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法務省刑事局長衆議院参議院
総発言数
4,173 件
直近の所属会派
—
直近の役職
法務省刑事局長
直近の発言日
1977/11/02

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 航空機輸入に関する調査特別委員会61 件・61%
  • 法務委員会39 件・39%

※ 全 4,173 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

4,173 件中 20 件を表示
法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 順次お答え申し上げます。 第一条第二項を新設いたしました理由でございます。これは先ほど来、塩川副長官等もおっしゃっておりましたように、最近のハイジャック行為は非常に悪質化いたしておりまして、現にダッカのハイジャックあるいはルフトハンザのハイジャック等に見られる状態でございます。これに対しましては、先ほどお話のありましたように、万般の施策を講じてその防止措置をとらなければならぬわけでございますが、その一環として、刑罰…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 御質問がおおむね罰則関係になっておりますので、私からお答え申し上げます。 まず、第一条で、現在の法定刑二年を三年にいたします理由でございますが、現在の二年以上の有期懲役という法定刑は、刑法百二十五条の汽車、電車、艦船に対する往来危険罪の法定刑との均衡を考慮して定められておるものでございますが、本来航空機はこれらのものよりはるかに危険性を持っておるものでございますし、また、最近のハイジャック事件の事例を見ますと、犯人…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 旅券法二十三条の罪の法定刑を「一年以下」とありますのを「三年以下」にし、「三万円以下」というのを「十万円以下」と改める理由でございますが、最近海外において、御承知のように日本人によるハイジャックを初めとするテロ行為がしばしば見られるわけでございますが、その背景にありましては、このような犯罪を行う動機や目的で出国いたします際に、旅券発給制限事由を潜脱するため、あるいは行動を秘匿するために、他人名義の冒用によって旅券を…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 私ども承知しております限りでは、いろいろなカテゴリーがございます。御指摘の向こうの法律に触れたということで強制送還をされた者もおりますし、またわが国の旅券法によって旅券を失効せしめられたことにより不法残留になり、強制退去させられた者もある、こういう実情でございます。 なお、国際間の犯罪人引き渡し関係について補足いたしますが、私どもが現在引き渡し条約を結んでいる国は遺憾ながらまだアメリカ一カ国でございます。これも明治…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 クアラルンプール事件に次いで今回のダッカのハイジャック事件が起きて、未決勾留中の者を相当数出さなければならないという事態になったわけでございます。その結果、わが国の司法権と申しますか裁判権の実現がきわめて困難な事態になっておるわけでございます。もちろん服役中の者につきましても、刑罰の執行権というものがじゅうりんされたわけでございますけれども、何よりもまず裁判がきちんと行われるという事態がやはり法治国家の最後のとりで…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 暴力団については前回申し上げましたので、内ゲバについて一言申し上げます。 内ゲバ事件は、被害者が全く捜査に協力しない等のことがありまして、検挙が比較的困難でございまして、非常に大ざっぱに申しますと、内ゲバ事件の検挙は、大体事件発生から二年おくれぐらいでやっと検挙ができるという実情がございまして、かつ、二年後ぐらいたって検挙したものの、裁判が例によって重い罪のものについては非常に長くかかるという実情がございます。した…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 航空危険処罰法の第一条の法定刑のお話だと思いますが、現在の二年以上の有期懲役という法定刑は、刑法におきます汽車等の危険罪、これの刑をにらみまして、二年以上の有期懲役ということにされておるという沿革的な理由があるわけでございますが、考えてみますと、航空機の発達に伴いまして、非常に大型化したものがどんどん飛んでおるという現状をかんがみますと、航空機の危険性等に照らしまして、汽車等と同列に扱っていいものかどうかという一つ…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 およそ刑罰をもって対応します場合に、怠慢ということがどういうふうに評価されるかは別といたしまして、いずれにいたしましても、航空業務に関係しておられる方がそういう危険な物の持ち込みにつきまして、何か幇助をするとかあるいは手助けをするということはちょっと考えにくいことでございますが、もし何らかそういう持ち込もうとする人と通じまして、こっそり手助けをするとかそういうようなことがございますれば、もちろん幇助犯ないし、場合に…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 過失犯の成立については刑法学上いろいろ問題がございますが、ただいま仰せになりましたのは一種の、何といいますか道義的な責任の問題であろうと思います。そういう意味では怠慢を問われる場合があり得ると思います。 しかしながら刑法上の問題としては、御承知のように結果の予見可能性でありますとか、その他諸般の要素を過失犯については要するとされておりますから、過失犯処罰の規定が仮にあったとして、過失犯が成立するかどうかは刑法的には…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 自発的な意思でないことは明らかでございまして、刑法的な概念で申せば反抗抑圧に近い程度に脅迫をされてやむを得ず応じた、こういうことであろうかと思っております。

