小塩隆士
会議録に記録された「小塩隆士」の発言を集計しています。会派・役職は直近の発言から推定した値です。同姓同名の別人が含まれる場合があります。
出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗- 総発言数
- 65 件
- 直近の所属会派
- —
- 直近の役職
- 東京学芸大学教育学部助教授
- 直近の発言日
- 2003/07/10
政策テーマ別の発言量
テーマ代表語との共起件数- こども・子育て4 件
- 社会保障・年金3 件
- 半導体0 件
- AI0 件
- GX・脱炭素0 件
- 経済安保0 件
- 宇宙0 件
- 医療0 件
- 農業0 件
- 地方創生0 件
- 防衛0 件
- 防災0 件
- 教育0 件
- デジタル行政0 件
- 労働・賃金0 件
- エネルギー0 件
- 観光・インバウンド0 件
- 住宅・不動産0 件
- スタートアップ0 件
- 通商・貿易0 件
※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。
よく発言している会議
直近 65 件の標本- 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会25 件・38%
- 国民生活・経済に関する調査会17 件・26%
- 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会15 件・23%
- 少子高齢社会に関する調査会8 件・12%
※ 全 65 件のうち直近 65 件のみを集計した標本値です。
発言履歴
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 東京学芸大学の小塩と申します。よろしくお願いいたします。 私は、社会保障の中でも、その中核的な役割を担っております公的年金に議論を絞りまして、私の個人的なお話をさせていただきます。 御承知のように、公的年金は、老後における最低限度の所得を保障する非常に重要な仕組みであります。憲法二十五条で、すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を営む権利があるというふうに定められておりますけれども、公的年金は、その権利を具体的に国民に…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 負担と給付の関係をどういうふうに考えるかという点では、国民の間でいろいろ意見がありますし、それから国によっても意見が分かれていると思います。 北欧型は高負担・高福祉ということで、それで北欧の人たちは満足しているというふうに思います。その一方で、なるべく低負担・低福祉でいきましょうというふうな考え方もあるわけですね。それをどういうふうに、どれが望ましいかということについて、経済学の方から、これがいいですよというふうな結論は導…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 負担率の高さとそれから経済的なパフォーマンスあるいは出生率の間には、それほど明確な関係はございません。 それから、北欧あるいはヨーロッパの一部の国々で、日本に比べて少し高目の出生率が観測されますけれども、これも、社会保障とどれだけ関係があるのかと言われると、十分分析が進んでいないところであります。 ただ、そうはいいましても、やはり重要なのは制度の安定性というふうな面だろうと思います。制度が安定していると、国民生活もあるいは…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 消費税の方が、逆進性という面がありますけれども、例えば、先ほど申し上げました所得の捕捉の問題を解決しないまま導入できるという問題もありますし、それから、きょうは十分説明できませんでしたけれども、いわゆる第三号被保険者問題をなし崩し的に解決できるというふうなメリットもあるわけです。 ただ、余りに高い水準に消費税率を上げるということになりますと、やはり逆進性の問題を無視できないということが出てまいります。さらに、先ほど申し上げ…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 私は経済の専門家ですので法律のことはよくわからないんですけれども、一般的なことを申し上げますと、女性もそうです、男性もそうなんですけれども、子供をどれだけ産み育てるか、あるいは結婚をするしない、そういうのを全部含めてライフスタイルをどういうふうに選択するかというのは完全に個人の自由ですので、そこに公的な制度がバイアスをかけるというのは問題ではないかと思います。 ただ、子供を産み育てるということに対して社会全体で支援していき…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 これはあくまでも二人のケースでして、単身になりますと、単純に二で割るというわけではなくて、もう少し高目になる水準を基礎年金として与えるべきじゃないかという議論は出てきて当然だろうというふうに思います。
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 一番目の女性と年金の問題なんですけれども、一番大きな問題は第三号被保険者の存在、それから遺族年金の問題なんです。 私は、先ほど少し指摘させていただきましたけれども、女性の方々がどのようなライフスタイルを選択しようが、年金という仕組みが一つの方向にバイアスをかけてはいけないというふうに考えております。そういたしますと、現在の第三号被保険者問題というのは非常に大きな問題を抱えているというふうに思いますし、それから、遺族年金の場…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 先ほど、どちらかというと、年金の水準をカットするカットするという話ばかりを強調して申し上げましたので、ちょっとそれは行き過ぎじゃないかというふうな御意見、御感想を持たれたことはもう十分わかっているわけなんですけれども、高齢者の中には、生活に困っている層とそうでない層と、非常に極端に分かれております。特に、ひとり暮らしの場合、女性の経済的な貧困度というのは非常に深刻な問題があります。その一方で、年金もたくさんもらっております…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 世代間の格差はこのままですとさらに大きくなるという危険性があるわけですけれども、これはどこに原因があるかと申しますと、先ほども説明させていただきましたけれども、いわゆる賦課方式の仕組みで現在の制度が回っているからということになってしまいます。