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早稲田大学大学院法務研究科教授衆議院参議院
総発言数
100
直近の所属会派
直近の役職
早稲田大学大学院法務研究科教授
直近の発言日
2004/11/19

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 法務委員会69 件・69%
  • 国土交通委員会31 件・31%

※ 全 100 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

100 20 を表示
早稲田大学大学院法務研究科教授2004/11/19

161衆議院 法務委員会 第10号

○山野目参考人 お答え申し上げます。 AからBに譲渡されたときに、Bの債権者が差し押さえをするということでございますと、通常の差し押さえの手続と同様の仕方で行われるということで、特に従前法制との関係で変更がないというふうに考えられます。

早稲田大学大学院法務研究科教授2004/11/19

161衆議院 法務委員会 第10号

○山野目参考人 議員も御案内のとおり、債権差し押さえ命令の発令を執行裁判所に申し立てる際には、第三債務者を表示して差し押さえの申し立てをすることが必要でございます。恐らくそのような観点からの御質疑をいただいたんだというふうに考えますけれども、これは当然、まだ債権が文字どおり将来債権であって発生していない段階では、第三債務者を表示することができませんので、その差し押さえができないということは、物理的にと申しますか、事柄の、事物の本性上当然…

早稲田大学大学院法務研究科教授2004/11/19

161衆議院 法務委員会 第10号

○山野目参考人 議員、何分にも民法を大変よく研究しておられて、大学の講義でいつも議論が展開されるような御質問を今ちょうだいしたんだというふうに考えまして、私も大変自分にとっては親しみのあるフィールドのお尋ねをいただいたというふうに感じました。 御指摘のようなことも、例えば大学の講義や演習の授業などで議論する際に、なぜあの規定が置かれたのかというようなことについて諸説あって、いろいろな議論をいたします。例えば、立法の過誤ではないのかとか、…

早稲田大学大学院法務研究科教授2004/11/19

161衆議院 法務委員会 第10号

○山野目参考人 議員の御懸念のことについて、まず最初、法律案との関係で二点指摘させていただきますと、確かに零細な企業に関しても保護を及ぼすべきではないかというふうな課題があるんですが、何をもって零細というかということを民事法制上の規律で、例えば資本金幾ら以上とか、そういうことを民法の法文に書き込むことはかなり困難なのではないか。 それからもう一点は、先ほどから中村参考人が指摘していることで、議員の顔が少し曇っておられて、ちょっと話がかみ…

早稲田大学大学院法務研究科教授2004/11/19

161衆議院 法務委員会 第10号

○山野目参考人 ただいま議員からは、この債権譲渡、動産譲渡の法律に関する極めて重要なポイントの問題提起をいただいたものだというふうに認識いたします。 法制審議会の審議におきましても、まさに議員のお言葉で言う働く者、もっと言えば生活者でしょうか、その視点を考えなければいけないということで、いろいろな工夫を考えまして、大変に悩み抜いて審議を進めたところでございます。 この法律案に盛り込むことができた事項と、やはり限界があってこの場では解決が…

早稲田大学大学院法務研究科教授2004/11/19

161衆議院 法務委員会 第10号

○山野目参考人 議員御指摘のとおり、保証に関して、とりわけ根保証に関してはいろいろ悲惨な問題が社会的にも指摘されているところでございまして、そういうことを考えますと、今おっしゃったような、例えば、契約書を作成してその書面交付義務を考えるべきであるとか、あるいは、今般法律案の提出の中に入っていないような局面においても、元本確定請求を保証人の側からする道を開くべきではないかといったような御懸念があることは、御懸念といいますか問題提起があるこ…

