第189回 参議院 予算委員会 第2号
○国務大臣(甘利明君) 全般的に経済指標は、ほぼあらゆるものが十年ぶりとか二十年ぶりのいい数値を示しております。好循環はしっかり回り始めていると思います。 ただ、我々が注視しなければならないのは、消費税引上げ後の消費の力が若干弱いということです。駆け込み、反動減は山と谷の関係ですから山が高ければ谷が深いんですが、それ以降の消費力が弱いということで、その原因は、引き続き賃金がずっと上がっていかないんではないかということ、そしてそれ以降にす…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○国務大臣(甘利明君) 全般的に経済指標は、ほぼあらゆるものが十年ぶりとか二十年ぶりのいい数値を示しております。好循環はしっかり回り始めていると思います。 ただ、我々が注視しなければならないのは、消費税引上げ後の消費の力が若干弱いということです。駆け込み、反動減は山と谷の関係ですから山が高ければ谷が深いんですが、それ以降の消費力が弱いということで、その原因は、引き続き賃金がずっと上がっていかないんではないかということ、そしてそれ以降にす…
○樋口尚也君 公明党の樋口尚也です。 公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十六年度補正予算案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手) 討論に入る前に、重大な局面を迎えているシリアでの邦人拘束事案に関し、改めて、ISIL、いわゆるイスラム国と称するテロ組織の残虐非道な許しがたい暴挙に対し、強い憤りを禁じ得ません。政府においては、あらゆる手段を講じて後藤さんの早期解放に全力で当たられますよう、強く要望するものであります。 …
○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表して、二〇一四年度補正予算三案に反対の討論を行います。(拍手) 第一に、政府は、本補正予算と緊急経済対策によって地方に経済の好循環の恩恵を届けると言っていますが、果たしてそうでしょうか。 安倍政権のアベノミクスのもとで、大企業を中心に経常利益は過去最高水準となりましたが、国民生活を見ると、消費税引き上げに伴う物価上昇等が実質所得の減少をもたらし、実質賃金は十七カ月連続でマイナスとなり、消費は冷え込んだ…
○井坂委員 神戸から参りました、維新の党の井坂信彦です。 本日は、予算委員会ですから、財政に関して大きく二つお伺いをしたいと思います。 一つ目は、社会保障費の問題、特に介護報酬のことについてお伺いをいたします。 昨年の予算委員会では年金の議論をさせていただきました。そのときに、いわゆるワニの口と呼ばれる、社会保障の給付費はどんどん上がるけれども、保険料はなかなかふえない、この広がる差額が国家財政の毎年の赤字そのものに今なりつつある、こう…
○井坂委員 事前に計画書を出して、それで介護報酬の一・六五%に当たる処遇改善加算というのをもらって、それを賃上げに充てなければいけない、こういうルールであるというふうに理解をしておりますが、この計画書と報告書も、よくよく見ますと、本当にこれでいいのかなと思うところがあるわけであります。 計画書の方でも、よく見ると、注のところで、これは法定福利費の増加額も含み、税引き前なので、賃金改善イコール手取り増加ではない、こういう注が書いてあったり…
○井坂委員 ちょっといろいろ怪しげな感じがするんですが、時間も問題ありますので、引き続き委員会などで議論させていただきたいと思います。 くれぐれも、賃上げのために出した補助金が賃上げ以外のことに使われるということがないように、しっかり執行のチェックを徹底していただきたいというふうに思います。 介護報酬の引き下げについてなんですけれども、今回、介護職員の賃上げは実現しつつ、しかし、介護にかかる費用そのものは抑えなければいけないということな…
○井坂委員 いろいろおっしゃいましたけれども、要は、一番最初におっしゃった、そもそも収支差、いわゆる民間企業でいうところの、毎年の利益が八%、九%出ているからこれぐらい削っても大丈夫なんだろうというのが、私がお尋ねしたことに対する答弁だというふうに思います。そこは、やはり私は丁寧に議論すべきところだと思っております。 二年ほど前、社会福祉法人の内部留保ということが問題になりました。一法人当たり平均三億円もお金をため込んでいる、全国で二兆…
○安倍内閣総理大臣 株価の大幅な上昇によって、資産効果とマインドの改善がある。マインドの改善は、デフレ脱却においては大きな成果だったと思います。消費税引き上げに伴う駆け込み需要などで、二〇一三年に個人消費は実質所得を上回る伸びとなったのは事実でございます。 大切なのは、これからしっかりと賃金が上昇していく。出だしにおいてはすぐに賃金を上げていくというわけにはいきませんから、その中において、株価が上がっていく、これはマインドを変えていく、…
○安倍内閣総理大臣 政権交代以来、三本の矢の政策を進めてまいりました。有効求人倍率は二十二年ぶりの高水準となり、賃上げも平均二%以上、これは十五年ぶりでございます。十五年で最高。企業の経常利益は過去最高水準となっておりますし、企業の倒産件数も二十四年ぶりに一万件を下回る。確実に経済の好循環が生まれている。これは、ファクトが示しているように、間違いなく好循環は起こっていると言ってもいいと思います。 しかしながら、昨年、消費税を八%へ引き上…
