末冨芳
会議録に記録された「末冨芳」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 99 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 日本大学文理学部教授
- 直近の発言日
- 2021/05/18
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- こども・子育て4 件
- 労働・賃金3 件
- 教育2 件
- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- デジタル行政0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 99 件の標本- 内閣委員会33 件・33%
- 文部科学委員会28 件・28%
- 予算委員会公聴会25 件・25%
- 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会13 件・13%
※ 全 99 件のうち直近 99 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第204回 参議院 内閣委員会 第19号
○参考人(末冨芳君) 私のスライドの二十六、二十七ページに関連しての御質問であると思います。 まず、二十七ページの方から参りますけれども、我が国は、おっしゃるように、実は相対的貧困の世帯数は二人親の方が多うございます。ただし、一人親も、特に母子世帯も多いということで、そのバランスは拮抗しているわけですね。とはいえ、絶対数としては二人親困窮世帯が多く、この度、非常に画期的な二人親困窮世帯を含む子育て世帯の給付金をもう与野党挙げて実現いただ…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 皆様、この度は、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案について真剣な御審議を賜り、大変ありがとうございます。 それでは、早速意見を申し述べさせていただきます。 私は、義務標準法を含む教育行財政研究の専門家でございます。 本日は、義務標準法改正につきまして、学級編制の少人数化の必要性、三十五人学級の効果検証の在り方について意見を述べさせていただきます。 資料の二ページ目に進ませてい…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 御質問ありがとうございます。 まず、テストに表れない児童生徒の成長に関するデータをどのように集積するかということについては、現在、学校に行き渡りつつあります一人一台のタブレットPCに搭載されているスタディーログ等の仕組みが、民間の事業者によって大変よいものが開発されつつあります。 その上で、利活用に際してですけれども、確かに、ビッグデータにつきましては、個人情報の保護との兼ね合いで、それをどのように利用するかということがご…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 中学校、高校のクラスサイズにつきましては、一律に少人数学級はいかがなものかという御意見もあることは承知しております。 ただし、根本的な必要性は先ほどお二人の参考人も御指摘されたとおりで、感染症対策ですとか、あるいは既にイノベーションが起きつつある学習技術に、現在の教室環境が追いついていないということになります。三十五人学級のコストと中高の建て替えのコストとがどちらが安いかという計算になりますが、恐らくは三十五人学級を推進し…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 ただいまの御指摘について回答いたします。 日本の教員集団は、小中高等学校でそれぞれ大きく指導スタイルが異なります。私自身は、中学校の少人数学級化は当然支持しておりますが、この際に、とりわけ現在の四十人学級を前提とした管理統制型の指導といったものをいかに改善していくかが、これからの時代に必要不可欠な能力やスキルを育てるために不可欠だというふうに考えております。 であればこそ、毎日新聞の取材に対しては、慎重な回答をいたしました…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 処遇の改善に際しましては、学校現場の教員の一番の願いは、実は時間外勤務手当をきちんと支給してほしいということです。 働きに見合った給与、手当が保障されることが何よりもやりがいの源であるということが、私自身が把握しております教員の偽らざる本音でございます。 以上です。
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 加配定数の切り崩しに関しては、深く憂慮しております。 とりわけ、現在行われている加配のうち児童生徒支援加配につきましては、学校現場からも全くもって不足しているという声が上がっております。これは、三十五人学級の中に、複数の不登校児童生徒、あるいは外国につながり日本語指導が必要な児童生徒、あわせて、家庭の支援も含めて連携、協働が必要な児童生徒が大変多くなっているということで、元々足りていなかった加配を更に削られてしまっては、学…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 御質問に回答させていただきます。 まず、三十五人学級といいますのは、少人数学級の一里塚としては大変重要でございます。ただし、特に困難な地域の学校を中心に、一層の少人数化が可能なような運用も必要だと考えられます。 個別的な学びと協働的な学びは、私の資料の中でも説明させていただきましたが、学習集団の柔軟化ということです。様々な特性を持った子供たちが、とりわけ、協働的な学びの中でお互いに成長し合うという学びが可能になりますが、特…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 まず、中学校三十五人学級が実現しなかった場合のデメリットにつきましては、私も東京都下の公立中学校にはしばしば参りますが、既に新学習指導要領の実現に際しての困難を来しております。 