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琉球大学名誉教授参議院衆議院
総発言数
30
直近の所属会派
直近の役職
琉球大学名誉教授
直近の発言日
2011/05/27

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 30 件の標本
  • 予算委員会20 件・67%
  • 科学技術・イノベーション推進特別委員会10 件・33%

※ 全 30 件のうち直近 30 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

30 20 を表示
琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 矢ヶ崎でございます。予算委員会の先生方、大変御苦労さまでございます。 私は、一般科学の立場から、放射線の健康被害それから被曝を回避するということについて、その必要性を意見として述べたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、参考資料としまして冊子を用意してございますが、そのうちの図一を御覧になっていただきたいと思います。 今、福島原発事故では、原子炉から放出された放射性のほこりが住民の生活空間…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 内部被曝は、飲み込んだり吸い込んだり、放射能のほこりがずっと生活空間に漂っておりますので、まず放射能のほこりを含んだ空気を吸い込んでしまいます。それから、もちろん食べ物に汚染が広がっておりますので、汚染された食べ物を食べることによって内部被曝が進みます。 内部被曝は外部被曝とちょっと性質を異にした評価方法をしなければなりません。外部被曝は線量だけでいいんですけれども、具体的に体の中に入った沃素がどれだけ、あるい…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) もちろんございます。今の状況はむしろそれが、飛んでくる量のほこりを吸うよりも舞い上がったものを吸う方がより数量的には危険になっているんだろうと思います。

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 放射線の原理が遺伝子の切断というようなことをもたらしていきますので、細胞分裂が激しい赤ちゃんほど非常に被害を受けるものでございます。 そして、内部被曝、単に子供がミルクを飲んでミルクの中に含まれる放射性物質によって内部被曝を受けるだけでなくて、お母さんの胎内にあるときにお母さんの内部被曝をした放射性物質が胎盤を突き抜けて赤ちゃんのところに直接達してしまうと。非常に細胞分裂が激しい赤ちゃんの成長過程に今の分子切断…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 具体的にお答えする前に、私が、三月の末に福島に、現地に入ってまいりました。そのときに幾つか非常にびっくりしたことがございますが、学校の避難マニュアルを見せてもらいましたが、その中に、避難マニュアルというのは原子炉の事故が起こったときの避難マニュアルでございます、これの中身は地震のときの避難マニュアルとほとんど同じものがありました。 それで、私がびっくりした中身は、子供たちに放射能のほこりがいっぱい降り注いでくる…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 実際の社会生活も考慮すれば非常に難しいところがあると思うんですが、日本に安全な場所がある限り、子供たちは安全なところで教育をさせる、その工夫を最大限取るべきであると思います。 例えば、バスで一時間、二時間、そのくらい移動したところで安全な場所が確保されるならば、朝一時間目を犠牲にしてもスクールバスで子供たち全員を安全な場所に行って勉強させる、最後の時間を犠牲にしてでもそこからスクールバスで家まで帰すと。そういう…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 第三者の機関というのは非常に大事な要素であると思っております。アメリカでもNRC、私から改めて申し上げるまでもありませんけれども、第三者の立場に立つ機関が原子力の設定及び安全管理、きちっと管理しております。日本はそれができておりません。そういう意味で、客観的にまた科学的に物を判断して提言できる、そういう機関、これが不可欠であると思っております。 特に、安全神話でありますけれども、安全神話で今までずっと維持されて…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 汚染されている土そのものをどういうふうに事前処理するかという大変難しい問題がありますけれども、例えばセシウムはアルカリ金属でございまして、それで化学反応を利用して固い化合物にしていくというような方法も考えられますけれども、これを実施するという点でどれだけ作業が必要であってということを考えますと、事実上なかなか難しい。 私が福島に行ったときには、ほこり、草なんかの上から測定する、それを、それだけ取り除いて表土を測…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) お答えする前提といたしまして、やはり私は、今、法律そのものと同じレベルでICRPの基準を使っておりますが、この基準そのものの認識をきちっとするという意味で、法令に従っているかどうかというそういうことよりも、むしろ人命をきちっと保護しているかどうかという、そういうこと自体の考え方そのものをきちっと政府が確認していく必要が一番大事であると思っています。 例えば、百ミリシーベルト、二十ミリシーベルトというような値その…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 内部被曝につきましては既に御報告申し上げました。それで、それに関連する今の御質問の中身で、放射線がいい効果があるかというような、そういうことにつきましては、今はもう学界でもほとんど重要視されていないホルミシス効果だなんていうものがあります。これは、DNAに放射線が作用するのではなくて、細胞の中の水に放射線が作用したときにたくさんの活性酸素が出てまいります。それで、活性酸素の相互作用によって健康にいい側面があり得…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) ICRPの基準そのものは内部被曝をずっと無視し続けている、そういうことを私は申し上げておりますけれども。 先ほど紹介いたしましたアルファ線、ベータ線、ガンマ線、三種の放射線がある。外部被曝はガンマ線で、一個分子切断をしたその周囲にはすぐ切断箇所をつくらない。そうすると、外部被曝は比較的安全に元に戻る確率を持っているものです。それに対しまして内部被曝というのは非常に密集した領域で被曝をいたします、アルファ線、ベー…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 既に福島の住民たちに健康被害、自らこんな体調が変化したということがかなり訴えられております。個人的にきちっと一人一人がノートを持って、それで行動記録や体調の変調も記録する、こういう健康手帳を持つということはとても必要だと思っております。 それから、内部被曝をきちっと安上がりにモニターするというのはとても難しいんですけれども、おしっこの検査とかそういう項目は必ず入れていただいて、内部被曝をきちっと見れるような工夫…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 例えば、理想的なことを申し上げます。 政府は、やはり汚染されたところの非常にきめ細かいデータを示すべきだと思っております。それで、率直に申し上げますと、汚染されているものは多寡にかかわらず政府が全部買い上げて、汚染されていない野菜を地域の方に提供すべきである。特に、子供、若者、そういう若年層の方、それから妊婦さん、そういった方には絶対汚染されたものを与えない措置をしていただきたい。 それから、今からでも、これか…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 私の考え方は、やはり放射線が生命体にとって、地球上の全ての生命体にとって非常に危険である以上、この危険なもので電力を享受するようなことはやめるべきだと思っております。

