鴨下守孝
会議録に記録された「鴨下守孝」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 44 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 龍谷大学法学部客員教授
- 直近の発言日
- 2006/04/11
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 44 件の標本- 法務委員会44 件・100%
※ 全 44 件のうち直近 44 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 おはようございます。 私は、一昨年五月十四日の当委員会に、名古屋刑務所問題の参考人として出席した際、今日の行刑に発生している問題は、法制度が不備であること、全国的に高率収容が長く続いていて、職員の負担能力の限界を超えていることなどの要因が錯綜して発生しているとして、監獄法の全面改正を早期に実現し、職員の増員及び組織体制の抜本的な見直しを図る必要があるとの意見を述べました。 また、昨年五月十日の参議院法務委員会において、刑事…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 先ほどもお話ししましたように、幾つかの施設で未決拘禁者の処遇を経験しておりますが、具体的に規律、秩序を害する行為があった場合という例としては、未決拘禁者の側が弁護人面会中に大声を発して、ほかの部屋の人たちに迷惑をかける、あるいは仕切り板が真ん中にありますが、それをたたいて大声を上げるというようなことがあった場合、それを聞きつけた職員が駆けつけて面会室に入り、迷惑だからやめなさいという制止をし、それに従えばそのまま続けますが…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 お答えします。 弁護人等との夜間、休日の面会につきましては、現在も運用上、事前に申し出があれば職員を配置して対応するということを大阪拘置所でもやっておりました。管理運営上支障がない場合を除いて、休日や夜間の面会は私は認めてよいのではないかと思います。 ただ、現状を言いますと、職員に休暇も満足に与えられない厳しい配置状況でありますから、現在運用が行われているように、例えば、翌日の公判の打ち合わせのためにぜひとも必要であるとか…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 先ほども少し申し上げたわけですが、実際に多数の死刑確定者を処遇した経験から言いますと、死刑確定者の場合は、これは刑事訴訟法上は想定はしていないと思うんですけれども、十年、十五年、二十年という期間、収容されているケースが非常に多いわけです。その間に親族との関係も途絶えて、全く外部との交通の相手がいないということもある人が少なくないことは事実であります。 そういう意味で、私は個人としては、心情の安定が得られる、あるいは心情の安…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 先ほど安冨参考人の方からも説明がありましたように、無罪の推定を受ける者にふさわしい処遇、この無罪の推定というのは一体どういうことなのかというのは、それだけでは何も具体的な内容はないわけです。 確かに、証拠法上は有罪とみなされないということがございますけれども、それで、先ほどから何名かの方が申し上げておりましたが、国際的な条約だとか人権関係の決議だとかというものを見ても、訴追を受けた者は、自己の弁護に必要なすべての保障を与え…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 先ほど意見の中で申し上げた未決拘禁者の処遇ということですが、これは、多くの人は初めて身柄を拘束される、しかも拘置所に収容されるということで非常にショックを受けて心情不安定になっている、あるいは、これから先どうなるのであろうかということの不安というものがあります。それは、通常の新入の調べの手続の中ではそういう心情を吐露する場面というのが余りないということがありまして、実は、実務の上で非常に深刻な問題は、入所当初に、心情が不安…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 私は先ほどから大阪拘置所の例だけを申し上げております。そのほかにも名古屋拘置所の経験もございますが、施設の規模というのが収容者の処遇に大きな影響を与えていることは事実ではないかと思います。拘置所でも、大規模な拘置所と小規模な拘置支所では、例えば衣食住の予算の面でも随分と違いがありますので、小規模の施設ではかなり苦労されているということを、刑務所の所轄の拘置所の実情を見た限りでもそれは理解されるところだと思います。 警察の留…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 未決拘禁者の処遇も、私個人の見解では、これからの一つの行刑制度の改革の中で、まだ変わり得る余地はあるのではないかというふうに思います。ただ、先ほどからの繰り返しになりますけれども、未決拘禁者、あるいは受刑者もそうですが、被収容者の権利保護ばかりを強調されますと、それを運用するのは刑務官なわけですね。その刑務官の負担という面が非常に重くなる、これは事実であります。 先ほど菊田参考人から、行刑改革会議も有識者会議もあんなものは…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 ただいまの御質問ですが、先ほども少し申し上げているところですけれども、私は、法制審議会における小委員会、部会、総会、これは西嶋参考人も同様だと思いますが、事務局員としてずっと出席させていただきました。 その審議の経緯を見ますと、先ほどからいろいろ御意見も出ていましたが、当面、この漸減条項の趣旨というのは、本来裁判官が勾留場所として拘置所を指定したいにもかかわらず、収容能力がなくて、やむを得ず警察の留置場を代用として指定する…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 先ほど参考人のお話の中にもありましたが、明治二十年代に近代行刑のもとになる監獄法、監獄則というのができた当時は、警察の留置場も監獄の一種になっていたんです。