とりわけ、主体的、対話的で深い学びあるいは探求的な学びに取り組む学校においても、狭い教室の中で四十人の生徒がせめぎ合うような状況の中で、落ち着いてゆったりとした対話というものが一切不可能な状況になっています。これは、私の資料でも指摘した学級内の音環…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 まず、特別免許状につきましては、とりわけ都市部においてニーズが高い教員といたしましては、まず、英語が教えられるということもそうなんですが、英語に限らない外国語理解、あるいは外国文化理解が可能なキャリアを有する教員のニーズが非常に高くなっております。これは、特に都市部の住民構成が多様化しているということにニーズがございます。 あるいは、ICTの指導ですとかのプログラミングにアドバンテージを持つ教員のニーズも非常に高いです。 …
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 ありがとうございます。 確かに、全ての児童生徒の教育ビッグデータ、あるいは全ての教員の教育ビッグデータを構築するということは時間がかかります。であればこそ、モデル自治体でのデータベースの構築、運用というものが急がれます。既に先進自治体においては運用事例もございますし、あるいは、これを機会に取り組みたいと手を挙げてくださる自治体の心当たりもございますので、モデル自治体の開発というものが重要になります。 あるいは、本田参考人も…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 少人数学級の実現が、とりわけ困難な世帯の子供たちに対して重要であるのは、学校が、安心して学べることができる、友達としゃべったり遊んだりすることができる、居場所であるということに尽きると思います。学校や学級が安心した居場所であればこそ、子供たちが学ぶ意欲を持ち、そして自らの能力や資質を伸ばしていくことができる土壌となると考えております。 とりわけ困難な世帯の子供たちは、残念ながら、家が居場所ではございません。家こそが最も気を…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 私の配付資料の十五ページ目に関わっての御質問だというふうに理解をしております。 クラスサイズパズルの解き方を間違えないということにつきましては、一番気をつけなければならないのは、クラスサイズが小さくなれば、改善されれば、直ちにテストスコアが上がるというような発想を持つことには慎重であらねばならないということです。 幾つもの学力向上、いわゆるテストスコア向上の改善に成功した学校の実証研究をなさいました大阪大学の志水宏吉先生の…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 学校統廃合の問題につきましては、教職員数が減少したり、あるいは地財措置上それほどの優遇がないということで、現実的な理由として、統廃合を選択されない自治体も多いです。 ただし、私自身は、学校の規模に注目して、例えばですけれども、教育課程特例校を、もう少し柔軟にし、増やすような形で、小規模な学校であり、かつ特徴のある教育活動を行えるような学校をより設置しやすくすることで、統廃合というものを無理にしなくていいようにするという政策…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 今の本田参考人の意見とほぼ同様でして、教員自身が積み重ねてきた研修ですとか研さんを記録化することにより、教員免許の保持を可能にするという工夫は必要であろうというふうに考えます。 以上です。
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 今年度、少人数学級の議論が、政治の世界だけではなく、社会の注目をこれだけ集めた一つの理由が分散登校にございます。 分散登校を経験した児童生徒が不登校から復帰して、今も学校に通い続けている例もございます。そのことは、子供、保護者、教員にとって大きな気づきを与えました。すなわち、分散登校時のクラスサイズである、目安として四十人の半分ですね、二十人という状態を一定期間経験したことにより、子供や教員に変化が生まれたんですね。これだ…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 やはり、急速な学級サイズの少人数化というものは、教員の質が追いつかない状況を引き起こします。中室牧子先生も御指摘されていましたが、少人数学級化の推進に当たってボトルネックとなるのは教員の質であるというふうに御指摘をなさっており、全くそのとおりであるというふうに考えます。 ただし、我が国には、潜在的な教員免許保有者は相当数おり、かつ、その中で、社会人として活躍しながらも、もしも勤務条件が改善され、自分自身のスキルが伸ばせる職…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 もしも教員免許制度が廃止できなかったらという仮定に基づいてですけれども、現在も、実は教員免許更新講習のうち、専門的領域に関する選択講習は大変人気が高うございます。特に教員は、自身の専門ですとか、あるいは私の関与する分野ですと、子供の貧困対策で有効な支援は何かといった実践的な分野については物すごく学びたいんですね。倍率がとても高いので、抽せんになってしまう講座が複数ございます。 ですから、例えばですが、大学が提供する講座を残…
第204回 衆議院 文部科学委員会 第5号
○末冨参考人 部活動につきましては、教育的な効果はある程度ありますが、教員の本務ではないと判断しております。 基本的に、中学校で、不登校も増え、学習内容の習得度も下がっていきます。だとすれば、教員が自身の限りある時間を振り向けるべきは、ティーチングスキルの向上と、そして、児童生徒との学びを通じた丁寧な関わりによって、まず、学ぶことを嫌いにさせない、学ぶとは楽しくて大事なことなんだということをしっかりと定着させていくということが重要である…