吉川弘之
会議録に記録された「吉川弘之」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 41 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 日本学術会議会長(動燃改革検討委員会座長)
- 直近の発言日
- 2004/04/01
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体1 件
- AI1 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 41 件の標本- 科学技術委員会29 件・71%
- 産業・資源エネルギーに関する調査会9 件・22%
- 経済産業委員会3 件・7%
※ 全 41 件のうち直近 41 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第159回 参議院 経済産業委員会 第6号
○参考人(吉川弘之君) 御質問の産業技術総合研究所におきます基礎研究のお話でございますけれども、産業技術総合研究所は、公的な研究機関として広く社会の人々の期待にこたえる、科学技術の研究の能力をもってこたえるという、そういう立場で研究を続けているわけです。 人々の期待と申しますのは、安全で安心できる豊かな国民生活を実現することであり、また新規産業の創出あるいは雇用の創出、国際競争力の強化といった様々な問題点があると理解しております。このよ…
第159回 参議院 経済産業委員会 第6号
○参考人(吉川弘之君) 御指摘のように、基礎研究の評価というのは大変難しい面を持っておりますが、多くの基礎研究というのは、学会というのがございまして、そこに論文を出すというようなことで評価されるということになっております。したがいまして、大きな業績は、仮に十年というようなことで、十年掛かるというようなことが多々あるわけでありますけれども、そういう十年間の間でも基礎研究の成果というのは比較的評価する可能性がございます。 しかし、御指摘のよ…
第159回 参議院 経済産業委員会 第6号
○参考人(吉川弘之君) 私ども公的な機関でありまして、研究を続けるということと同時に計量基準等で産業一般にサービスをするというようなこともやっているわけで、争議によって支障、業務に支障が来すというようなことは絶対に起こしてはいけないというふうに決意している次第でございます。 同時に、今御指摘いただきましたように、経営側と研究者というのがどこまで意思疎通が図れるかと、このことが一番の根幹でありまして、御指摘のように研究者というのは評価され…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 御紹介いただきました吉川でございます。よろしくお願いいたします。 それでは、貴重なお時間をいただきましたので、十五分か二十分ぐらいの感じで最初に私の方からお話をさせていただきたいと思います。いろいろ御質問もおありですので、私の方からは概略のお話ということでお許しいただきたいと思います。 御紹介いただきましたように、現在、私は日本学術会議というところにおります。学術会議というのは、現在六十七万人と言われております科学者の代表…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 非常に基本的な御質問かと思うのですが、学問を引っ張っていくには、御指摘のように人類の危機ということなんですけれども、やや現実的に考えると、その危機をいかに発見して、それを学問というか研究していくかという側面と、もう一つ、科学者が自由に発想して研究するという、そういうのがあるのですね。しかし、そのことをよく人々は対立するものとしてとらえまして、ニーズオリエントの研究か、シーズオリエントの研究か、こういうようなことを言って、ど…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 それは、私は一言で言うと環境問題だと思います。 環境問題というのが実はあらゆる分野に影響を与えているということで、この環境という意識を抜きにしては何も議論できないということですね。環境というのは、例えばいろいろなものが、ちょっとかたい言葉で言うと、学問というのは、ある素材があってそれがどういう結果になるか、ある問題があってそれを一つの法律にするというような、そういう変換系として考えているのですが、法律をつくった結果、何が世…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 総合科学技術会議が現在の科学技術会議より、さらに文科系も含む、社会科学も含んで拡大するということは大変歓迎すべきことだと思っております。 しかし、これは私のささやかな経験なのですが、こういった会議というものが、先ほどの人類の危機も含めまして、現実に現在の我が国に起こっている諸問題、あるいは現在の研究者たちが、日本の研究者がどういう能力を持っているかというような現実の問題、あるいは現場の問題、そういったものをどのように吸収で…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 率直に申し上げて、制度的にはいろいろな工夫をしていただいてかなり進んできたのですがへ現実に知的財産権あるいは特許というものを大学、研究所の者がとれるかという段になると、非常に不十分だと私は思っております。 それは、例えば各大学を見ますと、これは国立大学は特に、私立大学もほとんどそうなのですが、例えば特許をとるための取り扱いをしてくれる部署というのはほとんどないわけですね。ですから、みずから研究者がいろいろなことをしなければ…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 大変鋭い分析をしていただいたと思います。現実にそのとおりで、私も今の小野先生のお話に非常に共感しております。 それで、私は個人的には、真実は外に存在しているのではなく内に存在している、そういう立場に立つ人間でございまして、よく、真理の探究のために自由に研究していいのだというような表現は実は何も表現していない、それはうそだ、こう言っているわけで、真理の探究なんという言葉は使わない方がいい、真理というのはやはり自分でつくるもの…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 今御指摘の、技術開発に関する社会のパラダイムがないんじゃないかというのは、私もこの動燃問題を考えながら常に考えておりました。 