若田部昌澄
会議録に記録された「若田部昌澄」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 123 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 日本銀行副総裁
- 直近の発言日
- 2018/03/05
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 社会保障・年金2 件
- 労働・賃金1 件
- 観光・インバウンド1 件
- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- エネルギー0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 100 件の標本- 議院運営委員会48 件・48%
- 財政金融委員会36 件・36%
- 決算委員会10 件・10%
- 財務金融委員会5 件・5%
- 予算委員会1 件・1%
※ 全 123 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 確かに、私が経済学者としての立場で目標値の引上げ論というのを唱えていたというのは、これは事実でございます。ただ、日銀の副総裁候補者としましては、やはり政府と日銀の共同声明の中で掲げられている物価安定の目標二%をいかに達成するかということが大事になってくるかと思います。 ただ、一般論として申し上げるならば、物価目標の引上げあるいは物価目標の変更につきましては、諸外国の中央銀行で活発な議論がなされておりますので、そういうこと…
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 まず、消費税増税につきまして、二〇一四年四月に実施された消費税増税が、日銀のインフレ目標、物価安定の目標二%の達成を妨げてきたのではないかということは、私はメディアなどで発言いたしました。これは事実でございまして、経済学者としての立場でそのようなことを発言させていただきました。 これは、ただ、二〇一六年九月に日銀が総括的検証で行ったことの一つに、消費税増税による消費需要の落ち込みというのは挙げられておりますので、その意味…
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 御指摘のように、やはり物価と賃金の関係というのは極めて重要でございます。そして、今なぜ物価がなかなか上がりにくいのかというその疑問の背景には、なぜ賃金がなかなか上がりにくいのかということがございます。ですので、いかに賃金を上げていくのかということが重要になるかと思います。 ここに関しましては、現状でいろいろと研究がなされておりますが、やはりデフレ不況のときに賃金をなかなか下げられないという、まあ名目賃金の硬直性という言い…
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 おっしゃるように、デフレマインドがまだ非常に根強く残っているということについては、私も同感でございます。 私も学生といろいろと話す機会がございますが、やはり景気がいいという状況はよくわからないという学生の声を聞くと、非常にこの失われた二十年と呼ばれるものの爪跡が深いのだということを実感させられます。 金融政策の持続性ということでございますけれども、これは、例えば長期国債だけをとってみましても、現状で日銀は約四割程度を保有…
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 このことに関しましては、やはり諸外国が既に量的・質的金融緩和に近いことをやっておりますので、その経験というのが参考になろうかと思います。 イングランド銀行あるいはヨーロッパの欧州中央銀行、そしてアメリカの連邦準備制度理事会というところが同じような政策を日銀に先駆けてやって、そして今、出口ということをやっております。ですので、まずはそういったところの実証的知見から学ぶということが日銀でもできるというふうに思っております。
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 ポール・クルーグマン教授は、御承知のように、一九九八年に「イッツ・バーック」という論文を書きました。これがいわゆるリフレ派、私はリフレ派という言葉は余り好きではないのですけれども、そのいわゆるリフレ派の理論的基礎であるというふうに言われています。 二〇一八年の二月、その二十周年ということについて論文を書いております。その中で彼が言っているのは何かというと、アベノミクスはうまくいっているというふうに書いております。その中で…
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 消費税増税の是非につきましては、経済学者としての立場でメディアなどでは発言いたしました。それは経済学者としての立場でございまして、日本銀行副総裁候補者といたしましては、財政政策は国会そして政府がお決めになることだというふうに考えております。
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 先ほど述べられましたその副作用なるものについての認識があるということは私も承知をしております。 ただ、低金利というのは、これは、コストと呼ばれるものと同時に、やはりベネフィット、便益もございまして、つまり、ローンの金利が安くなるというふうなことで、債務を抱えている人にとっては、金利の負担が低くなるというようなこともございます。 銀行収益の悪化というのは、確かに一部地域金融機関においてそのような兆しがないとは言えませんけれ…
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 私が理解するところでは、日銀はあくまで物価安定の目標二%を達成するための手段として長期国債を購入しているというふうに考えますので、政府の財政の悪化を防ぐために行っているというふうには考えてはおりません。 ただ、一般論として、これは経済学者としての立場で申し上げさせていただくならば、仮に金利が上昇するようなところというのはまさに名目成長率が上がっているところですので、経済全体としては豊かになっております。そこから得られるさ…
