大沢真理
会議録に記録された「大沢真理」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 129 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 東京大学社会科学研究所教授
- 直近の発言日
- 2016/02/10
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 社会保障・年金12 件
- こども・子育て4 件
- 労働・賃金2 件
- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 100 件の標本- 予算委員会公聴会54 件・54%
- 国民福祉委員会15 件・15%
- 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会14 件・14%
- 労働・社会政策委員会10 件・10%
- 国民生活・経済・社会保障に関する調査会6 件・6%
- 共生社会に関する調査会1 件・1%
※ 全 129 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第190回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(大沢真理君) 今官邸サイドでもいろいろと政策手段を検討されているところだというふうに漏れ聞いております。 同一労働同一賃金という規定は、例えば労働基準法第四条の中に男女同一賃金という項目があるわけでございますが、しかし日本は先進国の中で男女間の賃金格差の大きい国でございます。これは、同一の労働ではないというみなしがいろいろと細かく入っていることによりまして、それを考えれば、同一価値労働同一賃金、その人の働きの価値というのを多面…
第190回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(大沢真理君) 今、神野さんがおっしゃったことを若干の社会調査から補足をしますと、二〇〇〇年代の初めや半ばに行われた東大の社会学研究室の調査、あるいはもうその前後に京都大学の経済研究所等が行った国民意識調査によりますれば、国民の多くは社会保障が充実をするならば負担はもっと増えてもよいというふうに答えております。これは、学歴や年齢階層、性別、収入、所得階層等でばらつきは見られますけれども、大勢としてはそう思っているということですね…
第190回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(大沢真理君) 二〇〇五、六年ぐらいからこれは国会でも論戦がございまして、現在、相対的貧困率を算出している元データである国民生活基礎調査というのが正確な調査であるかどうかということは、二〇〇六年辺りの国会の質疑でも話題になっております。 当時、安倍総理は、統計の根拠が明確でないものがあるというふうな答弁もなさっておりますけれども、その前後、いろいろな研究者が各種の統計を精査した結果として、国民生活基礎調査は決して貧困や格差を過大…
第190回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(大沢真理君) 御指摘のとおりです。 そもそも、勤労者に対する社会保険料負担というのも、日本はOECD諸国でドイツに次いで高い国でございます。他方で、事業主、雇主の方の社会保険料負担というのは中程度です。先ほど法人税が高いというお話ありましたけれども、社会保険料負担と合わせれば、日本の事業主の公租公課負担というのは決して高くございません。 その上で、今お話のあった例えば国保あるいは基礎年金の第一号被保険者というところに関して言い…
第190回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(大沢真理君) GDPに対する国民医療費の比率ということでいうと、皆保険制度を持っている国、それから税方式の無料国営医療というんでしょうか、これがイギリスを始めとしてスウェーデン、イタリア等でもそうですけれども、そういうところは医療費を低く抑えていまして、日本も対GDP比の医療費が低いという意味では優等生的な部分があります。 国民の健康度、いろいろと問題はありますけれども保たれてきたということでいえば、日本の皆保険制度というのは…
第190回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(大沢真理君) 御指摘の相対的貧困基準でございますが、これを日本の制度に当てはめますと、ほぼ生活保護基準に合致いたします。ですので、相対的貧困の状態にある人というのは日本では所得の面からいえば生活保護基準以下の生活になっているということで、生活保護基準というのは政府公認のある意味貧困線でございますから、国際比較に用いられているこの基準が国内的に見ても妥当なものであるというふうに考えます。そういった格差を是正した国の方が成長できて…
第190回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(大沢真理君) 働いて稼げる賃金が低過ぎるという考え、見方もあろうかと思います。今、最低賃金で働いて生活保護基準並みの収入を得るためには、週に六十時間以上、年に換算すれば大変な時間を働かないと生活保護基準に到達しないという逆転問題がこの間、問題になっている。これは働いても報われない、働きがいがないということで、人口減少社会、少子化社会にとってはもっと働いたら報われるというシステムにしないといけないのではないかというふうに考えてお…
第190回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(大沢真理君) 先生方がよく御覧になるのは税率表だと思うんですけれども、税率表で各国の累進度を比較するということには非常に問題があります。 ですので、近年のOECDの税負担についての統計というのは平均税率でもって比較をしています。その平均税率というのをずっと所得レベル別に見ていったときに、日本のカーブというのは明らかにほかの国に比べて寝ている。上の方はどの国でも割と寝ているんですけれども、日本の特徴は下の方がカーブがほとんどない…
第190回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(大沢真理君) 御指摘は一々ごもっともでうなずけることばかりですので、何をお答えしていいかというふうに思うんですけれども、財政赤字の原因は、歳出が多過ぎたのではなくて歳入が少な過ぎる。これは、しかも高度成長期あるいはバブル経済の後、破綻をして低成長、景気低迷したから減収したというよりも、意図的に高所得者、資産家及び法人企業に対して減税を繰り返してきた結果として今の財政赤字があるということから考えれば、スウェーデンになれと言ってい…
