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法務省刑事局長衆議院参議院
総発言数
4,173 件
直近の所属会派
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直近の役職
法務省刑事局長
直近の発言日
1978/04/07

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 航空機輸入に関する調査特別委員会61 件・61%
  • 法務委員会39 件・39%

※ 全 4,173 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

4,173 件中 20 件を表示
法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 この法案の提案の理由のところで述べておりますように、最近におけるこの種事犯の実情にかんがみて立案したわけでございますから、そのかんがみた実情と申しますのは過激派によるものであり、また観念的に考えてみますと暴力団もあるいはやりそうな犯罪だというふうに思っておりますが、ただいま御指摘のようにこれは暴力団とか過激派とか限定してございませんから、御指摘のような身のしろ金誘拐のような形のものもこの条に触れる場合があり得るわけ…

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 ただいまの御質問は二段に分かれていると思います。身のしろ金誘拐との混乱の御心配でございますが、身のしろ金誘拐にございます「近親其他被拐取者ノ安否ヲ憂慮スル者」というのは従来判例等でも非常に狭く解釈されておりまして、せいぜい同居の親族ぐらいまでである、こういうことにいまなっておるわけでございます。 それから、それはそれといたしまして、一人で何でもできるではないかという仰せでございますけれども、一人でできることと申しま…

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 従来の刑罰法規におきましては、先ほども横山委員の御質問の際に申し上げたのでございますが、一人の場合と二人以上の場合とでは、その危険の度合いが質的に異なってくるというような考え方が顕著であろうと思うのでございます。たとえば暴力行為処罰法におきます集団暴行、脅迫、毀棄でございますとか、盗犯等防止法の「二人以上現場ニ於テ共同シテ犯シタルトキ」というのは特に重く罰するというのは、こういう考え方であろうと思うのでございます。…

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 いま御審議いただいております第一条の罪と申しますのは、人質による強要行為のうち、再々申し上げておりますように、過激分子によって犯されることが想定されるような暴力的要素の強いもの、それだけに人質の生命身体に対する危険度の多い特定の行為を特に重く処罰しようという趣旨で設けようとしておるわけでございますが、仮に手ぬぐいを丸めて爆弾だと言ってみた場合、あるいはおもちゃのピストルを示したような場合、驚く人は驚き方は同じでござ…

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 確かに犯人の主観というものに重点を置きますと同じことではないかというようなお考えもごもっともだと思いますが、やはり大事なことは、人質の生命身体に現実に危険があったかどうか、そういう犯罪であったかどうかということが重要でございまして、そういう意味で、本物の凶器ということとにせものの凶器ということでは、危険の度合いが客観的に非常に異なるということを考えなければならぬのじゃないか、こういうふうに思うわけでございます。 な…

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 ただいま御指摘がありましたとおり、一般の場合のこの罪の保護法益と申しますのは、人質とされた者の身体生命その他の自由というものが一方にあり、他方において要求されます第三者の意思決定の自由というものがもう一方の保護法益であろうと思います。ただいま御指摘の、凶器に見せかけたものを示した場合におきます保護法益侵害ということを考えますと、第三者の意思決定の自由が侵害されるという点については同じ場合があろうかと思いますが、人質…

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 たとえば逮捕監禁だけの問題にして考えますと、いまおっしゃいますようにたどんを示して爆弾だと言って手足を縛らせるというようなこともあるでしょうから、いまのようなお説もごもっともだと思うのでございますが、「人質にして」と申しますのは、やはり人質にされた者の生命身体の安全を脅かす形、これが一番問題なのでございまして、たどんはいつまでたってもたどんでございまして、たどんで殴り殺すということもあるかもしれませんけれども、一般…

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 政府委員として責任を持ってお答えしておりますから、政府の見解であることは間違いございません。また、従来の判例によって吟味した上で詰めた結果の見解でございます。

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 大臣なら大臣を捕らえまして、これに対して何かの要求をするという場合は、直接にその大臣から何かを引き出すということになりますと、場合によっては強盗罪の方で処理するというようなことになるのじゃないかと思います。 それから先ほどちょっと仰せになりました、大臣にだれそれを釈放せよ、こういうふうに迫った場合、当該大臣はそこに縛られておりますから自分では何ともできませんので、必ず第三者に命令をされるのじゃないか。すなわち大臣を…

