第170回 参議院 国土交通委員会 第5号
○羽田雄一郎君 是非しっかりとお取組をいただきたいというふうに思っているところでございます。 本法案の提案理由説明によると、平成十八年六月に制定された住生活基本法において、ストック重視の住宅政策に転換するとしており、住宅が新築され三十年程度で取り壊されるという無駄遣いをやめ、より長く大事に使おうとすることが重要だと、こういうふうになっております。そういう提案があったというふうに思っておりまして、私は、住生活基本法案が審議された際のこの国…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○羽田雄一郎君 是非しっかりとお取組をいただきたいというふうに思っているところでございます。 本法案の提案理由説明によると、平成十八年六月に制定された住生活基本法において、ストック重視の住宅政策に転換するとしており、住宅が新築され三十年程度で取り壊されるという無駄遣いをやめ、より長く大事に使おうとすることが重要だと、こういうふうになっております。そういう提案があったというふうに思っておりまして、私は、住生活基本法案が審議された際のこの国…
○議長(扇千景君) 日程第五 住生活基本法案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。 まず、委員長の報告を求めます。国土交通委員長羽田雄一郎君。 ───────────── 〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕 ───────────── 〔羽田雄一郎君登壇、拍手〕
○羽田雄一郎君 ただいま議題となりました法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、国民の豊かな住生活の実現を図るため、住生活の安定の確保及び向上の促進に関する施策について、その基本理念、国等の責務、基本的施策、住生活基本計画その他の基本となる事項を定めようとするものであります。 委員会におきましては、参考人から意見を聴取するとともに、法案提出の背景及びその名称を住生活基本法案とした理由…
○委員長(羽田雄一郎君) ただいまから国土交通委員会を開会いたします。 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 住生活基本法案の審査のため、本日の委員会に明治大学大学院教授青山やすし君、東洋大学工学部教授内田雄造君、慶應義塾大学法科大学院教授松尾弘君及び国民の住まいを守る全国連絡会代表幹事坂庭国晴君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(羽田雄一郎君) 住生活基本法案を議題といたします。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、大変お忙しい中、本委員会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。 参考人の方々から忌憚のない御意見を拝聴し、今後の審査の参考にしていきたいと存じますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 それでは、本日の議事の進め方について申し上げます。 まず、青山参考人、内田参考人、松尾参考人、坂庭参考人の順序でお…
○参考人(内田雄造君) 内田雄造でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私は東洋大学工学部の建築学科の教員でございまして、大学ではまちづくりとか住宅計画を専攻しております。また、中越地震の被災地であります旧山古志村の復興住宅の計画を取りまとめた役割を担いました。 皆様のお手元に、一応、住生活基本法案をめぐってという私のレジュメをお届けしてあるかと思いますけれども、このレジュメに沿いましてお話を申し上げたいと思います。 私の住宅政…
○参考人(坂庭国晴君) 御紹介いただきました坂庭であります。このような機会をくださり、ありがとうございます。 皆さんのお手元に私たちが作成をいたしました「国民の住まいを守り豊かにする「住居法」の提言」というカラー刷りのリーフレットをお配りをしております。先ほど内田先生の方からお話がありました住宅基本法、住居法の要素を、ほぼこれに盛り込まれているのではないかと思いますので、是非ごらんをいただきたいと思います。 私の意見は、基本法案に対して…
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。 今日は、四人の参考人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして本当にありがとうございます。 私どもは、この住生活基本法案に関しまして、やはり国民のいわゆる居住の権利を明確にするということが非常に大事なことだというふうに考えております。例えば、国民の住まいに対する権利の規定、目指すべき居住また住環境の水準の法定化、適切な住居費の負担の設定、公的住宅の質量ともの改善の明確化、国民の権利を守る…
○参考人(内田雄造君) 今の御質問というのは非常に難しいところがありまして、公的住宅の果たしてきた役割というのは、一つはモデルとしての役割があると思います。あるべき今後の日本の都市居住の在り方を提示するということと、もう一つは、一番生活的に苦しい方に対してちゃんと手を差し伸べると。ただ、それが結局、先ほどトランポリン効果という話がありましたけれども、ソーシャルな意味でのインクルージョンにならないで、要するに公営住宅層というのが一種の、ず…
○委員長(羽田雄一郎君) ただいまから国土交通委員会を再開いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 住生活基本法案の審査のため、本日の委員会に林野庁林政部長石島一郎君、国土交通大臣官房技術審議官中島威夫君、国土交通省住宅局長山本繁太郎君及び環境大臣官房審議官桜井康好君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(羽田雄一郎君) 住生活基本法案を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。
○国務大臣(北側一雄君) ちょっとまず冒頭、今日役所の側はもうネクタイも取らしていただきまして、上着も取らしていただいて、クールビズで今日からスタートさしていただいております。大変恐縮でございますが、御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。 今、前田先生から大変難しい御質問をちょうだいをいたしました。この資料を、いただいた資料を見さしていただきましても、これから三十年間で特に首都圏、近畿圏等大都市部におきまして、三十代後半から四十代前…
○国務大臣(北側一雄君) この住生活基本法案で、第七条の二項で、住宅の建設における木材の使用に関する伝統的な技術の継承及び向上を図るため、これらの技術に関する情報の収集及び提供その他必要な措置を講ずると、このような規定を基本理念のところに入れさせていただきました。また第四条では、地域の自然、歴史、文化その他の特性に応じて、環境との調和に配慮するということも理念として掲げさしていただいたわけでございまして、私は、今後の住宅政策において、木…
○国務大臣(北側一雄君) 住環境を含めました住宅の質の向上へと政策を転換するわけでございますが、そのためには、委員おっしゃるとおり、関係省庁との連携協力が不可欠であるというふうに認識をしております。 この法案の十五条の三項で、先ほど来御議論のあります全国計画につきましては閣議決定をさせていただきます。政府全体の意思として閣議決定をさせていただきたいと思いますし、また、十九条から二十一条にかけまして、関係行政機関との協力、また、国土交通大…
○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表しまして、政府提出の住生活基本法案に対して反対の討論を行います。 政府の住宅政策は、国民の強い要求である公共住宅の充実強化に対して背を向けて、公共住宅の新規建設の抑制、公庫住宅の融資の縮小をするなど、公的住宅に対する位置付けを大きく後退させてきました。住生活の安定の確保というなら、住居費の低減とともに、安くて質の良い公共住宅の確保こそ不可欠であることは明らかではないでしょうか。にもかかわらず、本法案…
○委員長(羽田雄一郎君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。 これより採決に入ります。 住生活基本法案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○山下八洲夫君 私は、ただいま可決されました住生活基本法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 住生活基本法案に対する附帯決議(案) 住生活の安定の確保は、すべての国民にとって必要不可欠なものであることを再認識し、政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、少子高齢化時代に対応し得る住宅政策の確立…
○国務大臣(北側一雄君) 住生活基本法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝を申し上げます。 今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起されました事項の趣旨を十分に尊重してまいる所存でございます。 ここに、委員長始め理事の皆様方、また委員の皆様方の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表します。 大変にありがとうございました。