早稲田大学大学院法務研究科教授2004/11/19

161衆議院 法務委員会 第10号

○山野目参考人 民法など私法の一般的な規律として、保証契約の内容そのものを、こういう場面でとってはいけないとか、この額の限度を超えて徴求してはいけないとかいうようなことはなかなか規定しにくいことだと思います。 それで、世界じゅう隅から隅まで調べたかというふうに仰せをいただけば自信がないところがございますけれども、そういう面での規制というのは、少なくとも我が国の法制を立案するに当たって参考にする範囲では見当たらないというふうに申し上げてよ…

早稲田大学大学院法務研究科教授2004/11/19

161衆議院 法務委員会 第10号

○山野目参考人 この問題につきましても、先ほど申し上げましたように、今回の法制審議会の審議の中で、大変な留意を払って、悩み抜いた上で対応させていただいた論点でございます。 まず、手順の問題として強調させていただきたいことでございますが、法制審議会の答申の付記事項として、これは、答申に付記がつくということはしょっちゅうあることではないんですけれども、とりたててこのことを付記しておかなければいけないというふうに法制審議会の部会及び総会の審議…

早稲田大学大学院法務研究科教授2004/11/19

161衆議院 法務委員会 第10号

○山野目参考人 議員御指摘のことは、法制審議会の審議におきまして、御案内のとおり、大変熱っぽい議論を呼んだ論点の一つでございます。 ただいま整理いただきましたように、例えば、債権者が動産を担保にとるときに、自分よりも前にいて占有改定で取得している人に勝つといいますか、その人との関係で自分の立場を安泰なものにするというテーマと、それから自分より後に出てくる人との関係で、きちっと登記をしているからこっちが勝つんだよ、後行者に勝つことのその要…

早稲田大学大学院法務研究科教授2004/11/19

161衆議院 法務委員会 第10号

○山野目参考人 今議員御指摘の、まず前半の方におっしゃった、倒産が少なくなるから労働者は守られるんだという議論だけはやっちゃいけないということは、まさにこの議論のポイントをついておられるわけでありまして、私どももそういう議論をしてはいけないと思うんです。御指摘のとおり、にもかかわらず倒産したら、その労働者にとってはどうなんだという問題があるわけでございますから。 その上で申し上げますと、労働債権一般に対する保護のあり方としては、やはり今…

早稲田大学大学院法務研究科教授2004/11/19

161衆議院 法務委員会 第10号

○山野目参考人 議員の御指摘、大変ありがたく承りましたが、否認権、詐害行為取消権の論点を強調申し上げたのは中村参考人の方でいらしたと思うのです、私ではなくて。私から先ほど申し上げたことで、今議員の問題提起のことに正面からお答えをさせていただきたいと試みますけれども。 すなわち、確かに、議員御指摘のとおり、民事再生手続のときには、更生担保権ではなく別除権として譲渡担保権が認められるという解釈になってございますので、御懸念のことは確かに理屈…

早稲田大学法学部教授2003/07/22

156参議院 法務委員会 第24号

○参考人(山野目章夫君) 早稲田大学の山野目でございます。 本日は、このような意見開陳の機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。 本日御審議の法律案は、既に衆議院の審議において明らかになっておりますとおり、極めて多岐な論点を含むものであります。改正される法律の形式の面から見ましても、民法と民事執行法の両方にわたり多くの規定の改正ないし重要な制度の導入を内容とする規定の追加がございます。 また、法律案の内容を政策という面から…

早稲田大学法学部教授2003/07/22

156参議院 法務委員会 第24号

○参考人(山野目章夫君) 今般、法律案に盛り込まれておりますこの抵当権者の同意に基づく賃貸借の対抗力付与の制度に御関心をいただきましてありがとうございます。 この制度を導入しようとしていることの趣旨でございますけれども、議論を始めたときにイメージの中心にありましたのは、居住用の建物というよりは、むしろ比較的大規模な建物について、それを抵当権設定登記後に賃借する者が、しかし、必ずしもちゅうちょすることなく資本投下などをすることをできるよう…

