第208回 参議院 本会議 第16号
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 杉尾秀哉議員の御質問にお答えをいたします。 まず、新しい資本主義についてお尋ねがありました。 新しい資本主義は、市場競争に全てを任せるのではなく、官と民が協働して、市場の失敗、外部不経済を是正する観点から、デジタルや気候変動等の社会課題を解決することを成長のエンジンとすることで成長を実現するとともに、持続可能な経済社会を目指すというものであります。 こうした新しい資本主義の実現に向けて、昨年度補正予算や今年…
衆参両院の本会議・委員会の会議録を全文検索します。発言者・会派・時期で絞り込み、政策テーマがいつ誰に語られたかを追えます。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○内閣総理大臣(岸田文雄君) 杉尾秀哉議員の御質問にお答えをいたします。 まず、新しい資本主義についてお尋ねがありました。 新しい資本主義は、市場競争に全てを任せるのではなく、官と民が協働して、市場の失敗、外部不経済を是正する観点から、デジタルや気候変動等の社会課題を解決することを成長のエンジンとすることで成長を実現するとともに、持続可能な経済社会を目指すというものであります。 こうした新しい資本主義の実現に向けて、昨年度補正予算や今年…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 末松義規議員の御質問にお答えいたします。 ウクライナ訪問の可能性についてお尋ねがありました。 我が国はウクライナと共にあります。ロシアによるウクライナ侵略以降、私も二度、ゼレンスキー大統領と電話会談を行い、我が国の連帯を伝達したところです。 ロシアによる侵略を一刻も早くやめさせるために、G7を始めとする国際社会と連携しながら、適切に対応してまいります。その観点から、現地の状況も含め総合的に勘案し、我が国とし…
○吉川(元)委員 続いて、今年二月から実施されている看護師、介護士、保育士などの処遇改善、月額三%程度の賃上げについて質問いたします。 まず、これは昨年十一月の閣議決定、経済対策の中で打ち出されたものでありまして、介護士、保育士については平均で九千円、看護師については段階的に引き上げるとして、当面一%分の四千円の引上げが行われることになりました。 確認ですけれども、公立の病院や保育園に働く正規、非正規の職員も対象ということでよろしいでし…
○吉川(元)委員 そのときの経済対策を読みますと、全ての職員を対象に公的価格の在り方を、まあ、公的価格というと何か非常に難しい言葉ですが、要は賃金を引き上げていく、処遇を上げていくということだと思いますけれども、抜本的に見直す、こういう文言が入っております。 ところが、実際には、例えば看護師の賃上げを例に取ると、看護師と同じくコロナ対策の最前線に立つ医師、薬剤師、事務職員、病院の給食調理師などは対象外ということになっておりますし、また、…
○吉川(元)委員 御理解いただけますかと言われると、私はちょっと理解に苦しみますね。 例えば、事務職員にしろ、あるいは給食調理にしろ、コロナ対応というのは私はあると思うんですよね、実際は。例えば、コロナ患者さんへの給食についても、戻ってきた食器も含めていろいろな作業をしていかなきゃいけないですし、そういう意味では、ストレスはひとしく同じようにかかっている。 それを、私は、今回のように対象にするものとしないものに分けるということは、果たし…
○吉川(元)委員 言わんとすることは分からないではないです。だとするなら、もうちょっと丁寧に通知を書いていただきたい。会計年度任用職員については民間に比べても低い、だからこれはしっかり上げなさいよということを、上げなければならないですよというようなことも含めて書いていただかないと、逆に誤解をしてしまうところも出てくるのではないかということを少し危惧いたします。 それと、あと一点なんですけれども、今年の九月分までは国の補助金が賃上げ原資と…
○相川政府参考人 お答えいたします。 今回の保育士等の処遇改善につきましては、本年二月から九月までの間は令和三年度補正予算で対応することとしております。 十月以降の取扱いにつきましては、賃上げ効果が継続されますよう、令和四年度予算において、私立保育所については公定価格の見直しにより措置を行いますとともに、公立保育所については地方交付税措置を講じることとしております。
○平木大作君 伴走支援、本当に期待しておりますので、是非よろしくお願いいたしたいと思います。 資料二を御覧いただきたいと思います。 この資料二は、今後最も利用したい支援策としてお伺いをしたもののある意味結果、ランキングを示しておりまして、三社に一社が是非利用したいと答えたのがこの賃上げしやすい環境整備ということだったんですね。これがトップに来たのは私もちょっと意外だったんですけれども、ある意味、この支援メニューですね、十六個、大分多いん…
○平木大作君 この賃上げ環境の議論をするとまず出てくるのが、今言及したようなこのサプライチェーンの中での適切な価格の転嫁という話だと思っています。 この日本特有の重層的な下請構造ですとか、あるいはこの大企業と中小企業の力関係、こういったものが価格転嫁をゆがめないようにということで、大臣のリーダーシップの下でパートナーシップ構築宣言、今やっていただいていますし、あるいは下請Gメンみたいなものがチェックをしていく、これ、いずれもとても大事な…
