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早稲田大学大学院法務研究科教授参議院衆議院
総発言数
185
直近の所属会派
直近の役職
早稲田大学大学院法務研究科教授
直近の発言日
2010/04/15

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 100 件の標本
  • 憲法審査会100 件・100%

※ 全 185 件のうち直近 100 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

185 20 を表示
東京大学法学部教授2010/04/15

174参議院 総務委員会 第12号

○参考人(長谷部恭男君) どうもありがとうございます。 確かに理念の点では関連をしている事柄であろうかと思いますが、これまた御案内のとおり、憲法二十五条で言っているところの健康で文化的な最低限度の生活というものにつきましては、少なくとも従来の判例等のオーソドックスな考え方でございますと、その判断にもある程度の幅があり得ると。仮に、ここがそういった最低の基準であるということがある程度まではっきりするといたしましても、それを実現する手段とし…

東京大学法学部教授2010/04/15

174参議院 総務委員会 第12号

○参考人(長谷部恭男君) どうもありがとうございました。 先ほどのお答えと若干重なるところがあるかと存じますが、少なくとも憲法との関係で申しますと、たとえナショナルミニマムというものが想定できるといたしましても、それについてはやはりかなりの判断の幅があり得るというのがもう少なくとも従来のオーソドックスな物の考え方でございましたし、かつ、そういったある程度の幅の中でそのミニマム、スタンダードなものが考えられるといたしましても、それをどのよ…

東京大学法学部教授2004/05/13

159参議院 法務委員会 第16号

○参考人(長谷部恭男君) 本日は、このような場で発言の機会を与えていただき、誠にありがとうございます。 私は、専門といたします憲法学の立場から、裁判員制度の憲法上の幾つかの論点につきまして、若干のお時間をちょうだいしてお話をさせていただきたいと存じます。 この裁判員制度は、一般市民から無作為抽出された裁判員が裁判官とともに刑事裁判に関与する画期的な制度でありますが、身分保障のない裁判員が裁判に関与することが日本国憲法と整合するか否かにつ…

東京大学法学部教授2004/05/13

159参議院 法務委員会 第16号

○参考人(長谷部恭男君) どうもありがとうございます。 この裁判員制度の意義につきましては、何よりもこれが今までよりも更により公正で適正な裁判の実現に貢献することになると、少なくともその可能性を秘めているというところにその意義があると私は考えておりまして、その中身につきましては、先ほどの発言の中で実は説明したとおりでございますが、そうした公正で、公平ないし適正な裁判の実現に資することになるからこそ、それに関与する、それに参加する国民もそ…

東京大学法学部教授2004/05/13

159参議院 法務委員会 第16号

○参考人(長谷部恭男君) なかなか立法に携わる方々としての非常に慎重でかつ賢慮に満ちたお言葉をいただいたのではないかというふうに考えております。 この裁判員制度というのは、何しろ参考人の先生方おっしゃいますとおり、これ画期的な制度でございまして、この運用の在り方というものにつきましても、これもやはり私自身といたしましては一定の年度を経たところでやはり検証し、より良い制度の在り方あるいはより良い運用の在り方というのがあり得るのではないかと…

東京大学法学部教授2004/05/13

159参議院 法務委員会 第16号

○参考人(長谷部恭男君) どうもありがとうございました。 ただいまの御指摘の点、つまり被告人には職業裁判官による裁判を受ける権利というものがあるのではないかというそういう疑問、確かにあり得る話ではあるかとは存じますが、少なくとも日本国憲法の文面は職業裁判官による裁判を受ける権利を保障しているわけでございませんので、少なくとも、被告人のそういった権利が憲法によって保障されているのに侵害されるという、その問題は恐らく出てこないはずでございま…

