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文部大臣参議院衆議院
総発言数
2,587
直近の所属会派
直近の役職
文部大臣
直近の発言日
1952/06/17

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 文部委員会71 件・71%
  • 文教委員会28 件・28%
  • 本会議1 件・1%

※ 全 2,587 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

2,587 20 を表示
文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 もともと大学の自由と申しますと、これは研究の自由、教授の自由、また勉学の自由、そういうような自由がもともと大学の自由といわれるものであつて、ただそれが十分保持できるために大学の自治ということが必要なんであつて、大学がすべての治安の外にあるという意味では決してない。また一般公共の福祉を阻害するというような自由というものはあり得ないという考えでございます。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 大学の学生が、研究批判というようなことを離れて、直接の行動におもむくというようなことは、欧米大学の学風にはないことだと私は思つて、それと比較して非常に残念なことだと思つて、もつと学生に研究批判という風を盛んにするとともに、先ほども言いましたように、生活をも安定にさせるように努めることによつて、よく導きたいという考えでございます。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 学校外の事件といえば、直接にこれが学長の責任だ、こういつては私はやはり過ぎるかという気持がございますが、しかし責任ということをいえば、本人の責任はもちろんでございますが、やはり間接には学長、ひいては文部当局の責任ということになるのではないかと思つております。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 私は大学当局が、学校内においてもただ学生をかばうとかいうことばかりじやないと思つております。大学当局もこのことについては非常に心配をいたしておりますが、しかし学生の指導ということは、こういう場合にも警察力とか権力だけではとうていできない、これはやはり教育的に忍耐強くやるよりほかはないという考えをもつて大学当局は苦慮されておられるのであつて、決して大学内だから何でも学生をかばうというわけのものではないということをまず私は申した…

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 大学と一概に申しましても、学部によつて非常に性質が違つております。法科、経済を除く他の学部などでは、教授が少数の者を、自分の教室の者として指導いたしますから、指導がやさしいのでございますけれども、しかし法科、経済のような多数の学生を持つておるところは非常にむずかしい。けれどもそういうところも、できるだけゼミナールの制度とか、あるいは指導の教官を特にきめるとかいうようなことでもつて指導をいたしたいと思つております。けれども大学…

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 大学ではあくまでも学問という立場からしなければならぬと私は思つておりますが、しかしそれが直接社会の秩序を乱すとか、そういうようなことに学生をかり立てるということになつたのでは、これは非常に不適当なことでありますから、その際にも、教授はただの研究者ではなくして、同時に教育者なのですから、十分な注意をもつてなさるべきものだと思つております。無制限な自由というものはないことは、先ほど質問者も仰せになつたことであります。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 次官通達というものは、集会、集団行進というようなものに関係しているものであつて、大学は決して治安の責任を持つている警察の外にあるわけでないということを、よく学長から学生に徹底さしてもらうように、最近に通達を出しております。また警察の方に対しては、大学というものの特殊性をよく理解してもらい、また学生の心理に対してよく理解を持つてもらいたいということを私どもは申し入れて、両方に誤解のないように努めておるのでございます。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 私は若い者の心理ということをいうと、決してプライドが悪いというのではないのですけれども、そういうことが若い者にはあるから、そこにおのずから起るという地盤がある。それに持つて来て現在は非常に偉つた時代である。そして今の若い挙止の成長の過程、また今の時代のさまざまな條件、そういうものがこういうものを引越すのだと説明いたしたわけでございます。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 違つた時代というのは日本がこういう敗戰をして、かつてない一つの敗戰の苦難を味わつているということでございます。それからさまざまな條件というのは、たとえば学生の生活が非常に悪い、また過激な思想をもつて学生に働きかける人もいる、そういう事情でございます。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 私は今の時代が世界的に二大勢力の対立であるとか、その中にあつて日本が敗戰国として非常にむずかしい事態にあるとか、社会が非常に窮乏しておるとか、そういうことが原因だと思うのです。けれども私は青年の心理を分析することが、こういうことを考えて行くのにやはり必要だと思つておりますから、初めに青年の心理を分析して、そういうことの起る地盤を申しておいたわけであります。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 学生と警官の紛争というのは、思想の自由とか学問の自由とかいうものが侵されたというふうに学生が考えておるところから起つておると思います。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 学生がそういう考えを持つというのは、今世界全体の一つの傾向であつて、ことに日本の置かれておる歴史的現実というものが、学生にそういう考えを抱かせるようになつておるのだと思うのです。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 反動的とか弾圧的とかいう処置と言われますけれども、私はそういう点については、いろいろな誤解が学生の間にあるものだと思つております。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 私、どうも問いがはつきりいたしませんでしたから、もう一度ちよつと……。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 政府は破防法を決して悪法だとは考えておりません。今これがぜひとも必要だと思つております。そういう法に対して、その法のいかんにかかわらず、学生が直接的にそういういろいろな政治活動をするということは、教育基本法の精神に反するといへ考えなんです。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 大学の方針としては、教育の政治的中立性ということを守るために、大学の構内において破防法反対というような、そういう集会をするということは、大学が許さないのであります。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 個人的な意思の表示は自由であつても、団体的にいろいろな行動をするということは、大学が、それは教育基本法の精神に反しておると言つて、認めないのであります。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 大学は大学の考え方でもつて教育をやるわけであります。その大学の考え方によれば、学生がそういう集団的な政治行動をすることは好ましくないという考えから、これを許さないと思います。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 私はその実をつまびらかにいたしておりませんから、ここでは何とも申し上げることができません。

文部大臣1952/06/17

13衆議院 行政監察特別委員会 第29号

○天野証人 私は愛知大学に起つた事件は、これをつまびらかにしていないと申しました。けれどもこれを一般論として言うならば、好ましくないことだと思います。