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日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)衆議院参議院
総発言数
41
直近の所属会派
直近の役職
日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)
直近の発言日
1997/12/02

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 41 件の標本
  • 科学技術委員会29 件・71%
  • 産業・資源エネルギーに関する調査会9 件・22%
  • 経済産業委員会3 件・7%

※ 全 41 件のうち直近 41 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

41 20 を表示
日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 二つの問題があったと思いますが、一つは、基礎研究と応用研究というのはどういうふうに違うかということでございますね。 何が基礎か、何が応用かということは時代とともに変わるわけで、むしろ私は、基礎研究、応用研究というよりは、研究というのは必ず目的を持っているわけですが、その目的の違いである。学問体系をさらに完全なものにしていく、そういうことを目的としているのが基礎研究で、それから、具体的にそれを実際の社会に使えるものにしていく…

日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 いろいろな例があると思うのです。私の身近な工学の例で申し上げますと、一つ一つの学問というのは大変すばらしく進展しているのですが、一つは非常に細分化してしまったということがあるのですね。 例えば、環境問題に対して、今の人間の知識あるいは学問体系がどういう影響があるかというのを考えてみますと、この細分化ということがある意味では環境悪化の原因になっているのではないか、そういうふうに考えられる面があります。 例えば、機械工学がどん…

日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 これは、私自身の問題と、それから世の中の科学者一般の問題というのは分けて考えたいのですが、私自身が必ずしも研究者として平均値ではなかったかもしれないのですけれども、私自身は、そういう自分のやった研究というものに対する影響についての責任は完全にとるべきだというふうに思っている人間でありまして、そういった意味では、いわゆる原子物理学者たちが原爆が事実使われたということを知ったときにいろいろな動揺と反応があったわけですが、それと…

日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 私は、この国会の中にそういう科学技術戦略をお考えいただくような場所をつくるということはぜひ進めていただきたいと思うのですね。それは、国民のある意味では最大関心事で、科学技術がどこへ行くかというのはやはり大きな話題ですから、それを議論していただきたいと思います。しかし、そのときに、やはり専門家の判断というのをぜひ尊重していただきたい、こう思うわけです。 日本には学術会議というのがあるわけですが、例えば、アメリカでは全米科学ア…

日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 環境が重要だと私は先ほど申し上げたのですが、それを少し今のお話と関連させて申し上げたいと思います。 恐らく環境問題というのは、外から人類を襲うものではなくて、人間の行為そのものが関係しているということで、やはりあらゆるものに関係するという、その広さにおいて環境問題が非常に重要だということと、もう一つは、やはり環境問題というのは一度変わるとそれを戻すのにははるかに長い時間がかかるという、そういう時間的な重さということからいっ…

日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 一言でお答えしますが、組織を変えるということは、新しい組織はすべて、このポジションはこういう権限と責任があるということを厳密に定めるということなんですね。したがいまして、我々の動燃に関する反省というのは、そういったことがあいまいになっていたということが問題ですから、実は組織を変えることが目的ではなくて、そういった権限と責任、裁量権と責任の明快な組織を新しくつくるということでございますので、その点は十分認識しているというふう…

日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 この改革委員会では、虚偽報告とかうそつき体質というマスコミの言葉を、もちろん話題にいたしました。しかし、虚偽報告はやめろ、うそをつくなというような結論を出したのでは意味がないという議論をいたしました。 なぜこういうことになったのかという理由を議論するということに時間を費やしたわけでありますが、基本的には、それは技術開発についての方策が間違っていた。すなわち、技術開発において事故は少なければ少ない方がいい成績なんだという体制…

日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 私は、経営というのは半分は内部チェックじゃないかと思っているのですね。情報把握なしで経営を行うということはあり得ませんので。 私は、あの報告の中で記述させていただいた経営の不在ということの内容は、やはりそういった経営の立場に立つ者、経営というのはもちろんトップに立つのが全体の経営ですし、ある一つの研究室なら研究室の長というのはまたその小さな部分の経営をやっているわけですが、その人たちが完全な情報を本当に把握し、その情報に基…

日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 メーカーの責任、あるいはメーカーのいわゆる知的財産権保護という問題と動燃の技術の透明性ということについては、余り議論はしませんでした。したがいまして、報告書にもございません。 しかし、基本的には御指摘のとおりであって、公共的な費用を使った研究というのはこれはもちろん公開というのが大原則でございまして、その辺は当然、今後は明快な線が引かれることになろうかと期待をしておりますが、残念ながら、検討会ではその点については余り議論し…

日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 大変難しい、お答えがうまくできるかどうかわからないのですが、最初の委員会で枠というふうにはめたのは、むしろ私が申し上げたのですけれども、それは、やはり動燃固有の問題として議論するのが改革検討委員会に与えられたミッションであって、例えば原子力政策あるいは核燃料サイクルに関する政策というのはもっと全然別のところで議論されていたわけですから、そこに言及することによって動燃問題があいまいになるのを防ごう、こういう意図だったわけです…