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 これは所信表明でも申し上げさせていただきましたが、インフレを加速しない失業率というところにはまだ至っていないというのが一番簡単な答えではないかというふうに思います。 ただ、直近の失業率は、二〇一八年一月で既に二・四%になりました。しかし、この数字は、ちょっと統計の専門家も、今、本当にこれが持続するのか、本当に正しいのかというのを少し検討中でございますので、もう少し状況を見る必要があると思います。 その意味でいうと、私は、…
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 所信表明で申し上げたのは、インフレを加速しない失業率ということでございまして、二%で物価の安定の目標を達成すると、そうすると、ぎりぎり、物価をそれ以上上げないで失業率を一番小さくする失業率に落ちつくのではないかというのが一つです。 ほかにも、例えば、日銀の黒田総裁が申し上げる理由が、統計の上振れであるとか政策の余地であるとか、あるいは諸外国が二%を目標としていることによるグローバルスタンダードなどなど議論がございますが、…
第196回 衆議院 議院運営委員会 第10号
○若田部参考人 黒田総裁の発言と私の発言とでそごがあったとは思っておりません。 リバーサルレート論につきましては、黒田総裁も、チューリヒ大学における講演会で、あくまで理論的な可能性として述べておりまして、それが実際に日銀の金融政策に支障が出るような弊害をもたらしているということは申し上げていないというふうに考えます。 それと、限界がないというのは、これは私は理論的にはということを申し上げたと思います。それを踏まえた上で言いますと、日銀の…
第189回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(若田部昌澄君) 早稲田大学の若田部です。よろしくお願いいたします。本日は、このような場にお招きいただきまして、誠にありがとうございます。 デフレからの脱却と成長戦略ということで、概要をまず最初に述べさせていただきます。(資料映写) まず最初に、私は、デフレ脱却に関しては、金融政策は効果があったというふうに考えております。ただ、消費税増税が行われたということは非常な足かせでありまして、現状でデフレ脱却を妨げていると言うべきだと思…
第189回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(若田部昌澄君) ありがとうございます。 バブル以降の経済政策が誤りであったというのは、私もそのとおりだと思います。ただ、それを新自由主義という言い方で概括していいのかどうかについて私は多少まだ確信が持てないということだと思いますが、バブル以降の政策で何が間違っていたのかということを申し上げるならば、やはりバブル以降やるべきだったのは、まず最初に資産価格が下がる、そしてそれが一般価格の下落へとつながっていく、その過程で需要が縮小…
第189回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(若田部昌澄君) 税制、社会保障の改革が重要だというのは、私、そのとおりだと思います。 そのときに、やはり現状で消費税だけに焦点が当たっているというのは、これは問題でございまして、やはり所得税、相続税、固定資産税と、様々な税制を全て一体的に改革するということが必要だと思います。 あとは、歳入を強化するということも現状で必要かと思います。現状でクロヨンとよく呼ばれるような所得税に関しての捕捉の問題もございますので、そういったことを…
第189回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(若田部昌澄君) 世上言われている恐らくコストというのは三種類あると思います。一つはインフレ率が非常に高くなる、二番目に長期金利が急激に上昇する、三番目に日銀のバランスシートが毀損すると。このうち、インフレ率が高騰するというのは、インフレ目標を実施している限りにおいては余り生じ得ないだろうと。 二番目の長期金利は財政と銀行システム二つに影響が及びますが、どれぐらい上昇するのかというときに、例えば二%ぐらいだとしても財政に関しては…
第189回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(若田部昌澄君) マネタイゼーションはハイパーインフレーションを起こさないかという話ですけれども、マネタイゼーションというのは一体何なのかというところから本当は話さなければいけないと思うんですけれども、現状で日本国債を買いたいという需要は非常に強いです、民間において。なので、日銀が買わなければ日本国債を買ってくれないというわけではないと思います。これは、クレジット・デフォルト・スワップとよく言われるような日本国債の破綻確率を表す…
第189回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(若田部昌澄君) ありがとうございます。 定年制についてはちょっと、もう既にお話があったので省略します。 一応、福祉の在り方ということでいうならば、私の資料でいうと二十九、三十、三十一という辺りです。 福祉をどうするかというのは国民の価値観が一番反映する部分ですので、どうするかというのはありますが、まず、一番納得できるのは、貧困は問題であろうということだと思います。貧困に関しては、現状で一番、全体的に貧困率が上がっているというの…
第189回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(若田部昌澄君) ありがとうございます。 まず、おっしゃるとおり、日米の金融政策のスタンスの差というのがやはり為替に関わってくるというふうに思います。なので、私は、円安というのはある種チャンネルの一つというか、金融緩和によってデフレを脱却しようとするということによって必然的に伴うことであって、円安そのものを目的としているというふうには思いませんが、そういうことが起きると思います。 そして、これは私もうやはり、円高が非常にこの二十…
第189回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(若田部昌澄君) この問題は非常に難しい問題でして、確かに、基盤が壊れるという御懸念を持つのももっともだと思います。岩盤と言われているところは基盤と呼ぶのかどうかありますが、御懸念があるのは事実だと思います。 分かっていることだけ申し上げますと、恐らく労働市場の規制が非常に強ければ、確かにこれは害があるというのはそうだと思います。ただ、日本の場合、労働市場の規制がそんなに強いのかというと、これは実は大企業と中小企業でまた全然違う…