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中曽根康弘 の発言をすべて見る →自由民主党内閣総理大臣1987/05/07

108参議院 予算委員会 第6号

○国務大臣(中曽根康弘君) 塩出さんのおっしゃったことには非常に示唆に富む内容があると思うんです。我々も考えさせられる点が一つはあるんです。と申しますのは、日本は何といっても過当競争の国で、半導体の問題にしましても、雨後のタケノコのごとく会社ができる、それが激烈な競争をする、それがいい発明もまたつくるもとにもなって、これが日本の競争力や生産力の一つの原因になっております。しかし、これが行き過ぎるというと今度の半導体みたいな事件が起きてく…

塩出啓典 の発言をすべて見る →公明党・国民会議1987/05/07

108参議院 予算委員会 第6号

○塩出啓典君 日米の貿易の不均衡というものは何も日本だけの責任ではない、やはり米国の責任も非常に強い、そのようにも言われております。日本人が米国や欧州で努力をしたその努力ほどアメリカはやっていないんじゃないか、こういう意見もありますし、また、米国企業はどんどん海外に工場をつくって、例えば半導体にしても日本にいろいろな工場をつくって、逆にそれが米国へ輸出をしておる。これが米国からすれば輸入になるわけでありましてね。そういう意味で日米の貿易…

108参議院 予算委員会 第6号

○上田耕一郎君 与野党協議ということでいつも逃げておられるけれども、これまでのところ、やっぱり新しい大型間接税に結びつく、直結する危険が非常に強いと私は思うんです。これは大変なことで、議長あっせんがこういうことにつながることになるとひどいことになりますよ。共産党はこれはのまなかったけれども、やっぱりのんだ野党も大きな責任が起きてくる。 これは東京新聞四月二十四日付の記事です。今度の議長あうせん案というのは「常識的には大型間接税導入論議に…

中曽根康弘 の発言をすべて見る →自由民主党内閣総理大臣1987/05/06

108参議院 予算委員会 第5号

○国務大臣(中曽根康弘君) 国会中お許しをいただきまして訪米、公式訪問をいたしました。皆さんの御期待に十分沿い得ず、甚だじくじたるものはございますが、私といたしましては、日米間の非常に重大、困難なこの時期に当たりまして、私みずからが訪米いたしまして日本側の真意を説明し、かつ米側の考えも十分承りまして、日米関係をさらに強固に、そして協力関係を打ち立てようと思って努力した次第でございまして、ある意味におきまして双方の理解がさらに進み、また双…

福間知之 の発言をすべて見る →日本社会党・護憲共同1987/05/06

108参議院 予算委員会 第5号

○福間知之君 総理は、訪米の前に、ある意味では逆風の中だからむしろ自分が行って全力投球で解決すべきものはしてきたい、そういうふうにも決意を述べられたわけでありますけれども、ただいまの御説明は全般的な取り上げた課題についての御説明であって、例えば、総理がワシントンに著かれたその日にアメリカ下院は例の報復の決議案をこれ見よがしに可決をした。しかも、その中には我々として見過ごせない課題があるわけで、いわゆるゲップハート条項、一〇%程度の黒字の…

中曽根康弘 の発言をすべて見る →自由民主党内閣総理大臣1987/05/06

108参議院 予算委員会 第5号

○国務大臣(中曽根康弘君) まず、アメリカの貿易法案でございますが、これは大体一カ月半ぐらい前から、私が到着する日、つまり四月三十日に採決を行うということが下院において議運で決定しておったことでありました。アメリカ議会の内部におきましては、中曽根が到着する日にそれが採決されるという予定が組まれてしまったことはどうかな、そういう議論もあったようです。これを多少動かしたらどうかという議論もなきにしもあらずのようでありました。私のところにも、…

中曽根康弘 の発言をすべて見る →自由民主党内閣総理大臣1987/05/06

108参議院 予算委員会 第5号

○国務大臣(中曽根康弘君) 私が訪米しまして約束したことは、これは忠実に実行するつもりです。また実行しなければなりません。そのためにも議会の皆様方の御協力を心からお願い申し上げる次第でございます。 内需の拡大の問題につきましては、予算が成立しました後で、政府・党で一体となりまして、いわゆる緊急経済対策を至急つくりまして、これは企画庁長官に命じて二カ月ぐらい前から各省との間で今策定しておりますが、正式に決定した上でこれを実行に移したいと思…

