第156回 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
○参考人(関志雄君) 御紹介にあずかりました経済産業研究所の関でございます。 今日は、この場をおかりして、中国の台頭とWTO加盟を背景とする最近の日本と中国の経済関係について報告させていただきます。 議論は多岐にわたりますので、冒頭で要約しておきたいと思います。 私は、日本と中国の間では、経済発展という意味でまだ四十年間ほどの格差が残っていると見ています。 これを反映して、日中関係がマスコミでよく報道されているように、既に競合関係になっ…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○参考人(関志雄君) 御紹介にあずかりました経済産業研究所の関でございます。 今日は、この場をおかりして、中国の台頭とWTO加盟を背景とする最近の日本と中国の経済関係について報告させていただきます。 議論は多岐にわたりますので、冒頭で要約しておきたいと思います。 私は、日本と中国の間では、経済発展という意味でまだ四十年間ほどの格差が残っていると見ています。 これを反映して、日中関係がマスコミでよく報道されているように、既に競合関係になっ…
○片山国務大臣 我が国は、ITの関係ではおくれているところと進んでいるところがありまして、それは、この評価をどうするか、大変いろいろな見方があると思いますけれども、欧米はITバブルだったんですね。特にアメリカの株式不況のきっかけはやはりバブル崩壊だったんですね、IT関係の。それからヨーロッパは、特に電波のオークションをやりまして、これが大変な高値がついて、結局、それが一つの契機になってずっと不振になってきましたね。 我が国はそういうこと…
○大臣政務官(桜田義孝君) 資料に基づきながら御説明させていただきたいと思います。 本日は、ITによるアジア経済の発展の可能性、東アジアにおけるITビジネスの現状という課題をいただいておりますので、私から東アジアにおけるIT産業の特徴と、経済産業省がアジア諸国に対して実施している協力内容について御説明したいと思っております。 二ページの方に開けていただきたいと思います。資料に是非目を通していただきたいと思います。「東アジアにおけるITビ…
○大臣政務官(桜田義孝君) 大変難しい問題ですけれども、中国の技術移転によって技術レベルの使い分けは必要だというふうに考えておって、中国に教えたりなんかしなくて日本だけが独自で持ち続ける分野というのはなかなか難しいとは思うんですけれども、日本では有機ELディスプレー、デジタルテレビとか、そういったものについては日本で優位的に残したいという希望を持っているというだけでありまして、それが一つと、半導体の製造装置は日米で共同でやっていて、ほか…
○大臣政務官(西川公也君) NEDOにおきましては、IT、バイオ、環境、更にはナノテクノロジー、こういうものを、原則四分野を重点的にやっているわけでありますけれども、我が国の産業の競争力の強化に対しまして大変なる成果を上げていると、こう受け止めています。 例えば、今御指摘の超先端電子技術開発促進事業でありますけれども、平成七年度から十三年度におきましては、内外のエレクトロニクス関連企業の参加を得まして、事業総額で約四百億円で半導体微細加…
○政府参考人(安達俊雄君) お答え申し上げます。 平成十一年三月に指定いたしました特別自由貿易地域でございます。中城湾港新港地区を指定したわけでございますが、その後の取組の中で、半導体部品製造業、光通信用部品製造業、オートバイエンジン製造業等の合計八社の企業立地が実現し、また、ごく最近でございますけれども、台湾の半導体製造業の進出等、二社が決定をしております。 この間、約三年間でございますが、この十社の工場進出が実現し若しくは決定をした…
○政府参考人(安達俊雄君) もとより沖縄につきましては、本土マーケットから最も遠隔な離島県であるという中で、正直申しまして、製造業の産業立地ということを考えますと、全国四十七都道府県の中で最も困難な地域に属するというふうに思うわけでございます。 しかし、当時から、やはり製造業の立地ということは沖縄にとって非常に重要であるという非常に強い御期待、御希望がございまして、私どもも政府として、当時考えられる限りの対策ということでこの特別自由貿易…
○副大臣(高市早苗君) 高市でございます。よろしくお願いいたします。 先生方のお手元にあります経済産業省の資料の二ページをお開きください。下に小さなページ項目が書いてございます。 まず、東アジアビジネス圏形成の意義ということでどうとらえているかということでございますけれども、我が国と相互依存関係の強い東アジアと経済的な一体化を進めて、その成長要素を活用した発展を目指すことが閉塞感の強まっております我が国経済の活性化策であるというのがポイ…
○末吉参考人 おはようございます。北九州市長の末吉でございます。 私は、地域がこの特区について申請をするという、そういう地方の立場、取り組んできた立場から御意見を申し上げたいと思います。 まず第一点として、この特区に取り組むに至った理由を少し述べさせていただきたいと思います。 私は、就任は昭和六十二年にいたしましたが、当時は、北九州市は鉄冷えということで衰退の町でございました。再生するために長期計画をつくりました。これはルネッサンス構想…
