第180回 参議院 予算委員会 第21号
○国務大臣(森本敏君) 先生、今、第一列島線、第二列島線というお話を伺いましたが、この第一列島線とか第二列島線という言葉は中国の要人が使った言葉ですが、中国政府は、この概念を正式に国として、中国政府として明らかにしたことはないと承知しています。 他方、アメリカは、QDR二〇一〇という二〇一〇年の二月に明らかにしたアメリカ国防計画見直しの中で、初めてこの中国の言う第一列島線、第二列島線なるものを文書の中で明らかにしたわけです。 我が国は従…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○国務大臣(森本敏君) 先生、今、第一列島線、第二列島線というお話を伺いましたが、この第一列島線とか第二列島線という言葉は中国の要人が使った言葉ですが、中国政府は、この概念を正式に国として、中国政府として明らかにしたことはないと承知しています。 他方、アメリカは、QDR二〇一〇という二〇一〇年の二月に明らかにしたアメリカ国防計画見直しの中で、初めてこの中国の言う第一列島線、第二列島線なるものを文書の中で明らかにしたわけです。 我が国は従…
○森本国務大臣 答弁書を読まないようにお答えしようと思います。 二十一年度以降の防衛省改革について、石破先生が主として取りまとめ、あるいは非常に重要な役割を果たされたことについては十分知っておりまして、私も有識者懇談会に呼ばれ、その旨十分な説明を受けました。この中で、今御指摘のように、特に、統幕の機能あるいは防衛力整備の一元化など幾つか重要な提言が行われていますが、私はこの中身を見て、当時、有識者懇談会のメンバーとして提言をしたときから…
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 公明党の第二章戦争の放棄に関する基本的な考え方を申し上げさせていただきます。 現行憲法、なかんずくこの第九条は、さきの大戦での日本の敗戦、国家破綻の所産として生まれたものであります。簡潔な表記の中に色濃くその時点での日本の位置を示しております。であるがゆえに、その後、思想的立場によって異なる解釈を生み出し、混乱のもととなってきました。しかも、現実国際政治の展開の中で日米安保条約が締結をさ…
○衛藤晟一君 自由民主党の衛藤晟一です。 私は、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、みんなの党、新党改革を代表して、ただいま議題となりました田中防衛大臣問責決議案について、提案の趣旨を御説明します。 まず、決議案を朗読いたします。 本院は、防衛大臣田中直紀君を問責する。 右決議する。 以上であります。 以下、その理由を申し述べます。 理由の第一は、人工衛星打ち上げと称する長距離弾道弾ミサイルへの対処であります。 政府がミサイル発射を…
○野田内閣総理大臣 今回の北朝鮮による人工衛星と称するミサイルの発射については、これは極めて遺憾であり、厳重に抗議しなければいけないと思いますし、国際社会と連携をしながら、その情報の分析、今後もミサイルの発射とか核実験の可能性は十分ありますので、万全の態勢で臨んでいきたいと思います。 今回の事案は、中島議員御指摘のとおり、二〇〇六年、二〇〇九年のそういう教訓を踏まえて、ダブルチェックをするという態勢をとりました。そのあり方についてはしっ…
○神山委員 ありがとうございました。 今御答弁の中にもありましたが、七時三十八分の段階にSEWで検知をされた、探知をされたミサイルが我が国には飛来をしていないということは、その時点では明確であった。だとすれば、もちろん、それが短距離ミサイルであったという場合に、本来のものがまだ据えられているというリスクがあるのはわかるんです。 ただ、少なくとも、七時三十八分に発射されたことが間違いないというものについては、そこの部分のリスクは現時点では…
○田中国務大臣 先ほども、この自衛隊の配備の意味合いということにつきまして地ならしではないかという御指摘も、先生そしてまたほかの先生からもありましたけれども、私といたしましては、まずこの北朝鮮の事案について万全を期すということで、この期間内に配備をし、そしてまた速やかに撤収をするということでございますので、まずは国民の生命と財産を守るという大きな使命を持って自衛隊は活動をしてくれたんだと思っています。 これから当然、政策的にもあるいはこ…
○桜内文城君 これで終わりますけれども、集団的自衛権もそうなんですが、今回、まさに自衛隊の迎撃用の部隊を配備したとか、もう個別的自衛権の発動の要件にもしかするとかかわってきたかもしれない事案です。是非、我が国の防衛力それから抑止力というものをきちんと高めていっていただきたい。それは外務省、防衛省共に努力していただきたいということを申し上げまして、質疑を終わります。 ありがとうございました。
○舛添要一君 次に、田中防衛大臣に質問をいたします。 先般、私は予算委員会で、動的防衛力構想というのは何なんだということを野田総理に御質問しましたら、これは民主党の幹部の間で相当詰めて練り出した考えだということを御答弁いただきました。 今回、幸い一分間で弾道ミサイルおっこっちゃったんですけれども、今回のこの迎撃態勢を構築するに当たって、動的防衛力構想ってどのように活用されたんでしょうか。
