戒能民江
会議録に記録された「戒能民江」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 38 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 東邦学園短期大学教授
- 直近の発言日
- 1998/11/26
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- こども・子育て0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 社会保障・年金0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 38 件の標本- 共生社会に関する調査会38 件・100%
※ 全 38 件のうち直近 38 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) アメリカもそうですし、それから最近のところではニュージーランドなどもドメスティック・バイオレンスの法律をつくっておりますが、そこで不可欠の要素として、加害者に対する治療が必要な場合もあるし、教育あるいはカウンセリングだけで済む場合もあるんですが、そういうプログラムが入っている立法例が非常に多くなっているということは確かです。 アメリカの場合あるいはカナダの場合でも、刑務所に行って二年たって戻ってきて、そしてとこと…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) これも女性たちのグループの声から御紹介したいというふうに思うんです。 離婚した女性たちのグループあるいは離婚を考えて悩んでいる女性たちのグループの声なんですが、やはり調停委員の方から女らしさとか男らしさを押しつけたり、それから先ほどから出ているように、いいだんなさんじゃありませんかとか、一回ぐらいの暴力でこの結婚をだめにするのはもったいないとか、そういうことを言われていらっしゃいます。 それで、調停委員の選任方法…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 今の日本の現状を考えますと、一つはすべて含み込んだ女性に対する暴力防止法というのはいわば基本法のようなものでしょうか、原則を明らかにするというようなことですね、それがやはり必要ではないかなという感じがいたします。ちょっと順序はどうかということは別なんですが。 やっぱりこれは犯罪であること、許されないことというようなことを明記する必要があるし、それから被害者の権利というのを、例えば裁判で強姦被害者には弁護士がつかな…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 実態調査のことでございますけれども、やはり私は国に全国的な調査をぜひやっていただきたいというふうに思います。 これはDVというものに限らずに、実は強姦でも一年間に千五百件しか届け出がないというような状況です。そうすると、民間の女性たちの調査の話も出てきたんですが、毎年きちんと調査をしてそれを御報告していただくということが必要なんじゃないかというふうに思います。それから、ドメスティック・バイオレンスに関しては実は婦…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 私の報告の冒頭でも申し上げましたように、女性に対する暴力を問題化していったのは民間の女性たちであったわけです。しかも、これはさまざまな不幸な事件、女性たちが被害者になる事件を支援するという形で展開してきました。 それで、もう既に八〇年代の初めには東京に強姦救援センターというのが設けられておりますし、八〇年代の終わりにはセクシュアルハラスメント一万人アンケートというのが行われて、それが今の例えば均等法あるいは人事院…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 実態は本当にそのとおりで、こういうプログラムでこういう研修をやりましたというのは、聞こえてくるのはせいぜい警察の女性警察官に対して研修をする、あるいは教養というふうに言うそうですね、警察官に対して講演をするとか、そのくらいのことしか私は存じ上げてないんです。 これは今の韓国の例のように、それからほかの国でも、アメリカでもイギリスでもそうなんですが、NGOがそれなりの蓄積をしたところで問題点もはっきりしているという…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 先ほどちょっと報告させていただきましたように、民間のNGOと司法とそれから立法と行政とが、私のレジュメでは「ダイナミックな関係」というような言葉を使っていたんですが、まさにそういうことではないかなというふうに思うんです。 それで、イギリスの場合も一九七〇年代にすぐにドメスティック・バイオレンスの法律を幾つかつくっております。そして二十年たって九六年にさらにまた改正をしました。これは日本で言う国会での議論を何度も何…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 期待する部分は、すべてやっていただきたい、できる限りのことをやっていただきたいということなんですけれども、やはり当事者の声を尊重した、当事者の立場を尊重した御審議をぜひやっていただきたい、実態を踏まえた御審議をしていただきたいというふうに思うんです。