東京大学法学部教授2004/05/13

159参議院 法務委員会 第16号

○参考人(長谷部恭男君) どうもありがとうございました。 思想、良心の自由、これは恐らく、辞退をする、辞退の正当化のやむを得ない事由ということで政令に書き込むということがただいま検討されているのではないかというふうに聞き及んでおりますが、御指摘のとおり、非常に重要な難しい問題が出てまいります。ただ、私は、先ほど例をお出ししましたように、その人の人格の確信を構成するような信仰と裁判員としての務めが両立しないような人についてまでこの裁判員と…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 ただいま御紹介にあずかりました東京大学の長谷部恭男と申します。 本日はお招きにあずかりまして、大変光栄に感じております。非常に簡単なレジュメしか御用意しておりません。失礼をいたしますが、こちらに基づきまして話を進めさせていただきます。 事務局の方からあらかじめお話がございまして、首相公選制、それから衆議院と参議院の関係については必ず話をするようにという話がございましたので、その点からまず話を進めさせていただきます。 まず…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 どうもありがとうございます。 イスラエルの調査からお帰りの先生方に対して、私のようにイスラエルに行ったこともない人間がお話をするのは、お経をとってきた三蔵法師に説法するようなお話だったかと思いますけれども、その失礼を省みずに、さらにお話をさせていただきます。 首相公選制と天皇制との関係ということでございます。 これは、イギリスの昔の政治学者でバジョットという人がいますが、彼がイギリスの国政について指摘した議論の中に、憲法…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 どうも御質問ありがとうございます。 国民が直接総理を選ぶということで、国の基本的な政策決定にみずから参加をしていく、そういう満足感を得ることができる。国のリーダーをみずから直接決めることに参加をすることで、それで満足感なり責任感を得ることができるという考え方は確かにあり得るところかなとは思いますが、ただ、私は、満足感なり責任感なりを実現の目的として一定の制度を導入するということには、少し慎重でなくてはいけないのではないか…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 確かに、迅速的確な統治活動への期待、政治の指導力の強化への期待があるというのは、先生の御指摘のとおり間違いのないところかと思います。 私が首相公選制に関して持っている考え方というのは、先ほども申し上げたとおり、どうも首相公選制を導入いたしましても、迅速的確な統治活動や政治の指導力の強化はちょっと期待薄であろうか、こういうことであります。 他方、議院内閣制というのは、先生御指摘のとおり、うまく回っていれば、迅速的確な統治活…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 非常に重要な御指摘でありまして、イギリスの例をまた持ち出すことになりますけれども、イギリスにおきましては、よく知られておりますとおり、投票に関しては規律がありますけれども、議会での討論に関しては規律は存在しておりません。与党の議員でありましても、議会に何らかの法案が出てきて初めて、ああ、こんな法案が出てきたのかということを知らされる。ですから、その場になって、おかしいではないか、私はこの点は反対だという討議を行う例は非常…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 一国の議会の中の運用の仕方というのは、さまざまな伝統があり、いろいろな時代の知恵が集まってでき上がっているものでありますので、軽々にここをああするべきだ、こうするべきだというふうに言い得るものではないかなとは思いますけれども、これまたイギリスの例を出させていただきますと、イギリスの特定の政策を審議する委員会は、与党、野党の立場を離れて、政府の政策が本当にいいのか悪いのか、適切なのか適切でないのかをまさに公平中立な立場で審…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 先生がおっしゃるとおり、そういう効果も確かに期待できるのではないかと思います。官僚制度にどの程度の役割を果たさせるかというのもこれまた国ごとに違うところでありますけれども、仮に、その官僚制度が現在のままでは中長期的な政策構想等に関しまして不十分なところがあるということでございますと、それを補完する形で、例えば民間のシンクタンクなり、あるいはシンクタンクとは言わないまでもさまざまな民間の団体、組織等の知恵を吸い上げていく、…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 これは、先ほど私が冒頭の説明の中でも申し上げたところですけれども、二院制の妙味を生かすためには、両院の構成なりその役割が異なっている必要があるんです。ただ、参議院の現在の、特に法案の議決に関する権限が相当に強いものであるがゆえに、衆議院における多数派、そして政府というものは、参議院での支持も確保していなければ政策をちゃんと執行していけない、そういう実態にあるというのは、これは先生おっしゃったとおりのことでありまして、それ…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 確かに、首相公選制に似たような形で小泉首相が選ばれたのであるということはいろいろなところで耳にし、あるいは目にする表現ではあるのですけれども、私は、小泉首相の選出の過程というのは、首相公選制とは違うものであるかなと思います。 党内におきましてどういう形で党の党首を選んでいくのかは、それはそれぞれの党が内部的に決める話でありまして、公選制に近いような形で選ぶこともあれば、党の主要なリーダー間で話し合って決めるということも、…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 小泉政権の政策全体についての評価は、私は非常に狭い専門分野の人間ですので差し控えさせていただければと思いますが、首相公選制を目指す改革に絞ってお話をさせていただきますと、これは、例えば先ほどから会長の御紹介もありましたとおり、政界の規制緩和であるという形で、国民の直接参加という問題とつないだ形でお話をしておられるわけなんです。これまた、先ほどからの話の続きになってしまいますけれども、私は、規制緩和もそうだとは思うんですけ…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 官僚制との問題でございますけれども、私の考え方と申しますのは、首相公選制というものを導入してしまいますと、先ほど申しましたとおり、社会全体のいろいろな利害なり意見なり価値観なりというものを集約して、それを首相とワンセットで有権者に提示する、こういう、従来議院内閣制のもとで政党が果たしてきた役割は確実に弱まると思います。どの程度弱まるかは、社会の中のほかの条件、あるいはいろいろな制度の組み方にもよりますけれども、弱まること…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 もちろん、これは社会科学の問題でありまして、例えば中学校の理科の実験のように、確実に答えはこうなるというふうに決まったものではございません。どちらが蓋然的かという予測にとどまることは当然でありまして、アメリカ型の大統領制を導入すると、驚くべきことに日本ではうまくいったということはあり得るのかもしれませんけれども、ただ、それには非常に難しい条件をクリアしなくてはいけない。アメリカ以外の、例えばラテンアメリカ諸国の例を見まし…

東京大学法学部教授2001/11/08

153衆議院 憲法調査会 第3号

○長谷部参考人 この点につきましては、全く何の奇策もございませんでして、憲法で三分の二が要求されていると三分の二が必要だという、それだけかなというふうに思います。 参議院で三分の二の賛成を得るのは難しいので、その前に憲法改正の要件を緩和する憲法改正を行っておいて、その上で参議院の権限を縮減する憲法改正をしよう、そういうプロセスで進めようと思いましても、参議院の方々は、これに賛成すると自分たちの権限が減らされるということがわかってしまいま…