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日本共産党・革新共同衆議院
総発言数
1,525
直近の所属会派
日本共産党・革新共同
直近の役職
直近の発言日
1970/12/08

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 法務委員会100 件・100%

※ 全 1,525 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

1,525 20 を表示
日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 このいわゆる公害罪、正確に言えば、人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案ですが、これを設けた趣旨は、第一条に、一応目的として掲げられているわけですけれども、これの基本になるのは、やはり公害対策基本法の条文にあると思うのです。それは、第三条に、「事業者の責務」というところがありまして、事業者は、公害防止のために必要な措置をとる責任、あるいは「国又は地方公共団体が実施する公害の防止に関する施策に協力する責務」そういうものがあ…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 それは、刑法の類型の中で言えば、一種の身分といいますか、地位に基づく犯罪であろうと思うのであります。要するに事業活動をしていない者について、この法律は何ら対象にしていない。あくまでも「事業活動に伴って」という文字でも明らかなとおり、事業活動以外のことで、人の生命、身体に有害な物質を排出するというようなことが、仮定的にあり得るとしても、それは問題にならないことは、提案の理由の中にもありました。たとえば家庭での汚水の排出などにつ…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 もちろん私は、事業を行なう者というものを法人または特定の個人というふうに限局するように解釈していいという意味ではないのです。しかし、最初に申し上げましたとおり、基本法のほうの第三条で事業者という概念を一つ設けて、そしてその責務を明らかにしている。これは貫かれなければならないと思うのです。だから、今度刑罰の場合になってくると、何か事業者以外の者に責任を転嫁する。たとえば基準違反あるいは命令違反など、他の法令によって罰せられる人…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 故意、過失が前提であることがいまの法体系だということについては、私もいまのところ異論を差しはさむわけではありませんけれども、問題は、行為者という概念が決して実行行為者というものにとどまらないことだけは、もう判例からも法理論上も明白であります。したがって、排出行為者にそういう故意、過失があって排出行為をするわけですけれども、それに加担した、意思共通した者、いわゆる共犯者ですね、そういうものの存在は当然排除してないと思うわけで、…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 まあ偶然的な形で公害罪に該当するような排出を行なうということを予想すれば、いまの限界で大体常識的であろうと思うのですけれども、大体施設が非常に不備であるとかあるいは作業の工程が非科学的であるとか、あるいは生産を上げることにのみ重点を置いて公害防止の施設を行なうことを回避するというような、一般的な公害の原因はもうおおむねそこに帰するわけですけれども、そういうのは工場長の責任などよりももっと前の、その企業を企画し、実施し、工場を…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 同じ問題を押し問答していてもしようがありませんが、いわゆる複合公害といいますか集合公害といいますか、ことばは必ずしも適切かどうかは存じませんけれども、排出するものが複数であって、そしていずれも単独で健康を害する程度に云々というこの五条の推定の場合はこれは問題はありませんけれども、いずれも単独では因果関係ありとはいえない、しかしこれが集まってくると、結果的にはそれらが協力し合う形で有害な危険が生じてきているという場合をこの法律…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 昨日ある委員から質問があったときに、私一部だけ聞いたのですけれども、答えがなかったように思うのですが、それは、複数の排出物を出している工場があって、そしてこれは仮定の質問のようでしたけれども、まあかりに五つの工場から排出が行なわれている。その一つ一つをとってみると、排出基準には適合している。しかし、それが全部集まった段階においてはすでに有害物質として危険を生ぜしめる状態が客観的に出ているという場合に、これは仮定の議論ですけれ…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 まあ、不公平であるということに帰するのかもしれませんけれども、問題は行政によってそれは解決する以外ないのだ、そこまではもう刑事罰の対象に入れるわけにはいかないのだということも一理あるようにも考えられるのですけれども、要は、これで公害の発生を防止するという点だけを考えてみれば、何か単に行政にまかせるというだけでなくて、やはり刑法犯として相当責任者を処罰の対象にできるということは考えられていいのじゃないか。 そこで、私は考えるの…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 いままでの御答弁で大体——何も私が要約するまでもないと思うのですが、要するに、これは一つの工場または事業場の排出行為というものを前提にしているのであって、複数の場合はどれがどういうふうに寄与しているかということがよくわからないから、一つだけでなお危険の発生する場合に限るのだ、そういう趣旨ですね。

