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法務省刑事局長参議院衆議院
総発言数
1,732
直近の所属会派
直近の役職
法務省刑事局長
直近の発言日
1970/12/08

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 法務委員会96 件・96%
  • 社会労働委員会3 件・3%
  • 外務委員会1 件・1%

※ 全 1,732 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

1,732 20 を表示
法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 この法律の目的は、ただいま御指摘のとおり、この法案の第一条にございますように、「事業活動に伴って人の健康に係る公害を生じさせる行為等を処罰することにより、公害の防止に関する他の法令に基づく規制と相まって人の健康に係る公害の防止に資する」ということでございまして、その内容につきましても、二条、三条に定める基本的な行為類型を故意または過失をもって犯したという者を処罰する、こういう趣旨でございます。

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 ただいまの御指摘につきまして、まずこの法案の行為類型でございますが、この点は、御指摘のとおり事業活動に伴って有害物質を排出するというわけでございますから、事業活動に伴わないものはこの法案の対象にならないという点は、事業活動に伴うという点では御指摘のとおりでございます。 次に、それならば事業を行なう者というものを処罰の対象にすべきではないかという御指摘でございますけれども、これは行為者につきまして刑事責任を負わすためには、行…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 先ほども申し上げましたが、およそ犯罪が成立いたしますためには、行為者につきまして故意または過失を必要とするというのが近代刑法の大原則でございます。で、刑事という観点からいけば、やはりその故意または過失のある行為者というものを対象としなければならないという大きなワクがまず前提にあるわけでございます。ただいま御指摘のように、ある物質なら物質の管理責任者をきめて、管理責任者を処罰したらいいじゃないかというようなことにつきましては…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 この点につきましては、昨日当委員会において私お答えしたところでございます。これはこの法案にございます「工場又は事業場における事業活動に伴って人の健康を害する物質を排出」した者がこの行為者でございます。この行為者に何ぴとが当たるかという問題につきましては、もとより具体的な事実関係、事案の関係によって異なってまいるわけでございますが、一般には工場長その他これに準ずる地位にある者、工場または事業場における事業活動、特に排出に関す…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 この法案立案の趣旨は、先ほど申し上げましたように、この法案の第一条に掲げております目的、これを達成するために規定されたものでございます。 それから、先ほど御指摘の末端の、下部の従業者等が処罰されるのではないかという点でございますが、この点につきましても、昨日お答え申し上げましたように、もとより具体的事案によって決せられるわけでございますけれども、単に上司の命令に従って一つの行為をしたというような末端の従業者は、責任者の道具…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 多数の工場または事業場からそれぞれ他と無関係に有害物質を排出いたしまして、その各工場ごとの有害物質の排出量のみでは公衆の生命または身体に危険を生じさせる状態にはならないが、しかしながら、それら数多くのものが一緒になると、その結果として公衆の生命または身体に危険を生ぜしめる場合、こういう場合を私どもは一応、いま御指摘になりました複合形態の公害というふうに申しておるわけでございます。これを処罰の対象にするかどうかという問題につ…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 この法案の二条、三条の犯罪でございますが、これは一人で有害物質を排出して、一人で「公衆の生命又は身体に危険を生じさせた」と評価できるもの、これを処罰の対象にいたしておるわけでございます。ただいま御設例の場合に、四つの工場があった。その四つの工場の排出だけでは生命、身体に危険を生ずる状態には至っていない。そこへ、あとから一つ五つ目が来て、五つ目が排出することによって危険な状態になったという場合でございますが、その場合に第五番…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 ただいま御指摘のとおり、緊急時の措置として行政法規に規定されておる場合もあるわけでございます。しかしながら、本法案の犯罪の成立は、あくまでも、先ほどから何回も繰り返して申し上げておりますように、一人の行為で公衆の生命または身体に危険を生ぜしめたという評価ができるという場合にこの対象になるということでございます。これは具体的事案によると思うのでございますけれども、私どもの現在の本来の考えは、一人でこれだけの状態をつくったと認…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 その趣旨でございます。そういたしまして、その基本におきまして、あとは刑法の共犯理論が働く場合には、また共犯理論で解決されていくという場合もございます。