第190回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(大沢真理君) 今の神野さんのお答えでかなりカバーをされていると思います。 恵まれた人が相応の負担をするという改革をしたとしても、それがどういうふうに国民に見えるのか、見せていくのかということですけれども、マイナンバー制度というのはやっぱり個々人の政府との間の受け払いというのを見える化する強力な手段になるわけですので、そういった当初の意図というのを十分生かしてやっていただきたいというふうに思います。 二番目に、実質賃金の低下、こ…
第190回 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
○参考人(大沢真理君) 国際比較が可能な統計で見る限り、貧困大国であることは間違いないというふうに思います。 生活保護基準が高過ぎるのかということに関しては、確かに、生活保護基準を平均賃金との比較で指標化してみますと日本の生活保護基準は低い方ではなく、OECD諸国の中でも上から数えて高い方になります。しかし、その主たる原因は、ありとあらゆる現金給付が生活保護の中に全部入っている、だから医療扶助だとか住宅扶助だとかというのが入っていること…
第189回 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○公述人(大沢真理君) 今日はこのような場を与えていただきまして、誠にありがとうございます。 川出先生と御相談したわけではないんですけれども、川出先生の陳述が大変専門的なものですが、私の場合には国際比較や時系列比較を交えたやや大ざっぱなものになっておりますことを御承知おきいただければと思います。 報告の構成については、二ページ目に書いてございます。 まず、二〇一三年以来の経済情勢、簡単に見てまいりたいと思います。 最初のグラフは、月別実…
第189回 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○公述人(大沢真理君) 御質問ありがとうございます。 いろいろと舌足らずになっておりますが、この月別実質賃金指数は、五人以上の調査産業計、企業規模計でございまして、常用労働者ではありますがパートタイム労働者のほとんどを含むという、ちょっと分かりにくい数値になっております。 それを後ろの方の非正規化のグラフと照らし合わせますと、恐らくこの平均賃金、賃金率の低下は急速な非正規化が背景になっていると考えて間違いはないのではないかと思います。こ…
第189回 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○公述人(大沢真理君) 御質問ありがとうございます。 今、川出公述人の方から税制関係でのお答えがございましたので、私は、少子化と、それから雇用形態ということについて申し上げたいと思います。 少子化の原因は、一つには晩婚化、晩産化ということでございます。もう一つには、有配偶の人たち、結婚している人たちが欲しい数の子供を産めていないということがございますが、両方に関わるのが雇用の非正規化でございます。 それで、正社員とそうではない人で何歳ま…
第189回 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○公述人(大沢真理君) ありがとうございます。 余りありそうのないことの仮想でお答えしにくいんですけれども、あえて絞って言うと、今の政権にしていただきたいことというのは二つございまして、その一つは、先ほどの陳述した中でも申しましたけれども、雇用における格差の是正ですね。正社員化というのは追求していらして、これは私も大いに評価しているんですけれども、正社員にならなくても、というのはこの頃、なんちゃって正社員とか名ばかり正社員というのも増え…
第189回 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○公述人(大沢真理君) 拙著をお読みいただいたようで、大変ありがとうございます。 八〇年代の日本の貧困というのは専ら御指摘のように高齢者の問題でございました。それからだんだん順次たどってまいりますと、高齢者での貧困率は低下しています。それに対して、中年から特に子供のところでの貧困率が上がっているというのがかなりゆゆしい問題でございます。 高齢者の貧困率が低下した理由は、ほぼ間違いなく年金制度が成熟をしたおかげというふうに推測できます。た…
第189回 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○公述人(大沢真理君) 一国の働く人たちの量と質について、人的資源という言い方もしたりします。各種の研究が伝えているのは、やはり人的資源が劣化するということが所得格差問題のゆゆしい影響の一つであるということなので、教育に対する関心は先進諸国どこでも、もちろん途上国でも高くなっております。 いろいろなことを比較しますと、日本の公的社会支出の中で教育に投入されている公的資金というのはOECD諸国の中でも最低でございます。ずっと最低の順位を守…
第189回 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○公述人(大沢真理君) ありがとうございます。 現金給付以上に使われ方が分からないのが扶養控除であるとか配偶者控除なのかなという気もいたしますが、それはそれとして、貧困基準を下回るような経済状況にある家庭の生活の実態ですね、これ、数字だけでは分からないんですけれども、家族にとって必要な食料を買うのに窮することがある、あるいは、電気、水道、ガスのようなライフラインを滞納のために止められてしまうことがある、それから、一年間も二年間も新しい下…
第189回 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○公述人(大沢真理君) ありがとうございます。 残念ながら日本では、例えば待機児童を解消する、あるいは保育サービスの供給というのをもっと抜本的に増やすことによって女性が継続就業した場合にどういう社会的な見返りがあるか。それは政府にとっては税収と社会保険料ということになりまして、デンマークに関してはこのような試算があるわけですけれども、私の不勉強もありますでしょうが、日本に関してこういう試算がなされたというのは余り聞いておりません。 ただ…
第189回 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○公述人(大沢真理君) ありがとうございます。 高等教育に関しては、奨学金制度の拡充ということが考えられると思います。そして、昨年夏に閣議決定されました子供の貧困対策大綱では、非常に期待されていたのに盛り込まれなかった項目として、大学における給付型の奨学金というものがあったかと存じます。これについては、引き続き追求をしていただければと思います。 私の周辺でも東京大学は金持ちの子弟が来ていると思われている向きもありますが、そうでもありませ…