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京都大学経済研究所所長参議院衆議院
総発言数
63 件
直近の所属会派
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直近の役職
京都大学経済研究所所長
直近の発言日
2002/05/29

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 63 件の標本
  • 環境委員会22 件・35%
  • 国土・環境委員会14 件・22%
  • 文部科学委員会10 件・16%
  • 産業・資源エネルギーに関する調査会9 件・14%
  • 国際・地球温暖化問題に関する調査会8 件・13%

※ 全 63 件のうち直近 63 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

63 件中 20 件を表示
京都大学経済研究所所長2002/05/29

第154回 参議院 環境委員会 第15号

○参考人(佐和隆光君) まず最初の御質問でございますが、確かにエネルギー多消費型産業というのは、例えば京都議定書の批准に対してもどちらかといえば否定的な態度を取られていることは事実であります。それは、確かに自らに対してそれだけの危害が、危害と言うと大げさですけれども、ダメージが及ぶからなわけですね。 したがいまして、やはりスウェーデンが現にやっておりますように、例えばエネルギー多消費型産業に対しては、特に原料として使う石炭なんかに対して…

京都大学経済研究所所長2002/05/29

第154回 参議院 環境委員会 第15号

○参考人(佐和隆光君) ただいまの御質問でございますが、確かに、先ほどもちょっと申し上げましたとおり、規制的措置と税を始めとする経済的措置というのを、二つについて御説明いたしましたが、確かに急性の病気に対する対応としてはやっぱり規制はやむを得ないということですね。 それに対して、慢性的な環境問題についてはやはり誘導策で、税で対処するのが望ましいというのは私の基本的な考え方で、なぜかというと、先ほど繰り返し申し上げていますように、日本は市…

京都大学経済研究所所長2002/05/29

第154回 参議院 環境委員会 第15号

○参考人(佐和隆光君) 予防原則に関しましては、ヨーロッパでは環境問題を考えるときの一つの重要なプリンシプルになっているわけですね。 これは、例えば遺伝子組換え作物を原料にした食品というものに対しては、ヨーロッパの各国ともがそれに対しては拒絶しております。それはなぜかというと、アメリカのアグリビジネスに言わせれば有害であることはちっとも証明されていないじゃないかというふうに言うわけですね。だから、ところがそういう組換え食品が何か有害かも…

京都大学経済研究所所長2002/05/29

第154回 参議院 環境委員会 第15号

○参考人(佐和隆光君) 今、産業部門と運輸部門、民生部門というふうに分けて、それでいかにして、その運輸とか民生部門は大変近年急増しているわけですね、ここのところをいかに抑えるかということで、それと削減義務の達成ということをどのようにして義務付けるかというようなことの御趣旨の御質問かと思うんですが、私は、もし、今おっしゃったようなことで、に即した対策って何なのかというと、やっぱり排出権取引だと思うんですね。 つまり、排出量の総量というもの…

京都大学経済研究所所長2002/05/29

第154回 参議院 環境委員会 第15号

○参考人(佐和隆光君) シンクの問題というのは先ほど早川、横山両参考人がおっしゃいましたが、私も確かに、ただ、京都議定書がその三・九%というような数字を認めるような書かれ方をしているわけではないわけですね。COP7、昨年の会議におきまして、モロッコでの会議におきましてどうしても日本を離脱させないための言わば政治的な決着の付け方としてああいう大きな数字が出てきたんだというふうに私は理解しております。したがって、京都プロトコールに問題がある…

京都大学経済研究所所長2002/05/29

第154回 参議院 環境委員会 第15号

○参考人(佐和隆光君) 私は、今、電力の自由化というのが相当な勢いで進んでいますね。電力自由化と原子力の推進というのは両立しないと思うんです。つまり、今ある意味で資源エネルギー庁は矛盾する政策二つを同時に推し進めていると。 つまり、今後どんどん小規模であれ大規模であれ新しい電力発電会社が次々に登場するという下で、そして今までの九電力会社、九つの電力会社ですね、電力会社も普通の企業になれということになっているわけですね。今までは地域独占が…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) お手元にこういう資料がございます。短い時間になるべく多くのことを言いたいと思ってこういう資料を用意いたしました。 それでは、読ませていただきます。 まず初めに、昨年十二月の京都会議において何が決まったのかを確認しておきたいと思います。京都議定書の要点を列挙いたしますと次のとおりであります。 一、二〇〇八年から二〇一二年を目標年次とする。つまり、二〇一〇年を挟む前後五年間であります。二、先進国全体で一九九〇年比少な…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 私は、法律家の森嶌さんがお答えになった後に答えるのは大変答えづらいといいますか、ほとんど法律なんというのは読んだことがございませんでして、今初めてこれも拝見して、これは悪文と言うべきかなというふうに私も思いました。しかし、これをどう直せばいいのかということについては必ずしもはっきりした私自身の意見があるわけではございません。 修正後の方がさらに複雑になっているわけでございますね。とても一息に読める文章ではないです…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 公共事業に関しましては、私ども経済学者の間でもそのあり方についてはさまざまな疑問あるいは問題点が指摘されているわけでございます。したがって、可及的速やかに公共事業の見直しということはぜひとも必要である。その際に、やはりおっしゃるような公共事業に伴う温室効果ガスの排出というようなことも見直しの一つのテーマに含めるべきではないかというふうに思っております。 以上です。

