第193回 参議院 法務委員会 第14号
○糸数慶子君 隔地者間の契約の成立に関しては、二〇〇一年に成立した電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律、この第四条において既に、隔地者間の契約における電子承諾通知については民法第五百二十六条第一項及び第五百二十七条の規定の適用を排除して到達主義を採用しています。今回の改正によって発信主義を廃止するため、この特例法も第四条が削除され、題名も変更になります。しかし、幾ら通信手段が発達しても、いわゆる対話者間、つまり両…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○糸数慶子君 隔地者間の契約の成立に関しては、二〇〇一年に成立した電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律、この第四条において既に、隔地者間の契約における電子承諾通知については民法第五百二十六条第一項及び第五百二十七条の規定の適用を排除して到達主義を採用しています。今回の改正によって発信主義を廃止するため、この特例法も第四条が削除され、題名も変更になります。しかし、幾ら通信手段が発達しても、いわゆる対話者間、つまり両…
○政府参考人(小川秀樹君) 現行法は隔地者に対していたしました意思表示について、原則としてその意思表示が相手方に到達したときに効力を生ずるものとし、例外的に承諾の通知について、通知を発したときに契約が成立するという特則を設けております。これが九十七条一項と発信主義を定めました五百二十六条一項の関係でございます。 意思表示の到達とは、意思表示が相手方の了知可能な状態に置かれることをいうとされております。ここでいう了知可能な状態とは、画一的…
○議長(綿貫民輔君) 起立多数。よって、両案とも委員長報告のとおり可決いたしました。 ————◇————— 日程第九 電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案(内閣提出、参議院送付) 日程第十 不正競争防止法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
○議長(綿貫民輔君) 日程第九、電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案、日程第十、不正競争防止法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。経済産業委員長山本有二君。 ————————————— 電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案及び同報告書 不正競争防止法の一部を改正する法律案及び同報告書 〔本号末尾に掲載〕 ————————————— 〔山本…
○山本有二君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、経済産業委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案は、近年の経済社会の情報化の進展にかんがみ、電子消費者契約において、民法第九十五条の錯誤無効制度の特例措置を講じ、一定の場合には、消費者は、重過失があっても錯誤による意思表示の無効を主張できることとするほか、隔地者間の契約において電子的な方法を用い…
○谷事務総長 まず最初に、日程第一及び第二につき、御法川総務委員長の報告がございます。採決は二回になります。一回目は日程第一で、全会一致であります。二回目は日程第二で、共産党が反対でございます。 次に、日程第三及び第四につき、鈴木厚生労働委員長の報告がございます。採決は二回になります。一回目は日程第三で、無所属の川田悦子さんが反対でございます。二回目は日程第四で、全会一致であります。 次に、日程第五につき、高市文部科学委員長の報告がござ…
○森山国務大臣 法務省では、インターネット社会における電子的な取引の基盤を整備しまして、その安全を確保するためにさまざまな施策を進めてまいりました。 まず、民事の分野につきましては、電子署名の民事訴訟における取り扱いや民間の電子認証機関のあり方に関して定める電子署名及び認証業務に関する法律がこの四月一日から施行されているところでございます。 また、インターネット技術を利用した電子取引等における契約ルールを整備するために、経済産業省を中心…
○山本委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、参議院送付、電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案及び内閣提出、参議院送付、不正競争防止法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として経済産業省大臣官房商務流通審議官杉山秀二君、経済産業省大臣官房審議官斉藤浩君、経済産業省通商政策局長佐野忠克君、経済産業省商務情報政策局長太田信一郎君、内閣府国…
○後藤(茂)委員 ちょっと時間が押してまいりまして、余りあれなんですが、一言だけ申し上げておきたいのは、私は、総理大臣、そして一体となって支える経済関係の閣僚の皆さんたちに今の事態を重く受けとめていただいて、やはり経済戒厳令というような、強いリーダーシップを発揮するような局面に来ているんではないか、そういうつもりで経済政策、金融政策の問題等に当たっていただきたいというふうに思っております。 日銀は、不良債権が今のままに放置されてバンキン…
○山本委員長 ただいま議題となっております両案中、まず、電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案について議事を進めます。 この際、本案に対し、塩川鉄也君外一名から、日本共産党提案に係る修正案が提出されております。 提出者より趣旨の説明を求めます。塩川鉄也君。 ————————————— 電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案に対する修正案 〔本号末尾に掲載〕 —————————————
○塩川(鉄)委員 私は、日本共産党を代表して、電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案に対する修正案について、その提案理由及び要旨を説明いたします。 本修正案は、電子商取引における消費者保護という法案の趣旨を一層明確にするため、錯誤による意思表示の無効を制限する第三条ただし書きに関して修正を行うものです。 第一に、第三条ただし書き後段を削除し、消費者が確認措置を必要としないとの意思表示をした場合についても、錯誤によ…
○山本委員長 次に、内閣提出、参議院送付、電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案及び内閣提出、参議院送付、不正競争防止法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 これより両案について順次趣旨の説明を聴取いたします。平沼経済産業大臣。 ————————————— 電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案 不正競争防止法の一部を改正する法律案 〔本号末尾に掲載〕 ————————————…
○平沼国務大臣 電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 近年のITの進展に伴い、パソコンのマウスやキーボードを用いるのみで契約を締結する機会が増加してきております。しかしながら、このように電子的な方法を用いた契約は、単純な操作で容易に成立をしてしまうことから、特に操作になれていない一般消費者と事業者との契約においては、操作ミスによって意図しない契約の申し込み…
○議長(井上裕君) 日程第五 電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案 日程第六 不正競争防止法の一部を改正する法律案 (いずれも内閣提出) 以上両案を一括して議題といたします。 まず、委員長の報告を求めます。経済産業委員長加藤紀文君。 ───────────── 〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕 ───────────── 〔加藤紀文君登壇、拍手〕
○加藤紀文君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、経済産業委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案は、インターネットなどによる電子商取引において、事業者が消費者の操作ミスを防止するための措置を講じていない場合に、たとえ消費者に重過失があったとしても、操作ミスにより行った意図しない電子消費者契約を無効とし、また、隔地者間の契約の成立時期に関して、承…