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 私どもは最近における実情にかんがみておりますので、過激派分子は大概凶器を持ってやってくる、そういう実情を前提に立案しておるわけであります。それから、たまたま過激派が凶器らしきものしか持っていなくて、凶器を持っていなかったために免れるという場合があり得るわけでございます。その意味ではそこに穴があいております。その穴と申しますのは、私どもは刑法全面改正の際に一般の人質強要罪でそれをすくい上げるという方途をとりたい、こう…

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 人質になっている人に対して要求をする、単にそれだけにとどまります場合は、要求を受けます第三者がその人質の安危を憂慮するために自分の意思の自由を失ってしまう、そういうところにこの条の意味があるわけでございますので、罪質的に相当異なる点があろうというふうに思います。この逮捕監禁されておる者自体に対して何らかの要求をする場合は、多くの場合、強盗罪の構成要件の方になっていくのではないか、こういうふうに思います。

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 ただいま御指摘の場合は、人質というのにまず当たらないと思いますけれども、逮捕監禁されている人の意思の自由を制圧しておる状態でございますが、人質強要罪、こうなりますと、人質になっている人も制圧されておりますし、それを縁由として第三者の意思の自由も制圧される、こういう点で相当な罪質の差異があると思うのでございます。ただ御指摘のように、会社の社長とか政府の要人というものが逮捕監禁された場合を想定いたしまして、その人が何か…

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 人質になっている人は人質にとられておる状態にあるわけでございますが、人質にとるということは、それをカタにとってだれかに何かを要求することを言うわけでございますから、たとえばハイジャッカーが乗客を逮捕監禁して、そしてその逮捕監禁しておるということを利用してだれかに何らかの不法な要求をいたしますと、その乗客は人質にとられておる人になり、要求を受けた人は人質をとられた人になる、こういうことであろうと思います。

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 人を逮捕監禁した者が、その者をカタにとってだれかに何かを要求してやろうと思ってだれかに要求をいたします。すると、要求を受けました人は人質をとられた人になるわけでございますが、その要求を受ける前のそのある人というのは、犯人及び人質になろうとしている人以外の人でありますから、すなわち第三者である。第三者に対して要求が行われた時点において、当該第三者は人質をとられた者になる、こういうことになるのではないかと思います。

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 強いて考えますると、当該犯人及びその共犯者並びに当該逮捕監禁された者以外の者というようなことになると思いますが、それよりも「第三者」の方が字数も少ないし、わかりいいのじゃないかと思っております。

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 人質の安否を憂慮する者という表現を使いますと、その人質との関係からしまして、当然に心から憂慮する者という範囲に狭まってしまいまして、そこまで狭くなると、たとえばハイジャッカーあるいはその他ジャッカーが要求をだれに対してぶつけるかもしれません、そういう場合を全部本来的に、安否を憂慮する者でないとこの構成要件を充足しないということになりますと、やはり狭きに失するのではないかと思っております。

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 「安否ヲ憂慮スル者」と申しますのは、現在の刑法の解釈としては、憂慮するであろうあるいは憂慮すべき立場にある人、こういうような意味で使っておるわけでございます。赤の他人でございましても、たとえばこの前ありましたように、バスを占拠して、その乗客を人質にとって、警備にかけつけた警察官に対して要求をする、警察官もある意味では赤の他人であるわけでございます。いろいろなケースが考えられます。日本の飛行機を乗っ取りまして、日本人…

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 現行刑法二百二十五条ノ二の身代金誘拐罪にございます「其他被拐取者ノ安否ヲ憂慮スル者」これは第三者のうちの一部の者を言う、こういうふうに思います。

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 第三者のうちごく限られた地位、身分、関係を有する者が「被拐取者ノ安否ヲ憂慮スル者」に当たる、こういうことであります。

法務省刑事局長1978/04/07

第84回 衆議院 法務委員会 第14号

○伊藤(榮)政府委員 ただいま外務省からお答えがありましたその作業につきまして私どもも関心を持って見守っておるところでございます。 なお、こういった問題については、先ほど御指摘がありましたように、歴史的に見てみますと、海賊行為の絶滅のためにそれぞれの国が自分の国の国籍まで剥奪して一切の帰港を断るというような措置をとって、海賊行為の絶滅がおおむね効果を上げたというようなことを、私も先生の御著作で拝見しておるわけでございますが、それはそれと…