日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 まず、プルトニウムそのものでございますけれども、確かに核燃料サイクルというものは、夢の技術と言われたように、これがうまくいくならば、高速増殖炉によってプルトニウムを新しい燃料として使える、そういうような構造を持った技術体系というのは、ある意味では非常にすばらしいものなのですね。 しかも、そこに含まれている概念というのは、現在環境時代と言われる中で、物質はすべて循環しなければいけないという思想の、ある意味では非常に代表的な先…

日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)1997/12/02

141衆議院 科学技術委員会 第3号

○吉川参考人 検討委員会そのものは完全に公開ということでやらせていただいたわけで、この点については、報道を通じ、また、現実に毎回御出席の方がいらっしゃいましたから、動燃の問題というのは、この検討会を通じて随分広く理解されたと思っております。 さて、動燃の検討会の中で情報開示というのをどういうふうに議論したかということですが、これは非常に重要事項として、すべて情報を開示するべきであるということは議論いたしました。 これは、やや一般的なこと…

東京大学総長1994/11/11

131参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号

○参考人(吉川弘之君) 吉川でございます。 技術開発と研究体制の整備等ということで、今のお二方のエネルギー問題とやや視点が異なりますけれども、そちらの研究体制といったようなことのお話をさせていただきます。 一口に言って、我が国は今まで技術立国というようなことで高度成長をなし遂げてきたという面がございます。しかしながら、今までの方法では空洞化が起こるとか、あるいはアジア諸国の日本化というようなことで、日本が持っているいわゆる高品質の製品を…

東京大学総長1994/11/11

131参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号

○参考人(吉川弘之君) 二つのお話だったかと思います。 最初は理系離れという問題でありますが、事実これは統計によると進んでいるということがわかっています。そして、実際にそれじゃ若者は理科が嫌いなのかということでいろいろな実験教室なんというのをやってみると非常に若者が熱中いたしますので、理系離れはないんだという人もいますけれども、結果的に好きなんだけれども理系へ進まないというようなことが起こるのがむしろ問題かということであります。 私は思…

東京大学総長1994/11/11

131参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号

○参考人(吉川弘之君) 先ほど山本先生から御指摘ありましたように、まだ国立大学の中には大変劣悪な研究環境というのがありまして、これは危険でもあるんですね。そういったことで、最近ちょっといただいております補正予算の関係等でいち早くこういうところを解消しようとしているんですけれども、まだまだ全面解消ということはなかなかできないので、毎朝私起きますと、きょうも爆発がなくてよかったというようなことで目を覚ますというような状況が続いているんですけ…

東京大学総長1994/11/11

131参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号

○参考人(吉川弘之君) 今のようなお話でございますと、二つの側面からお答えしなければいけないと思うんですが、一つは維持可能というような新しい課題ですね。今までのそれぞれの学問割では対応できない新しい課題が出てきたということかと思います。 恐らく、その維持可能ということは、もちろんエネルギーというのは非常に大きいんですけれども、エネルギーだけではなく例えば物質ということについて考えましても、現在の製造業というのは資源をどこかから持ってきて…

東京大学総長1994/11/11

131参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号

○参考人(吉川弘之君) 現在、大学で議論しておりますことを申し上げたいと思うんですけれども、これも御存じのように、大学には設置基準の大綱化ということがこの二年ほど前に行われまして、各大学は個性を持て、研究、教育において個性を持って自由にやってくれ、こういうことが決まりました。 しかしながら、それは伝統的な意味で大学の自治みたいなものが教育、研究によって非常に緩くなってきた、大学の裁量が大きくなってきたということなんですが、もちろん大学と…

東京大学総長1994/11/11

131参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号

○参考人(吉川弘之君) 先ほどのお話で基礎研究ということについてだけお話ししたいと思いますが、確かに基礎研究がどうなっちゃうのかということは本当に私自身も二つの意味で心配しておりまして、我が国は基礎研究を盛んにしなければどうしてもいけない状況に置かれているということ。しかし一方、基礎研究に対する費用というのが国民的な支援でどこまで出てくるのかということがはっきりしないということです。 これはなぜかというと、我が国は基礎研究、基礎研究と言…

東京大学総長1994/11/11

131参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号

○参考人(吉川弘之君) 大学教官を有能な人は高額で雇うべきかどうかということは、確かに私はあのときもちろんまだ考えられないというふうに申し上げたわけですが、この問題は私も非常に関心がありまして、できれば導入したいというふうに考えているわけです。 あれ以後も、ほかの国の諸大学でどういうことが行われているのかといろいろ聞いたんですが、結論的に言いますと、少なくとも大学の中で、あるいは社会的にも評価をできるところが上手にそういった給与の差とい…

東京大学総長1994/11/11

131参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号

○参考人(吉川弘之君) 広中先生から大変本質的な御指摘をいただいたわけですけれども、私としては、大学のいろんなことをやるべきだということを決断し、しかし現在の大学としてなかなかそれができない。そのできないという状況は一体何が原因なのかというふうに考えてきたことが、事実私が今まで数年過ごしてきたそのものであるわけですけれども、現時点でそれはいろいろな難しさがあると思います。 それは理由を挙げればもう数限りなくあって、日本の教育の歴史性とか…