○国務大臣(田中直紀君) 動的防衛力構想の中に南西地域の防衛力の強化というものがございます。確かにこの今回の事案は南西諸島にも影響があるということでございますが、その中でこれを活用したということではございませんけれども、自衛隊としての認識も深まったというふうに思っております。 また、日米の情報共有という中にありまして、やはり我が国も広範囲ないわゆるいろいろな機動性、即応性というものが求められるということでありますけれども、アメリカの方も…
○舛添要一君 何度も防衛白書を読みましたけれども、動的防衛力構想の中に日米同盟との関係はほとんど書かれていないんです。そして、書いてあるのは、先ほどの戦略的互恵関係と同じだけど、言葉を作っちゃうと、動的防衛力。これは私は総理にも申し上げましたけど、動的の反対は静的、スタティック。ダイナミック、どこ、どう違うんですかと。それで、その説明を読むと即応性、機動性、柔軟性、多目的性と書いてあるんです。これも言葉だけなんだけど、当たり前のことなん…
○舛添要一君 動的防衛力構想というのは、これまでの基盤的防衛力構想に代わるんですけど、そこで脅威対抗しないと書いてあるんですね。しかし、要するに、大臣が自分の防衛力構想するときに何を考えるか。北朝鮮がこういう武器を持ったらそれに対抗しないといけないですから、それ考えるというのは能力と意図なんです。意図を見たって、それは北朝鮮の言うことを聞くと、我々は人工衛星で、平和目的にしか使用しない。絶対言いませんよ、侵略するなんてことは。 だから、…
○国務大臣(田中直紀君) 我が国は専守防衛でございます。そしてまた、当然必要最小限の整備をしていくということでありますが、やはり国際的な流れの中でいわゆるパワーバランスを見てみますと、やはりそういう整備をしていくことによってこの抑止力というものができてくるわけでありますから、私は、非常に身近に感じておりますのは、北朝鮮もどこまで開発ができるのか、能力があるのかということをまず認識をしないと今後の我が国の当面のこの整備というものも決まって…
○舛添要一君 当初、すぐおっこっちゃったんで、短距離ミサイルだったかななんて情報が防衛省に流れたということも聞きましたけれども、やはりどういう、例えばムスダンが飛んできたらどうするのか、そういうことを含めて。 それから、もう一つ重要なことは、イランとの間で非常な軍事技術の供与を含めて協力していますから、もちろん日本国民を守るために落下物について注意しないといけないのは当然ですけれども、防衛大臣の最大の仕事というのは、きちんと、どういう武…
○国務大臣(田中直紀君) 防衛大臣の職務でございますが、我が国の平和と独立を守り、そしてまた国の安全を保つと、そのためには適切な防衛力の整備あるいは運営、自衛隊の運営ということでありますし、また日米安保条約の深化、発展ということもございます。 そしてまた、大災害に対する等のその対応、そしてまた、より良好ないわゆる安全保障環境というものを確立をしていく、構築をしていくというのが防衛大臣の職務でございまして、私は日々、一日一日努力をしてきた…
○山本一太君 同じ委員会でもう一つちょっとびっくりした答弁は、防衛大臣が、今のミサイル防衛システムでは北朝鮮のミサイルから全国土を守り切れないと言い切ったことです。佐藤委員が、じゃ、中期的にはどうなんですかと言ったら、いや、体制整備、中期でも守り切れないと言って、最後は、これ答弁ありますが、二十三年度からの中期防衛力整備計画を見直す必要にも言及しているんです。 総理、弾道ミサイルに対抗できないので中期防を見直すと、これ、政府の方針でいい…
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 中期防に沿って着実に防衛力の整備をしていくというのが政府の方針でございます。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(野田佳彦君) ちょっと、だから、これもその日の答弁のやり取りの詳細分かりませんが、基本的には大綱と中期防に沿って防衛力の整備をしていくというのが政府の基本的な方針、これは間違いないというふうに思うんです。その上で、何か状況が変わったときがあるようなときに見直す、それは全く見直さないということはないと思いますが、基本方針は着実にこの中期防にのっとって整備をしていくということだというふうに思います。
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 弾道ミサイル対処について議論する前に、動的防衛力について伺います。 昨日も予算委員会の方で舛添委員が動的防衛力、お話しされましたけれども、防衛大臣、これまでの日本の防衛力で動的でない防衛力ってありましたか。防衛大臣、あったかないか。
○国務大臣(田中直紀君) 基盤的な防衛力の整備をしてきたところでございまして、それは我が国の保有する防衛力の基礎的な整備をしてきたところでございますけれども、その運用について、今回、動的防衛力という概念を出したわけであります。 したがいまして、言葉としてあるいは方針として転換したような形になりますけれども、今までの基盤的な防衛の整備というものが、いわゆる通俗的に言えばハード、そしてまた動的防衛力というのはソフトと、こういうことで、面的な…