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文部大臣参議院衆議院
総発言数
2,587
直近の所属会派
直近の役職
文部大臣
直近の発言日
1951/02/14

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 文部委員会71 件・71%
  • 文教委員会28 件・28%
  • 本会議1 件・1%

※ 全 2,587 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

2,587 20 を表示
文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 私はよく岩間さんから学の自由学の自由ということを伺いますが、学の自由ということはどういうことか、伺つてから御返答申上げます。

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 只今承わりましたけれども、学の自由という概念は一つも解明されないと思うのです。私は岩間さんから学の自由という言葉は幾十回聞いたか知れませんが、曾つて学の自由という概念はどういう意味かということがはつきりしないのです。常識で考えると、学に自由があるはずがない。自由というのは主体の持つものである、学が自由を持つということは、それならば学の自由といわれる言葉は今まで盛にいわれますが、どういう意味であなたがここでお使い…

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) まだ私には漠然としておりますけれども、併し今自由を探究、学問を探究するといいましたから、これは私が学問の自由というならば普通には学問の探究へ教授、学習こういう三つのことをドイツなどでは学の自由ということでいつておりますから、そういうことで解釈して御返事いたします。

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 学問の探究はいくらしてもいいいくらしても差支ない、学習もどうにやつてもいい、問題は学の教授ということでございます。これには当然限界があると思つております。これは国家公務員でありますから大学教授も国家公務員としての制限を持つておられるということは岩間さんも御承知の通りだと思います。その制限内において許されておる。これは前から申しておりますが、政治的自由というのはいつでも制限のないところに自由はない。その制限という…

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 私は南原総長の言説が逸脱しておるかどうかというようなことを少しも言つておりません。あれは殊に吉田総理が秘密会で言われたということであつて、私は南原さんが全面講和を唱えたからそれで吉田総理がこれを曲学阿世だというわけがないと信じております。いくらでも全面講和を唱えて吉田総理と親しくされておるかたもある。だから私は全面講和を学説として唱えたから曲学阿世ということを言うわけがないと自分は思つておりますが、併しそういう…

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 前の問に対してくどいからこの辺でということですが、私は少しも困りませんから幾らでも御質問頂きたいと思います。 それから又第二の点につきましては私はこういうことを言つたのであります。即ちこの政治教育ということは必要なんだけれども、併しこの大学と小学というのは同じには行かない。大学ではそういうことに立入つたどういうことでも結構だけれども、小学校では余り立入つたことを述べる必要はないと思うといつたんです。私は自分では…

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 私は憲法の戰争放棄の條項というのは、あれがある以上日本が再軍備をするということは、憲法上無理ではないかと思つております。併しこれは憲法学者にいろいろの説がありますから、私は今ここで私見を述べるのでありますが、自分は無理ではないかというふうに考えております。又現に差当つて日本が再軍備をするということになつているわけではないのでありますから、それでいいのだと思います。

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 今まだ日本には再軍備をするということを言つているわけじやないのです。吉田総理大臣は再軍備はしないと言つているのです。そういうときですから、憲法の條項には再軍備というものはしないことになつている。現在の日本でもそういうことになつている。けれども歴史の現実というものはいろいろに動くから、社会には再軍備の論をする人もいる。しかしそういうかたのもまたこれはその論として聞くべきものもある。そういうようにただ客観的に教えれ…

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 何も変らない。変らないことは平和を受ける、そういうことは変らない。併し日本を、どこまでも国を立てて行くということも変らないのです。そういう点において何も変らない、この思う。ただどういうようにして平和を守つて行くか、どういうようにしてこの日本国というものを立てて行くかということについては、これは複雑極まりない世界の現実においては、いろいろの考えが出るというのも当然なことであるから、我々は素直にそういういろいろな考…

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 私は一番大切なことは本当に日本を愛することだと思うのです。この国を他国に隷属させて、他国の指示を受けてこの国のことをやるというような精神では一体駄目なんです。そうじやなくて、本当に日本国というものを石にかじりついても自分たちは守つて行くのだ、この歴史と伝統を持つている、そうして文化創造力の豊かなこの民族の住んでいるこの国、こういう日本国はどこまでもこれを守つて行くのだ、こういうことが一番の重要な問題で、同時に我…

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 私の考えはほぼ盡したと思つておる、私は併し全面講和とか或いは軍事基地反対とかいうことを学校の先生が先に立つて唱道されるということは不適当ではないかと思つておりますけれども、その平和を愛しこの日本国を守つて行こうという精神は、どこまでもこれは当然の話でありますが、それをどうしてするかという方法については、私はよほど愼重に考えて行かなければならないという考えでございます。

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 全面講和の主張がいけないと言つたんじやないんです。義務教育に従事するかたがたが全面講和とか軍事基地反対とか、そういう考えを懷き、主張することはいいですが、それを実際の政治活動として、そうして政治的な意味において活動することは、私は不適当だと思うと言つたんです。

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 岩間さんに、どうか私の言つた趣旨をよく聞いて頂きたいと思うのです。私は大学では学生にはよほど立入つてそういうことを話すのもいいけれども、学生がもう批判力もあり、大きいからいいけれども、小学校というような子供には、そういう立入つたことを言うのは不適当だと、立入つてという言葉を使つて、不適当だと言つたんです。これを研究したり何かすることを、大学と義務教育との間に差別をつけようと言つたわけではございません。そればかり…

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) どうも複雑し来て、岩間さんが私に問われるということは、もう自分の答えた範囲のことじやないと自分は思います。新らしいアイデアというものをあなたからここに聞かないのですね、同じことを幾度も幾度も私は問われておるように思うのですが、そうじやないでしようか。

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 私はあなたの問にはもう答えておると思います。

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 焦点が外れておるとおつしやいますが、実際焦点がつかめないのです、うまく私にはそういう点があるから、焦点を外そうなんという考えはちつともないのです。何でも率直に言つて行こうというのですが、焦点がつかめないから勢い外れるということになるかと思いますが、私の趣意は只今述べたところに盡きておるように思うので、改めて何か別の御質問がありますならば。

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 私は当時署名したときにこれは願望だというので署名しておるのです。その願望が達せられないときは、どこまでもいつまでも日本はこのままでいたほうがいいのだとそういう考えには到達できないのです。だからして願望として署名して来ておるのです。今日日本人誰でも、吉田総理初め願望としてすべてそういうことをこいねがわないものはないと思います。而も現実はなかなか自分たちの思うように行かないことがある。そういうところに私は歴史の非合…

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) 私は、岩間さんは実に私どもを観念論と言われるけれども、あなたが非常な観念論者だと思うのです。願望と現実が乖離しないというようなことを言われるのは非常に意外であつて、私どもは自分自身についてさえ自分の願望をするようなありかたになれないので、六十有余年苦労して毎日現実に自分を反省しつつある人間で、自分の願望するような人間に一足飛びになれるものならこんな有難い話はないのです。まして社会が自分らの願望通りに直ちになれな…

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) そういう点に認識の私とあなたとの違いがあると思つております。

文部大臣1951/02/14

10参議院 文部委員会 第9号

○国務大臣(天野貞祐君) どういう努力をしたかといつて、個人的のことを述べる席ではないと私は思いますけれども、自分は今まで自分の文筆を通じ、思想を通じて平和のために自分の乏しい力の及ぶ限りを盡して来たと思つております。ただ併し平和ということをどうして獲得するかという手段は、現在の現実が非常に複雑である、靜かにそういうことをも学んでみたいとこの頃思つております。