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外務省条約局長衆議院参議院
総発言数
3,502 件
直近の所属会派
—
直近の役職
外務省条約局長
直近の発言日
1956/02/25

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 外務委員会42 件・42%
  • 法務委員会28 件・28%
  • 予算委員会13 件・13%
  • 外務・農林水産委員会連合審査会11 件・11%
  • 日ソ共同宣言等特別委員会6 件・6%

※ 全 3,502 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

3,502 件中 20 件を表示
外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 アジア局長がその点もお答えになりましたが、つまり一国は自国内で行われた他国政府の転覆について阻止する義務があるかどうかという問題でありますが、中川局長がお答えしましたように、それが軍隊の募集であるとか、あるいは武器の収集というような、実力を持って転覆の目的を達するというような具体的な動きになりますまでは、国際法上もそれを阻止する義務がないと考えております。 もう一つ国際法上の問題になりますのは、犯罪人引き渡しの問題であり…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 まず私から御説明したいと思うのですが、クーリールと千島というのは全然別個のものだとは申しておりません。クーリールというのはあそこの先住民の土語でございます。日本の千島というのは、たくさん島があるから千の島と書いてあるわけであります。クーリールというのは千の島という意味じゃございません。何という意味でございますか忘れましたが、全然違った意味の言葉であります。それがたまたま同じ方面に位置する島々でありますので、慣習的にロシヤ…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 私から……。

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 そのようにあいまいなクーリールという言葉を、平和条約の日本文のテキストで千島という用語で訳したことは、まことに任務当局として不用意ではないかというおしかりでございますが、ごもっともなおしかりだと思うのでございます。しかし、しからばクーリールをほかの字に訳し得たかと申しますと、やはり慣習的に同じ方面の島々をさす言葉として千島という言葉があるのでございますから、慣習的な意味で訳をしたと私どもは了解するのでございます。平和条約…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 作から条約の日本語を作るときには、もしその横文字に該当する日本語があるならなるたけ日本語を使うべきだということは、枢密院に条約がかかっておった時代からのことで、かたかなでそのままの音訳を羅列しまして、しかられたこともずいぶんございますので、国会で条約の御審議を願うようになりましてからも、それに該当し、もしくは近い日本語が慣習的にありましたらやはり日本語を使うという従来の方針に従ったものと思います。他の問題でもペスカドール…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 一八七五年当時におきましては、まだ千島という言葉は慣習的にクーリールの訳語であるという慣習がおそらく成立していなかったのであろうと思います。自後四分の三世紀を経まして、ただいま千島という言葉も慣習的にあの方面の島をさすということになっておりますので使われたと思うのでございます。ただ範囲が不明確なのになぜ不用意に使ったかというおしかりでございますが、この点は実は日本政府の責任ではないのでございます。千島のデフィニションをは…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 西村前局長の、千島には南千舟は含まれるという答弁を御利用になりましたが、その場合の千島は、むろん慣習的に使われておる千島には南千島が入るという趣旨で答えられたと思います。そしてこれは先ほど来申し上げましたように、千島の範囲につきましてはまだ連合国間で決定がないのでございますから、日本の一局長がそういう見解を示しても、それでもって連合国側のなにを支配することはできないわけでありまして、すべては今後の折衝に待つわけでございま…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 放棄すると申しましても、これは条約の規定の実施の問題でございますから、日本が勝手に範囲をきめてこれだけは放棄すると言って、それで済む問題ではございません。放棄する範囲が、実はまだデフィニションができていないので、将来の交渉できめられることでございます。

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 西村前局長がもし今日ここにおりますとしたら、私と同じことを申したと思います。つまり段階が違います。今日はその範囲の不明確な千島の範囲を明確化しようという段階に進んでおるわけであります。まず日ソ間で話をつけて、そうしてさらに必要があれば国際的な措置に出る。そういう場合に慣習的に用いられた千島なる言葉を、今度は条約規定をもって明確に、どの島どの島ということをきめんとしつつあるのが今日の段階であります。そこで慣習的に千島という…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 交渉中の条約の内容に関します問題でございますので、どういう問題についてということをはっきり申し上げられないのは、非常に残念でございますが、ただソ連側が国際的解決、または国際司法裁判所による解決というものに対して、非常に回避的態度であるという印象を私どもは得ております。

