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日本社会党衆議院
総発言数
842
直近の所属会派
日本社会党
直近の役職
直近の発言日
1968/05/14

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 内閣委員会57 件・57%
  • 災害対策特別委員会34 件・34%
  • 予算委員会第二分科会9 件・9%

※ 全 842 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

842 20 を表示
日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 それはよくわかるのですよ。私も過小農経営は日本農業のガンであると思うけれども、実情に応じてやらないとこれはとんだことになってしまうわけですね。現にそういうふうな経営はいますぐ五町歩とか七町歩とか行なわれないのだから、その実情に応じて経営面積を拡大するとか、現行法でも家族労働力による場合は制限をこえることができることになっておるのだから、それを上限をいま撤廃したからといって、直ちに規模を拡大する農業がふえるとは思われない…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 そういうことはいろいろ議論になるけれども、日本のようなところでは、大農経営はむずかしいのだから、そこで機械ができている。それなら機械は共同利用していけばいいのですよ。たとえば、いまの日本の農機具なんというものは何十万台と普及されておる。しかもメーカーが盛んに宣伝をしておる。そして農家は土地を売って農機具を買っておる。大農経営をやるために耕地面積を少なくしているのだから、そういうようなばかなことをやらないように、生産面だ…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 先ほど農政局長は、土地所有権の上限の撤廃は近代的大経営にするためだ、こう言ったけれども、これはあとで農地法をだんだん調べてみるとわかるのですが、小作地の所有の制限緩和とかあるいは賃貸借の制限緩和でそうならないのですよ。いま手間賃は、田植えの時期などは女でも二千円取りますから、そんな高い労賃をかけて大経営なんかしないですよ。これはもう必然的に小作のほうに発展するのです。地主制度の復活にならざるを得ぬのです。これは幾らいっ…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 そういうことはたいへんけっこうですが、そういうことにはならぬですよ。法律なんかどうだって変えられるんだし、人間はなかなか既得権は捨てるという気持ちにならぬから、本人とむすこの代といったって永久にそういう方向にしようとしますよ。たとえば明治維新の土地改革の例を私出しましょうか。明治維新の土地改革というのは、これは大名の土地をいわゆる天皇に奉還したということで、実際上土地所有制度は日本では全くなくなった。それは御存じでしょ…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 一たん農業をやめた者が農業へ帰るということはほとんどないですよ、不在地主になったらね。これはもう帰るものじゃない、実際上。農業みたいに肉体労働をやるものにはばかばかしくて帰りませんよ。長男だって都会へ出ていって仕事を見つければ、みんな農村を捨ててしまうのですから。特に山間のところで農業で食えないところはもう離れていくことはきまっています。ここでは議論になりますからそれ以上は言いませんけれども、第一賃貸借条件を緩和するこ…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 それは農業をやめる者は土地を強制買収すべきですよ。農業をやめる者は農地を持っていたいというふうなことはないです。これはいけないですよ。また同じことを繰り返しますが、それは大臣と私とのお互いの見解の相違でしょうけれども、人間である以上欲望もあるし、先祖代々の土地と家を持っていたい、これはあたりまえの話なんだ。それは永久に離したくないです。そのときになれば将来は周囲の事情が許さないなんというものではない。だから農業をやめる…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 日本のやみ小作というのはいまだに大体半分半分ですからね。あなたそれは御存じでしょう。日本のやみ小作はいまやっているのは半分半分です。そうでしょう。収穫の半分は自分が取って半分はやるというのが多いんじゃないですか。実情はどうですか。

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 それは制限はありませんね。

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 しかしこれは法律によってきめられるのは非常に危険じゃないですかね。現行の小作料の統制を撤廃して、収量による金納小作料制を今度のはとらせることになっているのじゃないですか。これは私きのうようやく見ただけで……。

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 しかし地価の高い、差額地代の大きい時代では、小作料の高騰は防げないじゃないですか。そういうことが農産物価格に影響が出てきやしませんか。さらに農地の固定資産税へのはね返りが心配されないですか。

