五百旗頭真
会議録に記録された「五百旗頭真」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 75 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 神戸大学大学院法学研究科教授
- 直近の発言日
- 2005/02/23
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 防衛3 件
- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 75 件の標本- 憲法調査会25 件・33%
- 予算委員会公聴会15 件・20%
- 財務金融委員会15 件・20%
- 国際問題に関する調査会15 件・20%
- 情報監視審査会5 件・7%
※ 全 75 件のうち直近 75 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第162回 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
○参考人(五百旗頭真君) 経済の素人の私が物を言っても、釈迦に説法という感じがいたします。 減税原理主義というんでしょうか、アメリカの共和党は非常に減税、つまり個人の自由を基礎にするという点を重視して、このたびの大統領選挙でも、先ほどの同性婚の問題とか堕胎の問題とか、そういう価値、倫理の問題、これがばかにならない。その宗教保守層の票を掘り起こすことになったと。おやじさんのブッシュのときにはその支持を割と軽く見て失敗した。現在のブッシュ大…
第162回 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
○参考人(五百旗頭真君) 船橋さんはオールマイティーですから、私は一番だけに返事をさせていただいて、あと、お任せしようと思います。 日米安保条約は元々日本の安全ということをアメリカにお願いすると、その代わり日本の基地をある程度柔軟にお使いいただいて結構ですというふうなので成り立っているものですね。日本の安全というのはコアであって、周辺事態、これもやはり無視できないと、周辺から事が始まります。というふうなものであったのが、冷戦が終わりまし…
第162回 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
○参考人(五百旗頭真君) 大変立派な議論であり、指摘であろうと思います。 アメリカで学位を取った中国人が帰って活躍しております。私は、二年ほど前、一年間ハーバード大学におりましたけれども、そこでハーバード大学の教授なんかと話をしていると、中国人のプレゼンスが大学でも、留学生のレベルでも、数も多いし、それから意欲と馬力が違うと。韓国人もなかなか大変なものだと。韓国はアメリカでPhD取らなきゃ大学のポストを得られませんし、最近はレフリー付き…
第156回 参議院 憲法調査会 第7号
○参考人(五百旗頭真君) ありがとうございます。 二人の尊敬する大先輩であり賢者である方とともにお招きいただき、大変光栄に存じております。 私は歴史家でありますので、この第九条にまつわる歴史を振り返りながら議論をしたいと思います。ただ、歴史の話やり始めますと一晩掛かっても尽きないほどございますので、幸い配付していただきました参考資料にそうした歴史的経緯はかなり詳しく明快に書いておりますので、詳しくはそちらを御参照いただいて、結論的なとこ…
第156回 参議院 憲法調査会 第7号
○参考人(五百旗頭真君) 御質問ありがとうございます。 既に松田議員の質問の中に返事が組み込まれていたので改めて申し上げるほどのこともございませんが、「歴史の教訓」という本がアメリカのアーネスト・メイ教授が書いております。その場合に、しばしば最近の激烈なる歴史的事実、国民的衝撃を受けた事実に大きく動かされるというのが今までの歴史の教訓の学び方であったというふうに書かれております。アメリカ自身の外交への反省として書いているんですが。 我々…
第156回 参議院 憲法調査会 第7号
○参考人(五百旗頭真君) ありがとうございます。 大変そういう踏み込んだ歴史のひだにまで御関心を持たれて、御同慶の至りでございます。 ケーディスの段階では既に国連憲章というのが問題になっておりました。で、参考資料にも書きましたように、幣原首相も、それから憲法の日本側の起草責任者で当初ありました松本烝治国務大臣も、それから金森国務大臣、これは国会において憲法制定の答弁に立った人でありますが、その人たちは皆、国連憲章を意識し、その中で国連憲…
第156回 参議院 憲法調査会 第7号
○参考人(五百旗頭真君) 御見識だと思います。 大きく見ますと、あの敗戦の瞬間に日本が、国際的及び国民的でもありますが、信任を取り戻すために、あれほどの徹底した、ある意味で自衛権まで疑われるような、そういうものを作ったことは全く間違っていたとも言えないと思うんです。いずれにせよ、そのような能力の持ちようもない状況でした。そして、独立し、冷戦下において日米安保条約の下での経済国家としての発展、平和的発展というのを基調に置いたその選択も間違…
第156回 参議院 憲法調査会 第7号
○参考人(五百旗頭真君) ありがとうございます。 集団的自衛権、これは最終的には高度な政策判断の問題だと思います。法制的にこれを縛るのではなくて、国際的な共感を維持しながら共同で国際的なチャレンジに対応していくという姿勢を取りながら、極めて平和主義的、軍事の発動に最も慎重な国でありながら必要な場合には判断すると、そういう自ら実態を見詰める中で判断する能力というのが非常に大事であると。第九条についても、否定形においてではなくて、国際的な役…
第156回 参議院 憲法調査会 第7号
○参考人(五百旗頭真君) 大変重大な重い問題だと思います。 憲法、これからの合理的な日本の国際的役割の中に安全保障上の任務が含まれるべきであるとしても、そのことがアジア諸国に過去ゆえになおもたらす問題ということは非常に難しい重大な問題だと思います。 痛め付けられた側の重さ。例えば私は、五年ほど前からでしょうか、神戸大学のゼミ生を連れて、それまでは国内観光旅行を中心にしていたんですが、アジア近隣諸国を訪ねて、去年はアメリカになっちゃったで…
第156回 参議院 憲法調査会 第7号