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 この国際司法裁判所に提訴するためには、関係国問に紛争が存在することが前提なのであります。たとえば日本とアメリカとの間に、南千島を日本に返せ、いや返さぬという紛争は実はないのでありまして、むしろ連合国側では日本側に同情的でありますから、紛争の生じようがない。そうしますと、結局紛争が生ずる可能性があるのは、日ソ関係のことに相なるのですが、それは先方が、一般的に申しまして、そういう解決には非常に回避的な態度だという印象を受けて…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 この条約の締結交渉をいたします際に、それと並行いたしまして通商関係の問題を討議したことは事実でございますが、ただその問題につきましては、協定または取りきめ等の締結という段階までは進まなかったのでございます。そこでこの協定中におきとまして、経済的、財政的その他の関係を強化することを目的とする諸規定を締結するため、交渉を開始するものとする、いわゆる交渉をしようという予約をいたすにとどめた次第でございます。現実にまだ取りきめ協…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 この協定は、この締結によりましてカンボジアとの国交関係を開くということを別に目的といたしておるわけではございません。御承知のようにカンボジアは旧仏印三国の一つといたしまして桑港条約の当事国になっておりますから、桑港条約の発効のときをもってすでに国交は回復されておるわけでありまして、そのすでに国交が回復せられた上の基礎に立って、さらに友好関係を増進しようということを目的としておるわけでございます。このような基本的な重要事項…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 第四条の規定は直接最恵国待遇と関係のない問題でございまして、これはむしろ日本とカンボジア間の特殊な親密な関係に基きまして第三国とは違う特殊な協力関係を設定しようという目的の協定を予想しておるわけであります。

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 もちろん対等な独立国間の関係でございます。ただ財政的の協力と申しますとたとえば向うで開発事業をする際には、日本の方で融資するとかあるいは技術の援助をやるとか、そういうことになりますの、で、協定の建前は相互的でありましても、実際的には日本の方が先進国でございますから、日本の方が援助を与えるという関係になることはやむを得ないと思います。

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 カンボジアと交渉します際に、日本側が国連憲章の原則、これはすなわち戦後の日本の対外方針の原則と合致するものでありますけれども、国連憲章、特に第二条の規定、これを念願に入れまして実は日本側から原案を出したのでありますから、向う側から出した五原則を認めたというのは交渉の経緯に合致しないのであって、日本側の思想に向う側が共鳴してできた、そういうことでございます。

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 「相互主義に基いて、」と入れる方がむしろ先例に従ったわけなのでございまして、最恵国、つまりフランスの外交官に対して日本側はこういう特権を与えておるといたしますと、ヴェトナムの外交官は自分の方にもフランスと同じような待遇を与えてもらいたい、特権を認めてもらいたいという要求があったといたしますと、それもいいけれども、それではカンボジアで日本の外交官はそれと同じ待遇を受けておるかどうかという点を調べまして、カンボジアでそれと同…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 この協定で相互主義というのは、日本とカンボジアだけのことを言っておるのであります。先例といたしましては、先ほど申しましたような、日本とイランとの間の修好条約でも同じようになっております。相互条件のもとに特権免除を享有すべしとなっております。

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 一応最恵国待遇の規定を入れますことができますと、わが方といたしましてけまことに好都合たのでございますが、カンボジア側は何もそれをいかぬとは言っておるわけではないのでございますが、まだそういういろいろな条件についての話し合いができない前に、まっ先に最恵国待隅を日本に与えるというには、やはり独立後日なお浅いカンボジアといたしましては、多少ちゅうちょを感じておるようでございます。それほど心配なしに無条件の最恵国待遇をまつ先に供…

外務事務官(条約局長)1956/02/25

第24回 衆議院 外務委員会 第12号

○下田政府委員 文字の上からはその通りでございますが、カンボジア人が日本に移住することを希望しまして、その移住がカンボジアのみならず、日本にとっても、両国の共通の利益をもたらす場合でございますならば、やはり日本側としては便宜をはからたければならない、そう考えております。