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 例の、近衛内閣のとき、和田博雄君が農政課長時代に、小作料を上げることができない小作料統制令というものをつくった。それが平沼内閣のときに、赤だといって企画院から引っ張られたことがある。あのような、小作料を上げることをはっきり禁止する。それから、小作料を引き上げる、これはやはり当事者間の問題ですが、そこで農民組合なんかができるようになるのです。あのとき農民組合は公認されていなかったけれども、小作料が五割五分から六割ぐらいの…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 激化かどうか知らぬけれども、とにかく小作人対地主のようなものができるのだから……。 それから、あなたはさっき全収穫の二割とか三割とか言ったけれども、私どもの県——私は全体を調べたわけじゃないけれども、私の県なんかでは非常にたくさんとれる。ところが、これは大体農業できない人が貸しておりますので、そうすると半分は自分がもらって、半分を借りてつくった人にやっております。こういう例がずいぶんある。それがそのまま今度新しい農地法…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 私は、いますぐ五町歩の地主が発生すると言ったわけじゃないんで、将来そういう危険性へ発展していかないかということを心配するわけなんですね。だから私は、不在地主なんというものは認めなくたっていいじゃないかという議論なんです。執着があるのはだれだって同じなんですよ。だれだって欲はあるのですから、そんなものは認めなくてもいいじゃないか。さっきから何度も繰り返しているように、農業をやめた者が再び農業に帰るなんということはなかなか…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 これ以上申し上げてもしかたないですが、だからこれでやめますけれども、その次にこの農地法の中の農業委員会による紛争調停、仲裁制度についてちょっとお尋ねしたい。 現在は農業委員会に対する農民の不信がかなりあります。これは御存じだろうと思うのです。特に都市周辺地区においてはこの反感感情がある。いろいろ農業委員会でブローカーのようなことをやっていたりする者が現にあるし、刑事問題を起こしているのもあるからね。このような農業委員会…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 私は農業委員会を改革したらいいんじゃないかと言うのです。大臣のほうはどうですか。

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 この農業委員会というものはもっと権威あるものでなければならぬと思うのです。だんだん改悪して、骨抜きにしておかしなことにしてしまったんですね。だから今日の農業委員会というものは部落代表機関になっておるにすぎない。たとえば、いろいろな階層別に適正な構成になっていない。部落の有力者が構成員になっている場合が多いわけです。農業委員の選挙なんて、金を十万使った、二十万使ったなんて言っておるわけです。そういうものでは、必ずしも適正…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 最後に二つだけ大臣にお尋ねして、私の質問を終わりたいと思います。 農業構造改善事業は、農業の近代化なんだと言って、このいまの農地法改正の問題と同じように、農業の近代化、つまり農業のいまのような過小経営をもっと近代的な大経営にするということでなされたのですけれども、これは私は初めから失敗すると思っていた。機械などの金はみな利益のない農民に負担さして、しかもその金は、農業構造改善事業の金などは高いですよ。三分五厘というのも…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 そう言われるけれども、これは部分的には成功したところもあるけれども、私の知っているところではほとんど失敗して、借金だけ残して途中でやめたり、やってもたいへんだということが多いですよ。会計検査院も現に、農業構造改善事業は、検査院で調査したもので二三%が事業実績が不当であると指摘しています。最近の会計検査院の指摘は非常にルーズだけれども、農業改良貸付資金についても、検査院が調査したものでも三九%が使途が不当だと指摘されてい…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 いまのような高い金利で、そうして機械を買い込んでほとんど失敗している。だから、会計検査院からこんな指摘をされている。 最後に、私は米価審議会のことについて、いろいろ問題になっておりますが、農林大臣の御意見を聞きたいのです。 米価審議会は、普通から言って生産者と消費者の代表を委員にすべきで、その意見を聞いて米価を決定すべきだ。中立委員なんて一体何ですか。中立なんていう委員があるはずはない。生産者と消費者だけですよ、米価の…

日本社会党1968/05/14

58衆議院 内閣委員会 第23号

○稻村(隆)委員 実際に農業だけを圧迫しているのですね、日本の政治というものは。あなたも政治家だから言うけれども、大体財閥天国ですよ。インドネシアがあれだけのことをやって、そうしてそれが取れないからといってそれを政府が肩がわりして払ったり、貿易なんというものはどれだけの国家資金、つまりわれわれの税金、国民の税金を使って財閥に奉仕しているか。それを食管会計なんていって特別会計にして、そうして食管会計は赤字だからなんていうことを言ってスライ…