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 先ほど大臣からもお答えがございましたことに関連いたしますが、たとえば、あるいは例が当を失するかもしれませんが、強盗罪というのがございますが、強盗罪の類型を考えました場合に、一般通常人の反抗を抑圧する程度の脅迫行為が行使されました場合には強盗に当たるわけでございます。その場合、ピストルをつきつけられながらも敢然として立ち向かって犯人の取り押さえにかかるか、あるいはもろ手を挙げて降参をして金品を取るに任せるか、この意味…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 恐らくお尋ねをいただいておりますお考えの基本として、昔から時に言われます「国は畏怖せず」というようなお考えがあるのではないかと思うわけでございますが、しかしながら、今回のハイジャック事件を見ました場合には、国かどうかはわかりませんが、少なくとも政府、内閣を頂点といたします政府は、事柄の重大性によって自由な、本当の意味の自由な判断はできない状態にございまして、ごく限られた選択しかできない状態であった、こういうことでご…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 ただいまのお尋ねも、要するに行政法学上申します行政行為の無効とか、瑕疵ある行政行為というようなことに関連するお話だと思いますが、私ども今回この被拘禁者を釈放したり身のしろ金をやりました行為は全くの事実行為である、実定法の根拠がない事実行為であるというふうに考えておりますから、事実行為については何らの法律的効果も発生するわけはない。ただ被拘禁者がむざむざと向こうへ渡された、身のしろ金が持っていかれた、こういう事実が残…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 ただいまの御質問も、私どもと出発点がどうもちょっと違っておるようでございまして、私どもは与えたというものではなく、取られたというふうに思っておるわけでございまして、取られたものは取り返せると、きわめて単純なことでございます。

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 ただいま大臣がお述べになりましたとおりでございますが、私どもも、憲法は絶対超えるべきでないというふうに確信をし、これを死守するつもりでございます。その一つのあらわれとしまして、今回の事件におきましても、犯人側から九名の者の釈放要求がございましたが、何と言われましても意思確認をそれぞれについていたしまして、意思に反して出国をするというような事態がないことを絶対に確保したい、こういうふうな努力をしたわけでございまして、…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 前回クアラルンプールの事件の際には、内閣で犯人の要求に応ずるという御決定がございまして、それを受けました法務大臣から検事総長に対して、検察庁法十四条の指揮権に準ずる措置といたしまして、検察官が釈放に必要な手続をとるようにと、こういう御命令があってそのような措置をとったわけでございます。ただいまおっしゃいましたことの中に出てまいりました、たとえば刑の執行停止でございますとかあるいは未決勾留者の釈放という問題につきまし…

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 ハイジャッカーが要求をわが方に対して突きつけまして、次第におどしをかけてまいりましたその中間段階で、いま御指摘のような人が第一番目の、彼らの言葉で言う処刑さるべき者として通告された事実はございます。

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 当時政府に設けられました対策本部で関係閣僚を初めとして協議が行われました。そこに私も幹事としておりましたので、その立場でお答えしたわけでございます。

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 前回のクアラルンプール事件のときには検察官が護送指揮書と釈放指揮書を発しました。今回は発しておりません。

法務省刑事局長1977/11/02

第82回 衆議院 法務委員会 第5号

○伊藤(榮)政府委員 前回は釈放に検察が関与し今回は関与しなかった理由は、先ほども他の委員の御質問に対して申し上げましたが、簡潔に繰り返しますと、前回クアラルンプール事件が発生しまして、被拘禁者の引き渡しを要求をされました。わが国にとっての初めてのことでございました。この時点において内閣では要求に応ずるという御決定になり、これが法務大臣におりてまいりました。法務大臣としては、被拘禁者を釈放するという手続は、公訴の維持それから裁判の執行を…