第151回 参議院 本会議 第30号
○議長(井上裕君) 日程第五 中間法人法案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。 まず、委員長の報告を求めます。法務委員長日笠勝之君。 ───────────── 〔審査報告書及び議案は本号(その二)に掲載〕 ───────────── 〔日笠勝之君登壇、拍手〕
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○議長(井上裕君) 日程第五 中間法人法案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。 まず、委員長の報告を求めます。法務委員長日笠勝之君。 ───────────── 〔審査報告書及び議案は本号(その二)に掲載〕 ───────────── 〔日笠勝之君登壇、拍手〕
○日笠勝之君 ただいま議題となりました中間法人法案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、公益も営利も目的としない団体の社会経済活動が我が国において重要な地位を占めていることにかんがみ、これらの団体について、準則主義による法人格の取得を可能とする一般的な制度を創設し、法人格取得の要件及び法人格取得後の組織及び運営についての規律を定めようとするものであります。 委員会におきましては、中間法人制度…
○委員長(日笠勝之君) 中間法人法案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、二名の参考人から御意見を伺います。 御出席いただいております参考人は、東京大学大学院法学政治学研究科教授能見善久君及び松蔭女子大学経営文化学部教授雨宮孝子さんでございます。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。 参考人の皆様…
○参考人(能見善久君) ただいま御紹介いただきました能見でございます。 私は、東京大学の法学部及び大学院で民法を教えております。法人問題も民法とかかわりが深いということで、きょうは意見を述べる機会を与えていただきました。ありがとうございました。 レジュメに沿って中間法人制度についての私の見解を述べていきたいと思います。 初めに、基本的な立場ないし中間法人制度を見る視点ということから始めたいと思います。 レジュメの1のところです。基本的な…
○参考人(雨宮孝子君) ただいま御紹介にあずかりました松蔭女子大学の雨宮でございます。 本日は、中間法人法案に対して意見を述べさせていただく機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 中間法人法案に対し最初に結論を述べさせていただければ、今国会に法律案として提出されている中間法人法案に対しては、反対ではありませんが、積極的には賛成できません。 反対でないという理由は、この中間法人法案によって、これまで非営利でありますが積極的に公…
○江田五月君 両先生、きょうは本当にありがとうございます。 能見先生の方は、どちらかというとこの中間法人法案は必要である、いいときに必要なものができつつあるというそういう御見解、対して雨宮先生の方は、どちらかというとこれで何か問題解決ということにはなかなかならなくて積極的に賛成というわけにいかないという、そういう感じのようにお伺いをしたんですが、それはそれでよろしいんですか、両先生。
○参考人(雨宮孝子君) 江田先生の御指摘のとおりで、今、中間法人法案をつくるのであれば民法改正を早急にした方がいいというふうに、私は述べたとおりです。
○参考人(雨宮孝子君) 私もなぜ改正にならないのかは随分不思議に思います。多分、一つは、今回の中間法人法案を議論するときの法制審議会の中で言われているのは、民法は多くの法律にかかわっているからその条文を全部改正することは大変なことになる。ただ、大変なことをそのままにしておくことが問題だと私は思いますし、今のようにコンピューター社会であれば民法を準用しているところはどこかというものはかなり短時間に出てくるはずなんです。そういう意味では、ぜ…
○委員長(日笠勝之君) この際、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 中間法人法案の審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官兼行政改革推進事務局行政委託型公益法人等改革推進室長小山裕君、総務大臣官房審議官衞藤英達君、総務省行政評価局長塚本壽雄君、法務省民事局長山崎潮君及び財務大臣官房審議官竹内洋君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○江田五月君 中間法人法案について質問をいたします。 先ほど参考人質疑で、東京大学の能見善久教授と松蔭女子大学の雨宮孝子教授、お二人からいろいろ御意見を伺い、いろいろ教えていただきましたが、この法人関係の法整備というのはなかなか複雑多岐、込み入っていてどうもよくわからないので、さてしっかりした質問ができるかどうかちょっと不安に思っているところなんですが、まず一体我が国には幾つ法人法といいますか、法人の存在の基礎となる法律があるんだろうか…
○江田五月君 できる範囲で用意することはできるかというのは、何だかわけがわからぬ禅問答になりますが、しかしやっぱり我が国の法律がどうなっているか、その中身がどうであるとか、どこが所管してどういう運用をしているかとか、それは別で、どれだけ法律があるのかぐらいは法務省に聞けばわかるということにしていただきたいと思うので、ぜひこれはお願いをいたします。 事ほどさように、どうもこの公益法人関係、あるいは非公益あるいは非営利法人といいますか、この…
○政府参考人(山崎潮君) この中間法人法案の中でも、有限責任中間法人、これに関しましては監事を置くということで、一応会計の透明性はそこでチェックをするという建前はとっております。ただ、それのみならず、外部監査とかそういうものについてどうするかという御指摘だろうと思います。 この点につきまして、中間試案におきまして確かに案を置いております。これは、商法特例法がございますけれども、それとほぼ同じ考え方でございまして、ここでは資本がございませ…
○委員長(日笠勝之君) ただいまから法務委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き、中間法人法案を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。
○平野貞夫君 けさほどの雨宮参考人の意見の中に、この中間法人法案に対して積極的には賛成できないというお話があったんですが、私は嫌々賛成するという立場でございます。 私は、法律に疎いものですから、一般的な立場でしか質問できないんですが、まず中間法人という中間という名前が気に食わないんですね。実にファジーな概念なんですよね。 なぜそういうことを私が言うかといいますと、先生方の質問を聞いていまして、問題は、公益法人と利益法人の間をすき間を埋め…
○委員長(日笠勝之君) 他に御発言もないようですから、本案に対する質疑は終局したものと認めます。 これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。 中間法人法案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○江田五月君 私は、ただいま可決されました中間法人法案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び自由党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 中間法人法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の努力をすべきである。 一 非営利団体に関する法人制度については、非営利団体の活動が社会及び国民生活にとって重要なものであることを踏まえ、社会の…
○委員長(日笠勝之君) 中間法人法案を議題といたします。 政府から趣旨説明を聴取いたします。森山法務大臣。