○平沼国務大臣 我が国の企業におきましては、一九八〇年代までのいわゆる右肩上がりでどんどん経済が成長した、そういう成長期におきまして、製造業を初めとして、売り上げ規模を最も重視する量的拡大志向型の経営が満遍なく行き渡りまして、利益率は相対的に軽視されてきたという側面があります。 しかし、九〇年代に入って、国内市場の期待成長率が頭打ちとなる一方、グローバルな競争が激化するなど、御指摘のように、企業を取り巻く環境は大きく変化をしてきました。…
○直嶋正行君 よろしくお願い申し上げたいと思うんです。実はこの事業計画に基づく融資等についても、私も大阪の出身でして、非常に中小企業がたくさんある地域で、昔はそういうケースが随分あったというのは、実際に私も実例よく知っています。ですから、土地神話とともにやはり日本の銀行の融資の仕方が変わってしまったと、こういうふうに思います。 したがいまして、第二点目も含めて、できればこの総合経済対策の中に、例えば金融再生プログラムの中に今の融資の仕組…
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、我が国の製造業における設備の平均使用年数というのは大変近年長期化しておりまして、私ども経済産業省の試算でも、二〇〇〇年には一一・一。これは三十年前と比べますと四・三年も長くなっている。これは事実だと思っています。 私どもは、経済産業省は問題意識を持たせていただきまして、実は昨年の十一月からでございましたけれども、省内に産業競争力戦略会議というのを立ち上げさせていただいて、半年間かんかんがくがく議…
○国務大臣(細田博之君) 阿部委員の御質問でございます総合的なところからまず申し上げますと、科学技術基本計画は一次、二次と、まずは予算的充実、日本は二十一世紀においてまず科学技術が発展をし、このたびも二人のノーベル賞受賞者を出しましたけれども、どんどん五十年で三十人ほど輩出するぐらいの実力を持たねばならないという目標も定めておりますし、また予算も、例えば来年度におきましても一一・七%増の科学技術関係概算要求をいたしており、また予算的にも…
○仙谷委員 タイとかインドネシアについてはそういうことが言えると思うんですね。例えば、シンガポールの政府高官が、あるときに、サムスン電子がこの間、半導体の製造シェアあるいは出荷のシェアで完全に、日本の日立、東芝、NEC、その他電機メーカーの半導体製造よりもシェアが一社だけで上回った、こういう事態は何なのか、為替レート以外には考えられないという話なんですね。 もう少し本当は為替レートについて敏感なんだけれども、物が言えないということなのか…
○広野ただし君 続きまして、金属鉱業事業団のことが余り皆様質疑がございませんでした。私もこの金属鉱業事業団の、特に希少金属ですね、これの備蓄というのは非常に重要な問題だと思います。 これは、防衛の問題ですとか、あるいは希少金属が通信ですとか情報関係に非常に大切な、半導体なんかにでも微少金属、非常に大切な場合があります。ですから、こういうところに国が責任を持って備蓄をしていくという考え方は非常に大切だと、こう思っておりますが、これは多々ま…
○中塚委員 内需、外需、グローバル化で区分けがつきにくいというお話でしたが、手元に実は半導体関連指標の推移というのがあるんですけれども、半導体製造装置なんかは海外受注が本当にびゅうんと伸びているんですね。ただ、集積回路の出荷数量、国内向けというのはそんなに伸びていなくて、そういう意味では本当に大変に外需主導型なんだなというふうに思っております。 それともう一つ、外需ということのリスクについていえば、アメリカの株の軟調、各種いろいろな会社…
○大門実紀史君 改めて、日本共産党の大門です。 せっかく浜田さんが今回の税制改革、応援する質問をされましたけれども、水を差すようですけれども、私の方はかなり厳しい税制改革の御批判をさせていただきたいというふうに思います。 最初に竹中大臣に、今のこの日本経済の実態との関係で、今回の税制改革の方向について幾つかそもそも論をお聞きしたいというふうに思います。 GDPの一―三が出たわけですが、全体として、どういいますか、私から言わせると、しょせ…
○筒井委員 ぜひ、それを水産庁としても強力に進めていただきたいというふうに思うわけです。 そこで、大臣もこの前ちょっと、バイオマスの活用について一言言われました。大臣の方の意向をお聞きしたいと思います。 私は、本来こういうことを聞きたいので、いつも何かほかの責任追及ばかり好きでやっているみたいに思われますが……(発言する者あり)いや、好きでやっているんじゃない。あれは、そういう問題を起こすからやむを得ず追及するわけで、起こさなければ、本…
○塩川国務大臣 追加で説明するところを途中で切ってしまいまして、どうも済みません。 まさに先生、そうでございまして、産業界の転換というもの、これは確かにおくれました。それは、やはり私は、現在振り返ってみますと、バブル崩壊後しばらく、古い実業家が企業を支配しておったことだと思っております。 現に、半導体とかあるいはコンピューターというものが未来永劫に先端産業であると思うておった、そのことが非常に間違っておった。アメリカが軍事技術であったと…
○佐藤(観)委員 今事務方からそういう御答弁をいただきましたが、そういう面で、大臣が考えているように四つの分野にしろ経産省が言っている七つにしろ、いずれにしろ、日本の戦略産業というものを育成していくためには分割が必要だ、分割がやりやすいようにしていこう、前の商法の改正もございましたが、していこうということで出されたということであります。だから、これを経済界も使ってもらわなきゃいかぬわけですよね。これ、二年間全然使わなければ、連結納税制度…