中曽根康弘 の発言をすべて見る →自由民主党内閣総理大臣1987/05/06

108参議院 予算委員会 第5号

○国務大臣(中曽根康弘君) 日米問題が、主として日本の貿易黒字の累積によりましてドルが非常に安く下落し始めておるということ、それから日本の黒字の増大というものは世界経済に対して必ずしもいい影響を与えていない、そういうような事態を控えまして、アメリカ議会におきましては、主として日本を頭に置いた貿易制限法案、そういうものが下院において成立されようとしておる。そういうような状況を踏まえまして、時たまたまレーガン大統領から公式招待をいただきまし…

中曽根康弘 の発言をすべて見る →自由民主党内閣総理大臣1987/05/06

108参議院 予算委員会 第5号

○国務大臣(中曽根康弘君) アメリカ国内におきましては約千四百億ドルの貿易赤字を持っておりまして、その中の約三分の一以上、五百八十億ドルというものが日本関係の赤字である。そういう点から日本に対するいら立ちがかなりあるわけでございまして、特に、アメリカの議員さんは選挙区を抱えておりますから、石炭をどうするとか木材をどうするとか米をどうするとか、いろいろな御要望を選挙区からも受けて、そして日本に対する輸出をもっと伸ばさなければならぬ、ところ…

108参議院 予算委員会 第5号

○原文兵衛君 今度の訪米の大きな目的の一つに半導体報復措置の撤回というのがあったと思います。これにつきまして私もいろいろと日本に報道された新聞をあれこれ読んだのですが、どうもいま一つはっきりしない面があるように思うのですね。六月のサミット前には撤回されるのではないかというような推測もあるというふうに聞いておりますけれども、この問題につきまして、総理、どんなふうになっているのでしょうか。もう一回お伺いしたいと思います。

中曽根康弘 の発言をすべて見る →自由民主党内閣総理大臣1987/05/06

108参議院 予算委員会 第5号

○国務大臣(中曽根康弘君) この問題は、日本政府とアメリカ政府の間で文書を、ステートメントを出すについて最後までもめたところでありまして、先方は、日米には半導体に関する協定、合意がある、日本はそれを守っていないじゃないか、そういうような趣旨で、その内容は、アメリカからもっと日本は買う、その買い方が少ないじゃないかと。それから第三国、例えば香港とかそのほかの市場についても日本がダンピングして安い物をやるから、それがアメリカへ回ってきてアメ…

中曽根康弘 の発言をすべて見る →自由民主党内閣総理大臣1987/05/06

108参議院 予算委員会 第5号

○国務大臣(中曽根康弘君) 今までの黒字の累積、それから日本当局とアメリカ当局との話し合いの結果等を見たら、事態が改善されないではないか、だから言うだけじゃだめだ、実行がなければだめだというのがアメリカ側の基本的な考え方であります。言われれば、事態はそう改善されていないわけでありますから、これは非常に憂うべき関係にあったわけです。そこで、今までは局長レベルとか審議官レベルとか大臣レベルでいろいろ話がございました。半導体につきましても田村…

鶴岡洋 の発言をすべて見る →公明党・国民会議1987/04/28

108参議院 予算委員会 第4号

○鶴岡洋君 それでは、まだありますので、先へ進みます。 総理は明日訪米されるわけでございますけれども、今回の総理の訪米というのは、過去五回ですか、それに比べて非常に大変な厳しい訪米になるのではないか、こういうふうに予想されます。何となれば、日米間の貿易不均衡のこともございますし、また経済摩擦も、さらに今問題になっている半導体問題だけをとってみても、日米間は友好関係にあるといいながら、いわゆる一〇〇%の関税をかける、こういうことは私は正常…

