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法務省大臣官房審議官参議院衆議院
総発言数
322 件
直近の所属会派
—
直近の役職
法務省大臣官房審議官
直近の発言日
1987/05/22

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 法務委員会99 件・99%
  • 大蔵委員会1 件・1%

※ 全 322 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

322 件中 20 件を表示
法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 まず最初の馬券の偽造事件でございますが、馬券というのは、先生御承知のとおり表面に当たりの、連番ですと一−五が当たりとかいうことで、普通は有価証券だと考えられておるわけでございます。従来ですと、仮に馬券が当たりますと、払い戻し口へ差し出しまして現金をいただくわけでございますが、支払いを便宜にするために馬券の裏面に磁気テープ部分をつくりまして、自動支払い装置で読み取れるようにしたのが問題の馬券でございます。 当初、法律的な検討…

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 まず、一つ目のH組の本社ビル爆破事件でございますが、既に最高裁で裁判が終わっております。その資料を作成しましたときにはまだ審理中でございましたが、確定しております。 ところで、コンピューターを損壊いたしまして業務妨害いたしておるという事実がその事案でおわかりいただけるかと思いますが、そうだといたしますと、今回の刑法改正後の電子計算機等業務妨害罪が成立するかと考えるわけでありますが、他方爆発物取締罰則違反も当然のことながら成…

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 まず、コンピューター詐欺に関しての構成要件の用語を簡単に申し上げます。 二百四十六条ノ二が「前条ノ外」とした理由でございますが、伝統的な取引形態では必ず取引に人が介在いたしまして、人をだまして財産上不法の利益を得るということが行われるわけでございますが、コンピューターが自動的にそうした取引を処理いたします場合には人が介在いたしませんで、コンピューター自体がだまされるというような実質を持つわけでございます。したがって、人が介…

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 光ディスクにつきまして、小澤委員のおっしゃるように、相当拡大すれば見えるのじゃないかというようなお考え、あるいは科学者がそういうふうな話をしているのを私も耳にはいたしておりますが、一般私生活におきましてその情報の内容が社会生活上深いかかわりを持ってくるようなものにつきまして相当拡大をしなければならないという、本来五感の作用ではちょっとやそっとではわからぬというようなものでございますれば、やはり直接認識することはできないとい…

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 小澤委員御承知のように、マイクロフィルムといいますのは拡大鏡をかけて即座にその場で内容を認識できますので、もちろん拡大鏡の倍率の問題はございますけれども、これは五感の作用で認識できるものと自分たちは理解しております。

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 ただいま局長がお答えいたしましたのは、多分業務妨害罪との絡みで電子計算機がどういうものであるかをお答えいたしたと私聞いておりましたが、今小澤先生は、今度は財産犯の方を少しお聞きのようでございます。 財産犯の場合には、確かに、つまりコンピューター詐欺と私ども俗称いたしております構成要件の中にありましては、場合によりましては、今おっしゃいました駅の自動販売機的なものが入ってくる余地はあろうかと思っております。ただ、業務妨害では…

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 自動車登録ファイルにつきまして、先生御指摘のとおり、最高裁が昭和五十八年に、これは公正証書の原本に当たるとはっきり結論づけております。その理由づけにつきましては学説等でいろいろ御意見のあるところでございますが、ここでは触れませんけれども、一応最高裁判例がそのように言っているにもかかわらず今回こういう規定を置きます趣旨は、一般の電磁的記録につきまして、つまり現在の私文書あるいは公文書偽変造罪に見合う電磁的記録の不正作出罪をつ…

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 身近なものといたしましては、特許登録マスターファイルというのがございます。それから先ほど住民基本台帳ファイルにもお触れになりましたが、それも身近なものでございます。それから、先ほど私がちょっとお答えいたしましたが、今後は登記簿が電磁的記録によって調製されることにだんだんなっていくかと思いますので、それも将来においては「公正証書ノ原本タル可キ電磁的記録」に移行してくるかと思っております。

