佐瀬昌三
会議録に記録された「佐瀬昌三」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 1,590 件
- 直近の所属会派
- 自由党
- 直近の役職
- —
- 直近の発言日
- 1953/07/11
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 100 件の標本- 法務委員会62 件・62%
- 法務委員会上訴制度に関する調査小委員会及び違憲訴訟に関する小委員会連合会29 件・29%
- 両院法規委員会3 件・3%
- 法務委員会外国人の出入国に関する小委員会3 件・3%
- 法務委員会労働委員会連合審査会2 件・2%
- 法務委員会違憲訴訟に関する小委員会1 件・1%
※ 全 1,590 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 なお本法案全体の構造から見ますると、いわば引渡す締約国との関係を規律する立法というふうに観察されるのであります。しかしながら私どもは文明国家が逃亡犯罪人の問題をめぐつて引渡条約を締結することのすみやかに、かつ万国に普遍化されるということを希望するものではありまするけれども、なかなかそこまで達し得ない、いわば無協約国というものか相当存在するであろうと今日予想するわけでありますが、この引渡条約のない国との間については政府はいかな…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 その場合引渡しについていかなる準拠法に基いて国内的措置をとられる方針であるか、私どももちろんこの逃亡犯罪人引渡法に準拠するということが当然だろうと思うのでありますが、国際礼譲という観念から割り出して行きますると、これはきわめて漠然たらざるを得ないのでありまして従つて国際礼譲の上に立つて引渡し要求をする国の方からいうと、いろいろその準拠法についての考え方がまた日本の場合と違つたものもあり得るのであります。これらの点を顧慮して、…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 その場合一番多く問題になるのは、いわば引渡し犯罪の範囲であります。引渡条約が締結された場合には、その条約の中に引渡し犯罪が何らかの形式で規定されるわけでありますが、無条約国との間にはその点欠けるものがあるので、常に引渡し犯罪の種類、範囲について紛議が起りやすいのでありますが、これに対する解釈はどうなつておりましようか。
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 この法案が大体引渡条約を締結した国を対象として立案されておりまするために、無締約国との関係その他について疑問の起らないように、ただいま一応お伺いしておつたのでありますが、さらに根本に立ち帰りまして、一体この種立法における基本的原理原則がいかに立法上反映されておるかということが、この法の真価を定める上においてきわめて重要な点であります。しかも事は国際的な性格を帯びた近代的な立法でありますので、それらの点において十分政府当局も立…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 もしこの国内立法である逃亡犯罪人引渡法に矛盾したような国際条約、ことに犯罪人引渡条約というものができた場合を私どもは懸念するわけであります。おそらく日本とある特定国家との間において個別的条約を締結する場合には、ただいま政府委員から説明された通り、本法を基準にして矛盾のないような条約が締結されることをわれわれは期待するものでありますが、多数国間における集団的な協定とかあるいは共同宣言というものも、これは引渡しを義務づけることに…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 この引渡し問題について、原則的な問題として、常に条約をつくる上において、またこの種の立法の上において顧慮される問題は、いわゆる引渡しが国家相互の主権の対立の関係にありまするがゆえに、相互主義というものが条約の上にあるいは国内立法の条文の上に常に規定づけられるのであります。ここで特に立案の場合に顧慮された点は、この相互主義についていかように相なつておるか、これも合せて伺つておきたいと思います。
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 第二条に「引渡条約に別段の定があるときは、」と規定されておるようでありますが、これがいわゆる相互主義的な取扱いを考えた規定である、かように承つておいてよろしいでしようか。
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 政治犯罪不引渡しの原則あるいは相互科罰の原則といつたようなものは、これは一種の国際法上の原則としてすでにこれが確立されたものになつておるのであります。そこで私どもが相互主義の適用対象は、もつぱら内国人の引渡しを認むべきかどうかということ、それからまた国内に係争しておる犯罪人についてこれを引渡しを認むべきかどうかという事柄について、もつぱら相互主義が適用されるのであります。でありまするから、政府もこの点は御異存ないと思うのであ…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 もつぱら原理、原則の上から大きく問題を考えたいと思いますので、こまかな条文の問題はなおあとに譲りまして、この際引続いて伺つておきたいのは、この制度の本旨は、いわば引渡し制度というものを過去の多くの国がとつたように、単なる行政的処分として理解し、かつ扱わずに、これを司法化そうというところに近代的な進歩が見受けられるのであります。しかしよつて来るところの思想は、要するに個人の基本的人権を尊重する近代の立憲政治の考え方をこの制度の…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 弁護権の点はわかりましたが、異議の申立というのはあるいはレヴユー、再審とかそういう点はいかように相なるわけでありますか。