早稲田大学法学部教授2003/07/22

156参議院 法務委員会 第24号

○参考人(山野目章夫君) 御指摘のように、この執行妨害対策というものは非常に長く我が国の法律実務を悩ませてきた問題であると同時に、近時の経済状況の中で喫緊の解決が求められているテーマでございます。 議員御指摘のとおり、民事執行法の累次の改正によりまして様々な対処が図られてきたところでございますけれども、何分にもこれは、何と申したらよろしいんでしょうか、イタチごっこといいますか、あるいはモグラたたきみたいなような部分がございまして、非常に…

早稲田大学法学部教授2003/07/22

156参議院 法務委員会 第24号

○参考人(山野目章夫君) 裁判所の運用に期待したいところでございますけれども、基本的には、立案段階の考え方の整理としては、今、議員御指摘のような心配がそれほど深刻なものではないというふうに考えますし、また深刻なものになってはいけないという心構えで運用がなされなければいけないものと考えます。 お挙げになった素材の中で、相手方を特定しないで発令される占有移転禁止の保全処分にいたしましても、最初の発令時に相手方が分からないときに一定要件の絞り…

早稲田大学法学部教授2003/07/22

156参議院 法務委員会 第24号

○参考人(山野目章夫君) 議員御指摘の一九九二年に成立いたしましたILO百七十三号条約というものは、今後の労働債権の保護の在り方を考えるに当たっての一つの重要な素材になるという意味で、大変に大切なものであるというふうに考えます。 既に御案内のとおりであると思いますが、この条約の第二部が、最低三月分以上の賃金について、租税債権にも優先する優先権を与えなければならないとしており、また第三部におきましては、倒産局面に限定せず、支払保証機関が賃…

早稲田大学法学部教授2003/07/22

156参議院 法務委員会 第24号

○参考人(山野目章夫君) 養育費の問題、これもまた重要な問題であるというふうに思います。 議員の皆さんも御記憶でいらっしゃるかと思いますが、衆議院における本法律案の審議におきまして、衆議院の法務委員会で新川参考人から、今般、法律案が提示している予備的差押えの制度の導入に対する評価として小さな一歩であるという言葉をいただきました。正に、本日のこの御審議の成果としてこの小さな一歩を法律案の形でお認めいただきたいというふうに思うと同時に、それ…

早稲田大学法学部教授2003/07/22

156参議院 法務委員会 第24号

○参考人(山野目章夫君) 短期賃貸借保護制度の廃止に関連して、正常な賃借人の保護が果たしてこの法律案が提示している内容で十分であるのかというお尋ねでありまして、ごもっともな御心配であるというふうに考えます。 この点に関しましては、既に御案内のとおり問題が大きく分けて二つあります。 第一に、正常な賃借人の建物使用それ自体の保護というものが適切な範囲で一定の限度では競売の後にあっても図られなければいけないのではないかという問題がございますし…

早稲田大学法学部教授2003/07/22

156参議院 法務委員会 第24号

○参考人(山野目章夫君) 短期賃貸借保護制度の廃止に関して、先ほど内田参考人から御指摘があった今般の改正に対する評価に関連して、ただいま議員の方から御指摘をいただいたものだというふうに受け止めております。 実は、今回のこの短期賃貸借保護制度の廃止に至った法制審議会及び政府部内における立案の経過におきましても、明治以来ありましたこの制度を廃止するということに関しては、そういう結論を取るのか、そうではない別のやり方があるのかということについ…

早稲田大学法学部教授2003/07/22

156参議院 法務委員会 第24号

○参考人(山野目章夫君) 従来の民法の三百八条の規定が雇人が受くべき給料という仕方で規定をしておりましたところ、今般提案申し上げております改正におきましては、六か月という制限を取り払うということだけではなくて、既に御案内のとおり、どのような債権を持つどのような主体が行使するものであるかということにつきましても修正、改正が行われるわけでありまして、これはもちろん狭める方向での改正ではなくて、拡大する方向での改正であるというふうに私は受け止…