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文部省初等中等教育局長衆議院参議院
総発言数
860
直近の所属会派
直近の役職
文部省初等中等教育局長
直近の発言日
1982/07/30

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 文教委員会98 件・98%
  • 農林水産委員会1 件・1%
  • 予算委員会1 件・1%

※ 全 860 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

860 20 を表示
文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 昨日の午後九時でございますが、駐日中国大使館王公使に文部省に来ていただきまして、私からおおむね次のような説明を行ったわけでございます。 説明の要旨は、第一に、このたびの教科書検定をめぐる問題については、日中両国の友好関係にかんがみ、文部省としても深く憂慮している、第二、文部省としては、教科書の記述が適切なものとなるよう最善の努力を払っているところであるが、中国政府の御意見には謙虚に耳を傾けたい、第三、わが国の教科書…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 ただいま最後に申し上げましたように、教科書の現物を差し上げる趣旨は、個々の個所ではなくて全体として教科書を流れる記述をごらんいただきますならば、日中友交の立場あるいは日中共同声明に盛られましたその趣旨等が適切に反映されているのではなかろうかということを申し上げたわけでございますが、たとえば一つの日本史の例をとりますと、「現代日本の動き」というところで「日本が過去の戦争にともなう責任を痛感し、深く反省するとともに、日…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 船田先生の御指摘、まさにそのとおりと考えます。私どもの説明のポイントもわが国における教科書制度の性格と申しますか、それが検定制度を基調としているということに力点を置きまして、この検定制度の趣旨が正しく運用されていることがわが国の教科書制度の基本であるという立場からこれについて詳しく御説明を申し上げたわけでございます。説明の内容は省略させていただきますけれども、この点につきましてはできるだけの説明をしたつもりでござい…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 中国側の申し入れの中に挙げられました例として、いま先生がお述べになったような点でございますが、これがどのような観点から問題になっているかということにつきましては、向こうの申し入れだけでは十分に理解しがたい点がございますけれども、第一の「侵略」を「進入」あるいは「進出」ということにつきましては、この華北への侵略というような点については、今回の検定の教科書を精査いたしましたが、この部分についての該当は当たらないわけでご…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 説明のポイントは、わが国の教科書制度の性格について、その基本的なあり方についての御理解をいただくことにポイントを置いたわけでございまして、わが国の教科書制度が検定制度をとっていること、この検定制度と申しますのは、多数の民間会社がみずから著者を選んで教科書をつくっていく、そのつくっていくという過程におきまして、国が、政府が一定の観点から適切な配慮を加えてよりよき教科書をつくっていくための制度として検定を行うという趣旨…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 ただいまお話のございました点につきましては、私どもは決して楽観的な態度でこれを受けとめたわけでございませんで、基本的には国情の違いなり教育制度の違いがやはり根底にございまして、それを十分に理解した上でないと個々の認識が得られない。したがって、まずわが国の教科書制度のあり方につきましての十分な理解を得られる努力が必要であるという観点からそのような態度でまいったわけでございます。 個々具体的な表現を直ちに直すかどうかと…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 まず、この王公使の個人的見解は、私は回答ではないというふうに考えております。これから本国政府にそのまま伝えるということでございますから、その対応を私どもはこれから慎重に見守っていきたいというふうに考えています。 それから、検定に際します改善意見でございますが、これはいまお話がございましたようなことではなくて、やはり強制力を持たない、指導、助言的な性格を持っているものでございまして、向こうに学問的な裏づけがあれば、そ…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 私どもは、検定制度の仕組みが簡単にわかっていただけるものとは考えておりませんが、しかし、やはりその点の御理解がないと個々の指摘についての御理解が得られないという考え方は依然として強く持っているわけでございます。今後につきましても、そういう観点から、相互の理解を進めるためにも日本の教科書制度、教育のあり方というものにつきましては御理解をいただく努力を続けてまいりたいというふうに考えております。