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 基本はそのとおりでございますが、それを前提にして一般の共犯理論は働いてまいりますということでございます。

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 私が申し上げておりますのは、共犯理論の適用はあるわけでございますから、その共犯といえば御案内のとおり、共犯すべての行為が一人の行為として評価できる場合という意味でございます。そういうことは実際の事例としては希有なことであろうと存じますけれども、甲工場と乙工場とがお互いに意思相通じて、しかもそういう危険な状態が発生することも認識して、いわゆる刑法の共犯理論が適用されるそういう状態でそれぞれ有害物質を排出した、その結果、この危…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 御案内のとおり、現行刑法のガス漏出罪には、この場合はたしか財産もあったと思いますけれども、生命、身体に危険を生じさせるという、このことばが使われておるわけでございます。私どもは、それと同じ解釈をとっておるわけでございます。

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 生命、身体に対する危険でございますが、この身体に対する危険といいます場合には、健康と同意味であろうと思います。そしてこの危険と申しますのは、そういう身体、生命に対する一つの侵害に対する可能性、これを危険というふうに考えております。

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 魚とプランクトンの例がしばしば出て恐縮なんでございますが、この例を申し上げますときには、一つの前提条件をいつも申し上げておるわけでございます。 相当多量の有害物質が排出されて、その排出によって魚が汚染され、そうして、その魚を常食する人にとって、その人の生命、身体に危険を生ぜしめる、そういうだけの量が最初出されており、かつその人が常食をしておるというようなことを前提にして申し上げていることを御了承願いたいと思うのでありますが…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 この危険を生ぜしめるということばにつきましては、先ほども申し上げましたように、現行刑法のガス漏出罪でありますとか、往来危険罪でありますとかという犯罪に用いられていることばでございまして、長年の運用の結果この危険という概念は一つの固まった概念になっておると思うのでございます。その概念を援用いたしまして、私はいまの御設例の場合、魚の汚染で、人間が通常食っておるという場合、通常の頻度で食べれば人間も汚染されていくというような状態…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 この法案に規定するものが犯罪として成立いたしました場合に、これは検察庁はじめ警察等の捜査官は、他の一般の場合と同様に厳正公平に、しかも特にこの種の事案は迅速という点を旨として法の運用をしてまいると存ずるのでございます。ただいま御提案の準起訴手続云々というような点につきましては、私どもはその必要性はないと考えておる次第でございます。

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 具体的な案件との関連で申し上げるわけではございませんが、ただいま御指摘のように、この法案の趣旨は具体的な人の生命、身体に対する侵害というものが出る前の段階において危険な状態を処罰するということでございます。そうして公害の防止に資そうとするものであります。

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 ただいまの御指摘についてでございますが、この法案が補充的、二次的という大臣のおことばでございましたが、大臣のおことばは、公害の防止に関する限りは前面にこの法律が出ていくのは適当でなくて、公害の防止という点からいけば、これは補充的、二次的な面で最後のとりでになっているという御趣旨であろうと私は存じておるのでございます。この法案自体としては、それ自体有用な法案であり、きわめて今後効果のある法律である。きわめてと申しますか、これ…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 この法案のメリットについてでございますが、この点につきましては、先ほど大臣からも答弁がございましたように、過去における少なからぬいわゆる公害事例がございます。その事例が当たるというふうに断定するわけではございませんが、それと同質の事例というものについては将来適用されるものも少なからずあろうと私どもは考えるわけでございまして、そういう意味においてこの法案のメリットは十分にあると考えておるのでございます。 それから、次にこの推…

法務省刑事局長1970/12/08

64衆議院 法務委員会 第4号

○辻政府委員 ただいまの御指摘の刑法の全面改正を審議いたしております法制審議会の刑事法特別部会におきまして、たしかこれは昨年の春であったと思いますけれども、ただいま御指摘になりましたような一つの毒物混入による国民の健康に対する罪という形の犯罪を新しい公害犯罪という観点から取り上げる必要があるんじゃないかということで議論がなされまして、そこでこういう意味の公害犯罪というものを規定する必要があるということは、当時の刑事法特別部会において決議…