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慶應義塾大学経済学部教授衆議院参議院
総発言数
125
直近の所属会派
直近の役職
慶應義塾大学経済学部教授
直近の発言日
2025/05/27

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 厚生労働委員会33 件・33%
  • 予算委員会22 件・22%
  • 予算委員会公聴会15 件・15%
  • 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会12 件・12%
  • 国民生活・経済に関する調査会9 件・9%
  • 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会9 件・9%

※ 全 125 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

125 20 を表示
慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 今委員がお話しされたように、このままいくと、基礎年金、正確に言うと国民年金が、非常にこれは、納付額が少なかったとか未納が多かったとか免除が多いから国民年金の財政状況がよろしくないというわけではなくて、デフレ調整能力がなかった。これは、二〇〇四年年金改革のときのある種のバグみたいな部分がありまして、デフレのときに十分調整できない構造になっていた。だから宿題だったんですけれども、それが今出てきてしまって、どうも上半身部分はちゃ…

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 ありがとうございます。 そこに関する記述は十一ページ、十二ページ、三十三ページ、それから最後の中日新聞の記事でも書いてあります。 基本的には今委員がおっしゃったとおりでございまして、まず十二ページにありますように、今の氷河期世代に相当する世代、いろいろな時代でそれぞれ苦難というのはあるんですけれども、社会経済構造、働き方の構造改革に直面して非常に不利な時期が長かった、こういう世代でございます。本来、この世代の前に、リタイア…

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 七ページの資料は、これは公表されている厚生労働省の予測から抽出して作ったものでございます。放置しておくと基礎年金の所得代替率が一〇・七下がる、これをどう回復するかという選択肢があるというふうに解釈しますと、今お話ししましたように、適用拡大、それから四十五年、それぞれ効果はあるわけですけれども、一〇・七%の引下げをキャンセルアウトするだけの効果はない。一番大きいのが、やはり七・七%の効果があるマクロ経済スライドの短縮。これに…

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 今回、四十五年の方よりも短縮を優先したというのは、これは、厚生年金報酬比例部分のマクロ経済スライドが二年で止まってしまうというところで、それが止まってしまうと、上から下に動かす栄養がなくなっちゃうということでございますので、急ぎはやはり短縮の方なんですね。 もちろん、同時にやるという方法もありましたけれども、まずどっちか一つということであれば、今お話があったように、素直に考える部分では四十五年、寿命が延びていきますので、加…

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 賦課方式の年金を高齢化社会に対応させるためには、保険料を上げるか、給付を下げるか、支給開始年齢を上げるしかない、この組合せしかないわけです。 二〇〇四年は保険料を固定しました。支給開始年齢も固定しました。その中でつじつまが合うように、年金の給付水準を調整する、高齢化のピッチに合わせて調整する、これがマクロ経済スライドということでございます。その性格は、今、玉木先生がおっしゃったとおりの性格でございますけれども、一方で、今後…

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 ありがとうございます。 国費の件でありますけれども、マクロ経済スライドがこれほど厳しく基礎年金に利いていなければ、本来発生していた部分でもあるということはちょっと考慮しなければいけないのと、じゃ、止めたらどうなるかというと、先ほども申し上げているように、かなりの生活困窮の方が出てくる可能性があって、そこの手当てもする国費はまた別途考えなければいけなくなるという点が一つあると思います。 じゃ、あんことしてどうなのか、いろいろ…

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 おっしゃるとおり、実際にあんこを詰める作業は五年後なんですけれども、今、報酬比例部分のマクロ経済スライドを止めて、さらにその材料をちゃんと維持しておかなければ、底上げあんこの主力部分がつくれませんので、順番は、今回の修正協議で必ずまず底上げ、積立金を活用した底上げは必ずやる、このフレームは入れておく。詰める作業は五年間のどこかに出てくるかもしれませんし、五年後かもしれない。しかし、今やらなければいけないのは材料の確保なので…

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 今先生がおっしゃるように、代替率というのは分母と分子の比率ですので、賃金デフレで分母が下がっているときに、分子が調整できないから上がっている。どんどんどんどん名目額が増えているわけではない、比率が上がっちゃっているということでございます。 そして、二〇〇四年にこの制度ができたときに、先ほども話がありましたが、これほど長くデフレが起きるのか、しかも、デフレの中に、賃金のデフレ、物価のデフレよりも更に賃金がデフレするという、ち…

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 ありがとうございます。 玉木教授がおっしゃったことと基本的には同じなんですけれども、残念ながら、無年金の方は一定数いらっしゃる。これは、やはり原因は、当時の年金徴収が徹底的になっていなかった部分もあるのかなと思います。この方たちは生活保護の方で対応するというのが日本の所得保障だと思います。 最低保障年金については、これは将来の課題として、今、年金生活者支援給付金がありますから、これをうまく使って、将来は最低保障年金の性格を…

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 今日お話ししたように、マクロ経済スライドは特に基礎年金に大きく長く利くというのがまさに逆進性でありますので、先生おっしゃるように、この部分を何とかするとなれば、まさに基礎年金に対するマクロ経済スライドを早く止めるということに、先生、同意していただくのではないかなと思います。 一方で、マクロ経済スライドそのものをどうしようかという話になってくると、選択肢は、先ほど申し上げましたように、保険料を上げるか、支給開始年齢を上げると…

