深尾光洋
会議録に記録された「深尾光洋」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 72 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 慶應義塾大学商学部教授
- 直近の発言日
- 2003/06/04
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 72 件の標本- 財政金融委員会24 件・33%
- 予算委員会14 件・19%
- 予算委員会公聴会12 件・17%
- 郵政民営化に関する特別委員会11 件・15%
- 財務金融委員会11 件・15%
※ 全 72 件のうち直近 72 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第156回 衆議院 財務金融委員会 第19号
○深尾参考人 この話は、九六年の保険業法改正の時までさかのぼる話だと思います。 私も、住友生命の保険に入ったのは一九八四年か五年でもう二十年近く前ですが、その時点で、保険契約を結んだときに、定款を読むようにと保険のおばさんに言われまして、まじめに定款を読んだわけです。そのときの定款には、総代会によって条件変更があり得る、つまり保険金の削減があり得るということが書いてあったわけです。 そういう意味では、九六年の改正以前の保険会社においては…
第156回 衆議院 財務金融委員会 第19号
○深尾参考人 今お話があったとおりでありまして、今回の法律と従来の更生特例法を比較しますと、要は出資者であるほかの大手の金融機関の保護ということが目的のように読めます。
第156回 衆議院 財務金融委員会 第19号
○深尾参考人 どういう再編、淘汰を想定しているのか私にはわかりませんけれども、仮に日本の大手生命保険会社に興味があるという会社が、国内であれ外国であれあったとしましても、高い予定利率を抱えたままですと逆ざやが続きますので、買う妙味といいますか、うまみは余りない。そういう意味では、一たん予定利率を引き下げてからでないと引き受けられないということはそのとおりだと思います。 ただ、買う方も結局何社かをビッドさせるといいますか、競争させる形でや…
第156回 衆議院 財務金融委員会 第19号
○深尾参考人 今回の法案審議においても、例えば金融庁の提出した数値例を見ますと、更生特例法の方が今回の法律よりも契約者にとって不利であるかのような数値例がございます。しかし、常識で考えてみますと、三千億、四千億という自己資本を保険契約者の保護に使える方が使わないよりも不利になる、つまり更生特例法の方が保険契約者にとって不利になるということ自身、私はどうしても理解できない部分がございます。そういう意味では、保険契約者に対して同じような数値…
第156回 衆議院 財務金融委員会 第19号
○深尾参考人 現在の制度を前提とすれば、更生特例法を早目に適用するということが契約者保護に一番つながると認識しております。 ただ、それ以外にもっといい方法があるのかと言われた場合に、これは行政次第といいますか、法律の運用次第という側面が私は相当あるというふうに思います。 現在の更生特例法も運用次第で、予定利率のカットだけで、結局、責任準備金もカットなしで処理をする十分な力を持っているわけですけれども、問題は、それを使わないという現実があ…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) 本日はお呼びいただきまして、ありがとうございました。 今日は、二つの資料、「デフレ下の金融再生について」という三枚紙の資料と、図表集、財政金融委員会説明資料と、この両方を使って説明させていただきたいと思います。 まず、金融再生プログラムの評価ですけれども、竹中大臣による金融再生プログラムは方向としては正しい方向にあると。不良債権の引き当て強化、それから銀行の自己資本からの繰延税金資産の排除、銀行への公的資金の注入…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) 私は、産業再生機構については相当疑問に思っておりまして、単に不良債権処理の先延ばし機構になる可能性が相当あるのではないかと。あるいは、ちょっと悪い言い方になるかもしれませんが、どさくさに紛れて新たな政府系金融機関を一つ財務省と経済産業省が作ってしまったのではないかというふうに私は疑っております。 塩川大臣が閻魔大王とおっしゃいましたが、企業について本来それを破綻させるかそうでないかというのは、債権者とそれから経営…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) 私も、産業再生というよりは事業再生を目指すべきであって、個別企業のレベルでの再生を考えるべきだというふうに考えます。 しかし、仮に破綻させる企業を破綻させたとして、その産業では過剰供給がなくなったとしても、実は人はどんどん余ってくるわけです。こういう意味では、生産設備を削減したところで、マクロで見れば人はどんどん余ってくる、これが雇用を減らして、これによってデフレを悪化させるということについては止めることはできま…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) 私も金融機関の経営者に対してインセンティブを付与するということは大賛成であります。しかし、やはり破綻した場合には辞めていただく。その場合には退職金出さないというのはむしろ当然ではないかなというふうに思っております。 しかし、これに対して、再生ができた金融機関、仮にいったん国有化されて、それがその後再生ができた経営者に対しては、退職金を単に、勤続年数といいますか、何年平穏にやったかということでボーナスを出すのではな…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) 私も今の趣旨に全く同感でございまして、不良債権処理を先行させれば、また更に不良債権が多くなってしまうという悪循環に陥ると考えております。 その意味では、デフレ対策を先行させ、その後でといいますか、それをやりながら不良債権処理の方の準備を進めておいて、一気にやるという二段構えの政策が必要だというふうに考えております。
