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○国務大臣(小林鷹之君) 経済安全保障につきまして分かりやすく申し上げれば、一般に、今委員御指摘の国家及び国民の安全、これは、例えば我が国の主権や独立、国民の生命や財産、こうした国益を経済面から確保することと言えると考えています。そのためには、経済構造の自律性を確保していくこと、また技術などの他国に対する優位性、またひいては国際社会における不可欠性をしっかりと獲得していくこと、こうした取組を進めていくことが重要だと考えています。 その上…
○青山繁晴君 今、小林大臣から、大規模停電のサイバー攻撃による発生の防止とか、あるいは医薬品の欠乏による国民の命に関わること、そういったことを防止していくと、具体的なお話がありました。 あえて大臣は政省令のことにも、政令、省令ですね、お触れになりましたので、この法案、さきの内閣委員会の御答弁でも、出発点であって足りないところはあると、これも小林大臣らしく率直におっしゃっていただきましたので、その政令、省令についても、私たち立法府の側から…
○国務大臣(小林鷹之君) 一般に、国民生活あるいは経済活動を支えていく産業が直面するリスク、これ様々な産業があってリスクがあると思いますが、これらをしっかりと点検し、また評価していくことによって、先ほど申し上げたそれぞれの産業が抱えている脆弱性を解消して、また他国に対する優位性や不可欠性を獲得していくことが重要だと考えています。 今、青山委員から御指摘のあった観光業でございますけれども、これは当然、誰が見ても足下ではコロナ禍の影響によっ…
○青山繁晴君 ありがとうございます。 もう最後の質問なんですけれども、最後は、済みません、先ほど萩生田経産大臣にもお答えいただきたいとこちょこちょっとお願いしましたので、できれば小林大臣と萩生田大臣にもお願いしたいと思います。(発言する者あり)あっ、時間、時間はあと二分あります。 端的に言うと、アメリカにはCFIUSという機関があります。これ、アメリカに投資する外国については精査するという権限がある機関です。日本でも省庁の連合で審査して…
○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。 今国会では、私、農水委員会なんですけれども、今日は急遽経産委員ということで、萩生田経産大臣に主として質問をしてまいりたいと思います。 質疑の場では初対面であるということであり、恐縮でございますけれども、今回の経済安全保障という概念、私にしてみれば、まあ政府は定義はないという話ですからね、私にしてみれば、経産省がやっている安全保障貿易管理そのものであると私自身は考えておるところでございます。 その中で…
○小沼巧君 今回、その件は私が経産省に入ってから三番目にやった仕事でありまして、最初には北朝鮮の経済制裁、その次には外為法、不競法、原産地法の法改正のロジ、三つ目に、まさに大臣におっしゃっていただいた機微技術管理のガイダンス、とりわけ研究機関などに周知をするということを、平成二十二年の二月にたしか改正したので、にゃんにゃんにゃんということでいろいろと周知をしていたところではございましたけれども、はい。 つまり、私が申し上げたいのは、大学…
○小沼巧君 裁量が各国で認められちゃうということは、要は、日本がやたら自分たちで勝手に厳しくしていてアメリカは緩くなっている、また逆もしかりということも論理的には考えられちゃうわけでありますよ。だからこそという意味なんですが、経済安全保障法案という形で打ち出すということは大事だとは思いますよ、しかし、私に言わせれば、それは本質じゃない。むしろ、外為法に基づく運用の実態が各国ないしは我が国においても若干ずれがあるという現状がある。経済安全…
○小沼巧君 分かりました。 時間もないので、最後に小林大臣に一個だけ聞きます。 外為法というのは、要すれば自己申告ベースです。この技術なり物がこの規制に該当する可能性があるからということを気付いたら自分で申告して、必要なら許可を受けるということになっています。そういう意味で、でも他方で、経済安保法案の基幹インフラの部分ですね、これはどちらかというと国が情報収集するじゃないですか。という意味で、自己申告ベースに基づいている外為法と国が前も…
○国務大臣(小林鷹之君) お答え申し上げます。 まず、先ほど、冒頭ですね、委員から経済安全保障は安全保障貿易管理そのものという御発言あったんですが、今まさに萩生田大臣から御答弁あったとおり、そうではないんです。経済安保というのは、これ委員にこれまでも何度も繰り返し答弁させていただきましたが、もっと広い概念ですので、そこはこうした貿易管理というのも含み得る広い概念ということを申し上げた上でお答えさせていただきます。 この、そもそも、まず安…
○河野義博君 公明党の河野義博です。 米中の覇権競争の激化、そして足下ではロシアによるウクライナ侵略などを踏まえまして、経済政策を安全保障の観点から捉えようとする経済安全保障の重要性はますます大きくなっています。具体的には、国民生活や企業活動に必要な物資の国際的な供給途絶に対する脆弱性について国を挙げて官民が協力して対処していくことや、サイバー攻撃から基幹インフラを守ること、技術流出を食い止めるとともに我が国の技術競争力の強化を実現する…