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 端的に答えますと、保険料を固定して支給開始年齢を変えないならば、これはマクロ経済スライドを続けるしかないと思います。 止めるならば、保険料を上げるか支給開始年齢を上げるしかないんですけれども、選択肢としては、寿命が延びている、それから働く高齢者が増えているということを考えると、支給開始年齢の引上げは、一個の、マクロ経済スライドを止める代わりの選択肢だと思います。 以上です。

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 まず、国民年金、一号だけの人を減らすというのは、今回の適用拡大もありますので、ここに、厚生年金にも入れるような工夫をするという上で、さらに、どうしてもやはり基礎年金が不十分な方については、今、年金生活者向けの給付金は一応ありますけれども、これを充実していくことによって最低保障機能を持たすことができるのではないかと私は考えております。 以上です。

慶應義塾大学教授2025/05/27

217衆議院 厚生労働委員会 第21号

○駒村参考人 ありがとうございます。 年金については、基礎年金は半分国庫、半分保険、厚生年金は全額保険という形になっております。これを百年安定させるために積立金をどう使っていくのか、百年後に一年分だけ取っておくということで。 現在、GPIFは、かなり利回りが出ておりまして成績がいいわけでございますけれども、一方では足下の出生率の低下も厳しい状態でございますので、なかなか安心できる状況ではない。今回の財政検証でも積立金依存率がかなり上がっ…

慶應義塾大学経済学部教授2017/02/15

193参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号

○参考人(駒村康平君) 今日はこういう機会をいただきまして大変ありがとうございます。慶應義塾大の駒村でございます。 冒頭二十分ほどお時間をいただいて、私のお話をさせていただきたいと思います。(資料映写) 幾つかのキーワードがございますので、御存じのデータもあるかと思いますけれども、最初に、長寿社会、高齢化社会というよりは長寿社会ですね、寿命の伸長に伴う様々な社会問題、課題についてお話ししたいと。後半は、格差の問題中心にお話をしていきたい…

慶應義塾大学経済学部教授2017/02/15

193参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号

○参考人(駒村康平君) では、今の三つの御質問についてお答えしたいと思います。 私の資料でも、今のグローバリゼーションの話は象の姿、象の姿というパワーポイントを使わせていただきました、二十四ページ。 グローバリゼーションについては、経済学者は、世界全体で見れば世界全体の中での格差は縮まっているんじゃないかという言い方をしています。つまり、新興国の人の所得が上がっているから、それは一つの成果であると。ただ、一方では、国の政治というのは国家…

慶應義塾大学経済学部教授2017/02/15

193参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号

○参考人(駒村康平君) では、お答えさせていただきたいと思います。 高齢化によって、先ほど正確に申し上げたように、金額ベースよりは水準ベースで見ると、これは対賃金で見るか対物価で見るかによってその水準の落ち方は少し違うわけですけれども、貨幣価値を、経済が成長して賃金が成長したらば社会も豊かになると、その豊かさに高齢世帯が付いてこれるかという尺度で見たときに、対賃金上昇率で見たときに、徐々にですけれども、二〇四〇年ぐらいまでマクロ経済スラ…

慶應義塾大学経済学部教授2017/02/15

193参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号

○参考人(駒村康平君) ありがとうございます。 私は、社会保障改革国民会議でもメンバーとして二〇二五年までの絵姿を議論して、そのときには、社会保障給付費は百五十兆円ぐらい、二〇二五年に到達するだろうと。ただ、このときには、やっぱり自助と共助と公助をどうバランス取るのかということで、百五十兆円に膨らむとはいうものの、実は、共助と言われている部分の社会保険が中心でしたけれども、かなり抑える部分も、例えばさっきのマクロ経済スライド、介護保険、…

慶應義塾大学経済学部教授2017/02/15

193参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号

○参考人(駒村康平君) 極めて難しい質問だと思います。 今御指摘のありましたように、仕事と暮らしの両立、これは保育だけではなくて介護も、あるいは先ほどから少し熊谷さんのところで議論があった地域で活動する機会、要するに、働く時間が長過ぎるということで、地域の人と対話する時間もないという状態だと思います。いずれにしても、仕事と生活のバランスを取り戻すために、もう一つは出生率を改善するためにも、保育所の整備というのは極めて重要だと思います。 …

慶應義塾大学経済学部教授2017/02/15

193参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号

○参考人(駒村康平君) 今のお話は、例えば日本についてはお話のとおりで、ここ二十年、三十年のトップ一〇%の所得の伸び率とボトム一〇%の所得の伸び率、各国ともおおむねトップ一〇%はすごく伸びて、ボトム一〇%は少し伸びていると。日本は、トップ一〇%少し伸びて、ボトム一〇%は下がっているという特異な状況になっていると思います。だから、日本が伸びていないというのは、これは事実だと思います。 その原因が、成長が不足していたんだと、だから分配は遅れ…

慶應義塾大学経済学部教授2017/02/15

193参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号

○参考人(駒村康平君) 今の御質問、確かにそのとおりでございまして、経済前提のときに使われている数字は、賃金上昇率プラス、これは賃金上昇率が二・五%だったかな、それに対して名目利回りをスプレッドを取って一・七取ったんだと記憶していますけれども、四・二だったかと思いますけれども、そういう想定でやっています。 要するに、金利が上昇しているということで、その金利は恐らく国債の金利にも一定の幅で影響を与えてくると思いますので、あの経済前提は年金…