第156回 参議院 共生社会に関する調査会 第5号
○会長(小野清子君) 「共生社会の構築に向けて」のうち、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律施行後の状況に関する件について、内閣府及び厚生労働省からの説明聴取並びに参考人からの意見聴取をそれぞれ行いました後、参考人、内閣府、警察庁、法務省、厚生労働省及び最高裁判所当局に対し質疑を行うことといたします。 本日は、お茶の水女子大学生活科学部人間生活学科教授戒能民江君、全国婦人相談員連絡協議会会長原田恵理子君及び女性の家HELP…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○会長(小野清子君) 「共生社会の構築に向けて」のうち、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律施行後の状況に関する件について、内閣府及び厚生労働省からの説明聴取並びに参考人からの意見聴取をそれぞれ行いました後、参考人、内閣府、警察庁、法務省、厚生労働省及び最高裁判所当局に対し質疑を行うことといたします。 本日は、お茶の水女子大学生活科学部人間生活学科教授戒能民江君、全国婦人相談員連絡協議会会長原田恵理子君及び女性の家HELP…
○参考人(戒能民江君) 戒能でございます。 今日は意見陳述の機会をいただきまして、本当にありがとうございました。 本日、私のほかにお二人の方がお話しになりますが、援助の現場の方々ですので、そのお話はお二人にお任せしたいというふうに思いまして、私はどちらかというと総論的にお話をさせていただきます。 それで、レジュメを用意しました。それから、お手元に新聞記事がとじたものと、それからWHOの調査結果の概要ですね。それから、参考資料ABCと三種…
○神本美恵子君 すべて改善をし、二度と起こることはないというふうにおっしゃいましたので、そのことは是非信じたいというふうに思いますし、国民の信頼を再び失墜するようなことがないように是非重ねてお願いをしておきたいと思います。 では次に、大きな二点目の質問ですけれども、DV法、いわゆる配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律についてお伺いをしたいと思います。 このDV法は、二〇〇一年の十月に施行されて、全面施行が二〇〇二年の四月、…
○会長(小野清子君) この際、御報告いたします。 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の見直しに関するプロジェクトチーム」につきましては、各会派から推薦された委員一名で構成し、会長及び理事は随時出席、発言することができることとなりました。 なお、具体的なメンバーにつきましては、お手元に配付いたしておるとおりでございます。 また、本日開会されましたプロジェクトチームにおいて、座長に南野知惠子君及び副座長に小宮山洋子君がそれ…
○会長(小野清子君) この際、御報告いたします。 前期の調査会において起草、提出し、平成十三年四月に成立をいたしました配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律においては、法施行後三年をめどにその施行状況等を勘案し、検討することになっております。 この件につきましては、理事会で協議を行いました結果、お手元に配付をいたしましたとおり、本調査会理事会の下に「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の見直しに関するプロジェク…
○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。 今の議論に私も加わりたいんですが、私の通告は違うので、残念ですが、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律、このいわゆるDV対策について今日は議論をしたいというふうに思います。 今年の四月一日からいわゆるこのDV防止法が全面施行となりました。今まで日本国憲法で両性の平等、あるいは男女共同参画社会基本法があるにもかかわらず、被害者の救済が十分に図られてこなかった。法のはざまで…
○政府参考人(瀬川勝久君) 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律、いわゆる配偶者暴力防止法が施行されましたのが平成十三年の十月十三日でありますが、それから本年の四月三十日までの間、警察が配偶者からの暴力相談、これは相談以外に援助要求や保護の要求、あるいは被害届、告訴の受理と、こういったものも含まれますが、警察がこういった相談などに対応した件数は八千百四十四件であります。 それから、平成十一年から平成十四年上半期における夫か…
○佐藤聖美君 ただいま御紹介いただきました佐藤聖美です。大学の法学部で憲法を初めとする法律を学んでいる者として、意見を述べさせていただきます。 私は、日本国憲法の規定と現実とのギャップについて、憲法二十一条の表現の自由と、憲法十四条の法のもとの平等の二つを例に取り上げてお話しさせていただきたいと思います。 まず、憲法二十一条の表現の自由に関してですが、今国会に人権擁護法案が提出されました。この法案は、人権侵害の被害者を救済するために人権…
○小野清子君 共生社会に関する調査会における中間報告の概要について御報告申し上げます。 本調査会は、第百四十三回国会において設置された第一期の調査会に引き続き、第百五十二回国会の平成十三年八月に設置されました。 調査テーマにつきましては、前期の調査会の設置目的等も参考とし、「共生社会の構築に向けて」と定めました。具体的な調査事項としては、調査会委員の自由討議を踏まえ、緊急対応が必要な「児童虐待防止に関する件」を取り上げて調査を行うととも…