○矢田わか子君 小林大臣、ありがとうございます。 やっぱり企業がその気にならないと、協力するよという気持ちにならないと目的果たせないと思うんですね。やっぱり今までの経緯を見ていると、目的が確かに曖昧で、調達を多角化しなさいということを示唆してみたり、代替材料を皆さん御準備くださいとか、できるだけ節約してくださいとか、こういう情報提供にとどまっているわけですよ。これでは、いや、政府に情報出したって、そんなの啓発されるだけやんかということに…
○矢田わか子君 今まで、半導体もしかり、太陽光パネルもそして液晶パネルもですね、みんなそうやって、まあ企業で自由に競争してくださいということをやってきた歴史やと思うんです。それの結果どうなったかというと、まあトータルとしては凋落していったということですよね。 そうなんです、コストに勝てないんですよ、各国の、中国、韓国、台湾の。なぜなら、中国、韓国、台湾は束になって、やっぱりかなり国策として資金も投入されて税制も優遇されて、その産業を育て…
○東徹君 最先端の半導体の確保はできるのかというところについては、ちょっと疑問が残るのではないのかなというふうに思います。 続きまして、人材の流出防止についてでありますが、今回の経済安全保障法案ですが、安保法案ですが、これ、いわゆるセキュリティークリアランスの制度がこれ含まれておりません。 退職者やヘッドハンティングを通じた情報や技術の流出、こういった不正競争防止法などによって対策があるとした上で、民間の企業や研究機関に対して、研究者の…
○東徹君 非常にここは大事だというふうに考えますので、日本がこういった凋落してきたのはやっぱりそういった体制も整っていなかったからだというふうに思いますので、強化が必要ではないのかというふうに考えております。 続いて、次世代技術の育成についてお伺いさせていただきたいと思います。 経済安全保障には、規制の側面だけではなくて、日本の産業を成長させていくということがあります。 素材開発とかそれからAIの利用に革新をもたらす次世代の技術として量…
○国務大臣(小林鷹之君) 量子技術につきましては、まさに将来の産業や社会を大きく変革する革新的な技術だと私も考えています。したがって、米、中、あるいは欧州が国家戦略として位置付けて、まさにその投資を行って熾烈な競争を行い、しのぎを削っているという状況ですので、量子技術は経済安全保障上も極めて重要な技術だと捉えています。我が国が世界と勝負できる産業競争力を確保をして、産業の成長機会の創出につなげていくことが重要だと考えます。 委員の問題意…
○東徹君 ありがとうございます。 是非、政府を挙げてそこの開発、そして実用化に向けて取り組んでいただきたいというふうに思います。 続きまして、小林大臣にこれもお伺いしたいと思いますが、エネルギーの安全保障なんですね。 経済の安全保障のやっぱり根幹は私はエネルギーだというふうに思っておりますが、この今回のロシアのウクライナ侵攻を受けても非常に厳しい状況があるというふうにこれ再認識いたしております。で、これ、経済安全保障というときに、エネル…
○国務大臣(小林鷹之君) 御指摘のエネルギー安保につきましては、従来から重要課題と捉えられておりまして、まさに経産省を中心に様々な取組が既に進められてきたところだと考えています。 その上で、経済安保の取組を進めるに当たりましては、このエネルギーを含めまして、我が国の基幹産業が抱える脆弱性、あるいは逆に強み、こうしたものを幅広く点検、見直しをしていくことが重要だと考えておりまして、このエネルギーに関する取組につきましても経済安全保障上重要…
○東徹君 小林大臣、ありがとうございます。 是非、エネルギーは経済安全保障の根幹でありますから、しっかりと経済産業省とも力を合わせて取り組んでいっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○国務大臣(小林鷹之君) お答え申し上げます。 特許出願の非公開制度の検討に当たりましては、産業界の実情を聞かせていただく中で、安全保障上機微と思われる発明につきましては特許出願をしていないという声を実際に聞いています。これ、実はクローズな場での御発言なので発言者名などを挙げることは控えさせていただきますが、自らの発明が出願の公開を通じて機微技術の拡散につながることを懸念をし、特許出願を控えているという実態があると承知しています。 この…
○ながえ孝子君 碧水会のながえ孝子です。 小林大臣、まず経済界、企業の皆さんが一番心配していらっしゃるのは、この法案、詳細は未定がとても多いということですよね。例えば、重要物資の指定がはっきりしないので、自分のところが状況調査の対象になるかどうかが分かりません。で、もしそうなるならば、生産、輸入、販売、調達又は保管の状況という企業活動の根幹に関わる生命線に当たるような情報も提出しなければならないかもしれない。どれほどの自分のところの負担…