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) 私は、大手行の大半はもう既に実質債務超過になっていると考えております。現在の自己資本、コアの自己資本、ティア1と言われておりますコア自己資本で見ますと、大手行の四つのグループのうち三つの自己資本の半分がこの繰延税金資産でございまして、これは実質的に価値のないものでございます。当面利益が上げられるとはとても思えないわけですから、価値がないものでございます。そうしますと、それだけでまず半分になってしまう。また、これは…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) まず、会計ルールの見直しという議論に竹中大臣の方針がなってしまったこと、そのものがおかしいと考えております。 会計ルールと規制上の自己資本は全く別の判断であります。アメリカでも、会計ルール、財務会計の自己資本の測定の問題と規制上の自己資本、自己資本比率規制上の自己資本というのは別問題であって、本来金融庁がやるべきことは規制上の自己資本の見直しをすればよいのであって、会計上の自己資本は会計士に任せておけばいいわけで…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) 私は、従来のデフレ対策はそもそも腰が入っていなかったといいますか、本気でデフレを止めようというだけのものが何も入っていなかったように考えております。 デフレというのはどうしてもミクロで見がちであって、個別の企業や個別の失業というのをどうするかという観点で見がちですが、これは対症療法にすぎません。本来、デフレを止めるというのはマクロの政策が必要であって、現在の需給ギャップの大きさを考えに入れて、それに見合うだけの強…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) まず、日銀の株式買取りですけれども、私はこれには反対です。個別に相対で株を買い取るということになれば、一番売りにくい株から売られるのは明らかでございますので、これはまずいと。買う場合は、銘柄を指定せず、マクロでといいますか、東証株価指数に連動しているような投資信託とかいった形での広い株式を大量に買い入れるということの方がより望ましいと考えております。 次に、インフレ目標の設定ですけれども、私は、インフレ目標の設定…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) 私が申し上げておりますのは、株式の買いオペあるいはインフレターゲットというのは金融政策でございます。これに対して、政府が保証する金融資産への課税というのはむしろ税制でございまして、これは財務省がやる気になればできるというタイプのものでございます。ただ、当然国民の批判は非常に強いものになると私は考えておりますが、効果としては消費税の引上げに実は近いわけです。 消費税を引き上げますと、もちろん税収が上がってまいります…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) 私が金融再生プログラムは正しい方向だと申し上げたのは、金融システムに対する対策部分だけを取ってみればそれは正しい方向にあると、総合デフレ策としては全然駄目だと、そういうことであります。ですから、今金融再生をやるとなれば、結局、資産査定厳しくして資本の内容をしっかりチェックした上で自己資本を充実する、これと同時に、収益を上げるように努力させる、これしかないわけでして、方向としては正しい。ただこれは、これをやってもや…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) 私は、いわゆる中小企業対策というのは、ある意味では症状の緩和にすぎないというふうに考えております。中小企業を本当に活性化するためには売上げを増やしてやる、そのために景気を良くするというのが最大の中小企業対策でありまして、これを本気でやる必要があると。 この場合に、普通であれば金利を引き下げる、あるいは財政を拡大するといったことができたわけですけれども、現在はもう金利がゼロになってしまい、また財政の方も結局三十兆を…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) まず、金融再生プログラムですけれども、じわじわ小出しに出しているとどんどん貸しはがしが強まってデフレ圧力になるというのは同感です。やるためにはやはり大掛かりにやる必要があって、今の自己資本は物すごく不足している、例えば必要額の三分の一しかないということをまずはっきり言った上で直ちに増資命令を出すと。これぐらいであると、貸出しの三分の二切るというのは不可能ですから、これは結局増資をせざるを得ない。ただ、今の赤字が続…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) 普通、企業、まあ個別企業の破綻処理をどういうふうにするか、倒産した企業をどうするか、そのうち再生できる部分をどうするか、あるいは清算してしまうかという判断基準というのは、普通は継続価値があるか否かということで決めます。 継続価値といいますのは、要は利息とか借金の返済全部除いて、本業の営業で利益が出ているか否か。本業だけを取って、一銭も利息も払わない状態で赤字が出ている、どうリストラしても赤字が出るということは、や…
第155回 参議院 財政金融委員会 第4号
○参考人(深尾光洋君) まず、小泉政権の構造改革なくして成長なしという、ある意味ではスローガンと私は思っておりまして、ロジックではなくてスローガンだと思いますが、これの問題点というのは、やはり構造改革、一番初めに小泉構造改革が出たときに私が読んだのは、三点私は頭に入っているんですが、不良債権処理、財政赤字の削減、それから政府系金融機関あるいは財投機構の見直しという、この三つがポイントなわけです。 私は、この三つについては、デフレを放置し…