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独立行政法人国際協力機構理事長参議院衆議院
総発言数
166
直近の所属会派
直近の役職
独立行政法人国際協力機構理事長
直近の発言日
2000/04/06

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 政府開発援助等に関する特別委員会47 件・47%
  • 国際経済・外交に関する調査会29 件・29%
  • 外交・安全保障に関する調査会9 件・9%
  • 予算委員会公聴会8 件・8%
  • 決算委員会5 件・5%
  • 決算行政監視委員会第一分科会2 件・2%

※ 全 166 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

166 20 を表示
東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 これはまた、私は福沢諭吉に大変共鳴するところでありますが、日本が国際社会の中でいかなる地位を占めるべきかというのは非常に大きな問題だと思います。 そういう観点から考えると、私は、日本が国際社会の一員としての役割を、国際的な安全保障の観点でいいますと十分果たしていないのではないか、その大きなネックがここにあるのではないか。少なくとも九条についての議論が、私は、九条問題と言われること自体がちょっと残念に思っております。 つまり…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 周辺諸国の反応はどうかというようなことをよく言われるのですが、私は、例えば日中二十一世紀友好委員会の委員などをしておりますが、憲法改正論がこのごろ日本に出ている、何か日本はナショナリズムの方向に動いているというような議論が出て、いや、そうではないよ、あなたの国も憲法を変えているでしょう、それからまた、あなたの国では国防は国民の神聖な義務であるということを書いているじゃないですかというようなことを言って、私は余り強い反対に遭…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 解釈を変える、あるいはどの解釈が正しいかというのを最終的に決めるのは最高裁だと思います。もう少し機動的に言えば、やや日本の現実を離れて申し上げれば、憲法裁判所というものがあって、どの解釈が正しいか、これは合憲か違憲かということをきちっと決める。速やかに決めるということがあればもっといいかと思うのですが、現実の日本の最高裁は、行政府、立法府の構造がだめだということをほとんど言ったことがないものですから、我々は最高裁の役割とい…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 まことにうかつながら、それは研究したことがございませんでした。確かにこれは、随分硬性だなと言って交渉すればもう少し緩めてくれたかもしれないですね。 ただ、恐らく当時の日本人の念頭にあった憲法というのは、大日本帝国憲法なんですね。これに比べれば改正の余地はまだあるわけでございまして、ですからそういうふうに理解をしたのかなと。あるいは、それから、非常に限られた時間で大量の審議をしていくわけなので、集中した場所が幾つかありまして…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 議院内閣制というのは本来非常に強い制度でございまして、よく日本の憲法のことを三権ブンリツあるいは三権ブンリュウというふうにいいますが、日本の憲法は三権分立ではないわけでございまして、三権分立はアメリカのようなものを指しておるわけであります。日本は三権のうちの立法権と行政権をくっつけた、議院内閣制というのはそういうものでありますので、国会で多数をとればそれがそのまま行政に反映していくという非常に強いシステムなんであります。 …

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 私は、首相公選制といいますか、端的に大統領制と言ってもいいと思うんですね、象徴天皇はそのまま維持して、その下に大統領がいるというのは不可能ではないと思います。 ただ、それは当然大幅な憲法改正を必要とするわけでありますので、私は、今の時代というのはスピードが非常に重要な時代だと思うものですから、憲法を改正してその次にというよりは、もう今の仕組みの中で法律制度、これはこの方が簡単ですから、それをやっていって、それでだめだったら…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 これは英語でいいますと、多分、ジャパニーズ・コンスティチューション・イン・ヒストリカル・パースペクティブというような意味でございまして、第一に、憲法というのは、バイブルではございませんで、一つの歴史の中である段階でできてきた重要な政治的文書である、そうすると、それができてきた経緯、それが果たしてきた役割、そういうものの中で見ていくべきだ、そういうふうにありたいという願望を込めたタイトルでございます。

