阿部彩
会議録に記録された「阿部彩」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 64 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 首都大学東京人文社会学部人間社会学科教授
- 直近の発言日
- 2011/02/23
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 社会保障・年金2 件
- こども・子育て1 件
- 労働・賃金1 件
- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 64 件の標本- 国民生活・経済に関する調査会31 件・48%
- 国民生活・経済及び地方に関する調査会10 件・16%
- 内閣委員会8 件・13%
- 国民生活・経済・社会保障に関する調査会8 件・13%
- 厚生労働委員会7 件・11%
※ 全 64 件のうち直近 64 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第177回 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第4号
○参考人(阿部彩君) 御紹介に上がりました国立社会保障・人口問題研究所阿部彩と申します。専門は、主に公的扶助、社会保障、貧困の問題を研究しております。 それでは、約二十分間、私からの御報告をさせていただきたいと思います。(資料映写) お手元にあります資料にありますように、今日、私がここで申し上げたいことは以下の三点になるかと思います。 一つ目が、日本の子供や現役世代の貧困・格差は諸外国に比べても高い水準にあり、子供期の貧困というのは次の…
第177回 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第4号
○参考人(阿部彩君) 谷先生、質問ありがとうございました。 まず、絶対的貧困と相対的貧困についてお話しさせていただきたいと思います。 一般的に絶対的貧困は、食べ物が食べられないですとか、飢えの、凍死するですとかいうような身体的なサバイバルに関するというふうに考えられることが多いです。相対的貧困というのは、むしろそれよりも、その社会においてどのようなもの、普通に享受されているような生活ができないような状況というふうに考えられています。 確…
第177回 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第4号
○参考人(阿部彩君) 親の収入と子供の学力の格差を肯定しては子供の頑張る気がうせてしまうんではないかという点に回答させていただきます。 私は肯定しろと言っているのではありません、是正してくださいと言っているんです。是正するためには事実を見る必要があります。無視してしまって隠してしまえば、それを直そうという政策を立てられるはずはないと私は思います。ですので、少なくともこのような場では事実をしっかりと見据えて、それを是正するにはどうすれば、…
第177回 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第4号
○参考人(阿部彩君) 給付付き税額控除のお話だったかと思います。私が岩波新書を書かせていただいたころは子ども手当というのが実現するというのは全くの夢物語でございましたので、そのような中で書いたということをまず御了承をいただきたいと思います。 給付付き税額控除は所得制限付きのものと所得制限付きでないものがありますけれども、所得制限付きでないもの、特に子供に関するものでは所得制限付きでないものでも、他国でも、イギリス等では導入されております…
第177回 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第4号
○参考人(阿部彩君) ありがとうございます。 幼保一元化については、正直に申し上げまして、私は非常に危惧しております。 というのは、まず一つが費用の問題です。応益負担というような言葉がちょっと取り出されているようにしておりますけれども、もしそのようなことが本当になれば、今よりも、今保育園に預けているよりも悲惨な状況になってしまいます、貧困層の家庭では。ですので、その費用については十分な御配慮をしていただきたいなと私は強く思います。 二つ…
第177回 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第4号
○参考人(阿部彩君) 幼保一元化自体、アイデアとして反対しているというわけではなくて、そのやり方、費用がどうなるのか、どのような人が入れるようになるのか、母子世帯のお母さんでも安心して仕事ができるような状況になるのか、そのような、保育園が持っている今のいい点というものもあるわけですので、そこを失わないような形で進めていただければなというのが私の願いです。
第177回 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第4号
○参考人(阿部彩君) 何%の消費税が必要かということについては、私自身、数値を持っておりませんので、ここで、この場で申し上げることはできないかと思います。 私の専門分野の観点からいえば、子ども手当とその財源をどうするかという点については私もよく聞かれるところで、若干の考察はしたことがあります。 よく新聞などで、子ども手当を例えば扶養控除の廃止などでやった場合、増額となる子供のある世帯が何%いるですとか、そういうような数値のあれが出ます。…
第177回 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第4号
○参考人(阿部彩君) 私自身としては、普遍的な制度の方が将来的な持続性を考えればいいのではないかというふうには思っております。 格差の是正の方は負担の方でやればいい、おっしゃるように税制改革でやればいい話であって、給付は普遍的なものというのが北欧を始めヨーロッパ諸国でももう主流な形となりつつあるということもありますし、普遍的に導入されたものは簡単に撤廃できませんので、その方が私の方はいいと思います。
第174回 衆議院 厚生労働委員会 第6号
○阿部参考人 おはようございます。国立社会保障・人口問題研究所の阿部彩と申します。 私は、研究者として貧困問題を研究しておりますので、子供の貧困という立場から、この子ども手当についての意見を述べさせていただきたいと思います。 今、市長の方から、非常にリアルな財政の点からお話がありましたけれども、私は、まず出発点として、やはり社会問題から始めるべきだと思います。 問題として、今、子供の貧困率が一四%、七人に一人の子供が貧困であるという事実…