○西村(康)副大臣 お答え申し上げます。 トリクルダウンという御質問でありますけれども、経済の世界でよく使われる言葉でありまして、私ども、しばしば使うわけでありますけれども、公式に申し上げているのは、企業収益が拡大することによって賃金が上がって、それによって消費が幅広く拡大していく、それによってまた企業収益が上がる、このいわゆる経済の好循環を実現するという言い方をしております。 言っていることはよく似ているわけでありますけれども、私ども…
○菅原副大臣 先ほど幾つかの御指摘がございましたが、安倍政権の二年間で、雇用そしてまた賃上げ等々、確実に好循環の状況が見え始めてきております。しかしながら、足元の経済を見ますれば、個人消費等に弱さが見られ、かつまた地域ごとの景気の回復状況もばらつきが見られるところであります。 このために、今回の補正予算におきまして、個人消費のてこ入れ、そしてまた地方経済の底上げを図る、こういう力強い経済対策を実行することによりまして、全国津々浦々までア…
○安倍内閣総理大臣 二年前に我々が政権を奪還した際、デフレから脱却をし、経済を力強く成長させていく、国民生活を豊かにしていくというお約束をいたしました。 三本の矢の政策を進めてきた結果、現在はデフレではないという状況をつくり出すことができました。名目成長もプラスであります。そして、その間、宿題でありました財政の再建でございます。 国の一般会計においては、我々政権奪還前は、プライマリーバランスの赤字はマイナス二十五兆円であったわけでありま…
○安倍内閣総理大臣 この選挙の結果でございますが、日本は十五年にわたってデフレ不況に苦しんできたわけでございます。給与は下がり、国の地位も低下している、この状況を変えてもらいたい。 我々は、この二年の間に、デフレではないという状況を三本の矢の政策、異次元の政策でつくり出すことはできました。そして、その成果として、例えば雇用においても、二十二年ぶりの有効求人倍率の高水準を実現しておりますし、高卒の皆さんの内定率も一〇%以上向上しているわけ…
○安倍内閣総理大臣 この二年間の私たちの政策の成果で、多くの企業が最高の収益を上げているわけでございます。 そこで、デフレから脱却をして景気の好循環をしっかりと回転させていくためには、ただ企業の政策に任せているだけでは実現しないわけでありまして、いわば、市場主義、自由主義経済としては若干これは新しい試みと言ってもいいと思いますが、政府がお願いをいたしまして、政労使の会議を開催して賃上げを要請し、昨年はそれを達成することができました。 経…
○山井委員 今回の成長戦略の目玉は、法人税減税、実質来年度二千億円というふうに聞いておりますが、やはり一部のもうかっている大企業に対して支援をする、もちろんそれは財源が十分にあるんだったらいいわけですけれども、一方では、介護報酬についても二・二七%、これは物価高というものを勘案すれば過去最大の引き下げです。さらに、障害者の報酬、これについても、物価高を勘案すると史上初のマイナス改定です。アベノミクスで景気がよくなっていると言いながら、一…
○山井委員 これは難しい話じゃないんです。過去最大で、介護報酬という介護事業所に入る収入は減らしているんです。減らしているんですよ。減らしているのに、賃金が一万二千円、月給が上がるようにしますと言ったって、普通、信用できないですよ。 ちなみに、六年前に三%介護報酬を上げました。六年前に上げました、三%。そのときでも九千円しか上がりませんでした、三%上げて。今回は二・二七%下げているんですよ。それで一万二千円上がるんですか。 私は、安倍総…
○黒田参考人 まず、二〇一三年の四月に始めましたいわゆる量的・質的金融緩和の効果につきましては、基本的に所期の効果を発揮しておりまして、物価は、企業収益あるいは雇用者所得の増加などを伴いながら上昇してきているというふうに見ております。 やや詳しく申し上げますと、消費者物価、除く生鮮食品の前年比は、量的・質的金融緩和を導入する直前の二〇一三年三月の段階ではマイナス〇・五%、〇・五%下がっていたわけですが、その後、水面上に出ましてプラスにな…
○関口昌一君 自由民主党の関口昌一です。 参議院自民党を代表して、財政演説に対し、質問いたします。 冒頭、シリアにおける邦人拘束事案について伺います。 今月二十日、ISILによって発出されたと見られる動画で、邦人二名の殺害が予告されました。私ども与党としても、二十一日、シリアにおける邦人拘束事案対策本部を設け、情報収集や対策を検討してまいりましたが、二十四日深夜、湯川遥菜さんが殺害されたと見られる写真がインターネット上に配信されてしまい…
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度の経済の見通しについてのお尋ねがあっております。 来年度の日本経済につきましては、雇用・所得環境が引き続き改善し、好循環が更に進展していく中で、堅調な民需に支えられた景気回復が見込まれております。こうした見方に基づき、先日閣議了解した政府の経済見通しでは、平成二十七年度につきましては、実質成長率は一・五%、物価につきましては消費者物価上昇率が一・四%程度となり、デフレ脱却に向けて着実に進展すること…
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 会派を代表し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 今回のISIL、いわゆるイスラム国による邦人人質事件は、許し難い暴挙であり、一刻も早く無事に解放されることを切に望みます。 増え続けるテロ被害から国民を守る安全対策が急がれると同時に、国民生活も苦しくなる一方です。 所得再分配機能は予算の重要な機能の一つですが、昨年四月の消費税の八%への引上げで一番苦しんでいる低所得者層や障害者や難病患者など社会…