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東京大学社会科学研究所教授参議院
総発言数
129
直近の所属会派
直近の役職
東京大学社会科学研究所教授
直近の発言日
2000/04/07

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 予算委員会公聴会54 件・54%
  • 国民福祉委員会15 件・15%
  • 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会14 件・14%
  • 労働・社会政策委員会10 件・10%
  • 国民生活・経済・社会保障に関する調査会6 件・6%
  • 共生社会に関する調査会1 件・1%

※ 全 129 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

129 20 を表示
東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) どうも御質問ありがとうございます。貴重な御指摘をいただきました。 ただ、私の社会政策論は、大胆なというふうにおっしゃっていただきましたけれども、私の独創的な大胆な意見というよりは、既に九〇年代の前半くらいから、各種の政府の審議会、社会保障制度審議会でありますとか、経済審議会あるいは産業構造審議会、そして男女共同参画審議会もその一つでございますけれども、日本の社会政策が専業主婦あるいは収入が一定限度以下の配偶者のい…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) 私の承知しておるところでは、扶養手当という言葉は子供、年少被扶養者については現在でも使われておりますが、配偶者については配偶者手当という名称を使っている事業所の方がむしろ多いのではないかと思われます。

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) どうも大変興味深い情報をありがとうございます。 日本でもお金を持っていたりあるいは社会的に高い地位にある男性との恋愛や不倫を描いた表現というのはかなり人気がありますし、歌謡曲などにも歌われているようでございますけれども、そういうものの作者というのは一体だれなのかということを考えてみますと、女性作者というのは大変少なくて、男性の側から見たこうあらまほし女性の恋愛のあり方というのを描いているのではないか。したがって、…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) 社会科学の研究をしておりますといつも注意を受けることが、私、大学院生あるいは学部学生のころ、いつも注意を受けることがございまして、伝統といったときにそれはいつごろ発明された伝統なのかということを社会科学者は常に問うべきであるということを学部時代から教えられてまいりました。 教育基本法の改正問題について私は詳しくございませんけれども、前文にもし歴史的伝統文化の尊重というふうな文言が入るといたしまして、一体いつごろの…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) 本当は鹿嶋参考人に先にお答えいただいた方がいいのかもしれません、私が申し上げますと何かおためごかしみたいに聞こえてもいけないのですけれども。 日本の現代社会、特に七〇年代後半、八〇年代は非常に企業中心の社会になってきて、これが女性にはもちろんですけれども、男性にとってとりわけ息苦しい社会をつくってきてしまったのではないかという私は問題意識を持って、この十年以上研究を続けております。 そういう中で最近非常に憂慮して…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) 御質問ありがとうございます。 おっしゃるように、今まで社会保険制度ですとかそれからその外側の社会保障制度にしましても、労働といえばペイドワーク、とりわけ賃金を払われるサラリーマンのといいますか、そういう労働をこれこそ労働だというふうにみなして設計されてきたというふうに思います。これに対して、アンペイドワークの重要性の指摘というのが世界女性会議なども画期にして高まってまいりまして、そのようなものを組み込んだサテライ…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) 昨年の暮れに、お二人とも財政学者でございますけれども、神野直彦さんと金子勝さんの編集になる「「福祉政府」への提言」という本を出させていただきまして、私、その中で公的扶助の章を担当、執筆いたしましたけれども、この書物などは、今、議員がお尋ねの包括的な社会政策システムのあり方というのを提言した本でございます。 また、年金制度などに特に言えることですけれども、あしたからはいと言って変えるわけにはいかないんですね。長年保…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) どうも御質問ありがとうございます。 一点、シングルインカムではもう家計が維持できなくなっているからダブルインカム、ダブルインカムだからさらに少子化というふうに、これは世の中にある議論を引用なさったのだと思うんですけれども、このダブルインカムになると少子化するというのは、まことしやかに言われてはおりますが、事実に反しております。 少なくとも先進諸国では、二十五歳から三十四歳の年齢にある女性の労働力率が高い国ほど出生…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) 年金支給額におっしゃるような格差があり、これは賃金格差をそのまま反映したものであるというのも御指摘のとおりだと思います。五一%というのは、これは短時間雇用者も含めてのもので、フルタイム雇用者の所定内賃金で見れば六二%程度だと思います。 それにしましても、私、先進諸国ということをしばしば申しますが、この場合には、先進諸国に限らず、工業化した国すべてを見渡しても日本ほど男女賃金格差の大きな国というのはないわけでござい…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) 不安定雇用の方について主にお答えをさせていただきますけれども、これは労働力の供給側、つまり労働者の側においてもいわゆるフルタイム以上の雇用に対する拒否感というのもありまして、多様な働き方というのは単に経営側が喧伝しているだけではなくて、むしろ労働者の側にも一定の多様な働き方への志向性というのがあるのではないかと思っております。 しかしながら、これが御指摘のように野放しに広がるということはさまざまな問題を含んでおり…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) 平均寿命からいいますと女性の方が確実に長い、長いだけでなく、男性の自殺の多さも相まって男性の平均寿命が少し短縮してしまった中で、今、男女の平均寿命格差というのは最大にまで開いております。そういうことを考えて厚生省は、女性は給付につながった場合に受給期間が長いから財政にプラスにならないというふうなことを言っておるのは私も承知しておりますけれども、逆に、今のような平均寿命の長さがいつまでどのように続くかということも完…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) どのように変えるかといいますか、私の知る限りでは、今、政府の税調が、所得税の制度が余りにも複雑になっている。これは個人控除が余りにも各種あって複雑なために魑魅魍魎といいますか複雑怪奇になっているという問題意識から、各種控除制度の見直しということを進めておるというふうに聞いております。そういう中で配偶者控除や配偶者特別控除も当然検討されるかなというふうに思っておりますが、必ずしも政府の税調の委員の方々はジェンダー問…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) それを五分とか十分で述べるのは大変難しいわけですけれども、基本はやはり社会保障制度を個人単位にしていくということで、先ほど述べましたように、基礎年金などは私は税方式で、つまり納めた保険料の有無、多寡にかかわらずすべての人にミニマム年金が自分の名義で保障されるということが望ましいと思っております。それから、報酬比例部分については夫婦間での二分二乗、合算して二で割るというようなことが必要で、もしこれを行えば遺族年金制…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) 私も年齢差別は許されるべきでないというふうに思っておりまして、これは男性にとって特に今は重要な問題かなと。最近、中高年のリストラされた男性が年齢差別禁止法というようなものを求めて運動を開始したというような新聞記事も見たところでございますけれども、当然かなというふうに思います。 ただ、この年齢差別をやめていくという上では、働きに応じた賃金になっているかという、簡単に言えば、専門用語で言えば同一価値労働同一賃金になる…