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 先ほどちょっと申し上げましたとおり、私は、主権がどこにあるかということは最も決定的に重要なことではないと思っているのです。さっき申しましたとおり、ナチズムとかスターリニズムというのは人民主権の中から出てきたものでありまして、君主主権というのは古い制度でありますが、それだけ君主が国民の隅々まで把握して独裁的に生殺与奪の権を握るというようなことは古い時代にはできなかったわけですね、現実に。それが一点でございます。 それから、君…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 例えばイギリスという国を見ますと、これは立憲君主制ですがデモクラシーであるということは、時代によって違いますけれども、言えるわけでありまして、もちろん、私は国民主権の方がいいと思っておりますし、主権は国民にあると思っております。明治憲法より今の憲法の方がいいと思っているのです。 ただ、主権論議というのは、憲法学者は好きなのですけれども、例えばオーストラリアで女王、国王をどうするかという議論がありましたときに、あれが変わると…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 そのとおりでございます。つまり、例えば他国の大統領には、実権を持った大統領と、実権と権威の両方を兼ね備えた、儀礼的な部分も兼ね備えた大統領もございます。ドイツなんかでは、御承知のとおり、やや儀礼的な大統領と実権を持った首相というのがございます。アメリカなんかのように両方兼ね備えたところもございまして、両方兼ね備えておりますと、大統領個人がいささか不道徳なことをしたりすると大変困ったことになるわけでありまして、日本はこれが分…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 形式的にはそのとおりだと思います。 ただ、私のような学者が政治家の先生方に申し上げるのはなんですが、政治は限られた時間の中でたくさんのアジェンダをこなしていくわけですから、どれを優先的にやるか、なるべく効率的に、効果の大きいものから着手するということが多分本旨だと思いますので、ここには必ずしも全力が投入されなかった。例えば、三分の二は難しい、では小選挙区にしようというのが鳩山内閣のころにあったわけでありまして、ですから、途…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 御指摘のとおりだと思います。

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 これは伝統といいますか、我々も本当に憲法、法律のルールどおりにやっているかというと、実は、それ以外にできたいろいろな慣習、申し合わせで結構動いているものでありまして、ある意味では、それは別にイギリスに限らないというふうに考えております。 政治家の皆さん方にこういうことを申し上げるのはまことにあれなんですけれども、政治家は非常に土着の風土を特有に反映したものでございまして、どういう行動が望ましいとされるかというのは、各国によ…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 順不同でございますが、時代とともに、自然権、何が人間の権利であるかというのは、確かにおっしゃるとおり変わるものでございます。 十八世紀には、所有権というか財産権というのは自然権であって神聖不可侵というふうに思われておりましたが、後にそうでなくなりました。ですから、十八世紀的な思想で言いますと、所得税とか、ましてや累進課税なんというのはけしからぬ、あるいは相続税なんというものはけしからぬということになるのでありますが、今日で…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 御指摘のとおりだと思います。

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 アメリカの政策の変化ということでございますか。 私は、アメリカの政策の中で首尾一貫しているものは、日本をアメリカにとって、ちょっと言葉はきついかもしれませんが、都合のよい国にするというのが首尾一貫した方針だと思うのです。 それは、最初は、日本をまず無害な国にする、アメリカを脅かすような国であってはならないというふうにしたわけであります。ところが、アメリカは別に日本だけを相手にしているわけではありませんで、世界を相手にしてお…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 アメリカにとって都合のいい日米関係というのは、即日本にとって都合の悪いということでは必ずしもなくて、アメリカにとって都合がいいけれども日本にとっても都合がいいということもあり得るわけであります。そのことはちょっとフットノートでつけさせていただきます。 九条二項については、私は最初から、国家が自衛の権利がない、これは解釈によって権利はあることになったのですが、そして自衛のための軍事組織を持たないというのは、やはりこれは国家の…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 私は、先ほどの最初の陳述で述べましたとおり、憲法というのは条文を額面どおりに受け取るものではなくて、自然法及び国家社会の基本的な常識に照らして考えるべきものであるというふうに考えておりますので、自衛権というのは、明白に禁じられていない限り存在するというふうに考えております。自衛の主たる手段というのは軍事力であるというふうに考えておりますので、そういうわけで、自衛隊は合憲であるというふうに考えております。

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 まず、最初にお述べになりました、アジア諸国を含めた諸外国のいろいろな対日認識の中で憲法ができてきて、九条もできてきた、それはおっしゃるとおりでございます。 ただ、もう少し具体的に言いますと、そういう世論の中で、しかしそれはいろいろな形があり得たわけです。さっき申しましたとおり、日本の軍備を五年間禁止するとか、これは占領下の占領条約ではよくあることですね。勝者の敗者に対する条約で、何年間は禁止するとか、あるいは軍隊は二万人以…

東京大学法学部教授2000/04/06

147衆議院 憲法調査会 第6号

○北岡参考人 私、先生の御指摘に同感でございます。座標軸といいますか、どういうふうに考えるべきかというのは、つまり今後の日本を運営していく上で最も適切なルールはどうなんだろうか、逆に言いますと、今のルールのどこか問題点はないかということなんだろうと思います。その一番最初に制定過程を見てみようということになったのだろうと了解しておりますが、制定過程というのはファクツの積み重ねだけだ。そんなに何カ月もかかるものじゃなくて、そのうち終わって次…