第174回 衆議院 厚生労働委員会 第6号
○阿部参考人 ありがとうございます。 子供の貧困の解消に向けて、先ほどお話しした内容にも返ってくるかと思いますけれども、幾つもの手だてが必要かと思います。 それは、まず、現金給付という形での今回のような子ども手当を含めた支給ももちろん重要ですし、そのほかの各種のサービスというのが必要かと思います。諸外国では、特に子供の貧困は、ゼロ歳から六歳の間の子供の貧困が、将来的にその子供のウエルビーイングといいますかアウトカムに一番きいてくるという…
第174回 衆議院 厚生労働委員会 第6号
○阿部参考人 まず、なぜおくれたかについて、これは私も推論でしか申し上げることはできません。 ただ、日本のいわゆる政策議論の中、これは政治家の皆さんや官僚の皆さんだけではなく、研究者の間でもそうですけれども、貧困問題ということについては久しく、子供であれ、大人であれ、若者であれ、論じてこなかったという現実はあるかと思います。一九六〇年代ぐらいを最後に、研究者の間でも日本の貧困というのはトピックとなることはありませんでしたし、そういうもの…
第174回 衆議院 厚生労働委員会 第6号
○阿部参考人 これは非常に難しい質問になります。といいますのも、一番先に申し上げましたように、貧困層の子供だけを対象とするようなプログラムを拡充するというのは、もちろん、貧困対策からすれば、お金対効果という意味では一番効果的だと思います。 ただし、そのようなものというのが国民の方々に支持されるかどうかというのは、それはまた別問題であります。そこのところを考えずに、ただ単に、ではすべて所得制限をつけた、子供の医療の無料化をやって、それから…
第174回 衆議院 厚生労働委員会 第6号
○阿部参考人 おっしゃるとおりだと思います。税と社会保険料と働き方の問題ということで、三つどもえで考えていかなければいけないのかと思います。 税に関しても、日本は累進性が非常に低い方の国、OECD諸国の中では低い方の国ですし、社会保険料に関してはかなり逆進的な部分が高いということで、先ほどおっしゃった子供の貧困率の逆転現象のところは、社会保険料が低所得層に非常に厳しいというところから出てくるかと思います。 この点については、免除制度とい…
第174回 衆議院 厚生労働委員会 第6号
○阿部参考人 私がその本で紹介したのは、実はイギリスのチャイルド・ポバティー・アクション・グループという、非常に影響力の強い市民団体ですけれども、研究者やいろいろな方々から成っているものですが、そこが行ったイギリスにおける子供の貧困撲滅のための十のステップというものに一つつけ加えて、十一のステップとさせていただいたものです。御紹介いただきました大人への支援というのも、そのイギリスのもともとの十のステップの中に入っていたものです。 イギリ…
第174回 衆議院 厚生労働委員会 第6号
○阿部参考人 私は、子供に関する手当をすべてバウチャー制度にすることには反対です。 といいますのは、その子供、子供さんにおいて何が必要かという判断が、その親よりも政府の方がよくできると考えるのは間違っていると思います。 もちろん、できない親御さんもいらっしゃるかと思います。そのような場合は、まさに児童福祉サービスの部門で、ペアレンティング教室みたいなものが諸外国で行われているところがあるんですけれども、そのような手だてで支援していくべき…
第173回 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
○参考人(阿部彩君) ただいま御紹介がありました国立社会保障・人口問題研究所、阿部彩と申します。よろしくお願いいたします。 研究者としてこのような場で報告させていただくことは、この上のない喜びでございます。私は、主に貧困研究、国内の貧困についての研究を主な研究内容としているんですけれども、その一環として、諸外国の状況がどういうことかということで、特にアメリカを集中的に研究材料としております。その点で、今回、アメリカの社会保障と暮らしにつ…
第173回 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
○参考人(阿部彩君) 格差について、格差のいろいろな悪影響というところについて御質問があったかと思います。 まず一番最初の健康のところですけれども、元々、人々の健康というのは、その人が属する社会階層や経済階層に非常に大きく依存するというのはもう昔から分かってきたことでしたし、日本においてのデータについても確認されております。 ただ、今回新しく分かり始めてきたところというのが、たとえ同じ所得であっても同じ階層であっても、格差の大きい社会に…
第173回 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
○参考人(阿部彩君) 非常に難しい問題だなと思いますけれども、ウエルビーイングという言葉を使っていただきまして、ありがとうございます。 ただ、私が用いたウエルビーイングのコンテキストというのは、例えばグスタフ参考人がQOLというような言葉を使われましたけれども、それに似たような観点だと思うんですね。例えば、必要なときに医療が受けられるかですとか、三食きちんと食べられるかですとか、学校に行って自分が受けたい教育を受け取ることができるかとい…
第173回 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
○参考人(阿部彩君) 特に、もう私がよく知っている分野なんかでは、ホームレスの対策なんですけれども、シェルターは、日本ではホームレス自立支援法で公的なものとしてつくっておりますけれども、アメリカではほとんどが教会であったりコミュニティーであったりというような団体が運営しているわけです。そういうところで公助が至ってない部分というのを多分に補完しているとは思います。 そのようなカルチャーというのがあるというのも、これも事実でありますし、実際…
第173回 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
○参考人(阿部彩君) アメリカの医療改革について五〇%が反対しているということについてどう思うかというお話なんですけど、ここはもう学術的なきちんとしたデータに基づくというよりか印象としか申し上げられないんですけれども、アメリカ国民には元々やはり大きな政府に対する非常に嫌悪感というものはございます。ただ、それでもアメリカの社会は社会保障制度というのを構築してきたわけでありますので、なぜ今の段階だと医療保障制度というのについて人々が反対する…