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) ホール・ボディー・カウンターは、要は、鉛の分厚い部屋に、外からはガンマ線が来ないように、そういう部屋の中で、人からどれだけガンマ線が出ているかという、ガンマ線を測定する機械でございます。そういう意味で、ガンマ線の総量はたとえ測れても、アルファ線、ベータ線という、飛ぶ距離が短いけれども密集して分子切断を行う、より危険な放射線が測定できないんです。ですから、背後にどれだけアルファ線、ベータ線の放射体があるかというこ…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 安全な値ではありません。それは、私が御説明したDNAの切断ということ自体を基本に置けば、もうとても安全というものではございません。

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 私もそういうふうに思います。被曝することは可能な限り避けるべきであって、ここまでは安全だという、そういうことは一切間違いであると思っています。

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 先ほども申し上げましたけれども、原則として、今後ずっと汚染された作物などを心配しながら日本人が食べていくということを避けるために、基本的にこの表土を十センチ辺りをずっと取りまして、莫大な量になります。これを、山の中に深い穴を掘って、山の中の新鮮な汚染されていない土を表土に持ってきて入れ替えるという。ただ、こういうことは今の法律では放射能の規制ということですぐ実施はできません。そういうところを国会できちっと解決し…

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 私ども、広島で核分裂したウランの量は八百グラム程度と見ております。百万キロワットアワーの原子炉が一年間で核分裂させる燃料は約一トンでございます。ですから、率直に言って、一千倍の核物質を蓄えてそれで破裂したというのが、各、一号炉、二号炉、三号炉、全部そういう規模でやっているのではないかと思っております。

琉球大学名誉教授2011/05/27

177参議院 予算委員会 第17号

○参考人(矢ヶ崎克馬君) 先ほど、原爆被害者の被曝状況から内部被曝が消されたという、そういうことを申し上げました。今なお広島でも長崎でも事実と違う国の基準をもらう、それを実態に合わせるために物すごい苦労と努力がなされていてまだ認められていないというのが実情です。 被曝は生命体にとって冒涜でございます。