第193回 衆議院 経済産業委員会 第3号
○真島委員 経済界と経済の好循環に向けたいろいろな要請とか対話とかされているわけなんですが、私は、この内部留保問題をもっとよく分析をして、具体的ないろいろな試算もし、政府の側から提案する必要があると思うんです。 こうした賃金にも設備投資にも回されない内部留保が特に大企業では一貫してふえ続けて、昨年はついに、銀行や保険業も含めて三百八十六兆円に上っています。正規も非正規も、全ての労働者五千二百八十四万人に月額二万円の賃上げをするとすれば、…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○真島委員 経済界と経済の好循環に向けたいろいろな要請とか対話とかされているわけなんですが、私は、この内部留保問題をもっとよく分析をして、具体的ないろいろな試算もし、政府の側から提案する必要があると思うんです。 こうした賃金にも設備投資にも回されない内部留保が特に大企業では一貫してふえ続けて、昨年はついに、銀行や保険業も含めて三百八十六兆円に上っています。正規も非正規も、全ての労働者五千二百八十四万人に月額二万円の賃上げをするとすれば、…
○世耕国務大臣 民間の調査によれば、新卒者の企業選択のポイントは、やりがいや安定性、社風、そして休暇制度、知名度、成長性、賃金、さまざまなものがあるというふうに認識をしております。 このように、賃金はやはり働き手が重視する要素の一つではありますけれども、それ以外の要素も働き手は重視をしているのではないかと思います。 一方で、中小企業庁が昨年行いました中小企業に対する調査によりますと、賃上げを実施した理由としては、人材の採用、従業員の引き…
○世耕国務大臣 労働生産性というものは、個々の労働者の生産性とか能力とか働き方を示すものではありません。これは、会社が総体として生み出す付加価値額を従業員数で割ったものということであります。 したがって、総理が申し上げたのは、中小企業における従業員一人一人の付加価値額がふえれば、賃上げ原資を確保でき、また、大企業との労働生産性の差が小さくなれば、中小企業でもより高い賃金水準が実現できるという意味のことをおっしゃったということだと思います…
○世耕国務大臣 なかなか御党とぴったり認識が合うということはめったにないんですが、この件は本当にぴったり同じ思いであります。 私は、下請取引をしっかり改善して、日本の雇用の七〇%を占める中小企業・小規模事業者の皆さんの賃上げにつなげていくということが非常に重要だと思います。 だからこそ、私は、対策パッケージ、一応省内では世耕プランと呼んでもらっていますが、これを取りまとめて、そして、自動車業界を先頭に、各業界に自主行動計画、業界内のルー…
○真島委員 この専任検査官の数、今おっしゃられたように、公正取引委員会は、いろいろ厳しい中で、来年度、五人ふやして百八人に全部でされるというふうにお聞きしました。 ところが、五十年ぶりに通達を見直して関係法令の運用を強化すると言っている中小企業庁は一人もふやさないというふうにレクで聞いたんです、五十七人と。十年間はふやしてきたんだということをおっしゃいましたけれども、こういう大きな転換をして頑張っていくんだと言っているときに検査官をふや…
○世耕国務大臣 まず私は、下請Gメンのヒアリングというのは本当に重要だと思います。今回、この取引条件の改善を始めるに当たって、私は、官房副長官時代ですけれども、ともかくヒアリングをしろ、徹底的に行け、そして常に発注元と対面調査のような形をとれと。これは中小企業の皆さんから、ようやく聞いてくれたのか、今まで、声を下手に上げると発注をとめられたりするリスクがあるので怖くてできなかったけれども、ようやくきちっと政府が間に入って聞いてくれるとい…
○真島委員 専任の検査官が百六十五人、来年度予算でなるわけなんですが、下請Gメンが五十人。ちょっとバランスが悪過ぎるというか、下請Gメンを五十人置いたのは、それは非常にいいことだと思いますよ、より実情をつかむという点では。だから、そういう点では、専任の検査官を抜本的に増加させていただきたい。 二月二十日の朝日新聞で、「三年前に比べて、くらしはよくなったと感じますか? シリーズ「われら中小企業」」という記事がありました。 半導体や自動車、…
○世耕国務大臣 まず、今御指摘のような、大企業が、発注元企業が賃上げをしたからそのしわ寄せを下請価格に転嫁する、これはあり得ないことでありまして、これは今我々が業界のルールを策定してもらっています。そういうルールがきちっと定まっていけばそういうことはなくなっていく、なくなっていかなければいけないというふうに思っています。 今の企業規模による労働分配率の差なんですけれども、労働分配率というのは人件費を付加価値額で割ったものでありますから、…
○真島委員 中小企業の皆さんの賃上げ、本当にぎりぎりいっぱいやっているというところ、それと大企業が内部留保を積み上げていっているという、やはりそこのところをよく見ていただきたいと思うんです。 二〇一六年十一月十六日の働き方改革実現会議で、総理は財界代表に対して、経済の好循環を実現するため、二〇一七年春闘ではベースアップの四年連続実施、将来の物価上昇率を踏まえた賃上げ議論、下請中小企業の取引条件改善を求めております。これを受けて榊原経団連…
○真島委員 先ほど大臣も、十人に一人がトヨタ関連で働いているんだと。この影響力は物すごく大きいですよ。しかも、賃上げする力は十分にある。だからこれは、直接トヨタに言わなくても、経団連会長を通じて、業界の中で話し合ってくれ、要請したのはどうなっているんだと言うべきですよ。 そして、先ほどの朝日新聞の社長さんの例は実名で登場されていますので、これはけしからぬ、こんなのは許されないとさっきおっしゃっていたので、直ちにこれは是正をしていただきた…