108参議院 予算委員会 第3号

○坂野重信君 よろしくお願いします。 税制問題はこの辺にいたしまして、総理はいよいよ近日中にアメリカに向けて出発されますので、訪米に当たっての問題につきまして総理の見解をただしたいと思います。 私が申し上げるまでもございません。中曽根総理は大変アメリカの事情に詳しいわけでございますが、何しろ報道等によりますと対日情勢は極めて厳しい状態である。そういう中で総理が近く訪米されようとしているわけでございます。米国政府はともかくとして、特に議会…

中曽根康弘 の発言をすべて見る →自由民主党内閣総理大臣1987/04/27

108参議院 予算委員会 第3号

○国務大臣(中曽根康弘君) 日米関係は、根底的には友好と提携の基本は微動だにもしないものがあると考えております。また、我々は熱意を持ってそれを持続し強化させていきたいと考えております。しかし、現在の状況を見ますと、経済問題等を中心にいたしまして幾つかの緊張あるいは問題が重大化しているという情勢であると思います。 こういうときに当たりまして、私が渡米して会談をするころ貿易制限法案が下院を通過するという情報等もあり、私はむしろ行かない方がい…

108参議院 予算委員会 第3号

○坂野重信君 それでは、対外経済につきましてまた関係大臣に順番にお尋ねしますので、これもひとつ、もう時間があと二十七分でございますので、簡潔にお願いいたしたいと思います。 まず田村通産大臣に、去る四月の二十四、五、六日ですか、第十三回の四極通商会議が開催されたわけでございますが、その概況と成果につきまして簡明に御報告いただきたいのが一点。第二点は半導体問題、今までの経緯は必要ありませんが、今後の解決の見通しにつきまして、わかる範囲内でお…

田村元 の発言をすべて見る →自由民主党通商産業大臣1987/04/27

108参議院 予算委員会 第3号

○国務大臣(田村元君) 時間を焦っておられるようですから簡単に申し上げます。 まず雰囲気でありますが、前回、昨年九月のポルトガルのシントラで行われました四極貿易大臣会議は、ガット閣僚会議の直前でありまして、ニューラウンドにいかに対応するかという議論でありましたから、これは相当白熱した議論がありました。特に我が国に対してはバランス・オブ・ベネフィットという、いわゆる俗に言うBOBという問題で厳しい対応がありました。私の方からは、結果として…

安恒良一 の発言をすべて見る →日本社会党・護憲共同1987/04/27

108参議院 予算委員会 第3号

○安恒良一君 その問題、総理の認識は認識として承りまして、ちょっときょうは時間がありませんから多国籍企業の問題は改めてまたやりたいと思います。 そこで、次は貿易摩擦問題に質問を進めたいと思いますが、円レートが百三十円台に突入したし、半導体問題では報復関税が課せられる。昨今の日米経済状況は世間でいわゆる貿易戦争だとこう言っているんですね。そういう言い方すら世間ではされておりますが、私はもちろんこれは日米双方に責任があると思います。しかし、…

中曽根康弘 の発言をすべて見る →自由民主党内閣総理大臣1987/04/27

108参議院 予算委員会 第3号

○国務大臣(中曽根康弘君) 貿易戦争というものは存在しておりません。経済摩擦あるいは貿易摩擦というものは存在しているだろう、これはお互いの話し合いによって努力すべきであると思います。 原因については、今までここでいろいろ申し上げました。また、各大臣からも御答弁申し上げたとおりです。半導体の問題につきましては、通産大臣が議会で御答弁申し上げましたように、我が方は協定を遵守しておるつもりであります。しかし、協定の解釈等についてアメリカ側と若…

安恒良一 の発言をすべて見る →日本社会党・護憲共同1987/04/27

108参議院 予算委員会 第3号

○安恒良一君 それでは、次は半導体問題をお聞きしたかったんですが、時間が余りないようですから、私はこれは後に譲ることにしまして、経済見通し問題についてこの際少しお聞きをしておきたいと思います。 実際、六十二年度の経済見通しは三・五%の成長を見込んでおられますが、円がこれだけ急騰しました。そこでこの達成は不可能ではないかと思います。それから六十年度から三年間連続過大。そうなると、六十年も六十一年も全部過大見通しで実績はそれを下回ったわけで…