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) メディアというのはやっぱり物すごく重要ですね。再生産されていくわけです。例えば、テレビドラマのシーンとか何げなく見ている。それがインプットされていって普通のことだというふうに思ってしまう。だから、そういうこともきちんと見ていきたいなというふうに思うし、それからメディアを今度は逆に積極的に使っていく。 例えば、これはいろんな国でやっていますが、一定の時間を貸してくれるんですね。そこでシェルターの宣伝をするとか情報を…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 確かに現行刑法で暴行罪、傷害罪、監禁罪、それから脅迫罪、これはあるわけです。九五年の北京会議のナショナルレポートでもこういう法規定があるのだということが書かれております。しかし、問題はその刑法規定が、先ほどの民事不介入、あるいは法は家庭に入らずということで、適用をほとんどされていない場合が多いということなんです。法律があってもそれが使われない状況、その壁を破るために、こういう私的な家庭内の問題であるけれども人権侵…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 非常に難しい御質問なんですが、これはアメリカでも実は刑罰権の行使というのは中心になっていますが、もちろん議論があるわけですね、刑罰権を行使しただけで有効かどうかと。その人が変わらなければまた繰り返してしまうというようなことで、カウンセリングとか治療とか、プログラムが立てられるようになるとか、あるいはコミュニティーベースで地域社会で総合的に対応しないとだめだとか、そういう問題が当然出てくる。ですから刑罰権万能とは私…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 一点目は、新たな立法ということではなくて現行法の改正点、これはたくさんあるというふうに思うんです。 それで、刑法の強姦罪を御指摘なさいましたけれども、刑法の強姦罪の構成要件、暴行、脅迫という構成要件、それが解釈によって判例では加重的といいましょうか、相手が抵抗するのを著しく困難にするほどの暴行、脅迫というようなことになっています。 結局は裁判においては被害者がどれだけ抵抗したかということが問われる、そしてさらに合…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 両方あればいいんですけれども、そういうふうにお聞きになれば、とりあえず今問題が少しずつ明らかになってきて緊急性を要するということでDV法から手がけていただくというのも一つ考えられるというふうに思っています。
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) もうあらかた盛り込む内容を委員の方からおっしゃったんですが、やはり実質的な中身はそうだと思うんですが、その前に三点あるというふうに思います。 それは、高らかにやはり目的を、姿勢を明らかにするということです。何のためにこの法律をつくるか、やっぱりドメスティック・バイオレンスはあってはならないものだということを明示するということです。それともう一つは、被害を受けた人に本当に実効性ある対応をするんだということをきちんと…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 全くそのとおりだというふうに思います。 それで、弁護士の方も多くいらっしゃるんだというふうに思うんですけれども、今年度札幌で行われた日弁連の人権擁護大会ですか、その中に判例なども詳細に紹介されております。そうしますと、例えば今おっしゃったとおりで、慰謝料は認められたとしても非常に低い。それから、これはいろんな裁判例を見ていくと、一つ有名な裁判といいましょうか、青い鳥判決なんというふうに呼んでいるんですけれども、一…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 最初の方の御質問なんですが、この原因は例えばアメリカなどでいろいろ言われていて、こういうタイプの男性だとかそういうのも出されているんですが、これはさまざまだというふうに思います。 生育歴の問題がある場合もあるだろうし、それからいわゆる男らしさとか、そういうものに非常にとらわれて支配欲が強いとか、そういうこともあると。それからアルコールの問題もあるだろうし、それがその一人の人に複合的にあらわれる場合もあるだろうと。…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) それは、刑法の場合、性犯罪というようなくくりをしております。そして非常に限定的です。強姦と強制わいせつということになると思うんですが、それに入らないんです。そうすると、例えば性犯罪被害者対策というのを警察庁が進めておりますが、そこで性犯罪というくくりをしてしまうとDVはこぼれてしまうという実際的な問題があります。 それで、さまざまな国は、DVの定義で、一つは身体的暴力だけではないということです、心理的、精神的な暴…
第143回 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
○参考人(戒能民江君) 本当におっしゃるとおりで、思い切った立法化をここでも御審議いただいて、御提案いただけるものと期待しております。 児童虐待の話が出ましたが、今、私はいろんな機関などでお話を伺って、調査などして感じることは、やっぱり女性が独立の個人として、女性として権利が保障されるという考え方になっていないということなんですね。いつも子供と一緒あるいは子供のためにということで、女性が選択して自分で決定して生きていく、それをサポートし…