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 新聞報道によりますと既に提案されたそうですが、少なくとも私なんかにはそれは伝わってきません。ですから、依然として公開されていなくて我々にはそれが全くわからないわけです。 今現在、排出権取引に関しまして国際的に何が問題になっているかといいますと、議定書の中に出てきます文言で、排出権取引などはあくまでサプルメンタリー、補足的なものにとどめるべきであるという考え方があるわけです。ヨーロッパはそのことから排出権取引の量に…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 輸送のモーダルシフトにつきましては、例えば貨物をトラックで輸送するのと鉄道で輸送するのを比べますとトン・キロ当たり十五倍の開きがあるわけです、その消費するエネルギーにおいて。同じく人が移動する場合も、人・キロで見たときのエネルギー消費量というのが乗用車と鉄道の場合は十倍の開きがあるというようなことで、今自動車の方に偏った輸送のモードを何とか鉄道の方に引き戻すということは、これは非常に効き目のある戦略になるというふ…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) この法律がまさに基本方針を定めた法である、あるいは枠組みを定めた法であるという限りにおいて、この法律だけでは六%削減は不可能だというふうに私も思います。しかし、これは出発点として意味がある。この法律がもし私が先ほど申し上げましたような経済的な措置を今後講じることに何か制約を課するようなものであれば大問題ですが、幸いにもそういう形にはなっていないということで、そして今後は、例えば低燃費車を普及させるためにはどうする…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 私が言いたかったのは、何かを義務づけたり、そういう強制的な措置というものは講じる必要がないということを言いたかったわけです。 ですから、経済的な措置というのは速やかに講じるべきである。そして、十年先ということを考えますと、例えば今現在町を走っている車で十年後も走っている車というのはわずか数%だと思うんです。言いかえれば、ほとんど一〇〇%車が入れかわる。ですから、その車が今走っている車よりは優位にといいますか、目に…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 恐らく外国の方々がこの法律に関心を持たれるとすれば、その法律の中にどういう政策なり対策なりが盛り込まれているのですかということだと思うんです。先ほど来申し上げておりますように、いい悪いは別にして、この法律はあくまで基本法あるいは枠組み法のようなものであって、実はその中身は空っぽであると。しかし、空っぽなものがこの国では必要なんです、空っぽなものをまずつくって、個々の政策はまた別途その次の段階で考える、そういうこと…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 実際、京都会議におきましても原子力発電のことは正式の議題には全く取り上げられなかったというふうに聞いております。したがって、少なくとも国際的には原子力発電の増設を温暖化対策の一つに数えるというのは恐らく日本だけではないかというふうに思っております。 ただ、少なくとも政府の現在の見通しの中では、その計算の根拠というのは私もよくわかりませんが、原子力発電の二十基新設ということがもう必要不可欠、これなしにはというふうに…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 炭素税に関しましては、なかなか政府の中でも意思統一ができていないんじゃないかというふうに伺っておりますが、いずれにせよ、御承知のとおり、北欧三国、それからオランダ、デンマークでは一九九〇年から九一年にかけて既に導入済みなわけです。そして、我が国もこれから二〇一〇年に向けて何らかの対策を講じなければならないというときに、果たして炭素税以外に有効なといいますかかなり大がかりな、先ほど申し上げましたように、例えば低燃費…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 排出権取引に関しましては、先ほど申し上げましたその議定書の中にあります補足的ということをどう解釈するかという問題、これをとりあえず解決する必要があると思います。そして、さらにその次に大きな問題となるのは、その取引を国同士に限るべきなのか、あるいは民間企業にも排出権をいわば国内で配布してそして民間企業も取引に参加させるべきなのかというようなことで、ですからいろんなバージョンがあり得るわけです。どのバージョンが最も現…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 泉先生がどうしても規制の方に走りがちであるとおっしゃったのは、やっぱりそれは日本人だからだと思います。 日本という国は、行政のあり方をごらんになってもおわかりいただけるように、とても規制の好きな国なわけです。結果として一万一千個の規制をつくったという大変な国なわけです。それで、余りにも規制が多過ぎるということで今現在規制緩和ということが盛んに言われるようになっている次第かと思います。 要するに私が申し上げたいのは…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 荷物あるいは人の輸送を自動車から鉄道にシフトさせるためにはどういうふうなインセンティブをこしらえればいいかというのは、これは私もなかなかいいアイデアはございません。 幸いなことに、東京ではたまたま首都高速道路を二車線しかつくらなかったことのおかげで大変な時間コストがかかる、あれで走ると。その結果、あれだけの満員電車で皆が通ってくれる。そういう選択を皆がするということは、これは大変にラッキーだったというふうに思って…

京都大学経済研究所所長1998/09/22

第143回 参議院 国土・環境委員会 第4号

○参考人(佐和隆光君) 三点ほど申し上げたいと思うんですが、一つは、先ほど来繰り返し申し上げていますように、そういったライフスタイルを人々が志向するような経済的なインセンティブを与えるということが一つ。 それから二つ目は、ライフスタイルの転換ということを考えてみますと、少なくとも私なんかが若かったころといいますか、恐らく一九七〇年代ごろまではこの国では質素倹約とか質実剛健というのが格好よくて、ぜいたくは格好悪かったんです。ところが、八〇…