○会長(小野清子君) ただいまから共生社会に関する調査会を開会いたします。 この際、御報告いたします。 本調査会は、毎年、調査に関する中間報告書を議長に提出することになっております。 理事会において協議の結果、お手元に配付の共生社会に関する調査報告書(中間報告)案がまとまりました。 以下、その概要について御説明いたします。 本調査会は、第百五十二回国会の平成十三年八月に設置され、共生社会に関する調査会としては二期目になります。調査テーマ…
○会長(小野清子君) ただいまから共生社会に関する調査会を開会いたします。 共生社会に関する調査を議題といたします。 「共生社会の構築に向けて」のうち、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律施行後の状況に関する件について、内閣府、警察庁、法務省、厚生労働省及び最高裁判所当局から順次説明を聴取し、その後、質疑を行うことといたします。 なお、説明、質疑及び答弁のいずれも着席のままで結構でございます。 まず、内閣府より説明を聴取い…
○副大臣(松下忠洋君) 内閣府の副大臣の松下忠洋でございます。 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律施行後の状況について、いわゆるDV法について御説明を申し上げます。この法律は、昨年十月の十三日に施行されたものでございます。 昨年一月に内閣府に男女共同参画会議及び男女共同参画局が設置されましてから一年が経過いたしました。その間、内閣府では、男女共同参画会議において男女共同参画社会の形成の促進に関する様々な課題について検討を…
○政府参考人(黒澤正和君) 警察庁生活安全局長の黒澤でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 以下、御説明申し上げます。 近年、女性、子どもが被害者となった犯罪が増加傾向にございますとともに、女性に対するストーカー事案、夫から妻への暴力事案、子どもに対する声掛け事案や児童虐待事案に関する相談件数は多数に上り、中には凶悪事件に発展するものも少なくないなど、女性、子どもが被害者となる犯罪等が社会的に大きな問題となっております。 こう…
○副大臣(狩野安君) 厚生労働副大臣の狩野でございます。 近年、都市化の進行や家族形態の変容といった社会の変化の中で、家庭が孤立化し、こうした家庭の中で放置することのできない困難かつ複雑な問題が生じております。中でも、配偶者からの暴力の問題に適切に対応することは極めて重要であると考えております。 配偶者からの暴力被害者の保護及び支援については、厚生労働省としても従来より婦人相談所等における対応を行ってきているところです。平成十二年度は、…
○上杉政府参考人 我が国の男女共同参画社会の形成については、近年、相当前進しつつあると思いますが、なお解決すべき課題が多々ございます。 具体的に、重要なものを三点ほど申し上げたいと思います。 まず一点目は、国民の意識についてでございます。世論調査の結果を見ますと、男は仕事、女は家庭といった性別に基づく固定的な役割分担意識を持つ者が依然としてかなりいるという状況でございます。 二点目は、女性が経済や政治や行政の場で重要な意思決定に参画でき…
○羽田雄一郎君 民主党・新緑風会から理事として出席をさせていただいております羽田雄一郎でございます。 この調査会は、平成十年の第百四十三回国会より、共生社会に関し長期的かつ総合的な調査を行うために設置をされたということでございまして、そして三年間、男女の共生を中心として調査が進められ、大きな成果を持ったということだと思います。特に、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律、いわゆるDV法、これが十月十三日に施行されました。 今…
○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 本調査会の今後の大きなテーマである「共生社会の構築に向けて」に関しまして意見を述べさせていただきます。 参議院共生社会に関する調査会は平成十年八月三十一日に設置され、これまで約三年間の活動を行ってきました。本調査会は、我が国の社会環境が大きく変化している現状にかんがみ、男性と女性、健常者と障害者、日本人と外国人、現役世代と年金世代など、社会を構成しているさまざまな人々が互いにその存在を認め合…
○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。 この共生社会調査会は三年前にスタートいたしました。そしてこの三年間は男女の共生について調査を行い、その一年ごとのテーマ、今まで他の委員からお話もありましたけれども、女性に対する暴力、二年目は女性の政策決定過程への参画、そして三年目は女性のための環境整備という形で取り上げてまいりました。 特に、女性に対する暴力については理事会の中にプロジェクトチームを設けて、三年目に集中的に作業を重ね、配偶者…
○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。 私は、参議院の役割という議論がございますけれども、私の中では大変明快でございまして、結局、数の論理に対する立憲主義の実現と、これを担っているのが上院と裁判所であるということは自明の理でありまして、我が国の上院である参議院が立憲主義の実現を図るというのがその役割だろうと。とりわけ、日本においては司法消極主義でありますから、そういう意味でも参議院の課せられた役割というのは大変に高いと。じゃ…