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北海道大学大学院法学研究科教授衆議院参議院
総発言数
193 件
直近の所属会派
—
直近の役職
北海道大学大学院法学研究科教授
直近の発言日
1993/05/25

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 予算委員会公聴会32 件・32%
  • 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会30 件・30%
  • 内閣委員会22 件・22%
  • 日本国憲法に関する調査特別委員会11 件・11%
  • 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会公聴会5 件・5%

※ 全 193 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

193 件中 20 件を表示
北海道大学法学部助教授1993/05/25

第126回 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第18号

○山口二郎君 私は先ほど比例代表制を支持するという立場で申し上げましたが、一つ憂慮しておりますのは、比例代表制というのは政党に対していわば安定した議席数を与えるという特色を持っております。例えば、社会党がさほど大きな努力を払わなくても、国民の中の革新的な意識を持った人が社会党を支持することによって、自己努力、自己研さんなくして生き延びるというのは、比例代表制のもたらし得る一つの欠点だと思います。それとの関連で、やはり選挙制度の改革という…

北海道大学法学部助教授1993/05/25

第126回 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第18号

○山口二郎君 私は、距離の問題を申し上げましたけれども、やはり代表と国民とが余り遠過ぎても困るわけでありまして、その間に適切な距離というものが必要であると思うわけです。完全な全くの比例代表制、例えば今参議院でやっているようなああいう形にいたしますと、これは地域の声が代表に届きにくいという弊害も一方ではあり得るわけでありまして、適度な距離をとるということで、比例代表制をベースとしつつ二百程度の小選挙区をつくって、生身の政治家が地域で運動す…

北海道大学法学部助教授1993/05/25

第126回 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第18号

○山口二郎君 選挙制度というのは、やはり国民にとってある程度わかりやすいものでないと困るわけですね。だれかが頭の中で考え出したものをさあやってみましょうと言っても、国民は戸惑うわけでありまして、やはりどこかにモデルがある制度を基本に日本型にある程度適応した形で実施するということでないと、なかなか一般国民にも浸透しにくいと思います。 私はドイツの政治を見ておりまして、安定した連合政権のもとで民意の反映が的確に行われている成熟したデモクラシ…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 山口でございます。 きょうはこういう機会を与えられまして大変光栄に思っております。心からお礼申し上げたいと思います。 私は、政治学を専門にしております関係上、今の国会法や憲法の解釈の問題ではなくて、これから制度を改革する場合にどういう観点から考えるべきかということについて私見を申し上げたいと思います。 まず、国政調査権のあるべき姿を考える際に、議会政治というものが一体いかなるものかということについて考えることから…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) さまざまな原因が複合していると思いますけれども、その第一は、日本の場合、中央の行政官庁が余りにも大きな予算や権限を持っている、そのことが要するに私企業やさまざまな地域に対して極めて重大な影響を持っているという点が挙げられると思います。つまり、有利な許認可とか補助金をもらいたいという人が要するに中央官庁のそういった政策形成にアクセスを求めて来るわけでありまして、そのことが結局不正な政治献金とかあるいはわいろに近い政…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 御質問の中でいろんな論点があったんですが、まず公費助成の問題でありますが、私も公費助成には賛成であります。つまり、やっぱり政党がまじめに政策を宣伝しようと思えば当然お金がかかるのはやむを得ません。その意味で私は政治家に対して清貧であれということを言うつもりはありませんで、むしろ本当に必要なお金は国民が分かち合うのが民主主義にとって必要なコストではないかというふうに考えております。あわせて、公費助成は国民の税金でや…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 御指摘の点は大変重要な点でありまして、まさに憲法の結社の自由と実質的な政治責任との関係をどうするかという難問だろうと思います。 私は、もちろんお金を助成するという場合に、いわば会計報告とか経理の透明性という点で政党に対して何らかの公的な縛りをかけるということは必要だろうと思いますが、それ以上の党内の自治にかかわる問題について公権力がこれに関与をするということはやはり問題ではないか。腐敗と恐怖政治はどっちがいいかと…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 御指摘のとおり、要するに、法律には触れないけれども疑わしいことをした私人を喚問してその道義的な責任を追及するということは、やはり国政調査権の発動の形としては余り意味がないのではないかというふうに私も思います。 それよりむしろ、例えば日本の検察というのは非常に広い起訴裁量権を持っておりまして、そういう裁量行使が本当に適切かどうかといったような観点から、専ら腐敗や不祥事に対応した行政機関の取り組み方について国民の立場…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 先ほど私が申し上げたように、実際に国会の中で調査権を行使したり立法活動を行うのはこれは具体的な議員でありまして、その議員が立法活動なり調査活動について必要な情報を獲得できるのでなければ、抽象的な国会なり委員会にその機能が与えられていても、それは絵にかいたもちになるというふうに私は思うわけです。 国会法第百四条の規定に、要するに議院なり委員会として役所に情報を出せといった場合これは拒むことができないということになっ…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 前者の情報へのアクセスということでありますけれども、これはやはり明文の規定で、例えば国会議員が法案の審議や国政調査のために行政官庁の保有している情報を必要とする場合、その官庁はこれを全部出さなければいけないといった趣旨の新しいルールを国会法第百四条などに補足する形で追加するということがどうしても必要なのではないかというふうに思います。 それから、その調査権の発動を個人ないし議員のグループでやるということなんですけ…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 議員の身分をどうするかというのは大変重要な問題でありまして、これはやはり乱用されると少数党に対する迫害ということに発展する危険性もあるわけで、何というんでしょうか、道義的な警告を発するという以上のことを国会としてやるべきなのかと言えば、これはやっぱり少し疑問があるのではないかという感じもいたします。 結局、腐敗や汚職に対する政治的な責任というものは選挙の場で問われるということが筋だというふうに私は考えております。

