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神戸大学大学院法学研究科教授参議院衆議院
総発言数
75
直近の所属会派
直近の役職
神戸大学大学院法学研究科教授
直近の発言日
2000/04/20

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 75 件の標本
  • 憲法調査会25 件・33%
  • 予算委員会公聴会15 件・20%
  • 財務金融委員会15 件・20%
  • 国際問題に関する調査会15 件・20%
  • 情報監視審査会5 件・7%

※ 全 75 件のうち直近 75 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

75 15 を表示
神戸大学大学院法学研究科教授2000/04/20

147衆議院 憲法調査会 第7号

○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 吉田茂のあの答弁を引き出したのは共産党の野坂参三さんで、野坂参三さんは、極めて明快に、戦争一般というのではなくて、侵略戦争は悪い、しかし、防衛のための戦争はこれは正義の戦争、国民を守るための正当な戦争ではないかと吉田首相に迫ったところ、吉田さんは共産党嫌いだったせいか大変かっかして、いかなる戦力もだ、そのような意見は有害と信ずるものでありますと言って拍手を受けたんですね。 もしここで反問権が許さ…

神戸大学大学院法学研究科教授2000/04/20

147衆議院 憲法調査会 第7号

○五百旗頭参考人 ありがとうございます。仲よくしている鈴木昭典さんとドキュメンタリー番組を幾つか一緒させていただいて、その幾つかが賞を得ましたので、これも中村さんというよき上司に恵まれて彼もそういうふうに伸びたのではないか、御同慶の至りでございます。 日本語としてという点、そこで予期したのは、あの前文は日本語としておかしいんじゃないか、変える必要があるんじゃないか、初めの最も強固な改憲論というところと結びつけてそう予期しておりましたら、…

神戸大学大学院法学研究科教授2000/04/20

147衆議院 憲法調査会 第7号

○五百旗頭参考人 中村先生が当時芦田さんのスタッフとしておられたらよかったなという気もいたします。その点を確かめてよかったと思うんですね。 実は、今になってみれば、GHQのトップスリーはそれを了承していたわけです。ところが日本政府は、そんなことを言ったら大変だと思い込んでいたのですね。吉田茂に代表されるように、今をしのぐには、ここは徹底した平和主義を大いにプレーアップした方がいいのだというふうに思い込んでいて、意外にリアルな認識を持って…

神戸大学大学院法学研究科教授2000/04/20

147衆議院 憲法調査会 第7号

○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 今の中で、国策遂行のための戦争を放棄した方がいいとマッカーサーが言った、これは国際紛争解決の手段としてというのの類語でありまして、侵略戦争を放棄するという意味ですね。ですから、ここでも自衛戦争のことは触れていないわけで、きれいさっぱりと侵略戦争はやめるようにと言っているだけなんです。 幣原がこれをどう受けとめていたか。これは、幣原がマッカーサーと話した内容というのを閣議で報告したのを、芦田が書き…

神戸大学大学院法学研究科教授2000/04/20

147衆議院 憲法調査会 第7号

○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 戦後日本の極めて例外的な、特殊な、先ほど最初にも申しましたように、自衛戦争もしていいのか、いけないのかと本気で国民的に考えているのは、世界じゅうで日本だけなんですね。外から不当に攻められたら、それは対抗するのは当たり前であって、国民の安全を守らなくていい政府などというのは政府じゃない。そのように考えない極めてユニークな存在であるわけで、したがって、外部の人、GHQの人を含めて、自衛はできるという…

神戸大学大学院法学研究科教授2000/04/20

147衆議院 憲法調査会 第7号

○五百旗頭参考人 集団的自衛権は、憲法そのものに記されていることではなくて憲法解釈の問題でありますが、自衛権の中で個別的自衛権と集団的自衛権を峻別して、一方をよしとし、他方は、原理的にはあるにせよ、行使はできないという内閣法制局の説明というのは、やはり川は流れている中で、そのときの状況に対する苦しい説明としてつくったものだと思います。 限定的にやらなければ国会は寝転んじゃって動かないという事情がある中で、我々は、自国の安全、生存のためな…

神戸大学大学院法学研究科教授2000/04/20

147衆議院 憲法調査会 第7号

○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 ケーディスに二日間インタビューしたと申しましたが、その民政局の部下の中で一番若かったのがベアテ・シロタさんでありまして、アメリカでカレッジを出たばかりのところで戻ってきたので、二十三歳ではなかったかと思います。戦前、音楽家であったお父さんは、滝廉太郎なんかの知遇を得て、日本で音楽を教えるというふうな機会を得て、その娘であったベアテさんは、戦前の日本で生活したわけですね。 学校の友人なんかの家に遊…