○国務大臣(世耕弘成君) 中小・小規模事業者の皆さんからは、社会保険料、これは結構負担の重荷感というのはあると、特に赤字でも払い続けなければいけない。今は中小企業でも賃上げをしないとなかなか人を雇うのは難しいという状況ですから、賃上げをした分、当然それに連動して社会保険料の負担は増えるということになるわけでありますから、これはなかなか重たい感じを持っておられるというのは私も感じています。しかし一方で、社会保険料を負担するというのは、これ…
○国務大臣(麻生太郎君) 議題の一つとして大いに参考になる話で、これは昔からよく、今の経産省の話というのは、これは昔から結構続いている話で、もう二十年以上かな、この話はWTO違反であることははっきりしていると思いますので、いろいろ話にあります。 今、川崎重工の話が出ていましたけれども、今例えばダラス—ヒューストンとかそれからニューヨーク—ワシントンのマグレブの話とかいろいろ話が、具体的な話というのはもう土地も三割ぐらい買って進んでいる部…
○藤巻健史君 大臣がおっしゃった、どの大統領も自国ファーストであると、当たり前の話で、私もこれは非常にアグリーなところでして、ただ、私が申し上げたかったのは、アメリカって別に、トヨタをメキシコじゃなくて自分の国に受け入れたいというのは、決して反グローバル主義じゃなくて当たり前じゃないかと、非常にグローバル化じゃないかと私は思っているわけで、逆にトランプ氏の行動、言動から日本はもっと学ぶべきではないかと。 要するに、日本はいかにもグローバ…
○田村智子君 よく見ていく必要があると思いますね。 それで、私、明らかに公務の中身そのものなんですよ、公報を作るなんというのは、そういうところに何で派遣労働者入れているのかと。やっぱり、こういう役務提供契約として派遣会社と締結する、これはやっぱり一般競争入札で、つまりは入札価格がたたき合いになって、それはつまりは人件費の抑制というところにつながっていくんじゃないかというふうに思いますね。 実際、特許庁のホームページを見ますと、労働者派遣…
○大家敏志君 自由民主党の大家敏志です。 私は、自民・公明を代表し、ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案について質問いたします。 安倍内閣は結果を出す内閣です。外交で、経済で、大きな成果を出し続けています。今こそ、これまでのアベノミクスの成果を更に一層全国津々浦々に至るまで、そして未来に至るまで推し進める施策が求められています。 税は国家なりと申しますように、税制が変わることで、人々の生き方、社会の在り方にも大きな影…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大家敏志議員にお答えをいたします。 円滑な事業承継に向けた取組についてお尋ねがありました。 これから数年のうちに多くの中小企業が世代交代の時期を迎えます。企業価値を高めるほど相続税が重くなり、やる気がそがれるといった経営者の声も上がっています。中小企業の事業承継の円滑化は待ったなしの課題であります。 こうした相続税の負担については、事業承継税制を措置しています。御指摘のとおり、来年度の税制改正において、災害…
○古賀之士君 民進党・新緑風会の古賀之士です。 私は、会派を代表いたしまして、所得税法等の一部を改正する等の法律案について質問をいたします。 冒頭、先ほどこの参議院で抗議の決議が行われました、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、我が国の排他的経済水域に落下した事案についてお尋ねいたします。 本参議院においては、昨年二月九日にも抗議の決議を行いましたが、それを無視する四発ほぼ同時発射という、まさに暴挙と断ぜざるを得ません。今後、我が国としてどの…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大門実紀史議員にお答えをいたします。 トランプ大統領の上下両院合同会議における演説についてお尋ねがありました。 トランプ大統領は、この演説において、税制改革やインフラ投資、規制改革等により強い経済を実現し、国防予算の拡大や国境制度改革等の推進を通じて、米国を再び偉大な国にするとの決意を強調しました。 世界に不確実性が増してきている中にあって、米国が強い国となり、日米同盟が更に強化されることは、地域や世界の平…
○石井苗子君 日本維新の会の石井苗子です。 党を代表して、ただいま議題となりました所得税法等の改正案について質問いたします。 少子高齢化と人口減少、働き方や産業構造の変化など、我が国が抱える課題を解決していく上で、税制の果たす役割は極めて重要です。身を切る改革、徹底した行財政改革による歳出の無駄、組織のスリム化を進めることで、歳出を真に必要なものに絞り込むことも必要だと考えております。歳出歳入の両面を厳しく見直しつつ、真に効果のある政策…
○矢田わか子君 規定は規定なんですけれども、今回、これだけの大きな疑惑が広がってしまったのは、何も残っていないというその一言から始まっているのではないかと思われます。是非とも省庁内での、各省庁のそのルールでもいいんですけれども、決めていただければということで、御要望だけ申し上げておきたいと思います。 続いて、次の質問に入りたいと思います。働き方改革における労働の質の確保についてお伺いをします。 現在、各労使間ではいわゆる春闘が当然山場を…