかということにつきましてはまだEU各国にばらつきがあり、そこでいろいろな対応策がなされているということはありますが、方向性としては徐々に、年齢なりさまざまな条件等もあるのですが、それを踏まえて…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 先生の御質問から幾つかの論点があるかと思うのですが、一つは、今の国際金融市場がグローバル化しているということはほとんど皆さん一致している点ではないかと思っています。 ただ、それが本当にアメリカだけでやられているのかという点になりますと、若干難しいところがありまして、といいますのは、金融に携わるさまざまなところを見てみますと、アメリカの企業なのかヨーロッパの企業なのか、どこの企業なのかわからないところが動かし合っているという…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 恐らく、現在のグローバリゼーションは、当然のことながらも、先生が今御紹介くださいました、光の部分と影の部分を持っていますので、その影の部分を一体どうするかというのは非常に大きなテーマになると思うのですが、短期的にどうこうするかという問題と、長期的にどうこうするかという問題はやはりちょっと違っている側面がありまして、恐らく短期的には、今先生が御紹介くださったような方向で私はある程度乗り切れると思うのですが、長期的には相当難し…

東京大学教授2001/02/08

151衆議院 憲法調査会 第1号

○高橋参考人 先ほども簡単に触れさせていただいた点と重なることになるかもしれませんが、平和主義ということと、何か加えるということもあると思うのですね。ですので、これからのグローバル化とかいろいろなことが起きてくる段階のときに、狭義の意味での平和主義というのは安全保障とかそういう分野に限られてくる側面を持っていますので、そうしますと、それ以外の側面でどうするのかということがあるかと思うのです。 ですので、国連改革のときに一つ議論になりまし…