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 この「侵略」の個々の問題につきましては、先ほど私が王公使に説明した中には、具体的にはその点には触れておりません。るる申し上げましたように、まず個々の問題よりも、問題の枠になっておりますところの検定制度の仕組みについて御理解をいただかないと、まずそのことが前提ではないかということで、個々の問題には触れなかったわけでございます。「侵略」を「進出」にしたというケースにつきましては、現在のところ五十六年度の教科書の中では見…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 ただいまの御質問でござい ますが、そのようなお尋ねではなくて、具体的に教科書にどのように記述しているかという点についてのお尋ねでございますれば、私どもが先ほど申し上げたように、ある場合に「侵略」が著者と検定官との合意によりまして「進入」になったというふうなことでございまして、それが侵略戦争とか進入戦争とか、そういうことではございませんで、個々の記述についていろいろと改善意見を付して、ある場合にはそういうふうになって…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 ただいま御指摘の点だけはひとつ弁明をさしていただきたいと思いますが、これは、昭和五十三年度の「世界史」の検定におきます「侵略」についての修正意見を付した点についての御意見ではないかと思いますが、この例は、目次の表記を調査いたしましたところ、「十字軍とモンゴル軍の侵入、オスマン帝国のヨーロッパ進出、西アジアの民族移動とアフリカ・太平洋の分割、日本の中国侵略と抗日運動」というふうに目次がなっておりまして、本文の見出しと…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 一つの行為のあらわす事実関係、それをどのような表現で記述するかということにつきましては、これは個々の事実についての表現というところで判断していただかなければならないと思いますので、一般的に侵略か進出かという議論ではなくて、この点についてこれはこうなっているという場合に、それをどうするかというような御検討でなければ、一般的にその「侵略」「進出」という用語を比較いたしまして、こちらの方が楽観的なよい意味があるということ…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 検定につきましては、一つの原稿が出されましてそれを実際に市場に出す前に、いわゆる教科書としての態様を備えるまでになる一つの過程でございまして、その過程における著者の考え方、あるいはその点についての文部省側の、検定意見を付する側の考え方というものは、いろいろと経過がございまして、最終的には一つの完成した製品として市場に出るというものでございますから、その完成品が出るまでの経過について、それがどのような経過を経て出たか…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 ただいま問題になっておりますのは、歴史の教科書に関する記述の表現をどうするかということと思います。進出と侵略の意味につきまして、有島先生一般的にお挙げになりましたが、経済的進出という言い方もございましょうし、あるいは経済的侵略というふうな表現もございまして、それは一概に侵略がどうで進出がどうだということではなくて、この経済的な行為の実態に従って、あるときは意味を持ちあるときは意味を持たないというふうなものではないか…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 検定制度は、戦後の学制改革の一環といたしまして、教科書を適正につくる、そのための制度として発足いたしまして、わが国の国情に合った教科書の制度として私は適切に運用されていると考えているわけでございますが、それは国定と違いまして民間会社が発意をもってどのような教科書をつくるかということから始まるわけでございますから、自由主義の原則に合うわけでございます。その中で国家的な見地から教育の一定の水準とか、そういう観点からの規…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 教科書検定制度につきましては、ただいま申し上げましたように、まず民間がどのような教科書をつくるかということを考えまして、著者にそれを依頼して一定の教科書をつくるわけでございますが、それは昨日私が王公使に差し上げましたように、高等学校の日本史の教科書でも十種類ございます。それだけの発行者が著者を選んで多様な教科書をつくっていく、その多様な教科書の中で示されました基準は学習指導要領というきわめて簡単な教育内容の基準でご…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 国家行政組織法によりまして、文部省は教育、学術、文化の行政についての責任を負っております。国会はまた立法府といたしまして政治の責任を負っておられるわけでございまして、教育行政に責任を負う文部大臣が検定についての諸規則を定め、検定調査審議会という第三者機関に諮問をいたしまして適正な手続を経て検定を行うというこの仕組みは、私は現状では正しいというふうに考えております。

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 ただいま先生がおっしゃいました点は、やはり日本国憲法の三権分立の原則から申しましていかがであろうかというふうに思います。ユネスコ国内委員会のような機関につきましては国会の先生方の代表が加わるということもございますけれども、これは具体的な教科書をつくっていくという行政行為の一つの核心的な行政作業の一つでございますから、そこに立法府の意思が加わるということはやはり問題ではなかろうか、これは教科書検定制度のあり方につきま…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 検定調査審議会の委員の任免につきましては、文部大臣が広く各界の有識者を任命しているわけでございまして、これはかなり専門的な分野にわたるわけでございますので、学術とかそういう意味の専門的な分野にわたる方をいろいろな観点から判断をしてお願いしているわけでございまして、そのリストを公表して国会にお諮りするということになりますと、むしろその学問の立場からの中正な配慮とかいろんな意味で問題が逆に起こってくるように考えるわけで…

文部省初等中等教育局長1982/07/30

96衆議院 文教委員会 第17号

○鈴木(勲)政府委員 ただいまの事実関係でございますが、先ほど山原先生お挙げになりましたように、御指摘の例は、「戦闘のじゃまになるなどの理由で、約八百人の沖縄県民が日本軍の手で殺害された。」というその原稿本の記述に関連するものと考えられますけれども、これは沖縄県史に掲載されました伝聞を含む種々の個人の回顧談等を特に史料批判を加えることなくまとめました歴史学研究会編の太平洋戦争史第五巻、これは青木書店から出ておるわけでございますが、その中…