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 私は法律の専門家ではありませんのでそういう難しい問題は十分答えることはできないと思うんですけれども、一般論として検察の側が犯罪捜査の理由でなかなか手のうちを明かしたくないというのは理解できると思うわけです。つまり、それはやっぱり法的責任と政治的責任というものは違うわけでありまして、国会の場で国政調査権を発動するというのはあくまで政治的、道義的な責任を問うということで議論をすべきではないかというふうに思います。 で…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 手始めは恐らく情報公開制度というものを国政レベルできちんとつくるということであろうと思います。 今、総務庁などでも原案の検討はしておりますが、どうも政府が及び腰であるかのような印象があるわけでありまして、これはやはり議員立法で強力に推進して、いわば国民の求めに応じて行政機関が持っているさまざまな政策の決定、執行上の情報を開示するという仕組みをやはりきちんとつくっていく必要があるだろうと思います。 それから、行政手…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 国会が余り強い国政調査権を持って年がら年じゅう政府のやることをせんさくするということがあれば、これは内閣の方にとっては行政の執行にとって桎梏になるという問題もあるわけでありまして、一方においてやはり国会は内閣の提出したさまざまな政策を決定していくということも必要な機能であります。 そこで、その二つの院で役割分担を考えて、衆議院では従来どおり内閣を支える、要するに、与党が多数を握って政権を構成し政策をどんどん決定し…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 国会議員が個人として調査権を使えるということは、要するに野党の議員が従来よりもはるかに強い立場で行政部に対してチェックができるということであります。 つまり、与党というのは基本的に行政部と一体で、これを支える立場にあるわけで、主体的に不祥事や腐敗のチェックということを行う動機づけもないわけでありますから、その意味で野党こそは、要するに行政部に対する監督やチェックというか、腐敗の追求ということをやる本来の使命を持っ…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 日本とアメリカは基本的な政治制度が違うので単純な比較はできないと思います。その意味で、予算は内閣が作成し、これを国会に出すということは、議院内閣制をとる以上しょうがないと思うんですね。 問題は、そういった予算についての実質的な吟味やチェックをするための体制が国会にあるかどうかということで、その意味で、財政や税制についてのエキスパートを国会できちんと持ち、大蔵省の主計や主税に対抗するようなマンパワーを持った上できち…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 行政の中立ということですけれども、イギリスにおいては、もちろん法律で公務員の政治的中立というのはあるわけですけれども、伝統として公務員は政治家にならないということがずっと続いてきたわけであります。 イギリスの場合は、政治家のリクルートといいましょうか、養成の仕組みがやはり全然違うわけでありまして、これは要するにいろんな地方の政治家とか労働組合とかそういうところから政治家を地方レベルでリクルートするという仕組みにな…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) 極端なことを申しますと、自民党の先生方が野党の悲哀を一回味わうということ以外に手はないわけであります。 我が北海道におきましては、いわゆる革新系の人物が知事になっておりまして自民党は野党になっておるんですけれども、やはり自民党の議員とて野党の側に回りますとなかなか行政の側を攻めるというのは簡単ではないんですね。道議会においても、しょっちゅう審議空転とかいって国会における保守革新の対立をひっくり返したような格好の非…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) イギリスで小選挙区制をしいてかつ周期的に政権交代が起こるというのは、これは全くの偶然だと私は思っております。 つまり、イギリスは保守党、労働党ともに非常に強い地域基盤というのを持っていて、ここは絶対牙城だというところがそれぞれある程度あって、その上で中間的な草刈り場で戦いをやってどっちが勝つかという選挙を毎回やっているわけですね。だから、選挙のたびに結構伯仲した戦いになって政権交代があるわけですけれども、日本のよ…

北海道大学法学部助教授1993/04/02

第126回 参議院 予算委員会 第14号

○参考人(山口二郎君) そういうフラストレーションは私も共感するんですけれども、ただ、政党のそういった会合について公的な縛りをかけるということは、やっぱり憲法の原則からいって問題があると思います。やっぱりそこは政権交代を起こして、与党、野党入れかわるということ以外に根本的な手はないんじゃないかというふうに私は思います。 万一、野党が政権党になった場合、そういう同じルールを適用された場合、検察が今の野党の内部に介入してくるというおそれもあ…