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 この「用ニ供シ」という文言は、前の委員の方にも御説明しましたように、電磁的記録といいますのは電子計算機の用に供するという形で使われるものですから「用ニ供シ」となっておるわけでございますが、従来の文書形態での公正証書原本、例えば登記簿なんかは、不実の記載がなされまして法務局に備えつけられた場合に行使罪が成立するということで、備えつけ行使というのが一般的なのでございますが、この場合にも同じように不実の電磁的記録が作成されまして…

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 小澤委員御指摘のとおりでございまして、従来の備えつけ行使と、実態において幅を広げるとかいう意図はございませんし、また、そう読むこともできないのではないかと考えております。

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 まず、「行使ノ目的」という従来の文書偽変造罪の構成要件を使いませんでした理由は、先ほど来しばしば申し上げていますように、電磁的記録の利用形態が文書の利用形態とは違いまして、対人的にその内容を直に交付とか見せるとか展示して知らしめるということではなくて、電子計算機の中で使いこなしていく、どちらかといえば対物利用するのだということになりますので、「行使ノ目的」というのを同じように使いますと、文書偽変造罪の行使概念に若干影響を与…

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 ここで不正につくるという文言の意味でございますが、不正にと申しますのは、私どもの考えではつくり出す権限がないとか権限を乱用してつくるというふうな意味に理解いたしております。これは他の法令用語でもそういった趣旨のことを不正に云々というふうな用語で使っておるのが伝統的でございますので、それに倣ったわけでございますが、作成過程が違法だ、反社会的な違法性を持つというような感じで書いておるわけでございます。したがいまして、原則として…

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 委員のお考えのとおり御理解いただいていいと思います。したがいまして、前の委員の方にも御説明しましたように、虚偽の会計帳簿を自営業者がつくってもそれは当たらないとお答えしているところであります。

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 委員の御指摘のとおりであります。文書の例の保護法益と同じようにお考えいただいていいかと思います。

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 一言で申しますと、対人的に文書等を交付等いたしますと、これは行使と一般的に刑法上も考えているわけでございます。今度の電磁的記録は、逆にコンピューターに用いられるという形が原則といいますか、当たり前のことでございますので、対物供与という感じで「用ニ供スル」という文言を使いました。

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 委員の御理解のとおりでありまして、不正に作出された電磁的記録が当該のコンピューターなりでいつでも用いられる状態に置かれておれば、それで既遂であると考えております。

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 原則としてすべての場合を私自身が推測いたしましてお答えすることは非常に不能を強いられるわけでございますが、原則としてそういうようなものを考えておりまして、その電子計算機等いわゆる電子機器類がそれ自体として人にかわって業務を遂行するというような場面で用いられている電子計算機、こういうふうに考えております。

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 今のソフトエンジニアがつくられるプログラム等につきまして必然的にバグを伴うものであることは十分理解しておりますし、かつ、今委員がおっしゃいましたような方法で使用者側というか、そのプログラム作成を依頼した会社側もそれからソフトエンジニアも共同してデバッグに努めるということもよく理解しております。したがいまして、本罪についてそのような事態を対象に適用することは一切ないと私ども確信いたしております。もっとも、意図的にバグをいっぱ…

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 これはプログラムというようなものだけでとどまりませんで、一般論を申しますと精密機械工業に属します精密機器類、電子機器類、このハードの面でも当然起こり得ることでございまして、あるパーセンテージの欠陥商品ができることは当然常識的でございます。これはソフトも同じだろうと思います。 そこでこの構成要件を見ていただきたいのですが、例えばソフトの関係で申しますと「虚偽ノ情報若クハ不正ノ指令ヲ与ヘ」、この与えるという行為、たまたまそこに…

法務省大臣官房参事官1987/05/22

第108回 衆議院 法務委員会 第4号

○米澤説明員 両者とも入ると理解しております。