これは規定を見ればはっきりしております。ところが、明治三十八年に本来の監獄が内務省から司法省に所管がえになった時点で、要するに所管庁が違ってしまったという経緯があります。ということで、明治四十一年に現行監獄法ができたときには、警察の留置場を使うときは代用するという規定が…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 私もすべての警察の留置場を知っているわけではありませんが、幾つかの留置場を前に見学したことがあります。その当時、ちょうど、先ほど安冨参考人からお話がありましたように、警察内部で、留置管理は総務部、そして捜査は刑事部というふうに分かれて運用するようになった。その実情も見てみました。 確かに、外観的に見ると、同じ警察の中でやっているんだから、従来からあったいろいろな、西嶋参考人御指摘のような弊害はぬぐい去れないんじゃないかとい…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 ただいま委員の御質問にあります電話による通信というのは、これまでない、なかったことでありますから、今後の法律のあるいは運用上の問題としてどうかということでお答えしたいと思います。 現実の問題として、これは私たちが見ている資料によりますと、特定の施設と検察庁を結んで試行的にまずやってみるというようなことが資料に出ておりました。 私は、大阪におりましたころ、大阪弁護士会の先生方と勉強会をやっておりましたが、将来的には、三十年後…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 今御紹介されたものは、前に廃案になった法案の件と理解していますが、その当時の修正の附則にそういうものが、漸減条項が規定されようとしていた。しかし、先ほどから何人かの方も申しておりましたけれども、この漸減条項の趣旨が、要するに、将来の廃止の方向なのか、あるいはそうではないのかということも、法制審議会のこれまでの経緯を私なりに理解しているところでは、とにかく拘置所に収容しなければいけない者を留置場に収容するということを少なくし…
第164回 衆議院 法務委員会 第15号
○鴨下参考人 立法というのはそれぞれの時点における状況によって変わるものだというふうに、私の長い経験でも感じています。 従来の附則に盛り込んだ廃案法案、その附則に盛り込むということについてどれだけ私たちが苦労したかということは御理解いただけるんじゃないか。それには、日弁連側も説得しましたし、警察庁側も説得して、とにかくこれでいこうということになったのが、反対もあり、また国会のいろいろな情勢もあって、廃案になってしまった。 今回どうなのか…
第162回 参議院 法務委員会 第17号
○参考人(鴨下守孝君) それでは、私の意見を申し上げます。お手元に一応意見の要旨を差し上げてあるかと思います。それに沿ってお話をします。 近年、行刑では、常識的には考えられないような問題が発生しまして、社会から厳しい批判を受けております。私は、長年、行刑実務と行刑法の改正作業に携わってきた立場から、問題発生の最大の要因は、言われているような刑務官の資質、能力の問題ではなく、被収容者の処遇ないしは刑務官の職務執行の根拠となるべき現行監獄法…
第162回 参議院 法務委員会 第17号
○参考人(鴨下守孝君) ただいまの山東委員の御質問ですが、私は三十七年、刑務官を経験しました。しかも、これは人事異動の妙といいますか、非常に難しいところばかりをやらされました。 その経験からいいますと、例えば昨年の犯罪白書を見ますと、一昨年の犯罪データでは、新受刑者、新しく刑が確定した受刑者の、これは三万一千三百五十五人ですが、これはその年の検察庁が終局処理した人員二百数十万いますが、一・四%であります。裁判が確定した人員からしても三・…
第162回 参議院 法務委員会 第17号
○参考人(鴨下守孝君) 諸外国の制度の件は藤本参考人が説明しました。 私は、また実務的な観点から申し上げたいと思います。 参議院の法務委員会の諸先生もつい最近、府中刑務所を御視察されたと承知しております。私が所長のときも参議院法務委員会の先生方の御視察を受けました。そのときもごらんいただきましたし、また今回も視察していただいたと思いますが、府中刑務所にはレッドゾーンという区画がありまして、二百数十名の精神に障害のある受刑者を収容しており…
第162回 参議院 法務委員会 第17号
○参考人(鴨下守孝君) また実務的な観点から申し上げますと、先ほどから例に出している府中刑務所の例でいきますと、例えば七十人を受け持つ工場、昔であれば累犯、B級と言われている累犯受刑者だけ七十名いた工場が大半でした。最近では、外国人がそのうちの二割ないし三割、多いところは四割を受け持っている。さらに、精神に障害のある人も、寛解状態のときには単独室に入れておくばかりではなくて工場にも出します。さらに、身体に障害のある人あるいは高齢者も集団…
第162回 参議院 法務委員会 第17号
○参考人(鴨下守孝君) 現在のこの古い法律の下でも、受刑者処遇は、恐らく昼間は集団処遇、夜間は単独処遇というのが理想であったのではないかと思います。ただ、いろいろ国家予算等の関係もありまして、施設を造るときには、今、新しい施設でも単独室が五〇%、共同室が五〇%というような比率になっているかと思います。 千葉委員お話しのとおり、昔は、単独室に入るということは非常に不利益を受けるんだといって嫌がるというか、あるいは不服申立ての対象にするとい…
第162回 参議院 法務委員会 第17号
○参考人(鴨下守孝君) 現在、非常に身体、心身ともに健全なる人であれば、この法律案にも規定がありますが、出所時の指導、援助のところで、現在も就職の相談あるいはいろいろなハローワークや何かの人たちに来ていただいて就職についての指導、こういったことはどこの施設でもやっています。ただ、実際に就職までということになると、なかなか時間がない。就職が決まって仮釈放になる人というのもなかなか今は少ないというふうに聞いております。 そうすると、その後が…