○国務大臣(萩生田光一君) 私、久しぶりに週末地元へ帰れましたので床屋さんへ行ったんですけど、美容液ですとかパーマ液ですとかシャンプーですとか、こういったものもじわじわと上がってきていて、なかなか価格に転嫁できないというお話を聞きました。加えて、この物価高が続きますとみんな我慢しちゃって、一か月に一回だった人が一か月半に一回になったり二か月に一回になったりすることで、もう次なる二次的なダメージを美容院も理容院や理容室も受けているというお…
○平木大作君 賃上げ環境に関してもう一問お伺いしておきたいと思います。 この分配の原資たる収益、収益力、この直結する概念が生産性という概念なわけです。生産性を左右するもの、様々あるわけですが、その主要なものの一つに事業規模というものがあります。 ここでちょっと紹介したいのが、デービッド・アトキンソンさん、よくこの生産性の概念で必ず出てくる方でありますけれども、この方が先日の日経新聞でも指摘をされていましたが、賃上げすべく生産性向上に取り…
○政府参考人(佐々木啓介君) お答え申し上げます。 経済成長のためには、大企業だけではなく中小企業・小規模事業者の生産性を高めるとともに、下請取引の適正化などを進めることにより、適切に付加価値が残り、賃上げや積極的な設備投資ができる環境整備が重要だというふうに認識をしてございます。 御指摘のとおり、事業規模が小さい小規模事業者の皆様方は、財務基盤が脆弱であることなどによりまして、設備投資や人材への投資など生産性を高める取組を進めることが…
○国務大臣(鈴木俊一君) 海外からの子会社からの益金の、配当益金のこの還流ですね、になったお金のみならず、国内の会社においては内部留保がたまっているという御指摘があります。それがなかなか設備投資や賃金のあれに回っていないということでございますので、そこはこの国内に流入してきたとまた別の問題、これから先の問題だと思います。 現政権におきましても、賃上げ税制始め様々な政策を総動員して賃上げを促す、また設備投資にも前向きに取り組んでもらうよう…
○沢田委員 ありがとうございます。七十万社ももう登録されているんですね。 僕、一番最初の頃です、この委員会で賃上げ税制という話があったときに、賃金が上がらないところには効果がないと言ったように、補助金や、やはり政府の方向性たり得るところに向かっていくときに、どうしても、それを知らない会社、そして分からない会社、こういったところが不利益を生んでいるようでは、いい方向に導いていくというのは大変難しいなというふうに考えていたので、デジタル化が…
○塩川委員 日本共産党の塩川鉄也です。 今日は最初に、保育士、学童保育指導員の賃上げ政策の進捗状況についてお尋ねをいたします。 月額三%、九千円の賃上げを図るという保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業の申請状況ですけれども、申請しなかった自治体数、申請した自治体数、申請した自治体数のうち公立施設を対象に含めて申請した自治体数がそれぞれ幾つかをお答えください。
○塩川委員 民間の場合は、二月から賃上げをやっているということが前提ですから、そういうところは申請の対象になるわけですよ。公立の場合でいえば、昨年度内に条例等の手当てをするということですから、そういうところも当然申請ということがはっきり見えているわけで、今後増える見込みというのはない、実質はもうここで区切りという状況です。 大臣にお尋ねします。 政府は、経済対策として、こういった保育士などケア労働者の賃上げのための措置を行いました。こう…
○塩川委員 そういう点でも、自治体の取組、それぞれに事情があるんだろうけれども、そういった事情も酌んで、更なる手だて、工夫をするということが必要じゃないか。賃上げを図るという点では、我々は当然それを求めているところですし、そういった点で何が課題かという話を自治体に対してヒアリングをする、そういったことは是非やってもらいたいと思うんですが、そこはどうでしょうか。
○山際国務大臣 実際には、今御答弁申し上げましたように、各自治体とのコミュニケーションというのはこれまでも図ってきたわけですね。その上で、今こういう状況になっている。 ただし、岸田内閣として目指しているものは、やはり、公的部門にお勤めの皆様方の賃金を上げていくということをまず呼び水にして、日本の社会全体の賃上げを目指していこうということでございますから、当然、その効果というものに関して、どの程度あるかという検証は日々やっていかなきゃいけ…
○塩川委員 是非、現状で聞いてもらった方が今後の課題に生かせると思います。その点を求めるとともに、やはり、財政上の措置についての懸念というのはあるわけで、十月以降の地方交付税措置の話がありますけれども、来年度はどうなるのか、そういう不安だってあるわけです。賃上げに必要な財源について、交付税措置を維持していくとか、そういった国の責任でしっかり対応する、こういうことこそ必要じゃないかと思うんですが、財政措置についてはどうでしょうか。
○ながえ孝子君 やっぱり中小企業の皆さんにとっては資金繰りの支援が重要かなと思っています。 その点では、先日、地域の金融機関とやっぱり中小企業の皆さんが共存共栄の道を模索するといいましょうか、つくっていくというのが大変重要なので、そういった意味で、総理、財務大臣、それから経産大臣ほか五人の大臣の名前で、関係機関へ事業者等に対する金融の円滑化についてという要請文が出されました。これは具体的な行動指針を示しての要請でありまして、例えば、現下…