東京大学社会科学研究所教授2000/04/07

147参議院 共生社会に関する調査会 第5号

○参考人(大澤眞理君) 簡潔にお答えさせていただきます。 これは別に私の頭の中からぽろっと出たというのではなく、アメリカやカナダでは政府機関が発注をする際にその企業の男女平等度を配慮する、しんしゃくするということが制度化されております。このようなことを東京都の条例づくりにおいても考慮されたようですけれども、最終的な条例の中には入らなかったようでございますが、やはり私は、公共部門、役所というのはやっぱりモデルエンプロイヤーでなければならな…

東京大学社会科学研究所教授1999/05/20

145参議院 総務委員会 第10号

○参考人(大澤眞理君) 大澤眞理と申します。 私は、東京大学の社会科学研究所で比較現代社会、現代社会の比較研究の部門に所属し、特に社会保障の研究を専門にしております。本日の四人の参考人の中で私だけが法律学を専門にしておりません。現代社会の比較研究という中で、私は特にいわゆるジェンダーの視点、男女平等の推進の視点から、各国の社会政策、経済政策あるいは女性政策と呼ばれるような政策の比較研究をこの十年くらい特に集中してやってまいりました。それ…

東京大学社会科学研究所教授1999/05/20

145参議院 総務委員会 第10号

○参考人(大澤眞理君) はい、ありがとうございます。 最後に、ここは申し上げたいところは、男女共同参画を推進する国内本部機構と基本法制の関係がどのように諸外国の法律で規定されているかということでございますけれども、これはデンマークにおいてのみ規定をされております。つまり、基本法令等を監視する機関である男女平等委員会が同時に国内本部機構でもあるということで規定をされております。 今回、政府が提出した法案におきましては、男女共同参画審議会に…

東京大学社会科学研究所教授1999/05/20

145参議院 総務委員会 第10号

○参考人(大澤眞理君) お答えをさせていただきます。 三つの御質問をいただいたというふうに理解しておりますけれども、第一点は、日本のいわゆるGEM、ジェンダーエンパワーメント測定が九十四カ国中三十四位ですとか三十八位ですとかというふうに低いということは、日本の女性が能力は持っているが発揮する機会が十分でないということなのか、そのような意味合いなのかという御質問であったかと思います。 こちらの基本法案の審査資料の中に、「HDI、GDI、G…

東京大学社会科学研究所教授1999/05/20

145参議院 総務委員会 第10号

○参考人(大澤眞理君) 二つの御質問に両人とも答えるという形をとるのか、それとも分担をした方がよろしいのか、御指示がいただければありがたいんでございますが。

東京大学社会科学研究所教授1999/05/20

145参議院 総務委員会 第10号

○参考人(大澤眞理君) 女性の人権あるいは性差別、女性差別というようなことがもっとはっきり入った方がよいのではないかという意見を江橋参考人、浅倉参考人からいただいたところでございます。 それで、私は確かに実際の事例において人権侵害的な事例の被害者になっている、これは女性が多いということはそのとおりだろうと思うんです。しかし、これは基本法でございますから、女性の人権ということを条文の中に規定していった場合に、それは男性の人権というものとは…