○参考人(五百旗頭真君) ただいまの平野議員の問題提起を大変興味深く伺いました。と申しますのは、自由党さんは非常にクリエーティブな構想力を持って、こういう国際外交問題、提起してこられた。 注目しておりましたが、気になっていた点が正に今提起された点でありまして、国連中心主義というのに、ある境界線をそこに掛けちゃおうというふうな傾向が見えて、それがちょっと難しいんじゃないかと。神様が作っているわけじゃなくて、人間が押し合いへし合いしながらや…
第156回 参議院 憲法調査会 第7号
○参考人(五百旗頭真君) ありがとうございます。 衆議院に比べて参議院は割と平等に時間を割り振られているとは思うんですが、七番目に大脇議員が質問されるとなると、今までのと違った質問をしようと思われるのは大変だろうというふうに拝察いたしますし、答えようかなと思って、今までもうあれ言ったかなというふうにこちらも思う点がありますけれども。 大変根本的な問題を提起していただいたと思います。軍事力の使用が紛争解決に有効かというふうに言うならば、非…
第147回 衆議院 憲法調査会 第7号
○五百旗頭参考人 皆様には、日本国憲法の制定経緯、既に四回、八名の方からのお話を聞かれまして、本日最終回と伺っております。 さまざまな事実経緯、それをめぐる議論、意見を聴取されたわけでありますけれども、現在の政治そのものが激動への対応に追われる中、長期的な、根本的な問題にこうして対処していらっしゃることに敬意を表したいと思います。そういう場に御一緒させていただくことを大変光栄に思っている次第です。 私は歴史家でありますので、いろいろな観…
第147回 衆議院 憲法調査会 第7号
○五百旗頭参考人 ありがとうございました。 第二次大戦終結のときの平沼騏一郎枢密院議長は、おじい様でいらっしゃいますか。(平沼委員「ひいじいさんです」と呼ぶ)ひいおじいさんでいらっしゃいますか。 今の平沼先生のお話を聞いて、私、この資料のもう一つの方、「戦後日本外交史」という昨年私の編著で出版したもののあるページが先ほどの「憲法意識の変遷」のグラフでありますが、その中の占領を扱ったところのコラムにも書いたのですけれども、ひいおじいさんの…
第147回 衆議院 憲法調査会 第7号
○五百旗頭参考人 重ねてありがとうございます。 九二年十一月にケーディスのマサチューセッツの家を訪ねてインタビューしたということを覚えているのは、二日間のインタビューを終わってホテルに帰りましたら、クリントン夫妻、ゴア夫妻がアーカンソーのリトルロックの舞台の上で大統領選挙の勝利を四人で手をつないで祝っている画面があらわれたから覚えているんですが、その二日間にわたるインタビューは、鈴木昭典さんという、ドキュメンタリー工房というテレビ制作会…
第147回 衆議院 憲法調査会 第7号
○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 基本的に同感でありまして、原理主義的な改憲論というのは異端であるというふうに私は申し上げましたが、言いかえれば、それはイデオロギーということと表裏をなすのではないかと思います。 国民の基本的必要、生存と利益、繁栄を基礎づける憲法というのを考える。その国民の必要というのは非常に多面的でありまして、それに対して原理主義は、原理主義を提供するのがイデオロギーと言ってもいいかと思いますが、トータルにすべ…
第147回 衆議院 憲法調査会 第7号
○五百旗頭参考人 全く同感であります。 上流でつくられてから川は流れる。そのつくった時点での存在拘束性というのは、これは人間がやる以上免れ得ないですね。それが比較的致命的でない場合もあるし、非常に困ったものである場合もある。そのときの状況、機運に余りにも交感度が高い場合、長期持続性を持ち得ないという問題がある。 先ほどから繰り返し申していますように、あの状況のもとでは、戦後日本が国際的信認を回復して船出ができるために必要、そういう状況へ…
第147回 衆議院 憲法調査会 第7号
○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 マッカーサーだけでなく、吉田茂もまた顕教、密教の使い分けに協力したというのは、御指摘のとおりであります。 吉田茂の言葉で言えば、これは外交としての憲法制定である。例えば、超大国と小国が外交交渉をして、何とか大事な自国の存立、死活の利益を守るために、ここではひとつ、こういう共同声明を出して、条約を結んで、この難しい局面をしのがなければいけないというふうな努力として憲法をつくったと。 そういうことを…
第147回 衆議院 憲法調査会 第7号
○五百旗頭参考人 時間が無限にあるわけではないので、簡潔に申し上げたいと思います。 ドイツはそのような顕教、密教の使い分けをしなかった、なぜ日本は。 御指摘のように、論理明快を好む西欧国家のドイツと、日本のあいまいさを好む、そういう違いというのもあろうかと思いますが、あの状況の中で言えると思いますのは、一つには、ドイツは完全破壊まで行われた。本土決戦までやったわけですね。全部廃墟になって、完全に政府もなくなった。そこで、次に占領下でやり…
第147回 衆議院 憲法調査会 第7号
○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 相次いで戦後生まれの若い方が質問してくださっておりますが、私は昭和十八年生まれですから、物心ついたら皆さんと同じ戦後であったという世代です。ですから、共通する部分は多いと思うんですが、やはり押しつけ憲法という経緯ゆえに、私は歴史家ですから、経緯を非常に大事にして原資料に立ち返って勉強する方でありますけれども、にもかかわらず、それと直結して、だからこうしようということについては非常な違和感を覚える…
第147回 衆議院 憲法調査会 第7号
○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 先ほど申しましたとおり、内容的にそうであった。そして、そのことをGHQのトップであるマッカーサー、ホイットニー、ケーディスは了承、合意していた。そして、極東委員会もそのように考えて文民条項を求めたというわけで、勝者の側ではそれはほぼ共通見解であった。有権的な人たちの共通見解であった。日本政府につきましては、顕教部分で吉田茂が国会答弁等で発言したということは申し上げたとおりでありまして、その経緯を…