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慶應義塾大学経済学部教授参議院衆議院
総発言数
72
直近の所属会派
直近の役職
慶應義塾大学経済学部教授
直近の発言日
2009/03/17

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 72 件の標本
  • 予算委員会公聴会44 件・61%
  • 予算委員会17 件・24%
  • 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会11 件・15%

※ 全 72 件のうち直近 72 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

72 12 を表示
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) 本来であれば、ユニバーサルというのは社会を支える原理なんですね。ですから、その意味でいいますと、あらゆる人々がひとしく取り扱われているということに対する確信が人々の連帯を生む社会。日本の場合は、むしろ雇用を通じて所得保障やってきましたから、その意味でいいますと、賃金を通じて消費財を買うことでいわゆる中流意識を持つという形で連帯してきた社会と私は押さえています。 その意味では、まずユニバーサル化するというときには、…

横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) それはちょっと、今の文章だけだと誤解を招く表現かもしれません。 私が基本的に思っていることは、例えば今、今日湯浅さんがお見えになってという話もありましたけれども、要は、例えば全国ユニオンと、例えばああいうふうに支えている人たち、派遣村の問題ありましたけれども、今までの労働組合の問題というのは、むしろ、例えばフランスなんかがいい例だと思いますが、どんなに組織率が低くてもどこかがゼネストを打つとみんながばっと参加する…

横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) 先ほど、北陸に調査に行ったという話をしましたけれども、あの中で、もう御存じと思いますが、富山型デイサービスってございますよね。ああいう形で今、高齢者と障害を持つ方のパッケージというお話がありましたけれども、そういうことはもう現実に日本の地方でも起きつつあるわけであって、そういった動きをどう拡大していくかということは非常に重要な点だと思います。 それともう一つは、先ほどの山崎公述人とも意見を同じくするわけですけれど…

横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) それは申し上げるまでもなく全く誤解でございまして、一つは、先ほどの広田先生からの御質問の中でも答えましたけれども、やっぱり女性の社会進出を促すことこそが子供の教育格差をなくす最も重要なポイントであるということが一つと、もう一つは、実は非正規の問題、今日資料には準備しませんでしたが、三十代の女性にインタビューを、インタビューというか質問をすると、結局は、当然、子供を出産しますから、労働力として働く割合は減っていくわ…

横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) 今御指摘になられた点と、もう一つは、やはり今日私申し上げましたように、公共部門がきちっとサービスを提供することができるかどうかって重要だと思うんですね。その限りで申し上げれば、ちょっと介護とか育児とかで話は少し違ってきますけれども、例えば今介護の問題でいえば、その職員の低い賃金というのが問題になっていて、つまり十分なサービスを供給できない側の問題もあるわけですよね。そうなったときに、やっぱりこの賃金をどこで決める…

横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) それは恐らく北欧なんかが典型ですけれども、人間のもう権利として介護をする権利というのを認めるということなんだと思うんですね。それは恐らく私の言うユニバーサリズムの基本にかかわる問題だと思います。 それは、結局、働くということをどう考えるかと。今日、私、日本の事例ばかり言いましたけれども、要は賃金を稼得するために労働する、あとはそうではなくて、労働はそもそも尊いから労働しなければいけない。この労働というのは、賃金を…

横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) 二つございます。 一つは、今日申し上げましたように、選別主義の問題は必ず中間層が反対に回るということなんですね。自分たちが受益者になれないので、貧しい人のみが利益者になると負担を嫌がるわけですね、中間層が。これは政治的にもたないというのが一つであります。 もう一つは、今日、七ページの図でお示ししようと思ったことは何かといえば、僕は今日申し上げましたように、消費税を増税するプロセスがあると思っています。その前にやる…

横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) 一つは、今日申し上げたことのかかわりで言いますと、経済学の教えはスケールメリット、つまり規模が大きくなれば効率性が働くというのが経済学の指摘でありますから、つまり小さくなれば効率的になるという議論はちょっと経済学者の目から見るとよく分からない議論なんですね。ですから、むしろ大きな国の方が効率性は働くんじゃないですかというのがまず一点であります。 それと、もう一つは、ここでこの図を使って申し上げたかったことは何かと…

横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) そこはもうまさにおっしゃるとおりで、今日私が申し上げたかった点もその点に尽きると言っても構いません。 それは、要は日本の場合は雇用を保障することで小さな政府を実現してきた国ですね。つまり、御存じのように、一九九〇年代、あれだけ公共事業をやったのにピーク時でも一般政府レベルで見るとOECDの平均レベルですね。決して大きな政府ではない。なぜかといえば、それは雇用を保障することで社会保障の領域をぐっと小さくできたという…

横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) まず前者のシャウプ勧告の評価でございますけれども、あの時期は当然ですけれど、福祉国家という概念が人々にそんなに浸透していない中での議論ですね。ですから、そのすべてを今に当てはめることは難しいと思います。 ただ、さはさりながら、包括的所得税概念と申しまして、御存じかもしれませんが、きちっと所得を幅広く押さえれるところをすべて押さえるという前提で議論をしておりますので、これはまさに先ほど御指摘いただきましたように、税…

横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) 一点は、今日私が申し上げましたような、福祉産業を発展させることによって正規での雇用保障ができるようになると。これは実は、中間層の育成につながっていくというのは財政面で見ると非常に大きい点です。これは税収が飛躍的に伸びてきますし、私が申し上げたように、所得税の累進性を少しでも強化しておけば税収が全然違ってくる。 ただ、もう一つ問題なのは、ただ福祉だけでじゃすべてがうまく回るかというとそうではなくて、それは、公共事業…

横浜国立大学大学院国際社会科学研究科准教授2009/03/17

171参議院 予算委員会公聴会 第1号

○公述人(井手英策君) おっしゃるように、恐らく国民でユニバーサルデザインといったときに真っ先に浮かぶのは、福祉じゃなくて郵便局なのかなという感じは私も正直に申し上げるといたします。 簡保の問題、全く同意見です。ただ、もう一つ言っておきたいのは、財政投融資の問題なんですね。二〇〇一年に財投改革がありまして、小泉改革以降、実はここが物すごい勢いで切られていくわけですね。これは、実は日本の私が申し上げるところの雇用を保障することで社会を安定…