第210回 衆議院 本会議 第11号
○国務大臣(鈴木俊一君) 先に閣議決定いたしました物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策を受けて、今般、令和四年度第二次補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明申し上げます。 日本経済につきましては、ウィズコロナの下、社会経済活動の正常化が進みつつある中、緩やかに持ち直しております。しかし、足元では、ロシアによるウクライナ侵略を背景とした国際的な原材料価格の上昇に加え、円安…
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出典: 国会会議録検索システム API(国立国会図書館) ↗○国務大臣(鈴木俊一君) 先に閣議決定いたしました物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策を受けて、今般、令和四年度第二次補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明申し上げます。 日本経済につきましては、ウィズコロナの下、社会経済活動の正常化が進みつつある中、緩やかに持ち直しております。しかし、足元では、ロシアによるウクライナ侵略を背景とした国際的な原材料価格の上昇に加え、円安…
○井上信治君 自由民主党の井上信治です。 私は、自由民主党を代表し、令和四年度第二次補正予算案について質問いたします。(拍手) 質問に先立ち、今般の相次ぐ大臣の辞任をめぐり、政府におかれては、改めて襟を正し、一層の緊張感を持って、国民の負託に応えるべく汗をかいていただきたいと思います。 先週十八日、北朝鮮がICBM級の弾道ミサイルを発射し、我が国のEEZ内、北海道から僅か二百キロという地点に着弾しました。北朝鮮は、今月に入って六回目、異…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 井上信治議員の御質問にお答えいたします。 日本外交の展開と防衛力の抜本的強化の進め方についてお尋ねがありました。 日本が、また世界が歴史的な大きな転換点にある中、緊迫する外交、安全保障上の課題に対応するには、御指摘のとおり、国際社会の結束に向けた外交努力の積み重ねが重要だと考えます。 今回の東南アジア歴訪でも、対面外交の利点を活用しながら、日本として法の支配に基づく国際秩序の重要性を訴えかけ、多くの国から同…
○藤田文武君 日本維新の会の藤田文武でございます。 党を代表して質問をいたします。(拍手) 今、国民は、急激な物価高騰から暮らしや経営を守るための緊急かつ効果的な対策を切に求めています。しかし、総合経済対策を裏づける補正予算案は、その願いに応えるものとなっていません。 規模は総額二十九兆円に上りますが、真水が少ない上、中身は円安や物価高対策には直接関係がない打ち手が多く、緊急性も実効性も乏しい施策、事業のオンパレードです。総合経済対策で…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 藤田文武議員の御質問にお答えいたします。 総合経済対策の内容についてお尋ねがありました。 今般の物価高騰の要因は、ウクライナ情勢等による国際的な原材料価格の上昇に加え、円安などの影響によるものであると考えており、消費者の暮らしや事業者の経営に大きな影響を与えていることから、切れ目のない対応を講じていくことが重要です。 こうした観点から、三月、四月、七月、九月の対策に加えて、今般の総合経済対策では、電気・ガス…
○稲津久君 公明党の稲津久です。 私は、公明党を代表し、ただいま議題となりました令和四年度第二次補正予算案について質問いたします。(拍手) 質問に先立ち、一言申し上げます。 総理から、寺田総務大臣の辞任に対し、陳謝の言葉がありました。国会開会中に三人もの閣僚が辞任するという異例の事態となっていますが、総理としての任命責任を重く受け止め、しっかり体制を固めて、今国会の第二次補正予算案を始めとする課題に取り組まれるよう、お願いを申し上げます…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 稲津久議員の御質問にお答えいたします。 電気、都市ガス、LPガス、燃料油に対する支援策についてお尋ねがありました。 今回の補正予算案に盛り込んでいる電気料金、都市ガス料金、燃料油価格の対策により、標準世帯では、来年度前半までに四万五千円の支援につながります。 電気、都市ガス料金の支援については、標準世帯で、電気約二・四万円、都市ガス約八千円の負担軽減を見込んでいます。既存の料金請求システムを活用し、一月の使…
○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、二〇二二年度第二次補正予算案について質問します。(拍手) 昨夜、岸田総理は、寺田総務大臣を更迭しました。政治資金と選挙に関し違法行為を行っていた人物を、それを所管する大臣に任命するなど、あり得ません。また、人権、命の尊厳に関わる法務大臣が死刑を軽々しく話題にするなど、絶対に許されません。総理の任命責任は重大です。一月で三人もの閣僚が辞任に追い込まれたということは、内閣総辞職に値するのではありませ…
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 高橋千鶴子議員の御質問にお答えいたします。 閣僚の任命責任についてお尋ねがありました。 先々週、葉梨大臣から、政権として様々な懸案を抱える中、軽率な発言によって今後の補正予算や重要法案の審議に迷惑をかけたくない、身を引きたいと辞任の申出がありました。 また、昨日、寺田大臣から、補正予算、被害者救済新法など重要課題処理の最終段階を迎えているときに、自らの政治資金に関する質疑が続くことで悪影響を与えたくないと辞…