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 共犯理論というのは、その工場または事業場における事業活動を行なう者が複数であるという場合の共犯理論であろうと私は思うのでありまして、他の工場の排出と相まって危険が生ずるという意味は毛頭考えていないのだ、あくまでも、危険の度合いは違いましょう、単独で、それ独自でも危険を発生するようなものが二つ以上そろって、それもそろって危険なことをやれば、危険の度合いはうんと進むとは思いますけれども、あくまでも危険が発生するというのは、単独の…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 ちょっとその辺のところは、もう少し説明をいただかないと、一般の共犯理論が、いずれも一つだけでは危険を発生できない場合ではあるけれども、お互いに共謀して——自分のところだけ単独では危険を発生しない、しかし、あなたのところがやれば合わさって危険になるというときに、いろいろ共通してやった場合をも想定するということであるのかどうか、その点いかがですか。

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 そこで、次の質問に移ります。 第二条で、「危険を及ぼすおそれのある状態」という文言が削られたために、要するに危険の状態というか、犯罪の既遂状態というものが、犯罪の構成要件が少し変わったのではないだろうかという疑問も相当詳しく出されました。これは率直に言って、確かに構成要件は変わったといわざるを得ないと思うのですけれども、それにしても、「公衆の生命又は身体に危険」というようなことばは、公衆というのは不特定多数という意味だろうか…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 要するに「身体に危険」というのは、健康を害する、何か発病するとかいうほど厳格なものではなくて、どうも健康体でないという状態をも危険ということで、そういう状態を生ずるような結果がおそれられるときが危険、こういうことでいいわけですね。

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 昨日藤木教授の説が引用されたときには、それは緊急性をいっているのであって、可能性さえあればいいのであって、切迫してなくてもよろしいということでしたが、まさに私もそれでなければならないと思うのです。そうなると、「危険」という概念は、もつと広げれば「危険を及ぼすおそれのある状態」というものとの区別はないともいえるし、あるともいえるような感じがするので、それを設例によって、プランクトンの段階ではまだ危険とはいえない、しかし、「危険…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 どうも可能性が直通ではない、その間に中断もありそうだ、あるいは緊急性ということばは要らないというお話でしたけれども、必ずしも緊急でもなさそうだ、プランクトンの段階ではあまり緊急ではない、魚になれば緊急だというふうにもとれるような感じがする。いずれにしても、この危険という概念が犯罪構成要件としては非常にあいまいであって、これは、財界のほうで反対する法律論的な根拠は、犯罪構成要件がきわめてあいまいであるから、どこまで飛んでいくか…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 公害というのは別なことばでいうと緩慢な殺人だ。相当長期にわたる排出によって徐々に人の生命、健康がそこなわれていくというのが現実なんですね。それだけで直ちに死傷を来たすような緊迫した状態というのは普通は起こらない。土壌にしみ込んで、イタイイタイ病のような米がつくられてくるというような、相当長期にわたる排出が結果的にはそうなってくるというだけに、危険という概念によって防止するということのためには、よほど危険というものの構成要件と…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 法務省当局としては自分の権威にもかかわることで、自分たちは公正妥当にやっているんだから、裁判所のごやっかいになってまた起訴してもらうなんという不面目なことは考える余地はないと言われるのも、立場上そういうこともありそうなんだと思いますけれども、少なくとも私ども民間の者の立場から考えると、あまり信用できないんじゃないか。というのは、この公害法案の成立の過程——まだ成立したわけじゃありませんけれども、案として出されるまでの過程など…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 簡単に最後に一言だけ。 法務省として、この原案を半年ほど前でしたか発表された。半年にもならないかもしれませんけれども、数カ月前に発表され、報道されたころから、大臣の意図は、こんなものをえらい期待をかけられても困るのだ、何かの役に立てばという程度で出したという御趣旨のようでありますけれども、案外と関心は高いのでございます。それはいままで水俣病にしろ、イタイイタイ病にしろ、阿賀野川の病気にしろ、あるいは四日市ぜんそくにしろ、企業…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 ちょっと、そういう大臣の御答弁ですから、局長に最後にお聞きしたいのですけれども、具体的なケースだから何とも言えませんとおっしゃるでしょうが、水俣病の告訴とか、阿賀野川の告訴ということは現実にあるのですね。この有罪か無罪かというようなことは具体的ケースだから言えないでしょうけれども、あれはすでに被害が発生しておるわけです。だから、公害罪の危険罪のワクよりももっと先へ行っているわけですね。刑法犯に類する犯罪が行なわれているという…

日本共産党1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○青柳委員 終わります。