それはどういうことなのかというと、動燃の場合には、実用的なそういった発電システム、エネルギーシステムというものをつくろうとしていたわけですが、しかし、一方では非常に基礎的な、物理学等の中にあるようなところからスタートするわけですね。したがって、こういう非常に大きな技術開発ということになりますと、一つ…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 幾つかの点の御指摘あったような気がいたしますが、やはり私は、科学技術というのは、近代以降現代に至るまで、人類に非常に大きな可能性を与えたと同時に、社会に夢を与えたという面がありますので、それが非民主的かどうかはともかくとして、ピークというのを求めているという意味では、夢は全員で持ちますけれども、やっている人はある意味では非常に独自の行動をしているというような面も許されていると思いますので、体制としては、確かに教育体制という…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 大変的確な御説明をいただいたと思っております。 専門化と総合化、学問のいわゆる領域化と構造化ということは、別の言葉で言えば、確かに専門化と総合化というふうになると思いますし、専門化というのは、学問を研究する人間が狭い専門にますます入っていくことによって研究速度を上げようという、こういう関係がありますね。一方で、それを現実問題に適用しようとするときは、狭い専門だけではどうしようもないということで、複数の専門を使わなければなら…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 非常に大きな問題の御提起をいただいたというふうに思うのですけれども、ごく簡単に言って、やはり私どもは、国としての哲学、それは一つに限らないのですけれども、どこから見ても理解できるような、そういう一貫した考え方というのをつくって、それに基づいて個別の政策が決まっていく、そういうふうにしたいと思うんですね。 従来の我が国の決め方というのは、これはある意味ではやむを得なかったのかもしれないのですが、追いつき型ですので、諸外国をず…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 御指摘のように、評価というのは非常に難しいことのように思うのですね。そして、評価というのは、しばしば評価された人を、言葉はよくないのですがやっつけるという感じで、ディスカレッジしてしまうような結果になることが非常に多いということもあり、我が国は、評価しないでお互いが協力するような、ある意味では非常に上手な社会をつくり上げているために、評価ということがある意味では経験がないということがございますね。よく言われるように、だれか…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 御指摘のとおり、私が動燃改革検討委員会を引き受けましたときには、動燃の問題を検討しようということで、核燃料サイクルそのものの計画には言及しないということを、私自身で範囲を決めたわけなんですね。それが「まえがき」に記したことなのです。 なぜそうだったかということを少し御説明しなければいけないのですが、恐らく、こういった原子力にかかわる長期計画というのは、原子力委員会を中心にこれをつくったということで、これは、例えば原子力を平…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 私も、それはそのとおりだと思います。 基本的に、我が国はどういったエネルギーの道を歩むのかということは、やはりまだ必ずしも合意に至っていない。動燃問題の混乱を引き起こしたり、あるいは軽水炉の建設問題でいろいろ問題を起こしているということは、そういった国民的合意というものが必ずしも明瞭じゃないというところにあるのですね。なぜ明瞭じゃないか。それは、やはりいろいろな意味で今までの歴史が、情報の公開の不足等があったことは否めない…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 確かに、今回の高速炉の懇談会の結論はそういう研究ということをかなり強調しているというのは私も理解しております。 技術開発というものの中には実はいろいろな内容があるわけで、一つのシステムをつくる、一台の機械をつくるというときに、その根幹となるような技術、この場合には恐らく炉の中の反応技術という中心がございますが、その周りのいろいろな制御とか安全装置とか、非常に附帯的な、物すごい複雑なシステムになっているわけですね。 研究とい…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 それは、何というのでしょうか、行革みたいな話になるのですね。 今の行革というのは、例えば先ほど御指摘ございましたように、二つの省庁がくっつくとか、そういうことでやっておりますので、いわば水平面での組織変えをやっておりますけれども、本当の行革というか、私自身が考えた行革というのは、むしろ水平ではなくて垂直の行革で、例えば監督官庁があって現場がある、例えば文部省があって国立大学がある、科学技術庁があって動燃がある、こういう縦の…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 研究というか学問に長い間携わってきた者としての発言をさせていただくわけですが、学問というものが人類にとって非常に大切なものである、いわば宝というか、人類が人類であるために非常に大事なのだという認識と、学問というものが例えば経済的な利益に役に立つということとが、実は一体として理解できないというある種のジレンマというのを現代の社会は持っているというふうに思うのですね。学問は利用できるものだ、だからみんなで金を出そうじゃないかと…
第141回 衆議院 科学技術委員会 第3号
○吉川参考人 今の斉藤先生の御質問、多分こういうことだと私なりに解釈しますが、真理は自分がつくっていくのだといいながら、一方、科学は非常に客観的なものでなければいけない、ここが何か矛盾しているような気がする、こういうことのような気がするのです。 私は、科学というのは、それはもちろんあくまで客観的でなければならない。客観的というのは、しかし、人間がいなくなったら客観も主観もなくなるわけで、やはり人間社会における客観性という限定つきなのだと…