○山崎(正)委員 次に、先ほど総裁からもお話がありました消費者物価の前年比上昇率を二%とする物価安定の目標について、当初、日銀は、平成二十五年一月の二%の物価安定の目標の達成時期の見通しは二年程度としてきましたが、平成二十七年四月以降は立て続けに見通しを後退させ、平成三十年四月には、計数のみに過度な注目が集まることは適当ではないとして、達成時期の見通しは示されないようになりました。 二%の物価安定目標が達成できていない理由については日銀…
○黒田参考人 御指摘のとおり、公表文でも示しておりますとおり、日本銀行は、現在の長短金利操作付量的・質的金融緩和を、物価安定の目標の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで継続すること、そして、マネタリーベースは、消費者物価の実績値が安定的に二%を超えるまで拡大方針を継続するということを明示いたしております。 足下の消費者物価は、輸入物価の上昇を起点とする価格転嫁の影響から上昇率を高めております。もっとも、年明け以降、そ…
○山崎(正)委員 私も日常的に議員活動を行っていく中で、今、物価目標が二%を超えたからすぐにやめて金利を上げるというのは、円安の影響なんかを受けている方もいますので全てではないですが、やはり多くの皆さんがコロナの影響もあって大変な生活をしてまいりましたので、すぐに金利を上げてしまうと大変なことになるな、違うなというのは肌感覚では感じております。 ただ、この安定的持続の安定的というところの見極め、判断も非常に難しいと思いますが、やはり国民…
○黒田参考人 もちろん、賃金の上昇は、先ほど来申し上げているとおり、経済のいわゆるGDPギャップが、足下はまだマイナスが残っていますけれども、これがプラスに転化して労働市場が更に引き締まっていくということがあると賃金が上昇しやすくなるということはそのとおりなんですが、他方でまた、労働生産性の上昇率などにも賃金の上昇率は影響されますので、一概に言うというのはなかなか難しいわけですが、労働生産性の上昇率が大体一%程度あるということを前提にし…
○近藤(和)委員 石川県能登半島の近藤和也でございます。よろしくお願いいたします。 黒田総裁の答弁を聞いていますと、やはりちょっと、皮膚感覚というか、生活者の感覚といいますか、現場感覚といいますか、もう少し、数字は数字で大変大事なんですけれども、人の呼吸をちゃんと感じていただきたいなというふうに思います。 私たち政治家は、今日も、野田元総理も恐らく街頭に立たれてきたと思いますけれども、気温の十度でも、春の十度は暖かいですし、これからよく…
○黒田参考人 その前に一言だけ。 何か、日本銀行は金利が上げられなくなっているというようなことは全くありません。あくまでも、現在の経済、物価情勢に照らして金利を上げるのが適切かどうかという観点から、それは適切でない、今の金融緩和を続けることが適切だというふうに考えているということは御理解いただきたいというふうに思います。 政府の経済政策あるいはその考え方について私が具体的に評価することは差し控えたいと思いますけれども、その上で申し上げま…
○岬委員 もちろんそのようにしかお答えもできないかとは思いますけれども、今もおっしゃっていただきましたように、黒田総裁は、二%の物価の安定を目標に、持続的に実現するためにも賃金の上昇は欠かせないという御認識、度々表明をされていらっしゃいます。賃金上昇が日本経済再生の鍵であるという認識、私どもも共有をしております。そのような問題意識の下、私も、十一月二日、当委員会におきまして、一般質疑においても賃上げ促進税制の効果などについて財務大臣にも…
○黒田参考人 足下、賃金は経済活動全体の持ち直しを反映して緩やかに上昇しておりますけれども、最近の物価上昇率に比べると、伸び率は小幅にとどまっております。 その背景としては、我が国がコロナ禍からの回復途上にある、まだGDPギャップが残っているということなどに加えて、より根本的には、やはり、長きにわたるデフレの経験から、賃金や物価が上がらないことを前提とした考え方や慣行が根強く残っているということも影響していると思っております。 もっとも…
○岬委員 いずれにしても、実現に向けてお取組をお願いしたいわけですが、時間も迫ってまいりましたので、これが最後の質問になるかと思います。 それでは、非正規労働者、中小企業賃上げ、これに絞ってお聞きをしていきたいと思います。 十一月十日の参議院財務金融委員会で、次のような御答弁がございました。我が国の経済が回復していく中で、労働需給は更に引き締まることが予想されまして、サービス業に多い非正規労働者の賃金の上昇が既に見込まれておりますほか、…
○黒田参考人 この先、我が国経済が回復していく中で労働需給が引き締まるということが予想されておりまして、サービス業に多い非正規労働者の賃金の上昇が見込まれるというか、もう既に足下は上がってきております。その影響が中小企業などの正規労働者の賃金にも徐々に波及していくのではないかというふうに予想しているわけですが。 日本銀行としては、金融緩和を継続して、中小企業を含めて経済をしっかりと支えることで、賃金上昇を伴う形で物価安定の目標を持続的、…
○田村(貴)委員 しっかり分析、議論を尽くしていただきたいし、その内容については、議事要旨が議事録として十年後に公開されるということはなくして、広く、やはり、議論の中身が国民やそして私たちに知られるようにしていただきたいと強く要望しておきたいと思います。 続いて、賃上げについて伺います。 日銀も政府も賃上げの重要性を強調しています。 岸田総理は、今年七月の経団連のセミナーで、経済界に対して、今後の春闘での三%の賃上げを求めました。これで…