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 引渡しを認められる場合については、結局行政訴訟によつて、被引渡人の権利の保全ができるということは、ただいまの回答でわかりましたが、しからば引渡しが認められないということになつた場合は、その決定なり命令を尊重して、いわゆる一事不再理の原則の国際刑法上の確認――再び三たび他国がどんな引渡し要求をして来てもこれを拒絶するというのがその者に対する人権保障の上から当然あるべき制度でありますが、これについてはいかように御理解なさつており…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 あえて規定を置かぬでも行政措置としてさような方針のもとに臨もうという御決意と承つてよろしゆうございますか。
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 やや逐条的に承つておきたいのでありますが、第一条の第三項、「その犯罪について締約国の刑事に関する手続が行われた者」云々とありますが、この刑事に関する手続というのはいかなる範囲のものを指されるのか明らかにしておきたいと思います。
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 引渡し条約によりましては、この点をやや具体化して起訴あるいは告訴、アキユーズされた者というふうに限定されております。この法律の立案の御趣旨から言うと、これは非常に広くなつておりますが、元来この法律によつてまた引渡し条約の締結によつて、日本は今度は引渡しの義務を負担しなければならぬのでありますが、なるべく義務の範囲は狭くいたして明確にしておくということが必要だと思うのであります。その点から見ると、やや広い表現の仕方ではないかと…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 第二条の問題でありますが、大体引渡し犯罪については、これを列挙する主義と、そうでなくして刑罰を一定の基準といたしまして、たとえば何年以上の懲役禁錮にかかわる罪というふうに、抽象的にこれを限定する仕方と、それからさらに引渡し犯罪を条約や立法に規定せずに、今度は引渡しのできない犯罪を規定するという、大体三つの方式があるわけであります。多く引渡し立法においては、引渡し犯罪をその二つのいずれかの形式をもつて明確にすると同時に、引渡し…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 引渡し条約においてはなるべくさような方式を私は選んでほしいと考えております。 次にこの二条の第一号の、いわゆる引渡しすべからざる犯罪としての政治犯罪の問題であります。これがしばしば国際紛議の対象になるのでありますが、たとえば現在問題になつておるロシヤのベリヤ氏が日本に逃亡して来た、ロシヤからこれに対して引渡しの要求があつたというような場合にはただちにこれが問題になるわけであります。要するに政治犯罪という観念がきわめて不明確で…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 ただいま指摘されたスイスの引渡法のいわば母法はベルギー定款あるいは加害定款といわれるものであります。ナポレオン三世に対する殺人未遂事件がベルギーにおいて起きたときに、フランスとベルギーの間にその犯人の引渡し問題をめぐつて非常に外交折衝が行われた際に、ベルギー定款として、これが規定ずけられた主義でありますが、要するに他国の元首に対する加害行為はそれが政治的目的あるいは政治的動機に基いても引渡し犯罪から除く、政治犯罪とはしない、…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 いわゆる国際法の祖父であるグロチウスはその点をきわめて明確に自説として主張され、いわゆる「引渡しか処罰か」という簡明な言葉をもつて表現されております。要するに国際司法、社会は人類のために、平和のために、秩序のためにお互いが協力して犯罪人を鎖圧する、そのためには自分の国で罰した方がよければ罰する、他国に罰せしめた方がいいという場合には引渡しをするという国際連帯の思想をその点で大いに強調されておる。この種の犯罪人引渡条約とか引渡…
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 その説明も一応うなずかれるのでありますが、要するに給付訴訟にあらずして、確認裁判であるという訴訟法学的な性格は私どもさように考えておるのであります。そう承つてよろしいのでありますか。
第16回 衆議院 法務委員会 第11号
○佐瀬委員 そうすると先ほど申し上げましたように、国際刑法における基本的人権の尊重のための引渡し問題に対する司法化ということが、まずここに大きな基盤を持つわけでありますが、そうするとこれは裁判である、従つて本人もこれに基いて引渡される以上は、異議はないというところに人権が保障されたことになるのであります。そこでこの裁判は、それに対して別に行政的裁量を加える余地がないのであるとわれわれはこの裁判の性格から見るのであります。ところが今度は十…