そういたしますと、非常に経済学的な説明で申しわけないんですけれども、その賦課方式で回っている部分をなるべくスリムにする、縮小するということを考えざるを得ないわけですね。したがって、具体…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 教育の場等々を通じて公的年金の意義をちゃんと教えるというのも大事だろうと思うんですけれども、実際に保険料を払ってくださいというふうな段階になりますと、なかなか若い人たちが払ってくれないだろうというふうな面はやはりあると思います。 どうすればいいかということなんですけれども、やはり年金の仕組みを二つに分けたらいいと思うんです。一つは、いわゆる払った分が後で返ってこないんでしょうというふうな損得勘定ではもう全然議論できない部分…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 消費税を福祉目的税化して、それで基礎年金それから高齢者医療、介護も全部含めるということでありますよね。 それは、一つの考え方として非常に重要だろうというふうに思います。というのは、現在の社会保障のお金の動きというのを見ますと、大体、若い人が納めてお年寄りに支払うというふうな形になっております。それから、制度の抱えるいろいろな問題、業種間でいろいろな格差、制度の違いがありますというようなことを考えますと、社会保障の仕組みを一…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 御指摘のとおりだと思います。 最近では、欧米諸国で年金の専門家がたくさんいますけれども、彼らの中でも、年金そのものを調整するという改革のほかに、子供の数をふやすにはどうしたらいいかというふうな観点で物を考える人たちはふえてきております。 やはり、行き過ぎた少子化を回避するためには、育児施設を充実させるとか児童手当を拡充するとか、そういうふうな形で、今まで以上に子育てを支援する仕組みを整備するということが必要だと思います。 …
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 後者です。私は、将来に対しては余り楽観的な見通しを持つべきではないというふうに思います。 先ほどどなたかの御指摘がありましたけれども、働く人たちの頭数がこれから減っていくということですよね、それから、今までのようにどんどん技術革新が進むというわけでもないというふうに考えますと、最終的には経済成長率はマイナスになってもおかしくないというふうに思います。そういうふうな状況のもとでは、今まで右肩上がりで成り立っていた仕組みという…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 働くということは非常に重要だと思います。 先ほど、年金の受け取り手の話を中心にさせていただいたんですけれども、年金の問題は、それを支える人がふえれば別に深刻にならないわけなんですけれども、現在の人々の働き方を見ますと、なかなか企業の就業に対する考え方が変わってこないので、その弊害が出てきているというふうな面があるというふうに思います。 例えば、先ほど御指摘のパラサイトシングルにつきましても、これも、企業の採用の仕組みが非常…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 私は法律の専門家ではございませんので、正確なお答えになるかどうか自信がないんですけれども、私は、年金、特に基礎年金の部分は、憲法第二十五条のやはり生存権で規定されているというふうに経済学的には考えます。ただし、その場合も、老後におけるといいますか、引退生活に入った場合の生存権を保障する一つの重要な役割として基礎年金があるというふうに受けとめております。
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 基礎年金とそれから生活保護の関係というのは、専門家の間でもいろいろ議論があるわけですけれども、現行の生活保護の考え方は、年金等々いろいろな公的な扶助があって、それでも足りない部分があれば、最終的な仕組みとして生活保護で助けましょうというふうな形になっているかと思います。
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 それぞれの制度で考え方が違うと思いますけれども、生活保護の場合は、現在は人々の平均的な所得水準、消費水準と見合う形で、総合的にいろいろなことを判断して決められていると思いますし、公的年金の水準も同じように、いろいろなことを勘案して水準が設定されているというふうに思います。ですから、両者の間に、こちらは幾らでこちらは幾らというふうな連関は必ずしもないというふうに思います。
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 野田先生の御指摘の点は非常に重要だと思います。 日本の社会保障の仕組みをほかの国と比べますと、若い人に対する給付が薄くて、実は平均余命も延びて元気もりもりの高齢者に手厚い給付が行われているというふうな形で、年齢間のバランスが崩れているという問題があります。それはやはり、現在のように失業率がかなり若い層で高まっている、それから子育てにお金がかかるというふうなことを考えますと、ちょっと是正すべきだろうというふうに思います。 そ…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 経済学の方から申し上げますと、具体的に幾らが最低所得ですよというふうな定義はできないというふうにお答えせざるを得ません。これは時代とともに変わってくるものでありまして、昔は、例えば生存するためにどれだけの食料をとらなければいけないのか、衣服はどれだけかというふうな形で積み上げて計算するということがありましたけれども、現在は、それぞれの時点で構成される人々の平均的な所得水準とかあるいは消費水準から相対的に判断して決める性格の…
第156回 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
○小塩参考人 先ほども議論になりましたけれども、最低限度の所得をどこに設定するかという非常に大きな問題がありまして、それに具体的な数字をお示しできないという非常に残念なところなんですけれども、現在の社会保障の仕組みを考えますと、最低限度の部分につきましては、私は、余り財政的に悪さをしないというか、負担はないというふうに考えてよろしいかと思います。 公的年金について言いますと、基礎年金部分につきましては、今の仕組みだったら何とかやっていく…