神戸大学大学院法学研究科教授2000/04/20

147衆議院 憲法調査会 第7号

○五百旗頭参考人 私が答えるべき筋合いのことではないものも含まれていると思いますが、どういう方がどういうふうにしていらっしゃるかはそちら様の問題で、私は存じ上げませんが、言えることは、知る権利とか情報公開とか環境権、これは新しく注目されるようになった権利で、人権をさらに支える上で望ましいものという側面があります。 しかし、その権利を全面的、一面的に、またこれも原理主義で突っ走って規定いたしますと、これは他の原理との対抗関係で社会は成り立…

神戸大学教授1997/02/05

140参議院 国際問題に関する調査会 第1号

○参考人(五百旗頭真君) どうもありがとうございます。難しい名前の参考人で恐縮でございます。 私は、基本的に歴史家でありますので、きょうは大きな輪郭の中で、現在の日本、現在の安全保障問題がどういう位置にあるのか、どういう方向性を持った問題状況なのかといったマクロの観点からお話しさせていただきたいと思います。 戦後の出発点から振り返りたいと思いますが、あの戦争に次ぐ戦争の体験、それが敗戦に終わった状況で我々は現在の憲法第九条を持つに至った…

神戸大学教授1997/02/05

140参議院 国際問題に関する調査会 第1号

○参考人(五百旗頭真君) たくさん御質問をいただきましてありがとうございます。 益田委員のまず第一点目の方でありますけれども、最初の話でも申し上げましたが、三つの種類の戦争、侵略戦争、自衛戦争、そして国際安全保障のための軍事行動、そのうち一と二についてはかなり問題が片づいてきているといいますか、コンセンサスもできてきている。日本が日本の国家的発展のために侵略戦争を手段として使うということはもはやだれも考えない。田中さんがおっしゃったよう…

神戸大学教授1997/02/05

140参議院 国際問題に関する調査会 第1号

○参考人(五百旗頭真君) 菅野委員の御指摘の点、まさに来世紀、我々及び我々の子孫が息をのんで見守る問題であろうと思います。十九世紀は国際政治のアクターはほとんど西欧列強ばかりでありました。それに対して、二十世紀において新たなるアクターとしてアメリカと日本が登場し、特に日本は非西欧諸国として世界史の主役の一つとして活動したということによって、西欧の世界史が世界の世界史に転ずる上で日本は重要な役割を果たしたのだろうと思います。二十世紀の前半…

神戸大学教授1997/02/05

140参議院 国際問題に関する調査会 第1号

○参考人(五百旗頭真君) ありがとうございます。余り長い返事をしないようにと御注意いただきながら御質問をいただいたように理解しております。 基地の問題、特に沖縄の問題、これは市民社会の民度というのが高くなってまいりまして、そのことがよき環境を要求する、その要求水準というのはひたひた上げ潮で上がってまいります。同じ市民意識が、例えば金権選挙だとか族議員とかいうのは品が悪い、耐えがたいというふうに、これは直接的に自分の生活にもろには来ないで…

神戸大学教授1997/02/05

140参議院 国際問題に関する調査会 第1号

○参考人(五百旗頭真君) アメリカの存在あるいはその強大な軍事力がアジア太平洋の安定装置としていわば国際的な警察機能のようなものにとどまり得るのか、むしろ危険な逸脱をアメリカが巨大なパワーを持ってする、その危険性が高いのではないかという御指摘ではないかと思います。 その危険性はもちろんあります。アメリカは神様でも聖人でもなくしみもしわもない存在ではなく、よきにつけあしきにつけ、いいところも悪いところも非常にたくさん持った、しかも振幅の大…

神戸大学教授1997/02/05

140参議院 国際問題に関する調査会 第1号

○参考人(五百旗頭真君) イスラムの問題これは容易ならぬ問題でございます。ただ、今、直嶋委員が出されましたように、マレーシア、インドネシアというアジア太平洋諸国でも最大手のイスラム国と、人口的に言いますと。そこでのイスラムというのは、我々が普通持っております原理主義的なイスラムというイメージと必ずしも一緒じゃないんですね。今でも例えばマレーシアへ行きますと、マレーシアでは女性はこれをちゃんとかぶった方がいいとかいうふうなある種の原理主義…

神戸大学教授1997/02/05

140参議院 国際問題に関する調査会 第1号

○参考人(五百旗頭真君) アングロサクソン型、西洋型、アジア型というふうな言葉は、実はわかるようで余り正確であり得ないというのが実情かと思いますけれども、例えば冷戦後の中東での雰囲気の変化についてこういうことを言ってくれた人がおりました。ハムレット的世界からチェーホフ的世界に変わってきていると。 ハムレットにおいては、ハムレットを初めすべての人々は個性豊かでしかもある種の原理を持ち、それに殉ずるという切れ味鋭い行動を応酬するんです。しか…